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2013年03月11日
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カテゴリ: 映画・ドラマ

先日、友人とこの映画を観に行った。友人はアラサー。私はアラフォー。2人とも独身。

というわけで、共感したのは言うまでもなく。

そして、こんなに素敵な映画を観たのは、久しぶり・・・というか、一番好きな映画かもしれない、と思った。

この映画の原作は、全てではないけれど、読んだことがある。 

乙女度の高い少女マンガではなく、エッセイマンガほど、たくさん言いたいことがある感じでもなく、カテゴリが難しいマンガ。絵もシンプル。

普通、こういう類のマンガは、淡泊な言葉、わりとアクのない言葉で話が進んでいく。

でも、益田ミリさんのマンガは、セックスという言葉も出てくるし、老人介護も出てくるし、とてもリアル。

このマンガが、柴咲コウさん、真木ようこさん、寺島しのぶさんという、どちらかといえば、濃度の高い、激しさがある女優さんたちが、どんな風に演じるのか、気になってはいたが、 正直、映画館で観なくてもいいかな、

DVD待ちかな?とも思っていた。

でも、映画館へ観に行くことにしたのは、

最近、アラサー、アラフォーの友人たちの悩みを聞くことも多かったこと、私自身、30代前半いろんなことに悩んでいたし、さわこさんの家の状況はそのころのうちとそっくりだったこと。

また、今、私はアラフォーで、仕事(営業)は充実しているが、結婚はしておらず実家ぐらしだし、

この3人の登場人物が、ちょっとずつ、自分の中にあると感じていたこと。

最終決め手となったのは、車を運転中、偶然聞いたラジオでの御法川監督のインタビューだった。

まるで、外回りの営業さんのような、はきはきとした話し方なんだけれど品と知性がイヤミなく備わっていて、

その言葉からは、とにかく、この映画に対する愛情を感じることができた。

とにかく、この映画をみんなで力を合わせて、大切に作ったのだろう、というのがわかった。

そして、実際に映画館に足を運び、やっぱり映画館で観てよかった、と思った。

終始、静かな映画だけれど、 そこにはちゃんと 涙があり、笑いがあり、怒りがあり・・・ 

メロディーにしたら、そんなに音程の幅はないのに、なぜか、心の中は、たくさんの音であふれていた。

そんな感じだった。

友人も、観に来て良かった、と言い、

私は、この映画を一緒に観て感動できる友人が身近にいることが、すごく幸せだな、と思い、

映画と同じように、気持ちがほっこりした。

後で、パンフレットを買えば良かった・・・と後悔し、今日、パンフレットだけ買いに行った。

お風呂上がりに読みながら、目が離せなくなった。

パンフレットもまた、映画と同じように、大切に大切に、作られていると感じた。

この映画の制作に関わった人すべてが、本当に愛情を持って、この現場にいたことがわかる。

もう一度、観たくなってしまった。

しかも、パンフレットの中に出てくる、男性陣の対談を読み、

グラムロック好き、コメディー好きの私は、心打たれた。  

監督の俳優さんへの、演技のイメージの与え方、 マニアックなところにいくなー、と驚いたけれど、

監督のその柔軟な視点があったから、

この柔らかい雰囲気の、でも、ちゃんと痛みも含んだこの映画が、できあがったのだろう。

ロックシンガーのデヴィッドボウイ、コメディアンであるバスターキートン

全く別世界の2人のようで、ピエロ的な雰囲気は、どちらにも共通だ。

デヴィッドボウイは煌びやかだが、自分をピエロと称していたという。

バスターキートンは、人を笑わせているが、どこか哀愁がある。

(上質のコメディアンには哀愁がある、とダウンタウンの松っちゃんもそう言ってたな。)

それを井浦新さんと染谷将太さんに、イメージとして伝えて、それを素直な感受性で受ける彼らも

すごいと思った。

そして・・・もう一つわかったこと。

御法川監督が独身だということ。

こんな感性の男性と結婚したい❤・・・と  思わず結婚願望に火がついたことは、

私にとって良かったこと。 (笑)

ラジオの中で、彼は言った。

「彼氏と一緒に観ると、彼の人間性がわかるかも・・・。」

なるほど~・・・ちょっとこわい気もするが、いいかも。

チャレンジした方の感想が聞いてみたい。

そして、この映画を観た方には、パンフレットを必ず買っていただきたい。

この映画は、パンフレット込みで、1作品だと思ったので。




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最終更新日  2013年03月13日 00時13分31秒
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