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2013年03月14日
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みなさま、こんにちは。

ホワイトデーにうちの息子が、手作りクッキーをくれました。
夫に習いながら、朝作ったそうです。
甘みはアガベで、古代より品種改良されていないオーガニックのスペルト小麦で作ったんですって。
めっちゃおいしかったー!見た目はあれですけど、サックサクでかなりおいしい!

hd


さて、春の気配が嬉しい今日この頃。
トマトの芽もやっと出てきました。

tomato


こちらは福岡県の私のコスメの畑です。
大介君から、畑の様子を書いたレポートが写真付きで送られてきました。

co3


太陽に憧れて、これからより高く葉を伸ばしていくのでしょう。


aburamushi

↑アブラナ科野菜につきやすいアブラムシちゃんです。
増えすぎると野菜の見栄えが悪くなるので、通常この子が出てくると農薬が使われるそうです。

tentoumushi

↑こちらはてんとう虫の幼虫です。アブラムシを食べてくれます。
てんとう虫は、一匹いるだけで数千匹のアブラムシを減らしてくれる存在。
でも農薬をまくと、当然この子たちも死んでしまいます。
虫や病気も自然の循環に近づくほど、徐々に減ってくるのが自然の摂理だと、大介君は書いています。


自然界の循環がきちんとそこにあること・・・
それによって自然に虫も減り、すべてが調和のとれた畑へ。
農薬が登場するのは、人間のエゴでしかありません。


このブログでも再三書いてきている「ネオニコチノイド系農薬」。
水溶性で拡散性が高く、植物が根から吸ってしまうので、洗っても落ちない神経毒です。
世界中でミツバチが減少していることに、深い関係があると以前から言われています。
ミツバチは多くの植物の受粉に関わりますので、ミツバチがいなくなるということは、やがては私たちが食べるものもなくなっていくということを意味します。



「ミツバチ大量死はネオニコ系農薬と強い相関」、金沢大学の教授らが論文発表


記事によると、実験ではネオニコ系農薬であるジノテフランを10%含有する「スタークルメイト」とクロチアニジンを16%含有する「ダントツ」を使用。
カメムシ防除で推奨される濃度の農薬をさらに10倍(高濃度)、50倍(中濃度)、100倍(低濃度)に希釈し、糖液と花粉ペーストの餌に混ぜました。
セイヨウミツバチ1万匹の実験群を8群用意し、2010年7月から約4カ月間、成蜂数と蜂児数の長期にわたる変化を計測しました。


その結果、ネオニコチノイド系農薬の濃度にかかわらず全ての蜂群が消滅したそうです。


以前からいろいろな研究が出ているけど、もう間違いないんじゃないですか?
一刻も早く禁止にすべきだと思います。


有機リン系農薬も、ネオニコチノイド系農薬と同じ神経毒です。
ネオニコのほうが、水溶性で匂いもなく浸透性が高く、気が付かないうちにミツバチの帰巣能力がジワジワとやられてしまうので、根絶やしにされやすいというのがありますが、有機リン系はすぐにばっさりと死んでしまいます。
ミツバチや虫だけでなく、もちろん人間にも影響があります。





「食品と暮らしの安全 No.209」のこの問題にずっと取り組んでいらっしゃる青山美子医師へのインタビューによりますと、有機リンには精神が侵される慢性中毒があり、うつや記憶力、知力の低下、記憶障害や子どもの多動障害などの症状を引き起こす可能性があるそうです。
さまざまな酵素の働きを阻害するので、多量の被曝による急性毒性以外にも、微量で長期間さらされた場合も、徐々に神経症状が現れる慢性中毒性もあるようです。

有機リン系の毒性があきらかになってきたことで、ここ10年で代わりにガンガン世に出てきたのがネオニコチノイド系農薬というわけです。
急性毒性は有機リン系に比べ低くなりましたが、無味無臭のため虫が警戒しにくく、水溶性のため植物が根から吸って残留しやすく、通常の農薬は半径100mくらいの拡散ですむところを、なんと4kmも拡散します。

人間に対しては手指の震え、不整脈、短期記憶障害、頭痛、嘔吐などの被害が出ています。
脳内に入りやすく、発達期の子どもの脳への影響は深刻で、へその緒、胎盤を簡単に通過して胎児の脳が曝露する恐れがあることなども指摘されています。

まず一番の被害者はミツバチで、日本でもミツバチの減少だけでなく、野鳥や昆虫にも被害が出ています。
一番の問題はヘリコプターでの散布でしょう。


日本の空では、なんと2400機あまりの無人ヘリコプターが農薬を散布しているのです!


