an unfinished letter

もう１人の美人薄命。。。悲しいことですが 

ダイアナ元妃。。。会いたい一身で一人でイギリスへ行きました。

私には心からの「絶世の美女」 でした。お顔もお心も全てが完璧。

婚約者が亡くなった年の夏です。。頑張っていたものの　やはりいっぱいいっぱいで夏休みを利用して行く決心したのです。

パック旅行ではありません。本当にムヤミにお金と地図とつたない英会話力だけカバンに詰め込んで・・・

母親は大反対。 「はぁっ！？これまであんたにどんだけのお金費やしてきたと思ってんの？ようやく家から出てくれると思えば　死なれたって！結納金ももらえずまだ家に居座るし！給料入れてもらわないと！これまで の 分返してもらわないと！何調子のってんのよ！」 って。

父は　私が二十歳の時　出張先のハワイで脳梗塞になり　すでに身体障害者年金暮らしで　本当に家計は火の車でした。でも　父はだまってお金渡してくれました。この前お返しした結納金分くらいの金額を。。（どうしてこんなに持ってるの？）

「もうお前に渡すのはこれっきりだ。次結婚するといっても着物一つ着れないからな。すっきりしてこい。あいつ（母）に何言われようが関係ない。こっちの 仕事はしばらく休むように言っておく と 　外貨の交換の仕方に付き合ってくれたり　使いかた教えてくれたり。 

　　　　（もしもまた結婚したい人でても　ドレスなんか着ないし　私はもう白無垢

　　　　　　　着れない身となったんだ）と勝手に思ったものでした。

イギリスの理由。。

新婚旅行はフランスへ「ヴェルサイユ宮殿」の予定で（当然キャンセル）でも　フランス語話せないから諦めて（笑）。ダイアナ妃は元保育士だったと聞いて　「あやかりたい」だけ。

宮殿には行かず　彼女の故郷であるノーフォークへ向かいました。

当然１週間くらいは野宿生活です。 でも本当に美しいところで　離れたくなかったです。

彼女のルーツをたどると　ロンドンでアパートを借りて保育士をしていたと聞き　ロンドンへ（笑）。そこで初めてたくさんのイギリス人と出会い会話し　

「ルームメイトを探すべきだ」と協力してもらい　 日本人留学生をゲット！

私は少しアルバイトしてみようと決意して　スーパーの倉庫の仕事を半月ほどしてました。

しかし！２ヶ月で帰国・・ ・何故ヨーーー！！！！（爆笑）

お水が合わなくて（＞＜）。。眉毛はかぶれ　タダレ　顔の皮膚の痒みもひどく　別人になってたし　やっぱお腹の調子もね。。。

それとルームメイトの姉ちゃん　悪いことばっかりしては警察のお世話になって　私もお世話するの嫌だったし（笑）。 

しんどかったけど　帰国したいというキモチはミジンもなかったし　野宿しててもホームシックなんて一日たりとも感じなかった。

ヤケクソになりたかったのかもよ。ダイアナ妃がどうのこうのって美麗にしようとしても　結局はどこでもよかったのかも。だからなんでも出来たのかも。。

いい経験だった。今まだ１人身だったら　また行ってそっちの人間になってたかも。

　　　　　　　ホント・・・・いい所だったんだ。（水と食事さえあえば・・）

　　　　ピーターラビットが出てくるような　絵本のようなところだったよ。

それから　２年？くらいして　元妃は亡くなったのです。

う～ん・・・次は　頑張って家族で行こうか（＾＾） 

　　　　　英会話忘れないうちに！！（ほとんど無理だけど）