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海タロウ

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2007.01.28
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少し人権の話をしようと思う。 

川の水は川上から川下に流れる。

あるいは

1+1=2

これらは,証明ができる。

価値の問題ではなく,事実の問題である。

「なぜ,人を殺してはいけないのか。」

という問題が少し前に世情を賑わした。

ある人は,この質問をすること自体が愚問だといったり,

どんな育ち方をしたのか,質問者に対し,問題にされた。

いろいろな識者がこの問題について,答えていた。

この問題は実は,自然科学と,社会科学には

全く方法論が別であることを考えていない。

なぜ, 道路交通法は人を道路の右側に歩かせるのか。

そのように決めた方が便利だからである。

道路は,人は右とした。

事実ではなく,人が決めたのである。

そして,「なぜ人を殺してはいけないのか。」

人を殺さない方がよいとしたのである。

人間が社会生活を送るために,

最も人間の命が価値があると決めたのである。

したがって,人間の命がもっとも価値があることは,事実の問題では

なく,価値の問題である。

価値の問題であるから,ヒットラーは

ユダヤ人は,殺してもいい人間として人間の価値を否定したのである。

もう一度考えてみたい。

世の中で人間の命は無条件で一番価値があると考えるべきである。

どんな人もこの世に生を受けた以上,無条件にその命に価値があるのである。

命の価値が平等であると考えるから

子ども,老人,障害者等々みな同じくその命は平等であることは論理帰結である。

しかしながら,この問題は簡単ではない。

イラクでは,異教徒の人間の価値に軽んじている。

そして,わが国でも死刑の執行がある。

このように人間の命は平等に扱われてはいないのである。

「なぜ,人を殺してはいけないのか。」

識者はこのように答えるのであろう。

人間は当然に殺してはいけない。しかし,凶悪犯は国家は死刑執行しても

よい,他人の命を奪ったから。

識者とて,無条件に人間の命の価値を認めていないのである。

ところで,フランスでは,死刑は禁止されているが

さらにこれを憲法を改正して,憲法上定める動きがある。






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Last updated  2007.01.28 12:15:15 コメントを書く
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