こっぱんの日記

こっぱんの日記

2012.06.01
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カテゴリ: 旅行・ハイキング
今日は、ジパング倶楽部の企画で「至福の一日 大津月心寺の絶品精進料理と追分の走井庭園鑑賞」というイベントに参加した。橋本関雪別邸月心寺のほか、石山の建部大社、山元春挙の別邸記恩寺の3か所を巡る旅だった。

10時ちょうどの新快速に乗り、京都駅には10時30分に着いた。八条口の団体バス乗り場には、今日一日世話になる明星観光バスが来ていて、ガイドの案内で指定された席に乗り込んだ。私の席は、運転席のすぐ後ろの窓側で、前も右車窓も視野が広く最高の場所だった。これまで何度も観光バスを利用しているが、この席に当ったのは初めてのことで、旅の始めからいい気分にさせられた。

バスは10時50分、参加者が揃うのを待って発車、五条通りを東進し、山科で北進、旧東海道、現京阪京津線沿いに走り、11時30分に最初の目的地であり、最大のお目当てである月心寺に着いた。ここは、江戸時代は逢坂の関として賑わったところ。明治になって荒れていたのを画家の橋本関雪が別邸として購入し、一時はお寺となっていたが、村瀬住職死去後は、精進料理を振る舞う料亭となっている。

料理は、先ず、お茶、ドライフルーツ、お酒、胡麻豆腐、豆ご飯、汁もの、続いて香の物、蒸し物、炊き合わせ、焼き物、天婦羅、サラダ、麩餅と続いた。すべて精進料理なので素材はすべて野菜だ。下味が付けられているのか、みんな美味しくいただけた。女将の橋本妙さんや板前の中村氏の話を聞きながら、順に出て来る料理を1時間あまり楽しんだあと、食事中から眺めていた回遊式庭園を食後の散歩がてら見て回った。

庭は新緑が一番きれいな時期で、高低差のある回遊路には、世阿弥作の石庭、薬師如来堂、三聖祠堂、小町百歳堂をはじめ茶室などを珍しいものがたくさん置かれていた。

写真は、走井の井戸、食事部屋からの庭の眺め、同、食事部屋、食事前、最初の膳、小町百歳像、薬師如来石像、見送りをする女将さん。

食事、散策を楽しんだあと、13時10分バスに乗り次の目的地に向った。JR大津京駅、皇子山公園などを通り琵琶湖を左に眺めながら南下、瀬田の唐橋を渡って、13時45分建部大社に着いた。ここは近江一の宮と言われた遊諸なる神社であるが、度重なる戦火に巻き込まれて、古い建物はほとんどないそうだ。

宮司の方から、旧千円札、拝殿、本殿、権殿、末社、三本杉のご神木、宝物殿、神輿、男女神像などの説明を受ける。女神像は平安時代の作だそうだ。境内には、高灯籠、雪見灯篭などを配した池もあった。

写真は、建部大社一の鳥居、門、神楽殿、旧千円札、拝殿、三本杉、宝物殿、女神像の一部、御輿。



それでも、まだどんなところか判然としない。つまり、大正~昭和初期に活躍した日本画家山元春挙の屋敷跡で、昭和30年に2代清秀氏が寺を開山したが、その没後は史跡として保存、希望者の見学に応じているそうだ。ちなみに山元春挙は河井玉堂や竹内栖鳳を並び称せられる実力者だったが、早世したので今では無名に近い画家になってしまったのが悔やまれる。

3代目の当主から1時間に亘って各建物・各部屋・各調度・庭園を説明を受けたあと、自由見学をした。それぞれの説明に熱がこもり、先代画家が如何にこだわりの普請をしたかを聞かされた。いずれも最高の材質、意匠のものを使っていることがよくわかった。真正面には近江富士が見え、別の部屋からは比叡山が見える。庭には琵琶湖の水を引き入れ、庭には小舟を浮かべ琵琶湖へも出られるようになっていたとか。

写真は、部屋から琵琶顔側に広がる庭園、門、記恩堂(釈迦像を祀る)、船着場、竹の間、アトリエの釈迦像、下書きの絵。

記恩寺の見学を終え、16時10分バスで帰路に向った。往路を引き返す形で西進し、堀川通りを南下して、17時ちょうどに京都駅に帰着した。今日はあまり歩くこともなく、いろいろ珍しいものを見る事ができ、大満足の一日であった。





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Last updated  2012.06.02 10:33:58
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