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9月7日に書いたブログ「ぬれたレインコートのまま乗るの?」で、女性には
濡れたレインコートを脱がないで乗り込んでくる人、
濡れた傘の先を外に向くように腕にかける人、
電車の中で化粧する人、
が多い。それは男性に比べ社会(外部)と接する機会が少ないせいかも知れない。と書いたら、よく訪問してくださる女性の方から
「確かに女性には社会性に少々かけるところがあるが、歩きタバコはどうなのでしょうか。あれは男性ばかりですが。」
というコメントをいただきました。
確かに、歩きタバコは男性ばかりです。ここ20数年間で、女性の歩きタバコを見かけたことは10人にも達しません。喫煙人口は圧倒的に男性の方が多いという事情はありますが。
歩きタバコは、
など、良いことはひとつもありません。
なのに、どうして平気で多くの喫煙男性が歩きタバコをするのか。喫煙歴23年、禁煙歴5年半の私が分析するところ、
など、いろいろ考えられますが、結局、タバコを吸っている人には、近くでタバコを吸われた時にタバコを吸わない人が、どれだけ不快に感じているのか、どれだけ強く健康に危害を加えられたと感じているかを、本当には理解できないからだと思います。
実際にその立場に立ってみないと、その立場の本当の大変さやつらさ、楽しさは理解できないのと同じだと思います。
これは、両方の立場を経験したから達した理解です。
若かりしころ、自分の席でタバコに火をつけるたびに、目の前の席の女性が口元を押さえ、煙が自分の方に来ないように扇いでいるのを見て、「何を大げさな」と思っていましたが、今では気持ちがよく分かります。
タバコを吸っている人が考えるより、ずっと臭いは早く、遠くまで届きます。煙は鼻とのどを不快にさせます。
あの時の女性には、本当に申し訳ないことを繰り返していたのだなあと、反省し、心の中でお詫びしました。
最初に戻りますが、指摘の通り、歩きタバコの男性は、現在の社会性、公共性から外れています。さらにいうと、社会性・公共性から外れているということの理解力不足だともいえます。
自分たちが思っている以上に、社会は歩きタバコを問題視しているのに、彼らは過小評価しているのだと思います。
ご指摘の機会に反省しました。女性だから男性より社会性に欠けると言ったことは、一面だけから下した誤った判断でした。
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