ココニイルコト

ココニイルコト

クリスチャンになった経緯 後編


留年が決定となった。

留年して、何とか卒業した。けれど、ココロがぼろぼろになっていた。

普通の人が何とも思わないようなことが私にはグサッとくることばかりだったから。
高校にいる間に10Kg近く体重が落ちた。
歯磨きするにも体が辛くて立っていられなかった。

卒業してから、一年間引きこもった。
だけど、父のいるあの家じゃ、落ち着いて引きこもることも出来なかった。

次の年から予備校に通い始めた。
だけど、辛いことばかりだった。

電車に乗るのが怖い。人の話し声が怖い。人と上手く話せない。
飲んでる薬が強いから、講義中にどうしても寝てしまう。
飲まないと生活できない。でも、飲むと勉強できない。
悔しくて泣いた。
夜、手を切って、自分を罰して勉強した。

ある夜、このままじゃいけない、と思った。
また入院させられるかもしれない。
このままずっと家にい続けないといけない。
そんなの嫌だ。何とかしないと。

キッチンに貼ってある電車の時刻表にキリスト教の教会の広告が載っていたことを思い出した。
電話して、行ってみた。

その日の日曜礼拝の聖書の箇所がヘブル書の13章の5節
「わたしは決してあなたを離れず、また、あなたを捨てない。」
だった。

人から嫌われないようにすることばかり気にして生きてきた私。
父に何とか好かれようと、勉強を頑張ってきた私。

私がどんな人間でも神様は私を愛し、ずっと側にいてくださることを知った。

その日から私はクリスチャンになった。

薬を飲まなくても電車に乗れるようになったし、病院に行かずにすむようになった。

神様に感謝している。

しかし、今はちょっと迷ってしまった。
病院で薬をもらっている。

でもでも、神様はいつも私とともにいてくださいます。


桜道


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