エレン太のクローンなダイアリ

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カテゴリ: 知識
緩解期の定義らしきものをネットで検索しました。いろいろ出てきましたが、以前特定疾患認定申請でも見かけたIOIBD(index of inflammatory bowel disease)が、何度も出てきました。

そこで、IBD NAVI(http://www.ibdnavi.net/meal/2.html)から、引用させて頂くと。

◆IOIBDスコアによる活動度評価

1.腹痛
2.1日6回以上の下痢または粘血便
3.肛門部病変
4.瘻孔
5.その他の合併病変
6.腹部腫瘤

8.38℃以上の発熱
9.腹部圧痛
10.10g/dl以下の血色素量
*各項目のスコアを1点とする
活動期:スコア2点以上かつ赤沈値及びCRPの異常を認めるもの
緩解期:スコア1又は0点、かつ赤沈値及びCRPの正常なもの

となるそうです。

これら10個の症状で、当てはまるものを「1」として加算していき、その加算値と赤沈とCRPの値で活動期か緩解期を決めるらしい。

それで自分の状態を分析してみますと、これが、なかなか難しい。腹痛とか、あるときはあるけど、無いときは無いし、痛みの原因がクローンなのかどうかも不明。腹部圧痛なんてのも同じ。こういう数値でない判断基準は、どうも、この判断基準を決めた研究者の力量不足を物語っているとしかいいようが無い。

まあ、揚げ足とりのような発言は、これくらいにして。数値化されてない基準値は、明らかにいつもその症状を感じるということにして、答えると。

1.腹痛 -> No

3.肛門部病変 ->No
4.瘻孔 ->No
5.その他の合併病変 ->No
6.腹部腫瘤 ->Yes
7.体重減少 ->No

9.腹部圧痛 -> No
10.10g/dl以下の血色素量 -> 13.8g/dl(2006/7/12) No
赤沈 不明 CRP 0.3(2006/7/12)

となる。スコアは1で、赤沈は不明であるがCRPは陰性となる。ということは、判定は緩解期。別に緩解期だからといって、うれしいとか何もないのだが、よく見ると、この判定基準なにやら抜け道がある。

もう一度、判定のところを見ると

活動期:スコア2点以上かつ赤沈値及びCRPの異常を認めるもの
緩解期:スコア1又は0点、かつ赤沈値及びCRPの正常なもの

スコアと炎症反応(赤沈とCRP)が「かつ」で条件判断されることになっているから、これだと、スコアは「2」以上だが、炎症反応は「陰性」あるいは、スコアは「1または0」であるが炎症反応は「陽性」の状態が起こりうるが、これらの状態は何期?

無理に言葉を当てはめると、前者なら活動予備期とか、擬似緩解期とか。後者なら、もしやクローン病でなく他の病気とか。いろいろ考えられます。

今年の4月に体調を崩したとき、CRP:0.5 血沈:22/40 でしたが、スコアは「1」でした。この状態って少なくとも、緩解期でないのは確かですねえ。んーー難しいです。緩解期って。

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最終更新日  2006.08.13 12:10:38
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