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2021.09.12
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テーマ: 親孝行(27)
カテゴリ: その他
約半年前に父は他界しました。
悪性の脳腫瘍で予後不良のものでした。



初めに気づいたのは、母でした。

父の症状は認知症のような感じと少し歩行困難があったので、母も私も当初は脳梗塞だと思っていました。

血管の閉塞した部分を手術すれば治るだろうという思いで父を脳外科に連れて行ったところ、何やら先生が難しそうな顔をしてCT室から出てきたので、状態が良くないだろうことは感じました。

それでもその時はまだ予後の悪い腫瘍だとは思いもよりませんでした。

部屋に呼ばれ、撮りたてホヤホヤのCT画像が並べられたのをみた瞬間、私は言葉を失いました。

画像読影ができない私でも明らかにただ事じゃないことを悟ったからです。脳の8分の1〜5分の1と言っても過言ではない程に病変は明らかでした。

父は認知度が低下していたので、先生の言葉が理解できたかどうかといったところでしたが、それでも脳腫瘍だと言われたら落ち込む程度にはわかるようでした。



翌日、大きな病院に行くように言われたので行くと即日入院になりました。





入院して1週間後に手術が決まりました。

当日、腫瘍は全ては取り切れなかったものの何とか無事に終了しひとまず安心しました。

その後も併せて追加治療を行うことにしていました。

ところが術後2日目に脳梗塞を起こしてしまったので、放射線治療後はなんやかんやで抗がん剤治療には至りませんでした。

その後は取り切れなかった脳腫瘍と脳梗塞のせいで、食べることを忘れ、自分ではほとんど食べなくなりました。
食べ方も食べることも何もかも忘れてしまったという感じです。

ただ1日中ベットに横たわり、意味のわからない言葉を発するだけでした。それはずっと続きました。

こんなことになるなら、あの時大好きなお寿司を食べさせてあげれば良かった、もっと優しく接すれば良かったと私は後悔しました。



②に続く










⬆コロナの自己チェックのために我が家でも買いました。





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最終更新日  2021.09.12 05:07:09
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