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++みい++ @ Re:PTAの次年度役員を、楽しく選出する法【その2】(04/18) 終わりました。役員決め。 希望を取って…
Caroline-h @ Re[1]:PTAの次年度役員を、楽しく選出する法【その1】(04/16) Knoxさん >はじめまして。 >今春…
Caroline-h @ Re[1]:PTAの次年度役員を、楽しく選出する法【その1】(04/16) ++みい++さん >ありがとうございま…
Knox @ Re:PTAの次年度役員を、楽しく選出する法【その1】(04/16) はじめまして。 今春小学生の息子がいま…
2006.12.18
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カテゴリ: 子育て
先日、子どもと一緒に、3人のお友達のところへ行って来ました。

「これからも仲良く遊んで欲しいから、仲間はずれにしたり、命令ごっこでたたいたりをやめて欲しい」
とお願いに行って来たのです。

世間では、「いじめ」という言葉がよく使われています。
今回のことも、「いじめられた」という言い方をする方がいらっしゃるかもしれません。

しかし「いじめ」という言葉を使うことで、かえってそれぞれの子どもたちの心の動きや、そこに表れた行動をよく見ない・考えないで、半ば「自動的に」じゃあどうしましょう、一般的な対処法を…とあせって行動しようとする方が多いような気がします。


今回の場合、息子はしばらく前から「入れてくれない」「貸してくれない」「命令された」「従わないとたたかれた」と、帰宅してから泣くことが、時々ありました。
そして最近は、その頻度が増えてきていました。

しかし同時に、彼らのことを「一番の友達」だと言い、これからも一緒に遊びたい、と訴えました。


何度かそうアドバイスをしましたが、見るからに小さく腕力もなく、「いやだ」と言っても大した迫力をかもしださない彼の場合、言っても無駄なことは、ある意味明らかでした。

注意してそれとなく観察すると、
お友達はちょっとわがままを言うことを楽しむように、「来るな」「入れてやらない」とわが子に言い、彼の困った表情を引き起こしたのは自分の力だ、ということを楽しんでいるように見えました。

けれどそれはただそれだけの話。お友達は、決して彼が嫌いなのではない。
好きな相手への甘えが、エスカレートしているだけだ。

…私には、そんな風に見えました。

もちろん、観察している間にも、わが子は「いじめられた」と言って泣いています。

しかしここですぐに、お友達に「どうしたの?」と聞いても、「ちょっと××してただけ」「だって○○だから」と自分の行動を正当化するだけです。


どうしたらよいか、よく考えました。

「まず、先生に相談しましょう」
…今回は、学校での出来事ではありません。

第三者である先生から、事の次第を聞かされる親は、自分の子どもが…というショックと、先生に知られた…という二重のショックで、とてもいやな思いをするだろう、と思いました。
そして、そんなショックをもたらした私を、心ならずも恨むのが自然だろう、と思いました。

もう少し、考えました。

…「直接」相手に伝えるのが、一番簡単で、確実だ。

何を伝える?


こういう時、「謝らされた」と思った側が、どんなに傷つくか。
謝ってもらうのは、その人が心から「謝りたい」と思ったときだけで十分です。

こちらから伝えたいのは、2つだけ。

「これからも仲良く遊びたい」
「相手も仲良くしようと思ってくれるなら、これからは、こちらのいやだと思うことをやめて欲しい」



伝えました。


どの子も、わが子と「これからも遊びたい」と思っていました。
「これからも関係が続くのが当たり前」という気持ちの中で、いろいろな行動をしていました。

でも、そうじゃない。
自分たちの行動で、関係は変わるんだ。


「明日からどうしたらいいですか、もう一緒に遊ばせないほうがいいですか」
すぐに、そう心配してくださったおかあさまがいました。

それは困る。
「これからも仲良く遊んで欲しい」のですから。

そう言うと、どの子も泣きました。
泣いて、「ありがとう」と言っているように見えました。

翌日から、どの子とも、暖かい関係が帰ってきました。

本当に、ありがとう。
息子は暖かい友情に囲まれて、幸せです。





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Last updated  2006.12.18 13:52:08
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