こっぱんの日記

こっぱんの日記

2012.01.09
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カテゴリ: 美術・博物・展示
今日は、午前中は、昨日留守録画したテレビ番組の「ファイブレイン」や「平清盛」などを見たり、雑事をして過ごし、午後は、大阪歴史博物館で開催されている『柳宗悦展」を見に行った。

柳宗悦(1889-1961)は、民芸運動の創始者で、当初は「白樺」の中心メンバーとして西洋美術の紹介を行っていたが、たまたま贈られた朝鮮の陶器に興味を持ち、朝鮮にわたり多くの実用品の中に美を見出す。その後、日本国内の職人の手がけた品々に目を向け「民芸」という言葉を生み出す。1936年、収集した民芸品を展示するために「日本民芸館」を創設した。

今回の展覧会は、「日本民芸館」の所蔵する民芸品を中心に、柳宗悦の業績を紹介する品々400点余を展示したもの。柳宗悦が、それまで埋もれていた各地の名品を見つけ出し、世に紹介し続けて来たかがよく分かる展覧会である。朝鮮の陶器、木工日用品・道具、木喰仏、大津絵、藍絵、船箪笥、紅型、芭蕉布、アイヌの衣裳・道具、台湾の民具、ほか日本各地の民具が展示されていた。

柳宗悦は、これらの発見結果をそれぞれ論文にまとめ発表していて、その原稿や製本なども展示されていた。

第1章 プロローグ
 柳宗悦の生活と交友を概観する22点。

第2章 「白樺」の時代ー西洋美術から工芸へ
 志賀直哉、武者小路実篤、バーナードリーチ、ロダンなどとの交友時代から朝鮮民具への目覚めまでの64点。

第3章 柳宗悦の眼ー民芸の発見と民芸運動
 国内外で見つけた美しい民具のかずかず141点。

第4章 柳宗悦の心ー美心一如
 柳宗悦自身の作品、盟友浜田庄司、河井寛次郎、棟方志功らの作品70点。

第5章 柳宗悦から柳宗理へー日本民芸館の歩み
 第3代民芸館長柳宗理氏のデザイン作品を中心に国内外の工芸デザイン作品107点。

写真は、左:柳宗悦、木喰仏地蔵菩薩像、真鍮燭台、染付蘭文字入壺、染付秋草文面取壺、右:竹梅鶴文様紅型衣裳(首里)、バタフライスツール(柳宗理)、芯切鋏(京都府)、ガレナ釉筒描山羊文皿(B.リーチ)、鉄釉双耳仏花器(苗代川)、鉄地鉛象嵌長生文六角筆筒(朝鮮)、マキリ(アイヌ)。

歴史博物館では、常設展示場で、特集展示「摂河泉の古瓦」が行われていた。古代より、摂津、河内、和泉の地には、今では姿も形もない多くの寺(発掘されただけで59か寺)があり、それぞれに特徴ある屋根瓦を持つ寺院が存在していたのだ。発掘された瓦から当時の寺院の繁栄を推測させる展示だった。瓦の模様から、寺の系列なども分かるそうだ。

博物館の帰りに大阪天満宮を通ったら、ちょうど天満えびすで人が賑わっていた。この地には昔から堀川戎が有名であるが、こちらは超満員の人出。まだまだ天満えびすの知名度は低いようだ。





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Last updated  2012.01.10 10:05:36
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