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2008.02.08
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カテゴリ: 日記

里山の暮らしも5年目となり、季節毎の楽しみが着実に増え、
ワクワクの日々を過ごしています。ユズの加工品づくりを主体に
柿酢作りのほか、そば打ちも楽しんでいます。

という書き出しの年賀状、その下に手書きで

 たまには大境を越えて村にも足を伸ばして下さい。

と書き添えてあった。

 年賀状の差出人はUさん。十数年前に同じ職場で仕事をした
間柄である。Uさんは私より年齢は1歳年下だが、お酒がめっぽう
強く、豪快にワッハッハハと笑う人で飲みながら話すのが楽しかった。

 そんな彼は、5年近く前に会社を退職してユズの加工品作りに勤
しんでいる。
 以前から、Uさんに会ってみたい、訪れてみたいと思っていたが、
一昨日、その念願がやっと叶ったのである。

 広いリビングには薪ストーブがあった。そして、彼が作った干し柿
を頂きながら、ユズ加工品作りを始めるに至った経緯などを聞かせて
もらった。「やりたいと思っていたことが仕事の方を上回ってしまった」と。
 また、十数年ぶりの再会はお互いの髪を白髪と化し、流れた月日の
長さを教えてくれた。

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   Uさんご夫妻とユズ園。このユズは教師をされていたお父さんが35年前に田んぼ
  に植えられたものだという。
   故人となられたお父さんも苗を植えられたとき二十歳くらいだった息子が30年後に
  このユズで加工品作りを始めることになるとは思われなかったことだろう。

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         ユズ園で収穫されずに残っていた2個のうちの1個

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    彼のユズ園は鹿児島県大口市の田んぼと山と清流に抱かれた地にある。


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                    蛍がいるという清流

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 彼が作っている商品とユズ。ユズは最後のユズとのこと、頂いてスミマセン。
「ゆず唐辛子みそ」の美味しい食べ方がないか模索中のとのことで、美味しい
食べ方があったら教えて欲しいと彼から頼まれた。
 昨夜、畑から抜いたばかりの大根をスティック状にして、塗って食べてみた。
ユズの香りの中のピリッとした辛子と味噌、淡白な大根とも相性がいい。
この、みそをぬってピザを焼いてみても面白いのではないかと思う。

68

 帰り際、国道268号線沿いにある物産館「さくら館」に寄ってみた。そこには彼の
思いが込められた商品が並べられていた。

 同じ職場で見せなかった彼の退職後の姿は、毎日が楽しくてたまらならいのでは
ないかと羨ましく思わせた。

Uさんの柚子園のホームページはこちらです →  かんきつらんど うーちー村






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最終更新日  2008.02.08 23:10:09


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