「6時半」
「6時じゃないの。」
「普段は6時だけれど,夏休みは6時半」
「6時半に起きて何をやるの。」
「風呂に入る。」
「じゃ7時からはあん子ちゃんがピアノでいいね。
ぽん太は8時からピアノだ。」
朝6時が6時半になっているが,論争しても起きるのが本人だから
ほん太の口で6時半というならば,それもよしとした。
・・・・・・
今朝,ぽん太は6時半に自分の意志で起きた。
そして風呂に入った。
とりあえず,予定どおりだ。
・・・・・・
「海峡を渡るバイオリン」によると
バイオリンの音色は人間の耳に聞こえない高いヘルツ音が隠し味という。
人に聞こえない倍音があるという。
鳥のさえずりが,人に心地よく聴こえるのは,
人間の耳に聞こえない音があるからだ。
また,ミミズは体を震わせて音を出すそうで
この音がバイオリンの音色ににているそうだ。
(そういえば,CDの音を聞くことが堪えられない人が
おり,CDメーカーに抗議をした人がいた。
なぜならば,CDを制作する過程で人間の耳に聞こえない音をカットする
そうだ。そのカットで音楽が聴くとことができなくなったといっていた。)
そこで,バイオリンが聴きたくなったが、
あん子は,反抗期か,私の前で弾いてくれない。
そこで,ぽん太は,バイオリンをやめが,
まだ簡単な曲くらい弾けると思うので,
夜ぽん太と交渉をした。
「とうさんがバイオリンを聴きたいときにバイオリンを弾いてくれたら
お礼に10円あげるよ。」
「いいよ。10回で100円,100回で1000円か。いいね。」
そうしたら,妻が割って入った。
「キラキラ星なら,私も弾けるから,10円頂戴」
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