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浪漫的狼

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Oct 26, 2006
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テーマ: たわごと(27734)
カテゴリ: 何となく
今日は、更新がとっても遅くなりました。



今日、文部科学省から一斉に調査が入ったようです。



私のブログにきて下さる方からの質問の声もあり、朝の続きをもう少し続きを書きますね。

「学校をいじめないで」ということに対して、「誰が学校を困らせているのですか?」

という質問がありました。


お答えする前に、まずは、学校が虚偽の報告をして、受験生に多大な負担をかけることになった、

これについては、学校が悪いです。

ただ、そうなった背景があることを理解して欲しいのです。つまり…

特に進学校と言われる学校は、生徒が入試を強く意識しているので、

多くの生徒が自分が受験に必要な科目だけを勉強することを希望します。

「私立型」(だいたい3教科でよい)に早くから絞っている生徒なんかは、

「数学いらない」「古典意味無い」「理科不要」などと平気で公言し、

あからさまな態度で学習にのぞみます。

学校として、そのようなコースを設けられるところはいいですが、

地方の進学校は基本的に国公立を目指そうという考えのもとに学校を運営しているので、

どうしても沢山の教科を勉強することになります。


私は、学問なのだから、受験科目という以前に教養として身につけて欲しい、と思っています。

しかし、現実は、そういう生徒や保護者の声にも答えなければならない面もあるのです。

保護者の中には、公立学校は税金で運営されているのだから、納税者の意見は聞いて当然だ。

そう言って、無理な要求を押しつけてくることも度々あります。(最近話題ですよね)

そんな中、文部科学省は現場のことも考えず、大学の入試制度との折り合いもつけないまま、

学校5日制、総合学習、などのゆとり教育をひたすら推し進めてきました。



5日の中に英・数・国・社・理・体・芸・総合・情報…どれだけあると思われますか。

しかも、生徒は受験科目以外(芸・体などは別)はほとんどやりたがらないという現実。

そんな中、学校は生徒と保護者と文部科学省との板挟みにあっているのです。


朝にも書いたように、学校はもっと硬派に

「この学校は、こんな指導方針です。だからその方針に納得できる者だけが入学して欲しい。」

と言って、ポリシーを持ってやったら良いと思うのですね。でも、それじゃあ…

きっと定員割れ、レベルダウン、問題行動続発…で学校が成り立たなくなります。

私立なんかだったら、きっと学校が潰れるでしょうね。(成功している学校も稀にあります)




そして、「生徒に楽をさせる」ということについて…、

保護者や生徒の学校側への要求は、たいていが「学校の服装指導は厳しすぎる」とか、

「宿題が多すぎる」とか、そう言ったものがほとんどです。そして、前述したように、

学校がそれに対して硬派に対応することは難しく(そうありたいのですが)、

その意を聞き入れていると、結果、生徒は好き勝手なことをしても叱られず、宿題も減って…

どうなるかはもうお分かりでしょう。



そして、今回の富山の件。私はひょっとしたら、内部告発かも知れないなと思います。

どういうことかというと…

その学校の1,2年からしてみると、3年は「楽をした」ように見えるんですよ。

「なんで俺達だけ社会を2科目もしなきゃいけないの」

そんなの損だ。訴えてやれ…ってね。

悲しいことですが、そういう生徒や保護者が非常に増えているのです。


「宿題を増やして下さい」「もっと厳しくしつけて下さい」なんて声はほとんどありません。

稀にそんなことを言われる方もおられますが、そういう保護者の子供はきまって

言うことのほとんどない、成績も、人間的にも優秀な生徒なんですね。皮肉なものです。


何か、長々と書いてしまいました。

最後まで読んで下さった方。感謝です。



いち現場の高校教師の「たわごと」だと思って下さいませ。

今日は気分が憂鬱なので、ブルー一色です…





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Last updated  Oct 26, 2006 11:05:41 PM
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