「ダーズベルトさん何処に行ったんだよ、何処にも居ないじゃないか」

 なんでだ・・・・・確かに居た筈なのに?・・・・・・

 ダーズベルトは暗くなる一瞬誰かが天井から入ってくる瞬間を見たので絶大の確信があった。
 ダーズベルトは周りを見渡した、しかし何処にも居なく気配も無くただ物が動いているような音だけが部屋に響き渡っていた。
「兄さん、なんかいるみたいだよでも人の足跡じゃないよ」
 「そうだな確かに人間じゃないのはいるみたいだな」
 アルとエドは寄り添って戦闘の構えをした、一方ダーズベルト家の電源をつける為ブレーカーがある裏庭に向かった。
 「くっもうここにも来ていたのか、仕方ないやるしかないようだな」
 ダーズベルトの目の前には木の人形が数十体以上居て手には血で真っ赤な剣が握り締められていた。
 ダーズベルトはそこらにあった木の棒を槍に変えた、その槍には電撃が流れ先っぽの銀の所には10万Vはある電力が流れている。
 人形達は一気に襲い掛かってきた、ダーズベルトは剣を避けたがさすがにここまで多いと避けは切れなかった。ダーズベルトの頬は薄く切れておりそこからはちょっとした熱があった。
 「ぐっ・・・なぜこいつらが持っているまさかあいつらこれまでも入手したのかそうしたらここが危ない」
 ダーズベルトは電撃の槍を人形達にお見舞いしてやった。人形達は燃えて散っていった、しかしなぜか熔けない筈の剣が熔けていってしまった。
 「早く・・・・早く電源を入れないと」
 一方アルとエドは電源が付く前に人形達を倒していた。
 「なんだこいつら?全然弱いじゃないか」
 エドは人形を軽く蹴り飛ばした、そうすると人形達はいきなり立ち上がり襲い掛かってきた。
 「げっまじかよ、こいつらさっき倒れただろ」
 エドはその場から逃げてダーズベルトと合流した。
 「それで逃げてきたわけね・・・・まっいいけど」
 「うるさい、あつらはなんで不死身なんだ大体全然倒れても死なないじゃないか」
 エドは逃げてきたことをからかわれて恥ずかしい気持ちを抑えながらも意地っ張りな性格がみえみえである。
 エドがダーズベルトと一緒に部屋に入ったときには人形の姿は何処にも見えなくただ壁には次の人の名前が書かれていた。

 リック・べラルト

 今度の名前の頭文字はD・Kでは無かった、不審に思いエドは軍にリック・べラルトの住所を教えてもらった。
 そのあとエドはダーズベルトと別れてダリスと合流した。
 「それでエドワード君は逃げたというわけね」
 「逃げたんじゃない非難しただけだ」 
 どちらも同じだよとアルは心底から思ったが口には出さなかった。
 「そういえばダリスさん、あのD事件はどうなったんですか? 」
 「うんそれが全然尻尾を掴めないのよ、でも人形だっけそれの資料を手に入れたからエドワード君見る? 」

 人形の資料だと・・・・・もしかしたらあいつ等の事かも知れない

 エドはダリスが持っていた資料を奪い取って内容を読み始めた、しかし資料は暗号のように数字だけがズラッと並んでいた目が痛くなる。
 「あのエドワード君それは数字だけだから解読してから渡すよ」
 ダリスは解読してから渡すといっているがエドは自身ありげに行ってやった。
 「俺はこういう解読はうまいから大丈夫、それよりもダリスさんはダーズベルトさんと一緒にリック・べラルトっていう人のうちに護衛に行ってくれない? 」
 「わかったわ、ではまた明日会いましょうね」
 こうしてエドとアルはダリスと別れて暗号解読に熱を入れた。

 三日後エドとアルは部屋から疲れた様子で出てきた、エドはソファに倒れこんだ。
 アルは疲れているがエドよりは疲れていないので水を汲みに行ってきた。
 「はい、兄さん水は飲まないと体力持たないよ」
 「おぉ、サンキュー・・・・・・・プハァでもさぁあの暗号もしつこいよな何千通りとあるんだぜさすがに疲れるよ」
 エドは水を一気に飲んでコップをゴミ箱に投げ捨てた、しかしコップはゴミ箱の淵に当たりコロンと転がってしまった。
 エドはコップを取ろうとしたら先に拾われてしまった。
 「ゴミは投げずに捨てような」
 この男も国家錬金術師、どうやら軍は世界中の国家錬金術師を呼んできたみたいだ。
 「すんません、あんたは誰ですか? 」
 「おいおいいきなり年上にタメ口はやめろよなまっいいけど俺の名前はキース・レンゼ国家錬金術師で二つ名は結晶の錬金術師だ地位は大佐だ」

 んっ?どっかで聞いたことあるセリフなんだが・・・・・

 エドはキースのセリフがどっかで聞いた事があるので不審に思ったそこにマスタング大佐が歩いてきた。
 「よっ鋼の仕事はどうだ、んっ?お前まさかキース・レンゼか? 」
 「その声お前マスタングなのか?久しぶりじゃないか」
 どうやらキースとマスタングは知人だったみたいだ二人とも国家錬金術師でしかも大佐とは一番話しやすい相手だな。
 「鋼のこいつは俺の昔からの親友で今は同じ軍に居て国家錬金術師で確か二つ名は結晶の錬金術師だよな? 」
 「マスタング大佐悪いんですけどそれもう本人に聞いたんですけど」
 エドは2回も聞いたのでまったく嫌になってしまう。
 「おうそういえばマスタングあの二人はまだ来ていないのか?ダーズベルトとダリスは? 」
 「ちょっと待てキースお前まさかダーズベルトさんとダリスさんを知っているのか? 」
 エドは一緒に襲われてしまったダーズベルトと暗号の資料を見つけてくれたダリスのことをきこうと思った。
 「あぁ俺たち四人は昔から親友だよ、ってか四人とも国家錬金術師だもんな」

 なにぃーーーってことはダリスさんも国家錬金術師!!?・・・・

 エドはその場で膝を地面につけてショックで倒れてしまった。
 「おい鋼のどうした?まさかダリスが普通の軍人だと思ったのか? 」
 その後マスタング大佐から聞くとマスタング大佐は焔ダーズベルトは雷光キースは結晶ダリスは蓮華だというそうだ。
 今後疲れそうだ・・・・・。

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