無人ヘリ散布には法律による規制はなく、有人ヘリに比べて低空飛行が許され、しかも散布濃度が地上散布の100倍以上という濃い濃度で散布されています。
主に田園でカメムシの殺虫、松くい虫の殺虫などのためです。

一般家庭でもガーデニング用、シロアリ駆除、ペットのシラミ、ノミ取り、ゴキブリ駆除、スプレー殺虫剤、小バエ取り、新築住宅の化学建材などにも使われて広がっています。

ネオニコチノイド系農薬の一つである「クロチアニジン」は、国内ではダントツ(農業用)やフルスウィング(芝用)などの商品名で住友化学が販売しています。
有機リン系農薬で絶大な量使用されていたのが「スミチオン」ですが、これも住友化学の生産です。
住友化学の社長は経団連の会長でもありますが、ご存知のように原発推進、TPP推進の急先鋒です。

TPPに参加すると、アメリカから遺伝子組み換え食品が大量に入ってくる恐れがあります。
現在は油やしょうゆや添加物、甘味料などの加工品以外では一応表示義務がちゃんとあります。
でもTPPに加入すれば、この表示が撤廃されてしまうかもしれません。
なぜならTPPには「ISD条項」というものがあって、その「表示」が外国企業に対する販売の「障壁」であるとして、日本を訴えることが出来てしまうからです。

ちなみに住友化学とモンサント社は、米国内において住友化学の子会社の作った除草剤と、その除草剤に耐性のあるモンサント社の遺伝子組み換え種子を組み合わせて売ることに合意し、業務提携の関係にあります。
ネオニコチノイド、遺伝子組み換え、TPP、原発・・・こう見ていくと、すべてが繋がっていることが見えてきます。

nihonmitsu

ネオニコチノイド系農薬によるミツバチの大量死について調べていた時に、日本の在来種である日本ミツバチのことを知りました。
日本ミツバチは縄文時代以前から日本にだけにしか生息していない野生の蜂で、主に滋養の高い森の木の花蜜を集めるので、主に草花の花蜜を集める西洋ミツバチの集める蜜と比べて、遥かに品質が高いとも言われています。
しかしその採取量はとても少なく、なんと西洋ミツバチ10分の1。希少な和蜜です。

現在日本にいるほとんどの蜂、そして流通されているハチミツは、西洋ミツバチです。
明治以降、大量に蜂蜜が生産できるように改良された西洋ミツバチが、養蜂のために欧米より輸入されて全国的に普及したこともあり、養蜂に向かない野生で暮らす日本の在来種の日本ミツバチは減少していきました。

日本ミツバチは農薬を嫌うため、農薬の環境のない美しい森の奥に生息しています。
農薬がないので、案外都市部にいることもあります。
日本ミツバチは野生の勘がするどく、危険を察知する能力が高く、免疫力も高いです。

集蜜授粉用に改良され続けてきた西洋ミツバチは、野生の勘が鈍っているので農薬で汚染された農作物や果実からも花粉や蜜を集めるので、免疫力も弱まり、伝染病やダニ被害に合いやすく、抗生物質が必要になったということです。

しかしこの野生の勘のするどい、日本ミツバチちゃんも「ダントツ」というネオニコチノイドには弱いらしく、長崎県の五島列島で農薬散布後に日本ミツバチが大量失踪するという出来事が起こっています。
ネオニコで神経が狂って巣に帰れなくなるようで、そういう死に方をする場合、巣に蜜と子供たちを残したまま失踪して大量死するというあり得ないことが激増するそうです。

ミツバチが消えた 長崎県からの報告

この野生の日本ミツバチを養蜂している蜂飼いと呼ばれる人たちが、宮崎のとある村におられると知りました。
この前、宮崎に行った時にその村を訪ねたのですが、ここにはネオニコが撒かれることが多い水田がなく、農薬とは無縁の森が広がっていました。

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その中に、ぽつんと日本ミツバチちゃんの巣箱がありました。

mitsu

養蜂と言っても、彼らは基本的に飼われるのは好きじゃないので、天敵のスズメバチが入ってきにくい切り株の巣箱を作り、日本ミツバチが好みそうな森の中に巣箱を置いておくだけと言う感じ。
そして、蜂飼いさんいわく1年分の「家賃」として、極力蜂を邪魔せずにちょっとだけ蜜を頂くというスタイルが、古来からの方法だそうです。
こういう伝統的な養蜂を続けることで、数が減っている日本ミツバチを応援することにも繋がるとのことで、私もこの和蜜を、6月発売のピンクのグロスの原料に使わせて頂くことになりました。


人間の脳も、ミツバチの脳も壊す、ネオニコチノイドよさようなら!
そして野生でしか生きない、気高い在来種の日本ミツバチを応援したい!!



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Last updated  2013年03月14日 23時34分43秒
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