こいくちしょうゆ

こいくちしょうゆ

2006年12月03日
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新年からのねぐらを決めてきた。

かねてから話題にしていた国立の古い部屋だ。

文化住宅や、アパートといった臭いがしないところが気に入った。


駅を降りると右手に伸びるこぢんまりとした商店街。

ブラブラと散歩気分で歩く。

お店を見るのにも飽きた頃、左手に入るべきの角。

急に、静かな住宅街だ。

庭先の木々に冬を感じながら、今度は住宅街にも飽きた頃。

目の前に坂道がはだかる。



お年寄りには、きつい坂道なのか中腹に善意のベンチ。

背もたれに「ありがとう。80翁」と誰かのメッセージが。

坂の頂上に待ち受けるのは、一対の松。

どの時代から、この坂の上から見下ろしているのかしら…?


駅から徒歩12分。

「歩いても飽きないんですよね。なんだか道にストーリーがあって」

不動屋さんに話すと、答えは意外。

小生の気に入った「ストーリー」はどれも物件にとって不利な条件ばかりだとか。

駅から、平坦な商店街を歩きたどり着く、コンビニの近くに有る部屋。

そんな金太郎飴みたいな、通勤、通学経路が好まれるらしい。


みんなが好まなかったお陰で、近所では破格の家賃。



大阪人の癖である。

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最終更新日  2006年12月03日 23時30分04秒
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