今年のNYにまつわる”3”という数字

「今年のヤンキースにまつわる3という数字」    

今年のヤンキースの補強はJ・スタインブレナーオーナーの「今年は“3”人の選手を獲れ」という大号令のもと始まった。一人目は、G・シェフィールド。次に、K・ロフトン。そして最後にA・ロッドだった。B・キャッシュマンGMが忠実にボスの教えを守り全員獲ってしまった。A-RODの加入(おそらく)でヤンキースは史上最強打線が完成する。下に2004年の予想打線を書いてみる。
1番 (中) K・ロフトン
2番 (遊) D・ジーター
3番 (三) A・ロドリゲス
4番 (指) B・ウイリアムス
5番 (一) J・ジアンビ
6番 (右) G・シェフィールド
7番 (左) 松井秀喜
8番 (捕) J・ポサーダ
9番 (二) E・ウイルソン
以上のように予想される。この打線で“3”つのクリーンアップが出来上がる。1番~3番は機動力もあり、1発も期待できる。4番から6番は1発の魅力はもちろん、確実に走者を返せるスプレーヒッターが揃っている。7~9番は場面に応じた打撃が出来る打者が揃っていて、1発も期待できる。これで何処からでも得点できる超重量打線が出来上がった。

去年もA・ソリアーノがいて、機動力もあったがソリアーノはどこかむらがあるバッターだった。それがチャンピオンシップとワールド・シリーズの2シリーズで表れた。ソリアーノは2シリーズ合計で5打点しかあげることが出来なかった。アメリカではポストシーズンで活躍しない選手は必要とされない。それが常勝軍団のヤンキースならなおさらだ。それから、守備面でも少々不安がある。時にはスーパープレーも見せるが、時にはなんでもないゴロをトンネルする。

このオーダーで一番不安視されるのが、D・ジーターとA-RODの共存である。しかし、それは問題なさそうだ。A-RODはサードにコンバートされることを受け入れるらしい。また、監督のJ・トーリはジーターのサードへのコンバートも考えているそうだ。どちらの結果になっても二人は友達だからいがみ合わないだろう。また、ジーターは怪我が多いのでその代わりにA-RODがショートに入れるのでA-RODの加入はヤンキースには好都合だった。(A-RODはテキサスで3年連続160試合以上出場)

A-RODの加入で最大の懸念だった“3”塁手の穴が埋まった。先発投手もクレメンス、ペティート、ウェルズの“3”人が抜けたが、バスケス、ブラウンが加入しムシーナを加えた先発“3”本柱が出来上がった。

今年のヤンキースが、チャンピオン・リングを獲得するのは間違いないだろう。そういえば、A-RODの背番号はずっと“3”だった。(ヤンキースの3番はB・ルースがつけていたため永久欠番)どうなるのだろうか。




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