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こうじ@ Re:阪神梅野2軍落ち 和田監督「修行に行かせる」 主力ピッチャー上手くリード出来ない仕方ない
2016/02/24
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カテゴリ: タイガース


やっぱり阪神の監督は怖い方がいよいと思う。





対照的な金本監督の怖、矢野コーチの明
宜野座で見えた猛虎の“超変革”

sporttsnavi 山田隆道
2016年2月24日(水) 10:30


評判通りの活気あふれるキャンプ



 今年も沖縄に行ってきた。宜野座村で行われている阪神の春季キャンプを見るためだ。私は毎年この地を訪れているのだが、今年は特に楽しみにしていた。なんといっても、目玉は金本知憲新監督が掲げるチームスローガン「超変革」。これまでのキャンプと比較して、どこがどう超変革なのか。興味は尽きない。

 私が宜野座を訪れたのは第3クールに入ってからだ。

 事前に各種メディアが発信する情報をチェックしたところ、今年の阪神キャンプは実に評判が良い。なんでも、以前より明るく厳しく、とにかく活気に満ちているという。

 実際に練習を見ると、確かに評判通りの活気を感じた。中でも目立ったのは、新任の矢野燿大・作戦兼バッテリーコーチの明るさだ。もともと爽やかな笑顔と朗らかな性格、そして饒舌ながらも知性を感じさせる話術など、すなわちタレント性の高さに定評があった矢野コーチだが、それはコーチになってからも存分に発揮されており、周囲を華やかにさせていた。ノックを打つ際には選手以上に声を張り上げながら、時にはギャラリーとも軽妙な会話を交わす。ファンもみんな笑顔だった。

息苦しくなるほどの緊張感も横たわる

 しかし、そんな明るさ以上に印象に残ったのは、活気ある練習の背後にどっしりと横たわる、金本阪神のもうひとつの顔。それは息苦しくなるほどの“緊張感”だった。



 そんな金本監督の怖さはブルペンをも包んでいた。捕手陣の背後に仁王立ちし、主に若手投手のピッチングをこれまたバット片手に凝視する。2013年のドラフト1位左腕・岩貞祐太には特に期待しているのか、ピッチングの途中で自ら左バッターボックスに入り、打者目線で岩貞の投球をチェックする場面もあった。

 これも迫力満点だった。通算2539安打、476本塁打の大打者が、現役時代と変わらない威圧感たっぷりの構えで投手・岩貞を鋭くにらみつける。対する岩貞はさぞかし緊張したことだろう。あきらかに肩に力が入っていた。

 それでも翌日の新聞などには、金本監督が岩貞の投球をたたえる巧みなコメントが掲載されているからおもしろい。メディアから伝わってくる金本監督の明るさとは、きっと取材慣れしている金本監督ならではの“練習後”のマスコミ対応によるものなのだろう。少なくとも、“練習中”の金本監督がまとっていたのは緊張感と怖さだった。


阪神には怖さを感じさせる監督が向いている



 かつて阪神監督を務めた野村克也氏は「阪神の選手は周囲からチヤホヤされやすいから、怖い監督のほうが適している」と後年語った。実際、03年に阪神を18年ぶりのリーグ優勝に導いた闘将・星野仙一氏は、その怖さを感じさせる監督の代表格だった。

 そう考えると、金本監督の怖さにはおのずと期待してしまう。なにしろ、過去2年連続で諸事情によりキャンプインが遅れたゴメスが今年は初日からキャンプに参加し、早出特守に顔を出しているのだ。あのラーメン大好きメッセンジャーが昨年よりはるかに体を絞っているのだ。あの西岡剛がそもそも真面目に練習しているのだ。組織のトップに立つ人間の怖さが、配下に緊張感を生むというのは、大人も子供も一緒なのだろう。

 また、金本監督に怖さがあるからこそ、参謀役を期待されている矢野コーチの明るさがますます際立ち、良い意味で絶妙なバランスを生んでいるようにも見えた。対外試合などのベンチでは金本監督のそばに矢野コーチありといった光景がよく見られたため、この“怖”と“明”のコントラストは新たな名物になりそうだ。

新庄をほうふつとさせる横田

 一方で、金本監督は新人監督らしく自ら精力的に動き回り、頻繁に選手たちを直接指導していた。とりわけ、阪神の長年の課題とされている和製大砲の育成には力を入れているのか、陽川尚将、江越大賀、横田慎太郎など長距離砲の資質を秘めた若手選手に金本監督自ら声をかけるシーンは何度もあり、まるで打撃コーチのようだ。

 さらに若手の打撃練習の時間自体、これまでのキャンプよりも間違いなく長くなっている。打撃ケージの背後に金本監督をはじめ打撃コーチ陣が勢ぞろいし、見ているこっちが緊張してしまうほどの威圧感の中で、若虎たちが懸命にバットを振り続ける。

 特に横田は噂通り魅力的な選手だった。練習では首脳陣の指導に何度も首をかしげる場面が見られ、まだまだ成長途中といった印象を受けたが、実戦では不思議と快打を連発している。決してスマートな打ち方ではないものの、身体能力と野性味があって、要所で好結果を出すところは、なんとなくかつての新庄剛志みたいだ。売り出し中の若虎だったころの新庄も、今の横田みたいに妙な魅力と華があって、見ていて楽しかったものだ。


待望だった若虎によるポジション争い


 それにしても、こういう若虎たちの光景は本当に待望だった。

 思えば和田豊前監督、その前の真弓明信監督の時代は、03年と05年にリーグ優勝を果たしたチームの余力を、FAなどの補強によって必死で持続させようとしていた、言わば“阪神タイガース延命時代”だった。だから、どれだけ若手育成が叫ばれようとも、次々にベテランの大物選手が入団してくるため、実質的に若手選手が奪えるポジションは少なかったわけだが、今年は本当に違う。金本監督は現時点でのレギュラー格を福留孝介、鳥谷敬、ゴメスの3人だけとして、残りは白紙だと公言している。そういう正当なポジション争いの中、若虎たちが切磋琢磨(せっさたくま)する様子をずっと見たかったのだ。



 また、西岡剛、上本博紀とセカンド争いを展開中の大和だって、再び外野に回れば脅威だろう。なんといっても、大和は14年に外野手でゴールデングラブ賞を獲得した名センター。かつての赤星憲広や新庄ら、広い甲子園のセンターには名手の伝統がある。

 金本監督が掲げる超変革とは、若虎たちの激しいポジション争いの中から待望の和製大砲を育成することであり、さらには5年先を見据えたチーム全体の世代交代のことだと理解している。そうなってくると、今度はチームリーダー・鳥谷の後継者というところも気になってくるのだが、それはまた次回。



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Last updated  2016/02/24 03:13:55 PM
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