基本に忠実に本質を伝える

基本に忠実に本質を伝える

ディスレクシアへの配慮



教科書を指導者が先に読み上げてあげること。
その際に、指導者が読んでいる場所を指で指し示して視点が泳がないように配慮する。横書きなら生徒さんの左に、縦書きなら生徒さんの右に座る。指し示した手が教科書を隠さないように。

音読は指導者が読み上げた後でやってもらう。
(自力では非常に難しい)

書く勉強は指導者が書く紙と同じ紙を生徒さんに渡す。
理想的には書く時には生徒さんの右側に座り、見せるときには生徒さんの左側に座る。
生徒さんの斜め後ろに立って、書くのもよい。
生徒さんのノートとまったく同じようにノートを書く。

字は大きめに書く。大学ノートなどの細罫は不向き。8-10mmマスでマスの色がごく薄いものが良い。

シャーペンや鉛筆は使わない。使わせない。ラッションペンやサインペンの黒が良い。太目のボールペンも可。生徒さんによっては違う色調のほうが頭に残りやすいこともあります。
赤い字で大事なところを強調するのは×。すっぽり抜け落ちることがあるので、赤枠やアンダーラインにする。
(ノートの字が薄いと印象に残らない。)

絵カードが用意できたら、すごくいい。くもんからいい教材が出てます。

英語カード(家の中のもの編)第2版
これが生徒さん個人に合わせて作るとなると大変なんだ。

但し、これらは映像記憶が強く、視覚優位のお子さん向けの対処です。
私はまだ聴覚優位のお子さんを教えたことがないので、(敢えて言えば娘くらい)そちらの方法はちょっと思いつきません。

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