２月２５日ネッツ対ウルブズ | AMERICAN SPORTS BAR

２月２５日　ネッツ対ウルブズ

「２月２５日　ネッツ対ウルブズ」　　　　　　　　

今日は、ネッツが敵地ミネソタに乗り込んでの試合。ネッツが１５連勝できるかに注目が集まった。相手のミネソタは今年のＭＶＰ候補のＫ・ガーネット、Ｓ・キャセール、Ｌ・スプリューウェルの“トリプレッツ”を擁する。しかも、現在ウェスタン・カンファレンスの２位につけている。ネッツは今までのように簡単には勝てないだろう。

しかし、今夜は“トリプレッツ”の一角のＳ・キャセールが右足首の故障で欠場している。そうすると、Ｋ・マーティンとＫ・ガーネットのパワーフォワード対決になるなと予想した。前半は予想通り二人の“Ｋ”がゲームを支配した。前半の二人のスタッツ（成績）は、マーティンが１０点、９リバウンド、ガーネットは１２点、７リバウンドを稼ぎ３２対３２の五分で前半を終了した。

前半は両チームともターン・オーバーが多くスローな試合展開だった。（前半終わって３２対３２はかなりのロースコア）後半のネッツは、フィールド・ゴール成功率を上げること（前半は３９％）と、ガーネット以外の得点を抑えることが望まれる。ミネソタもフィールド・ゴール成功率を上げ（前半３７％）、前半は眠っていたスプリューウェルの奮起に期待したい。

後半に入ってもダブルＫは得点を重ねた。二人とも第３クオーターが終わり１８点。得点は５５対５４でミネソタの１点リード。まだシーソーゲームは続いている。

そして第４クオーター。ここからミネソタにモメンタム（流れ）が傾き、点差が開き始める。その主役は、Ｔ・ハドソン。今日は怪我のキャセールの代役だが、それを補うのに余りある活躍をしている。（キャセールはシーズン平均２０点）

しかし、ネッツも連勝中の余勢を駆って最大１５点差まで離された点差をキトルズ、コリンズの活躍で１０点差まで縮める。だが、ここで前半眠っていた“トリプレッツ”の一人のスプリューウェルが眼を覚ました。残り２分で相手の追撃ムードの芽を摘み取る３点シュートを決めて１３点差とした。

結局、８１対６８でネッツの連勝が１４で止まった。ネッツの敗因は第３クオーターまではのっていたマーティンが、第４クオーターは無得点だったところだ。それと最後までフィールド・ゴール成功率を４０％以上にもっていけなかったことだ。（最終的に３９％）対するミネソタもガーネットが第４クオーターは無得点だったが、ハドソンが爆発しフィールド・ゴール成功率を４４％に上げたことが勝因だろう。（ハドソンは２９点を稼ぐ）

ネッツは連勝が止まったが、選手は落胆していない。試合前にジェファーソンは「今日勝てば１５連勝だって？関係ないよ。シーズンの８２試合の内の１試合にすぎないよ。」と言っている。キッドも「今はプレイオフじゃない。負けてもそれで終わりじゃない。」と語る。選手達は目の前の試合を１試合戦うだけだ。このままだったら日曜日のマイアミ・ヒート戦に影響は出ないだろう。

好調ネッツの１５連勝を止めたミネソタの強さは本物だ。ミネソタはこれだけ選手層が厚いので今年はプレイオフの１回戦は突破できるだろう。７年連続プレイオフ１回戦敗退という不名誉なＮＢＡ記録もストップできるかもしれない。

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