地を這う虫

2022/05/03
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カテゴリ: オーディオ
一昨日の夜にオランダの歌姫Ann Burtonのヒット作かつ名盤の「Blue Burton」を聴きました。40年くらい前に買ったレコード(国内盤 Epic)と最近買った中古CD(国内盤 Sony 700円ちょいで購入)を持ってるので、両者の再生開始タイミングを揃えた上で、レコードとCDの再生音を聴き比べてみました。
このレコードは音楽も素晴らしいが、録音も非常に良いものです。




レコードの再生系

プレイヤー     YAMAHA GT-2000X
トーンアーム    SAEC WE-407/GT(YAMAHA純正トーンアームから換装済み)
カートリッジ    DENON DL-103
フォノケーブル   OYAIDE PA2075DRV2-1.2m
昇圧トランス    FR FRT-4(一次インピーダンスは30Ωに設定)
接続ケーブル    FR FRT-4の直出しRCAケーブル
フォノイコライザー Phasemation EA-200


CDの再生系

CDプレイヤー    PIONEER DV-585A
S/PDIFケーブル   OYIDE AS-808R V2-0.6m
DAC         AUDIOTRAK DR.DAC2
RCAケーブル     AuidioTechnica AT564A-1.0m

プリメインアンプ  SONT TA-F333ESL
スピーカー     YAMAHA NS-1000M

プリメインアンプのInput Selecterはリレー式なので切り替え後2秒くらい音が出ません。
夜なので大きな音が出せないのですが、レコードとCDの再生音質の違いがほとんど感じられない、聴き取れません。。。

ということで、昨日の昼に比較的大きな音で同様に比較試聴を行いました。う~~~ん。恐れていた事態発生ですな。

ここでも再生音質の違いはほとんどなく、レコードの方がDrumsのシンバル音やブラシ音のリアル感がわずかに高いかなぁ~~といった程度。これも、他者の操作でブラインド切り替えされたら、レコードかCDが判別できるかかなり怪しい微細な違いです。

レコード再生系はカートリッジ、昇圧トランス(中古品)、フォノイコライザーだけで購入金額は約14万円(合計金額)です。
かたや、CD再生系はCDプレイヤー(正確にはDVDプレイヤー 笑)とDACで10~15年前の購入価格は5万円弱です。



で、両者の再生音質の違いをほとんど聴き分けられないということは、

・私の耳がポンコツなのか?

・レコード再生系はそれなりに金をかけてはいるが、どこかに致命的な欠陥、ボトルネックがある。または、調整不足。

・レコード再生系の出力はアンプのAUX端子に入力している。このアンプのPhonoとCDの入力端子は金メッキされているが、他の端子は金メッキなしです。AUX端子も無水アルコールでクリーニングしたし特にサビの発生はなかった。だけど、入力をCD端子に一度繋ぎ変えてみる価値はあるかも(現在はCD再生系の出力をCD端子(金メッキ端子)に入力しています。

・PIONEER DV-585Aのアナログ出力をそのままアンプに入力して再生した音は痩せた薄っぺらい音だったけど、DACとしてDR.DAC2をかましたら再生音質はかなり向上しました。ひょっとすると、DR.DAC2はかなり高性能なのかもしれない。また、DV-585のCD読み取り部は価格に見合わない高音質なのかもしれない。


話が変わりますが、最近アンプのL-chがR-chに比べて5dB程度出力が低いことに気づきました。以前にもそういう感じがしたので、モノラルカートリッジでモノラルレコードを再生したら、音像はちゃんとSPの中間に定位したので、問題はありませんでした。R-ch側SPの前に釣具関係の段ボール箱などが存在し、それからの反射音影響でR-chSP前の音圧が高めになっていると推定して決着(納得)しました。


半導体不足の影響か、それともオーディオ機器の販売数が低迷しているので製品の初期生産ロットが少数なのかわかりませんが、最近はオーディオ機器(アンプやCDプレイヤー等)がのきなみ品切れです。ネットで見ていると次回入荷時期の表示がどんどん後ろにずれていく製品や次回入荷時期未定の製品も多いです。

CDプレイヤーでは4~5万円くらいの製品は3機種くらいしか販売されていないのですが(海外メーカー製を除く国内メーカー製の話)、それらは全て品切れ状態。10~15万円クラスの商品で入手可能なものはDENONの商品一択みたいな状態。20万円以上になるとLUXMANの魅力的な製品があるのですが、CDを150枚くらい(多分)しか所有していない私が20万円以上のCDプレイヤーを買うのもアレだしな~~~

プリメインアンプは上述のとおりL-Rchの出力が揃っていないという不具合が既に発生しているので、新たな機器を購入するならアンプの方が先だな~と思います。ただ、アンプも入手可能な機器はかなり限られています。10~20万円クラスには魅力的な製品はほとんどありません。20~40万円クラスには魅力的な製品はありますが、のきなみ品切れですな。
こういう状況からか中古品も結構強気な価格で食指をそそられる商品はほとんどありません。そういう意味では、

2022/04/20の  ハードオフ某店で気になったもの  に書いたLUXMANの中古プリメインアンプ L-500  の存在は気になりますな。まぁ、既に誰かが購入済みの可能性は結構高いですが・・・​

​​ 【22/05/06 18:25追記】 ​​

久しぶりにハードオフ某店に行ったら、 予想通りLUXMANの中古プリメインアンプ L-500は姿を消していました。 3ヶ月返金保証付きで79800円だから私が見た後直ぐに売れたのかもしれませんね。保証付きのアンプやCDプレイヤーには魅力的商品は皆無でした。
まぁ、L-500は年代物アンプなので自分でアンプ修理できるスキルがあるならともかく、リスキーな商品なので買う気はほぼありませんでした。
とはいっても、商品がもはや存在しないということで気持ちはスッキリしました(笑

で、JAZZやROCKのレコードやCDを物色しましたが、商品の入れ替えがほとんどなく魅力的なものは全くなし。なので、以前から気になっていた石川セリのレコード「ときどき私は・・・」を買ってしまいました。税込み980円也。
石川セリのファンでもなんでもないですが、下田逸郎作詞・作曲の「SEXY」という曲が好きなので・・・






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Last updated  2022/06/07 07:45:34 PM
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