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2011年01月27日
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カテゴリ: 健康について
みなさん、こんにちは。
さっそくですが、前回の続きです。

宮古島のビデンスピローサの話。
特に花粉症などのアレルギー性鼻炎やアトピーにはすごくすごく良いみたいですよ。
花粉症などの1型アレルギーのメカニズムは、体内に入ってきた抗原に免疫細胞が反応して抗体を作り、それが肥満細胞と結合してヒスタミンが遊離し、様々な炎症を起こすと言われています。

宮古島のビデンスピローサを使って、研究機関で培養細胞や動物実験で、花粉症に対する効果を確かめるさまざまな実験が行われていますが、その結果以下の4つの効果が分かってきたそうです。

1、ヒスタミンの影響を抑制する

2、IgE抗体の生成を抑制する。

2、肥満細胞からのヒスタミンの遊離を抑制する。

3、受容体へのヒスタミン結合を抑制
する。

花粉症の方55名に ビデンス・ピローサの錠剤 を飲んでもらったところ、3錠を1日3回4週間飲んだ方では75%に症状の改善が見られ、そのうち大変良くなったと回答した方が13%、良くなったと回答した方が30%、少し良くなったと回答した方が32%でした。

そのうち、大変良くなったと回答した方が33%、良くなったと回答した方が27%、少し良くなったと回答した方が40%でした。

また、 ビンデスピローサ茶 での実験では、血流改善効果があることも分かっていて、血流障害が原因とされる難治性の皮膚病である「夏季潰瘍」の症状が改善されることが、平成17年の日本皮膚科学会雑誌に掲載されています。
その他の改善例は、アトピー性皮膚炎、爪甲剥離症、地図状舌などです。

また、閉塞性動脈硬化症を伴った糖尿病の方にお茶を飲んでもらうという試験では、「アディポネクチン」というタンパク質を有意に増加させ、「TNFIα」というタンパク質を減少させることも分かりました。
「TNFIα」というタンパク質は、インスリンの作用を減弱させ、血管壁に障害を起こして動脈硬化を引き起こすのです。
動物実験ではインスリンを分泌するβ細胞を保護する作用があることも分かっており、アディポネクチンにはインスリン抵抗性の改善、動脈硬化抑制など様々な作用があります。
また、高血糖の方に錠剤を飲んでもらうという試験では、血糖値が下がる傾向もみられました。

抗酸化作用、抗アレルギー作用だけでなく、抗炎症作用が高いことも大きな特徴で、炎症のメカニズムであるアラキドン酸カスケードの情報伝達物質のCOX-2の発現を、とても抑制することも分かっています。
「~炎」と名が付く炎症には、かなり有効みたいです。


友利先生は、これは飲む日焼け止め、飲む美容液にもなる!と言っていました。


炎症が起こらないことこそが、紫外線にあたったとき、そして美容のために、なによりも強い味方になりますからね。


みんな、SPFの数値ばかりを過信するけど、問題は日焼けじゃなくて、それによって肌が老化しないことが一番大事なことだと思っています。
ビデンスピローサも、肌に塗ることでもコラーゲンやエラスチンを作る繊維芽細胞が増殖し、傷が早く回復する作用などがあることが分かっているみたいで、今後これを使ったコスメも作りたいなーと思いました。
こういったすごい植物にいくつか出会っていまして、それらを使って、しかも経皮毒のないナチュラルコスメをこれからも作りたいなと思っています。
ああ、楽しみ♪

しかし、今年の花粉は例年の10倍とも言われ、これまで大丈夫だった方も花粉症デビューする方が多く出ると言われていますね。

新宿に近い大都会に暮らしているので、いつなんどきどうなるかは、分からないですけどね。


今から50年前には、ほとんどの日本人にアレルギーはありませんでした。
ところが、東京都の調査ではなんと3歳児の4割がアレルギー疾患ですって!


