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「忘れの里雅叙園」滝への散歩から帰り、お風呂につかる。かけ流しのお湯の量が尋常ではないくらい こんこんとあふれてる。鉄分の多いラムネの湯や、うたせ湯も童心に帰ったようにうきうきさせる。ここの宿の 大浴場のお風呂にはカランやシャワーがない。これまた 懐かしい気持ちで 桶で髪を洗うのだ。お風呂上がりには シャリー酒が瓶ごと 冷やされていて「ご自由にどうぞ」と書いてある。アペリティフですな。お待ちかねの夕食。最初のお盆にも宿の主人の 優しさや凛とした信念のようなものを感じさせる。地鶏のたたき、根野菜のサラダ、野菜のごまあえ。すべて 地のものだという。野菜の甘みがうれしい。そして彩りの美しさにはっとする。茶碗蒸し。実は茶碗蒸しが好きなのだ、最近気づいたことだけど。とろっとろの豚の角煮、野菜の味噌田楽、だんご汁。七草他のてんぷら、お塩でいただきます。自家製手打ちおそばあっさりおこわ 普通の食材、奇をてらった味付けではない。それでも 今でも私の舌の奥には あったかくてやさしいあの夕食の味が残っているように思う。最近 温泉宿に泊まると 量が多すぎて夕食を完食することが難しい、内容が大仰なせいもあるだろう。だけどここの食事は ほとんど胃に収まった。「ごちそうさまでした」(感謝)しばらく おこたのなかで くつろいでいると部屋の外からこーんこーんと音が聞こえてきた。囲炉裏で 焼酎のふるまいが始まる時間がきた。次回はあさごはん。
January 31, 2009
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旅の報告が遅くなってしまった。年が明ける前に 鹿児島県の妙見温泉に出掛けた。何年も前から ずっと行きたいと思っていた宿があるのだ。運転免許は持っているものの、自他共に「危険」だと十分わかっているので 今回は「鉄子の旅」である。鹿児島駅から 観光列車の「隼人の風」に乗る。九州は「黒」が似合う。有明も真っ黒で好き、九州新幹線が開通したら あまり見かけなくなってしまうんだろうな。ちょっと残念。車窓からは よく晴れた空と桜島。開業から100年がとうに経つ木造・無人駅である嘉例川駅。ここから宿へはバスで。「百年の旅物語かれいがわ」という駅弁。要予約。はやとの風の車内販売および駅で購入できるらしい。残念ながら食せず。駅でぼーっと田舎の風景になじんでいたら おじいちゃんが運転する「温泉バス」がやってくる。妙見温泉は鹿児島空港から近いので次回は飛行機でも良いな、と。(早くもリピート決まりか?)宿の片隅に椿。敷地内は「にわとり優先」なんである。「お出迎えの茶菓子」おばあちゃんの草団子みたい。あっさりとした甘さと懐かしさ。近くの「犬飼の滝」までウォーキング。往復1時間。この囲炉裏がこの宿のロビー。温泉あがりの「レモン水」が置いてあったり、夜は竹筒に入った焼酎の割り水がふるまわれ 自由にいただくことができる。忘れの里 雅叙園キャッチコピーの「昨日を忘れ。明日を忘れ。」着いてすぐに かえりたくない~!!と思う宿。本当、「里」という言葉がしっくりくるのだ。明日はごはん編へ。
January 25, 2009
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