韓国の龍の日記

韓国の龍の日記

2022年04月08日
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カテゴリ: 野田秀樹
これも、全体購読数は少ないけど昨日のアクセスレポートの上位に
あったので読んでみたら、われながらよく書けてるなあと思ったので
再録します。今もこの想いに変わるところはありません。



ご近所の奥さんに、野田秀樹の「赤鬼」を大学路(テハンノ)の芸術文化院でやるよ、と教えてもらってきょう一人で見に行った。家内も誘ったけど、明日日本人学校の秋祭りで出店をやるので、その準備で忙しく一人で行かせてもらった。


野田秀樹は、大学時代の同じサークル(E.S.S.のドラマセクション)にいた藤原君に導かれてファンになった。紀伊国屋劇場とか自由が丘の劇場とかにサークル仲間と、また一人でも見に行った。

きょうの舞台は8mx5mくらいで特別なセットはなく、長い竹でいろんな場面を作る。牢屋だとか家の門だとか舟だとか。

ひとつ誤算だったのは、韓国語だったことだ。わからないじゃないか!教えてくれた奥さんは「結構よかった」と言っていたと家内づてに聞いた。あの奥さんはよく韓国語を勉強してるからなあ。

野田秀樹の劇は言葉遊び的なところで笑わせて、あとで感動のフィナーレにもっていくのだが、徹頭徹尾判らなかった。野田は赤鬼の役で、言葉は赤鬼語。最後の方で、村人との交流で少し言葉を覚えて「アジュ、アジュ、ペゴッパ(とてもとてもおなかがすいた)」というのくらいは判った。

やっぱ野田秀樹ってすごいなあ。あとで彼のHPで調べたら、この劇は英国、タイでも各々の言葉で、各々の国の役者さんを使って上演している。野田はその時々によっていろんな役をやっている。(出演者は全部で4人)今回は野田が赤鬼で、あとの村人3人は韓国人俳優。

野田の昔の劇のビデオや著書を読みたくなった。僕が生で見たのは「ゼンダ城の虜」「野獣降臨」「白夜のワルキューレ」「瓶詰めのナポレオン」「小指の思い出」「回転人魚」。夢の遊民社の頃で、円城寺あやや竹下明子、段田安則、松浦某、あと男優でいつも主役格の肝腎の彼の名前をど忘れした・・・。もう今から20年以上前のこと。遊民社の舞台は役者たちが舞台を駆け回り肉体を酷使し、しかもしなやかで柔軟なので、見ていて爽快で、トクした気分になったものだ。野田が今でもその頃と変わらぬくらい舞台を駆けめぐる様は感動さえ覚える。すごい人だ。





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最終更新日  2022年04月08日 21時21分39秒
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