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慶夢

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January 9, 2005

正月も今日は９日である。

ついてのコラムがあったので少し書いてみようと思った。
そのコラムのことではない。

私が小学校３年生だった頃のこと。
もうだいぶ昔の話になる。マンガ雑誌の新年特別号とかがあって
その中に大懸賞というのがあった。
新年号というので１等から１５等位まで景品が当たるというものであった。
通常はせいぜい７等位だったように思う。

4つ違いの姉がいて、「ハーモニカ」が当たった夢を見たと話した。

たいして気にも止めずに夢のことは忘れていた。
が２月頃であったか学校で担任の先生に呼ばれたのである。
何か悪い事したかな？と思って行って見ると、
「お前にこんなものがきているぞ」と小さな包みを渡されたのである。
見るとその雑誌社の名前がある。
その時初めてあの夢を思い出したのである。
ああ、あれは「まさ夢」というものだったのだと。
それ以来、正夢はあるものと思うようになった。
人は懸賞の景品を覚えていたからたまたまそんな夢を見たのだと
言うかもしれない。

それを認識はしてなかったし,ハーモニカの景品があるのは
当たってから知ったのである。
それはまさしく「正夢」であると思う。

何時であったかテレビでノーベル賞をとった科学者が夢で見た
「かたち」が求めているものであった。ということを放送していた事があった。

もう１０年ほど前になるが住宅購入のことがあって
買った場所の夢をみたのである。

まもなく購入ということになった。その夢の感じとは違っていた。
借家住まいであるが子どもの学校などのこともあり
購入した方は事務所として使用する事にして通う事にした。

ある時通勤の為通る場所で「はっ」と気付いたのである。
忘れもしないあの夢の場所はここだったのだと。
それは前に地域ニュース写真として掲載した体育館内の公園を
抜ける通路であったのである。

今,いつも通るたび思うのである。
ここがあの夢に出てきたところだ。
何かの縁によって私は生かされているのだ。
感謝しなければならないのだと！

その他の正夢もいろいろあるがその話は
また次の機会にしたいと思う。

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