韓国の龍の日記

韓国の龍の日記

2014年12月09日
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カテゴリ: チューリップ
it WAS love 財津和夫作詞・作曲、メインボーカル

重ねた唇に しみこむ潮風
甘い香りがしたね
束ねた長い髪 そっとほどいて
抱きしめたあの日

  Still I need you
Still I love you
優しすぎたのは僕さ
  悲しいよ 悲しいよ


ミルクを飲みながら
夜明けを飛び交う
かもめを眺めた

ヨットが霞んでた
まだ少し寒い夏だった あの日

(中略)

君には恋だった 
僕にはいつでも それは愛だった
海の深さより いつも君を愛していたよ

(後略)---------------------------------

唐突に出たシングル。ちょっと重厚感があって、メロディ構成も


これだからチューリップには目が離せなかった。

まずタイトル。普通だったら、「It was love」。
しかし、「it WAS love」。
もうこのタイトルだけで、終わった愛だということがわかる。

あの日は海辺で抱き合って唇を重ねたのに。


たとえば、伊坂幸太郎の「ゴールデンスランバー」のあのシーンみたいなものか?

主人公(映画では堺雅人)と彼女(映画では竹内結子)が、人面魚のいる水槽の部屋で会話していて、
竹内が突然、いう、「私たち、別れようか」
面食らった堺がいう、「え、どうして?」
竹内「あなたさっき、チョコレートを二つに割って、大きいほうを私にくれたでしょ?
そういうの、どーでもいいじゃないって思うんだよね。」

映画での記憶だけなので、言葉は正確じゃないけど、こういうことだったと思う。
二つに割ったチョコレートの大きいほうを渡す=やさしすぎた
のだろうか?

そして、毎度おなじみの財津さんの恋と愛の二分法。
恋はうわっつら。愛は深い。
恋は45回転。愛は33回転。
財津さんの歌詞には繰り返し出てくるモチーフ。

タイトルが一言でいう通り、
君にとっては「恋」だったが、僕には「it WAS love」だった。

そういえば、英語で「恋」はなんていうんだ?






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最終更新日  2014年12月10日 00時16分05秒
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