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彼との思い出が詰まった部屋。
彼と過ごした部屋
自分の部屋なのに身の置き所がない。
毎日友達と会っていたので
1人であることが強調される
1人…
なんで1人なんだろう?
ホントなら空港まで迎えに来てもらうはずだった
ホントならそのままウチに泊まってもらうはずだった。
だから休みが残ってるのに1日早い飛行機をとった
まさか別れるなんて思ってなかったから…
まさか1人でこの部屋に戻るなんて思ってなかった
帰ったら
ベッドの上に、彼によく貸していた上着があった。
彼は仕事後の汗の臭いを気にしていて
よく香水をつけていた。
上着には彼の香水の匂いが染み付いている。
思いっきり冬もののフリース。
彼の存在が確かにここにあった証。
いい加減洗わないといけないんだけど、
洗うと匂いが消えちゃう
匂いが消えちゃうと
彼と付き合ってたこともなくなってしまう気がして洗えない。
そういえば
彼と別れて
こんなに長い間顔を合せていないのは初めてだ。
これだけ会ってないと
「最近見てないけど元気?」
とか
「生きてる?」
とかメールがくると思ってた。
でも…なにもなかった
今回の休日で
私はやっぱり彼が好きなんだと再確認し
彼はやっぱり私のことを
好きではなくなったしまったんだと
再確認してしまった。
それでも上着は洗えない。
まだ自ら彼の匂いは消せない。
まだ彼を過去にしたくない。
せっかく地元に戻ったのに
前向きになるどころか後退してる…
あやしいのはわかってるけど
今夜も彼の匂いを嗅いで眠ろう
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