~迷い人~愛を知らずに育った人間の迷走

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2010.08.08
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カテゴリ: カテゴリ未分類
先日ある番組を見ていて、
以前お付き合いのあった元某会社の専務が出演されていました。

その番組の中で、紹介されていたデータで愕然としました。

最近、大学生と接する機会が多いのですが、
日本人の大学生と、海外からの留学生で

「働く」という事に対する意識の違いをよく感じます。

特に中国からの留学生。

本当に「働く」事に貪欲。

ただし、「働く」目的が、





そして最も日本人の大学生と違うのは、

その企業に入りたい理由、俗に言う「志望動機」にはほとんど触れません。

自己アピール、自分の能力、スキルのアピール

「自分はこんなにすごい人間、御社は買いますか?買いませんか?」

そんな面が目立ちます。



日本企業の場合、能力、スキルも大事ですが、

志望動機の強さ、志望企業がオンリーワンであるかどうか

そして、その企業の組織風土に合うかどうか


など、応募者自身のスペック的な面以上に、相性も重要な要素になります。



けど、相性的な部分、志望動機の強さなど求める国って、

実は日本ぐらいなんですね。世界的に見ても。





なんで、新卒者の採用になんでそんなにお金と手間がかかるんだと言われたとして、

日本の新卒採用の独特な面をレポートした事がありますが、

それほど日本の新卒採用は独特なものなんです。



そんな中、日本企業では、優秀かつ貪欲な人材を採用するには


1.日本人の採用は少なくして、優秀かつ貪欲な海外からの留学生を積極的に採用すべき。




というふたつの考え方が交錯しています。



1を日本企業が選択すれば、日本人の失業者は間違いなく増加するのと

海外へ日本の資金が流出します。



ただ、今の日本の大学生に接していると、日本企業が1も2も考えるのは仕方がない

とも感じてしまいます。



日本青少年研究所が発表している調査には

日本とアメリカ、中国、韓国と比較し以下のように報告されています。


調査の目的


日本の若者に注目すべき現象が起きている。「偉くなりたくない」といい、

「暮らしていける収入があれば、のんびりと暮らしていきたい」という。

他方、国など公共機関の幹部になることを回避する状況があり、

これに対応するかのように、学校では、クラス委員になり手が少なくなっている。

この現象は、「意欲」がないことを基盤としているといえよう。

諸外国の若者と比較してみると、日本の若者は「現在志向」であるのに対して、

多くの国の若者は「未来指向」が強いと考えられる。


日本の若者の意欲を根本的に考え直し、

これでよいのか、改めるべき点があるかを吟味しようとするのが、

本調査の基本的立場である。


日本社会は高度成長を遂げて、満足化社会ともいわれている。

そこに新しい文化が生まれているとも考えるべきで、

これを「やる気の心理学」とでもいうべき分野では、

その社会の文化を基盤として考察すべきだと主張されている。

要は新しい文化が生まれつつあるのではないかという立場である。

このように考えると、本調査は青春真っ盛りの高校生を対象とするものである。


高校生は本来、未知のものに挑戦する年代である。

その彼らの生活と意識を通じて検討しようとすることとなる。

その意味では青春白書とでもいうべき報告書といえるだろう。


また、本調査では、社会や経済状況、文化などの異なる外国との比較をも行うため、

お隣の中国、韓国、そしてアメリカの高校生にも同じ質問を行った。

質問は多岐に亘っている。


進路や希望、若いうちにやりたいこと、生活意識や人生目標、

職業選択などについて質問をした。


4)調査結果の概要

1.卒業後の進路

「国内の一流大学に進学したい」
⇒日本20.4%、米国24.7%、中国37.8%、韓国28.5%

2.若いうちにぜひやっておきたいこと

日本:「一生つきあえる友人を得たい」
「趣味や楽しいことを思う存分やっておきたい」
「いろんなことを経験したい」

米国:「将来、役に立つ技術や資格を身につけたい」
「いろんなことを経験したい」
「一生つきあえる友人を得たい」

中国:「一生つきあえる友人を得たい」
「将来、役に立つ技術や資格を身につけたい」
「高い学歴を得たい」

韓国:「一生つきあえる友人を得たい」
「お金儲けをしたい」
「趣味や楽しいことを思う存分やっておきたい」

3.生活意識

日本:「暮らしていける収入があればのんびりと暮らしていきたい」

米国:「一生に何回かはデカイことに挑戦してみたい」

中国:「やりたいことにいくら困難があっても挑戦してみたい」

韓国:「大きい組織の中で自分の力を発揮したい」

4.人生目標

日本:「たくさんの友達をもつ」

米国:「円満な家庭を築く」

中国:「お金持ちになる」

韓国:「自分の趣味や興味をエンジョイする」

5.偉くなることについて

日本:「責任が重くなる」「自分の時間がなくなる」

米国:「自分の能力をより発揮できる」「周りに尊敬される」

中国:「自分の能力をより発揮できる」「責任が重くなる」

韓国:「周りに尊敬される」「自分の能力をより発揮できる」

6.偉くなりたいか

「偉くなりたいと思う」(「強くそう思う」)
⇒日本8.0%、米国22.3%、中国34.4%、韓国22.9%

7.将来就きたい職業

日本:「営業・販売・サービス職」

米国:「医師」、「デザイナー」、「スポーツ選手や歌手」

中国:「会社・企業の経営、管理職」、「公務員」、「法律家」

韓国:「小中高校の教師」「会社・企業の経営、管理職」「デザイナー」

8.心情

「よくいらいらしている」日本28.0%、米国18.4%、中国17.8%、韓国13.2%
「よく疲れていると思う」日本50.0%、米国38.2%、中国31.8%、韓国37.0%

9.自分の特徴

4ヶ国の共通項目:「好きなことに一生懸命に打ち込む」、そのほかに

日本と韓国:「与えられたことを頑張ってする」「誰とでも仲良くできる」

米国と中国:「人の世話をすることが好き」「何にでも疑問や関心をもつ」



特に9の自分の特徴で
日本と韓国の共通項目と米国と中国の共通項の違い。

これまで、テクノロジーを生み出してきた日本がどうなるのか

何だか心配になるし、

一生懸命働いてくれる
という観点から

日本の若者のマネジメントがより難しく複雑なものになっていっている事が
納得できる。



さて、日本の労働市場はどうなっていくのか?



正念場ですね。





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Last updated  2010.08.08 09:03:32
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