新聞の一面に生活保護費削減の記事があった。
そこを読もうとしたら,既に読み終えていたほん太が質問した。
「『生活保護費を削減』ってどいうこと?」
「生活保護の費用を少なくすることだ。」
「イラクなんかに自衛隊を派遣せずに,(お金を)ここに回せば,
いいじゃないの。」
「おとうさんは,ほん太のいうとおりと思うよ。」
ほん太は,いつも朝一番に新聞を取りに行き,
隅から隅まで読んでいる。
趣味の一つが新聞という具合だ。
そんなほん太が,自分で考えて意見を述べたのである。
・・・・・・
長女の学校では,いわゆるインターシップがあるようだ。
「今度老人ホームに行くよ。」
「じゃ,バイオリンを弾いてあげたら。」
妻も
「いつも施設にいる人に生の音楽は喜ばれるよ。」
と口添えした。
施設の都合もあるので,長女だけの都合でバイオリンを聴いて
もらうことはできない。
もし,これが実現したら,大好きな音楽を通じた
よい経験になると思う。
・・・・・・
夕方,○ちゃん,ほん太とじゃがいも堀に行ってきた。
長女が,
「どうして,じゃがいも堀をするの?」
と質問した。
「土をいじったりして,心豊かになってほしい。」
と答えた。
何年間もじゃがいも堀を続けてきた。
お金のことを考えれば,スーパーで買えばいいかも知れない。
農家の人から,大根とキュウリをおまけに頂いて
衣装ケース3個分のじゃがいもを掘ってきた。
遠い遠い未来,じゃがいもを見て,
子どもたちは,何を思い出すのだろうか。
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