息子にピーターのことを聞くと、いなくなる数日前に孫に対しての態度が変だったと言う。戦後、チェコから無一文で移民したピーターは命を大切にと息子に教育してきたから自殺はあり得ない。
彼の部屋に裁判のときに書いていたメモがあり、途中で書くのをやめた形跡があった。その日の審理のあと彼は陪審員をやめたいと申し入れていたらしい。
きっかけは裁判中に被告が立ち上がり大声で暴言を吐いたことによることのように見えたがそれだけではないらしい。
ある女性と交際していたこともわかる。彼女は裁判所の前でピーターが誰かと言い争っている場面を見ていた。ピーターが陪審員をやめたいと言ったことを知って思いとどまるように必死で頼んでいたらしかった。
知り合いの弁護士のところへ遺言状の書き換えを頼みに来た事実も判明。
遺言は相続人に女性一人が加わり、絵画1枚も加えると言う。
息子もつい先日までこの絵画のことは知らなかったが気になって見た印象を画商を通して盗品のデータベースで見たところ、戦時中にドイツで盗品となった作品だとわかった。
そこで浮上してきたのが、ドイツ軍の戦犯。しかしピーターはその時代にはまだ子供だったはずで年齢が合わない。
しかし実際にそういった人物を誘拐して投獄された人物が、数年で釈放されている事実もある。
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戦争という行為はいつまでもいつまでも暗い影を残します。
戦時中たくさんの人の命を奪った人物が罪の意識もないことを知ったら、あなたはどうしますか?って問いかけられているような気がしました。
日本では過去になっているけれど戦争や内戦を現在進行形の国で次々と次世代に悪影響を及ぼす事態を生み出していることは間違いありません。
けれど現代が作り出した法の制度が「正義が通るのに時間がかかる」と言い切ってしまっていいのか疑問です。
同時にこの陪審員制度は日本が始めようとしている裁判員制度として真似しようとしているパターンだと思えてきて不安としかいいようがありません。
勝手に制度を始めることになってしまっているけれど、一般人であるわたしたちは何の賛成意見も求められませんでした。
アンケートをとると過半数が反対を述べているこの制度をなぜごり押ししようとするのか、お上の考えることは全く理解不能です。
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雨だったので散歩はできませんでした。
訪ねてきた友人とお茶を飲みながら話をしました。
彼女は勤続28年で会社を退職。
しかしその退職金を聞いてぶっとびました。
金融機関って潤っているのね。。わたしは現在勤続13年ですが、定年まで勤めても彼女の3分の1くらいしかもらえない計算です。それも会社とは言うものの景気に大きく左右される一般企業。そのときになってから「出せない」と言われる可能性だって十二分にあるわけで。
経済的なことだけを考えると、安定企業に就職することが老後の安心につながるんだなあ、と切なくなりました。
人生はお金だけじゃない、と言うのは簡単ですが、実際金銭的に苦しければ健康を害したときに身動きがとれなくなります。保険会社がCMに力を入れる理由もはっきりしています。
健康第一、、、ですね、貧乏人は特に。。身につまされる。
いや、今健康でいるありがたさを感謝すべきでしょうか。
なんだか複雑な午後でした。
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