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ちょっと前の新聞記事で、警察庁が自動車に乗ったときのシートベルト着用徹底をするための方策を検討中、といったような記事が出ていたような気がするのですが、ネットで検索しても出てこなかった。その代わりに推進を訴えた コラム を紹介しておきます。
シートベルトについては、私は着用推進派です。
かつて日産の村山工場に併設されていた、セーフティ・ドライビング・スクールというものがありました。しかしこのスクールは、 カルロス・ゴーン さんのリバイバルプランで村山工場が閉鎖されると同時に解散となってしまいました。
そのスクールがなくなる少し前に1日コースに参加する機会があり、私は貴重な体験をしてきました。全て自分で実際に運転して体験します。
もっとメニューはあったのですが、忘れてしまいました。ごめんなさい。
で、シートベルトですが、体験を書きますのでみなさんも空き地や広い駐車場などで、回りの安全を十分確認した上で試してみてください。シートベルトをつけたがらない人にも体験させてみてください。きっと認識が変わると思います。
では、その方法ですが非常に簡単、ただしオートマチック車で行います。
どうでしたか。結構な衝撃でしょ?時速10Kmも出ていない状態でこれです。これが時速40Kmだったら、60Kmだったら・・・想像してみて下さい。シートベルトをつけていなかったら、前部座席なら、間違いなくフロントグラスに頭を突っ込んで外へ突き抜けているでしょう。後部座席なら、前部座席にぶつかるなら良い方で、スピードによっては前部座席を飛び越えてフロントグラスに頭を突っ込んでいるでしょう。
さらに想像してみて下さい。よく助手席でお母さんがシートベルトを締めて赤ちゃんを抱いている風景を目にします。自分がシートベルトを締めているので、しっかり抱いていれば大丈夫だと思っているのでしょうか。でも、上の実験からも分かるように赤ちゃんは簡単にフロントグラスに飛び込んでいくでしょう。
自動車は便利ですが、よく言われるように歩行者にとっては走る凶器にもなります。でも、乗っている方にとっても凶器となるのです。シートベルトをしていなかったので、事故のとき外に放り出されて助かったという話を聞くことがありますが、それは非常に幸運だったというだけの話で、シートベルトをしていれば死なずにすんだという事故は多いのです。着用していても死んでしまうような事故は、していなかったら普通はやっぱり死ぬのです。
人を自分の車に乗せるときにはシートベルト着用をお願いしましょう。
今日はちょっと堅い話になりました。(迅)
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