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さとヌーさん
ヴィーナスひろりんさん「博多ほろ酔い通り」はJR博多駅の筑紫口側の奥まったところにある立ち飲みのお店が
たくさん集まっているところの名称。
博多座で宝塚月組公演を観終えて博多駅のバスセンターに向かい、ちょっと一杯ひっかけて
帰ろうと思い立ち寄ってみた。
カウンターがやや空いていそうな店を見つけた。
私は瓶ビールとモツ煮込み、そして焼き鳥を注文した。
左のすぐ隣には女性、右側には30歳代前半と 思われる男性の間に立った。
女性の左隣には50歳代と思われる男性がいた。
熊本市内のいつものお店とは違ってもちろん初めてお会いする人たち。
静かに飲むこと10分近く、左隣の女性はジョッキのハイボールを黙々と飲んでいた。
立ち飲みのお店は砕けて飲むところではないか、でも、それとは反対の何とも言えない
ピーンと張りつめた空気が漂っていた。
50歳代と思われる男性がハイボールの量が減った女性のグラスを見て
「飲みますか飲まれるならご馳走しますよ」と声をかけた。
それから二人は堰を切ったように話始めたが私はお二人の会話の中に入っていくわけには
いかず、右隣の男性に「どちらからお出でなんですか」と声をかけた。
でも、私の話には乗って来そうになかったので、それ以上声をかけるのを断念。
左の女性は隣の男性に「ちょっとトイレに行って来ます」と声をかけてお店を出て行った。
その間に男性と話すことになり、今度はトイレから戻って来た女性と三人での会話となった。
女性は出張で来ているところだという。
男性は福岡県内在住の方で九州一の繁華街、中洲である調査をする仕事のために
来ているとのことだったが、その調査というのがお酒を飲んで行かないと出来ない
調査だというのだ。一体どんな調査なんだろうと思った。
その調査の仕事とはどんなものなのか
知りたいところだったが初対面だったのでそこまで突っ込んで尋ねることは遠慮した。
女性は私の喋りを聞いて「鹿児島の人ですか」と尋ねてきた。
イントネーションが鹿児島の人ではないかというのだ。熊本市内でもよく言われているが
初めて会った女性からそのように言われるとは思わなかった。
飲み始めたのは7時前、会話は大いに弾み、時計を見ると9時前になっていた。
女性は熊本市内へも出張で何度か来たことがあるという。
いつの間にかお二人と電話番号を交換。今度は熊本市内で再会しようということになった。
立ち飲み店で偶然にお会いして盛り上がった三人。
この関係、この先どのように展開していくのだろうか。
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