2003年02月15日
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あの日は
怒った君がとても素敵に見えた。
君が怒ってくれて僕は嬉しかった。

勘違いしないでよ。
いつも何時も怒った君が好きな分けじゃないよ。
微笑んでいる君が好きなんだよ。
僕とキスする君が好きなんだからね。
指先を絡めて一緒に歩く君が好きなんだ。
寝息を聞かせてくれる君が大好きさ。


食事の時から怒っていたのは分かった。
箸使いの上手な君なのに あの日に限って
色んなものが箸の隙間をすり抜けていったね。
僕が何を話しても君は何も言ってくれなかった。

いや交差点で一言『帰る!』と言われた。
僕はビックリさ 慌てちゃったよ。
今まで こんなに決然と言われた事は無かったから
『もしかして もう終わっちゃうの?』
僕の心を冷たいものが通り過ぎて行った。
大好きな君と別れるなんて僕には考えられない。
君の腕を掴んで公園に連れていったのは

君を引き止めようと必死になったのが分かったでしょ。

怒らせた原因は何時ものように僕だったね。
君から聞いた原因 僕には考えも及ばなかったけれど、
僕の思いやりの無さからきた事は確かだね・・御免なさい。

そんな風にして君と話しいたら とても素敵に見えてきたんだ。

これが二度目かな?
一度目は出逢った年の年末 覚えているよね。
あの時も君は真剣に話してくれた。

『素直に話そう』と君は言ってくれるけど、
君自身は僕に素直に話してないように僕は感じてた。
素直に君は話しているつもりでも
心の何処かで感情を抑えているような気がしてた。

それが今回の怒りでは違っていた。
君の心の奥底にあるものが そのまま僕に向けられてきた。
怒られて 文句を言われているのに 嬉しく感じた。
この気持ち 分かるかな。
怒られて嬉しくなるのも不思議だけど
本当に嬉しかったんだ。
それはね 君の気持ちが分かったからね。

『何も言わなくても私の気持ちは分かるでしょ』と君は言う。
確かに分かる・・分かろうとしてるけれど
君の言葉 君の口から飛び出してくる心の言葉
これに勝るものはないよ。
だから怒られても嬉しかったんだ。
御蔭で楽しいバレンタインデーを過ごせたよ。

でも怒ってばかりは嫌だからね。





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最終更新日  2003年02月15日 13時26分07秒
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