「科学と学習」が廃刊になった折、6年分をまとめ買いしておいて、
毎月、愚息に渡しているのだが、そのおまけの望遠鏡よりも、やや
本格的な望遠鏡である。
驚いたのは、ピント調整用のドローチューブが、樹脂製ながら、
ラック&ピニオンで稼働することである。
また、昨年のおまけでついてきた銀塩カメラで撮影することを前提
として設計されている点も素晴らしい。
天文ファンとしては、さらに、対物レンズの焦点距離が無難に長く
とってあることである。
私も覗かせてもらったが、キッチリ見える。
架台はあまりにもチャチで、観測に耐えられる代物ではないので、
私のカメラ三脚に固定した。
これもネジが三脚の運台のネジと同じ規格になっており、拍手だ。
写真は西に傾いた月を覗いているところだがこういう姿を見ていると
自分が天文に目覚めた頃を思いだす。
学研の科学の付録の、同じような光学系の望遠鏡。
の三脚に、紐で固定し、初めてハッキリ見えた、月のクレーター。
全てはあれから始まった。
私の人生に、天文がなかったら・・・なんて想像ができない。
懸命に月を視野に導入しようと頑張っている愚息を眺めながら、
そんなことを思い出した。
もちろん、彼にもうちの主力機の30cmクラスも覗かせてはいるが、
「自分の望遠鏡」は格別のものなのだろう。
日中も、遠くの景色を見たり、楽しんでいる。
もちろん、押しつけるわけにはいかないので、今後、愚息が天文に
ハマってくれるかは、疑問である。
まあ、「誘惑する」ぐらいの権利は親にもあるだろう。

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