まだ、痴話喧嘩のキズが痛々しい。ダチの彼氏と一悶着あったらしい。ダチは女性らしからぬ性格で喧嘩早く、オレより腕力がある。体格はオレと同じくらいで喧嘩慣れしているのも事実。彼女は中学1年生までオレの用心棒だった(俺はいつもいじめられていた)だから親密過ぎるのも誤解を招く、そんな訳でダチと彼氏の問題に深く立ち入らないことにした。
夕食をダチと一緒に食する。
( グラタン風のチーズ入りお好み焼き)
” まあ、まあの出来でしょう "
まずいと言えばラリアートを見舞われるので苦み走った笑顔で
「美味しい ( ≧◇≦ ) ) yo~ 」
ダチ、満足そう。
話を聴けばダチの娘の異星人が作った自信作との事。
オレ、(なるほど、まずいわけだ!)
ダチ、「まだ、残っているから持ってこようか」
オレ、「いや、もういい」
そんな押し問答を短めに収めてダチと一緒に酒を呑む。こやつは女性の割には酒に強い。
酒癖は娘が大きく育つにつれて悪酔いしなくなった。
若い時は酒癖がひどかった。俺より底なしのご婦人。( `ー´)ノ
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