そのうちアトピーが15.8%、食物アレルギーが14.4%、アレルギー性鼻炎が11.1%。
この10年で、2倍に増えているそうです。
担当者はこの原因として「加工食品の増加など、食生活の変化が影響しているのでは」と語っているそうです。

花粉症は都市部では、約2割が発病していると言われていて、潜在的な花粉症は4割に達するそうです。
そのうち30~44歳の働き盛りの人の有病率が3割を超えてるそうですが、最近では10歳~19歳でも同等になってきてて、低年齢化が進んでいるそうです。
反対に60代以上になると、花粉症になっている方の%はがたっと低くなります。

確かに人間の体も地球環境も、これほどまでに大量の化学物質に接した事はかつてなく、生まれた時から添加物や農薬などに接して成長してきた現代人ほど、アレルギーになる確率は高いのもうなずけます。

日本の花粉症の8割以上はスギ花粉が原因となっています。
近年、林業のために日本の自然の森はどんどん伐採され、スギやヒノキの植林をガンガン行ってしまったために、日本の奥山のほとんどがスギとヒノキになってしまいました。

そのために、本来99%はドングリなどを食べるツキノワグマなどの野生動物はエサを得られず、町の中に降りてきてエサを探さないと、お腹がすいて冬眠できない、だけど降りてきたら殺されるという、実に悲惨な事態になっています。
このことも、とてつもなくスギの花粉を増やした要因であるし、野生植物にとっても大きなダメージでした。

サクラ、ケヤキ、 ナラ、タモ、クヌギ、キリ、セン、ニレ、カシワ、 クリ、トチ、イチョウ、ブナ、ツバキ、シイノキ、カシ、タブ、 モチノキ、サザンカ、ウバメガシ、クスノキなどの広葉樹の森が破壊され、スギなどの針葉樹の人工林ばかりになるということは、実は美しい水を失うということでもあります。
広葉樹は針葉樹と違って広く複雑に根を張り、落葉で出来た柔らかく粗い土は高い保水力を持ちます。
さらに根株の跡や穴の中にも水を大量に溜め、その水を地中深く沈ませて自然浄化と微生物で良質な水を貯えます。
広葉樹の落ち葉をくぐって森の中にいったん沁み込んだ雨水は、何十年後においしくてミネラル分たっぷりのすばらしい湧き水となります。
この水が都市の水源となり、海に流れては藻を育てて魚介類を増やしてきたのです。

ところが、今は森が破壊されていますから、栄養豊かな水は減り、水の汚染は進むばかりです。
最近の針葉樹林から湧いた水は、充分浄化されておらず、最近の雨であることが分かっています。
また、広葉樹は毎年葉を落としますが、この落葉が腐葉土を作り、葉に暮らす無数の微生物とのハーモニーで豊かな土壌を作ります。


森を失うという事は、野生動物だけでなく、
私達も美しい水と豊かな土を失い、やがて滅びるということです。
そして、残るは大量のスギ花粉ばかり!!



杉林の近くに住んでいる人より、杉から遠くはなれた都市部に花粉症の方が多いことからも、スギ花粉が増えたことだけの原因でないとは思いますし、排気ガスなどの汚染された大気に含まれる化学物質と花粉が結びつかないと、こうはならないと言われています。
また、都会ではアスファルトが多いので花粉がいつもでも吸収されずに飛散を繰り返す事や、田舎に比べて土に触れない生活なので、異物への耐性が失われているという説もあります。

アレルギーの発症年齢を見ても、昔ながらの食生活をしていた時間の長い年齢層のほうが、はるかにアレルギーになっていないことを見ても、加工品を減らし、トランス脂肪酸を減らし、肉や乳製品を減らして、無農薬の野菜と少しの魚と大豆と海藻やキノコ類、発酵食品を食べるという食生活にシフトしていく事は、とても有効だと思います。


昔ながらの日本の食生活とビデンスピローサで
今年のすごい花粉も、肌に起きる炎症も、撃退だぁー!



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Last updated  2011年01月27日 13時05分27秒
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