釣りの前に、腹ごしらえ。南佐久郡S町の商店街に向かう。おそらく、メインストリートかと思われる通りに駐車。駐車場の横に「狩猟禁止区域」の看板が立っていて、食欲に影響しかねない危機感を感じる。
C軒という食堂に潜入。昨年、床屋のH君と入った中華料理屋風食堂で、老人3人きょうだいが営んでいる。小さな店だけど、それぞれが担当を持っているようだ。それが功を奏してか、味は悪くない。

さて、C軒から車で3分ほどの川岸に到着後、ルアーを投げる。釣れるヤマメはちょっと小さめ。S君はルアーよりも小さい魚を掛け、全身汗びっしょりになってエキサイトしている。魚も小さいが、彼のスケールの小ささに涙する。
夕方になり、僕が釣った渾身の1匹。立ちこむ位置、ルアーを通すライン、そしてランディング。お見事としか言いようがない。

釣りは、朝ばかりが面白いわけではない。たくさん釣れれば面白いわけでもない。釣りを育む環境が大切なのだ。場末の食堂や小さな魚、思い通りに釣った魚があって今日の釣りは成り立ったのである。あっそうそう。運転手のS君も一要素に入れておこうか。