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浪漫的狼

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nanaco☆ @ Re:なんと(01/08) 狼さん、お元気です?? その後調子はいか…
浪漫的狼 @ Re[1]:なんと(01/08) nanaco☆さん  わあい。すぐにお返事いた…
nanaco☆ @ Re:なんと(01/08) 狼さん、大変ご無沙汰しております~!!…
wine ガブガブ @ Re:充電します。(04/30) エネルギーが、蓄積されたら、また再開し…
deco7 @ Re:充電します。(04/30) 充電のお役には立ちませんが、遊びに来て…
Dec 24, 2007
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カテゴリ: 創作の部屋
連載第2回




 遼太は子供の頃から武一を「じっちゃん」と呼び、慕っていた。両親の呼び方は、「お父ち

ゃん」、「お母ちゃん」だったのが、いつの間にか「オヤジ」「お袋」に変わっていたが、

「じっちゃん」はいつまでも「じっちゃん」であった。



 遼太の頭の中には、様々な「じっちゃん」との思い出の場面が到来していた。



 勿論、今日は祖父の三回忌の法要で帰省していたのである。それは当然と言えば当然のこと

だった。しかし、それをさっ引いても余りあるほど、何故か祖父のことが妙に頭にこびり付い

て離れなかった。



 祖父が逝ってからもう丸2年であり、祖父を失った悲しみはもう過去のことになろうとして

いた。



 遼太にとって心の拠り所でもあり、目標でもあった祖父。「じっちゃん」が死んだ時、遼太

の心を埋め尽くした空虚さは、自分でも測りかねるほど大きかった。

 その時はもう、心に空いたその穴を埋め尽くすことは不可能であろうという気さえした。

 しかし、人の心の痛みというものは、時が癒してくれる…。それは遼太にとっても決して例

外ではなかった。

 2年という歳月が遼太の心をゆるやかに鎮めていた。




 遼太はポケットからイヤホンを取り出して耳にはめ、次にiPodを取り出すと、手慣れた手つ

きで操作した。彼が選んだのは、お気に入りのアコースティックギターのインストゥルメンタ

ル曲だった。

 美しく澄んだ音色が聞こえはじめ、それを聴きながら遼太は歩きはじめた。

 そう言えば、このiPodも祖父がくれたものだ…と思い出す。



 このiPodは、遼太が就職を決めた時、祖父が御祝いとして買ってくれたものであった。ま

だ、高校を卒業する前ではあったが、正月に帰省した時、祖父が「ほれ、祝いじゃ」と言って

くれたものだった。

 父や母には、「まだ卒業もしとらんのに…。」と言われもしたが、その時の両親の顔には微

笑みが浮かんでいた。祖父も、ぶっきらぼうに手渡してくれた割にはとても嬉しそうであっ

た。

 その時のことも遼太には、ついこの間のことのように思い出されるのだった。



 「あの時…、もうじっちゃんはかなり患っていたんだろうな…。」

 今更ながらに、最後に見た祖父の元気な姿が鮮やかに思い出されるのだった。



 高校は田舎を離れて寮に入っていたため、祖父が亡くなる前の数年は、離れて暮らしてい

た。それゆえに「じっちゃん」と一緒の時間が少なかったことを、遼太は至極残念に思ってい

た。

 遼太の田舎は交通の便も悪く、そこからから街の高校に行くには、かなり時間を要したた

め、大抵の者は寮に入っていた。

 遼太も例にもれず、地元の工業高校に進み、そこで3年間の寮生活を送った。

 電気科で、勉学に励むかたわら、剣道部に所属して熱心に活動していたため、実家にはあま

り帰らなかった。帰省は夏休みと正月の二回。そして、いつの間にかそれがそれが普通になっ

てしまっていた。



 だから、遼太は3年生になって部活動を引退しても、あまり実家に帰ることをしなかった。

だから祖父が肝臓を患っていたこともよく知らずにいたのだった。



 心配を掛けないようにと、祖父自身や父母が気を遣っていたのかも知れなかった。

 おじいちゃん子だった自分に、弱っていく祖父の姿をみせたくなかったのだろう…。

 あの正月のひとときも祖父は随分無理をしていたのだろう。そう思うと今更ながらに胸が熱

くなるのであった。



 祖父は遼太に御祝いをくれた正月明けに倒れ、入院すると、そのまま春を待たずに逝ってし

まったのだった。実は、それが再入院であったことは、葬式の時に知った。

 何とか死に目に逢うことはできたものの、遼太が駆けつけた時には、もう意識も朦朧として

おり、話すことすら出来ない状態だった。

 「生きている間に会えただけでもよかった。」と皆に言われたが、「どうしてこんなになる

前に呼んでくれなかったのか」、と父母を責めもした。

 けれど、卒業試験の真っ最中だった遼太を祖父自身が気遣ったこと…、そして様態の思わぬ

急変であったこと…。それらを後から遼太は知り、結果、誰も責められず、ただ祖父に対して

申し訳ない思いで一杯の遼太だった。



 そして、遼太には死ぬ前に祖父と言葉を交わすことが出来なかったことが今でも心残りなの

であった。

 遼太は病院のベッドで横たわっている祖父の、何か言いたげな目を思い出した。



 知らない間に目の前の景色がぼやけていた。遼太の目に涙が滲んだのは、冷たい北風が眼に

入ったせいだけではなさそうであった。



お待たせ!連載第2回!
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九州から無事に戻りました。明日から毎日連載予定です。応援してね。









以下 緊急のバトン だそうで、山デジさんトコからもって来ました。

横浜市の12歳の男の子が行方不明だそうです。(以下、そのまま転載です)

   http://plaza.rakuten.co.jp/umibata/diary/200712230001/





12歳の男の子が、12月6日(木)から行方不明です…

横浜市都筑区東山田 (港北ニュータウン)在住

岩田和輝(いわたかずき)君



皆様の力を貸して下さい。

お願いします…


◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

良かったら、この日記をコピーして、貼り付けて日記を書き、
バトンのように回して頂けると、捜索出来る範囲も広がると思いますので、
皆さんご協力を!

◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆



詳しい内容は以下のHPを見てください。


<連絡先>都筑警察署:生活安全課 TEL;045-949-0110


皆さんのご協力、宜しくお願いします。







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Last updated  Dec 24, 2007 09:33:49 PM コメント(7) | コメントを書く
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