こっこのブログ「はじめまして」

こっこのブログ「はじめまして」

PR

プロフィール

こっこrose

こっこrose

カレンダー

お気に入りブログ

八千草薫 有林 誠二さん

青年爺ちゃんの… 青年爺ちゃんさん
備蓄小僧のつぶやき いいいこ2005さん

コメント新着

*こころ*〜♪ @ Re:余命宣告(12/23) こっこさん、大丈夫ですか? お身体ご自愛…
青年爺ちゃん @ Re:余命宣告(12/23) お久しぶりです。 大変な一年だったんです…
やまと3520 @ Re:余命宣告(12/23) おはようございます。 色々なことがあった…
赤い花3737 @ Re:介護の真似事が始まってから10ヶ月(06/29) 介護生活が始まると、思うようにご自身の…
鉄爺28号 @ 介護の真似事が始まってから10ヶ月(06/29) お久し振りですねぇ~! 介護生活が始まっ…

キーワードサーチ

▼キーワード検索

フリーページ

2007年07月10日
XML
カテゴリ: 家族
母は肺癌の手術をしてから今年の9月で丸二年になる。

毎月定期的に検診を受け転移がないか調べているが、今のところは順調そうだ。

だが、母が検査入院をした時に同じ部屋になった友達4人のうち3人が亡くなってしまった。
みな、手術が出来なかった人たちである。
もう一人の方は手紙や電話のやり取り、家にも行き来しているほど仲良くなっている方であるが、彼女が入院してから定期検診日=お見舞いにもなっている。

入院される前は、足腰がしっかりされていた。おはぎを作ったり特製のジュースを作ったりしてもてなしてくれたのだが、今は寝たきりで歩けなくなっている。

それでも母の検診日を今か今かと楽しみに待っていてくださって、私にまで気を遣ってくださる。

「退院したら、私の得意料理の『ちらし寿司』をご馳走するからね。今からあの入れ物にしようかどれにしようか迷っているんよ」
と、今日もその話で盛り上がった。


自分と同じ病で亡くなった方を看取っている。
母より二つ年上だが、独身で身よりは妹夫婦のみとのことである。

私の息子のことも孫のように可愛がってくれて修学旅行の時にはわざわざお小遣いを送ってきてくれた。
息子もお土産を買ってきたので持って行ったのだが、涙を流して喜んでくれる。

こんなに喜んでくれる姿を見ていると、その場に笑顔で居られなくなる。

母はお見舞いを済ませて病室を出ると
「私から○○さんを取り上げないで欲しいわ」とつぶやいた。
病室でも手を繋ぎながら話していた。
病院で友達になると、強い絆が出来るらしい。
母が友だちをなくして独りぼっちになるのは、私も耐えられそうにない。

帰宅して息子に話すと


私一人では不安だったので、嬉しさも一入だった。





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2007年07月10日 18時45分06秒
コメント(6) | コメントを書く
[家族] カテゴリの最新記事


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

© Rakuten Group, Inc.
X
Design a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: