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2014年11月19日
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みなさん、こんにちは。

9周年記念プレゼントに、たくさんのご応募ありがとうございました!!

メッセージを読ませていただくと、体と肌が健康になったと言うメッセージを書いて下さる方が多く、7、8年読んで下さっている方などは、完全に体質改善して、人生自体が変わっていったという方もいらっしゃいました。

こうしてたくさんの方とブログを通じて出会えていることに感動します!

いつもどおり10歳のうちの息子に協力してもらいながら、厳正なる抽選をして、当選者を号外で発表させて頂きますね。

さて、庭の畑便り。
案の定、種が落ちて自生した大根が、あまりにも元気です↓



ぼちぼち間引かないとね。

他はネギとニラとキャベツは調子いいです。

横浜でプランターでやってた時の方がよっぽどいけたので、結局土がダメなんでしょうね。
めげずに、また出直します・・・・
しばらく、小麦植えて土壌改良かな。

さて、食品のほうの展開なのですが、やっとイメージビジュアルやサイトの公開までたどり着きました。



これだけオリジナルラベルの食品があると、やっぱりちゃんとブランド名を付けて、統一したデザインのラベルを作った方がいいってことになって。
ただ、難しかったのはコスメブランドが出す食品なので、コスメのデザインとのバランスが良くないといけないんですが、おしゃれな感じにしすぎると、本当に素晴らしい伝統製法で造られている本物なので、それはそれであんまり合いません。

デザイナーと、ああでもないこうでもないと、いろいろと模索して。
実際の食材を、陶芸家さんの素敵な器にのせて撮影して、それを白ベースのラベルに配置しようということになりました。
やっぱり本物の食材には本物が似合うんですよね!



スタッフの旦那様が陶芸家だったので、その方やお仲間の方の作品を貸して頂き、会社の中でみんなで盛り付けて、片隅にセットを組んで撮影しました。





梅干しとか煮干しとか、私もいろいろと盛り付けました。







やっぱり器が良いと違うんですよね~
上品で、すっきりして、でもおいしそうなラベルになったと思います!

メインで使わせて頂いた陶芸家 志村和晃さんのサイトです。
http://simpottery.exblog.jp/

発酵調味料のすばらしい食文化を誇る日本ですが、現在その作られ方が「速成醸造法」(速醸)というお手軽なものに変わってきていることが気になっています。

例えば味噌にしても、じっくり長期熟成させるのが当たり前だったのに、加温して数週間~2、3ヶ月程度の速醸で作られるものが増えています。


お醤油では、大豆油の搾りかすから作られるものも「本醸造」と呼んでいいことになっています。
この搾りかすのほとんどが、海外から輸入された遺伝子組み換え大豆で、タンクで4~6か月くらいの短期熟成法で作られています。
それだけならまだしも、この大豆の搾りかすを劇薬の塩酸で分解して、アミノ酸液にして、化学調味料や、ブドウ糖果糖液糖を加え、数日で作るようなお醤油も増えました。

お酢でも、アルコール添加の米酢をはじめ、玄米を精米せずに発酵させて1年以上熟成させるのが当たり前だった黒酢の世界でまでも、麹菌を入りやすくするために、9~7分づきに精米してしまう蔵が増え、24~48時間という短時間で作り、カラメル色素で色付けするものも「黒酢」と呼んでいいということになってしまいました。

なんでもファストにする波は、こうした熟成発酵調味料の世界をも席巻しようとしています。
そんな中、無農薬原料で長期熟成を続ける少数派の生産者を、盛り上げていきたいし、真のおいしさ、深さ、うま味をもっと多くの方に味わってもらたいと願っています。

さて、食品のほうがやっと一段落しましたが、コスメの開発もいろいろやっています。
去年から取り組んでいる、低温減圧蒸留で作る「生体水」というものに、今かなり心を奪われています。

山の上など、標高が高く気圧が低い場所でお湯を沸かすと、通常より低い温度で沸騰します。
この原理を利用して植物を入れた蒸留器の中の空気を抜いて真空状態にすると、わずか35℃でも水分が水蒸気になります。
この水蒸気を冷却すると「特別な水」が採取できます。
その水とは、その植物を活かしていた生体水です。

通常の水蒸気蒸留方法では、外から入れた水を100℃以上に加熱して沸騰させて、その水蒸気で植物を蒸して、植物の成分を含んだ蒸気を冷却させて蒸留水と精油を採取しますが、減圧蒸留法では、一切水を使用しません。

では減圧蒸留法で出現する水蒸気の、元の「水分」は何かと言うと、それは植物の中の水です。
細胞内液と細胞外液、要するにその植物を育んできた活きた水そのものなのです。
外から水を加えていないので、採取出来た蒸留水は、すべて植物の中からやってきたことになります。


生体水は35℃までしか加熱していないので酵素も壊れず、植物の中に存在していた固形物以外のものは、香りの成分すらほとんどすべてが取りこまれます。
一般的な水蒸気蒸留法の蒸留水も香りがしますが、蒸留生体水の香り高さは桁違いです。

キャベツを減圧蒸留して取り出したキャベツの蒸留生体水がありました。
土の上にちぎったキャベツを数枚置き、そこに霧吹きでキャベツの生体水を吹きかけるという実験を、製造所で行っていました。
数日後、このキャベツから直接根が生えてきた写真がこちらです。



通常なかなかあり得ないことですが、キャベツを育んでいた成分がそのまま含まれている活きた生体水だから起こった出来事なのかもしれません。

この方法で取り出した蒸留生体水は表面張力がとても低いことも特徴でした。
水滴が丸くなる力を表面張力と言い、丸くなる力が強いことを表面張力が高いと言います。
分子の運動が活発になると表面張力が低くなるのですが、こういう水は活性が高く浸透が良いという特徴があります。蒸留生体水は表面張力がとても低いのです。

例えば洗い物をする時、冷たい水よりお湯で洗う方が汚れがよく落ちますが、これは温度が高くなると水の表面張力が低くなり、活性とエネルギーが高くなるからです。
水の表面張力は20℃で72.75dyn/cmで、60℃で66.18 dyn/cm、100℃で 58.85 dyn/cmと温度が上がるごとに低くなり活性が高まります。


↑これが、普通の水の表面張力です。
常温(20℃)で平均して72dyn/cmくらい。
ぽとんと落とすと、水滴は丸くなります。

蒸留生体水は常温(20℃)なのに平均して60 dyn/cmくらいの表面張力で、大変活性とエネルギーが高いことが特徴です。
この方法で、季節のオーガニックの国産果物から生体水を作ると言うことを、去年1年間やってきたのですが、並行していろいろな植物から蒸留生体水を取り出す中で、不思議なことが分かってきました。


それは「花」から取り出した生体水の表面張力が、他の部位の生体水よりも低いということです。
その中でもダントツに表面張力が低いものがありました。
それが北海道に咲く「ハマナス」のバラの花の生体水だったのです。





ハマナスの蒸留生体水の表面張力は常温(20度)でも、なんと44.6dyn/cm。
これは100℃のお湯より表面張力が低いということになります。

ただの水の常温での表面張力は72.8 dyn/cmなので、同じ常温にも関わらず44.6dyn/cmというのは、ものすごく活性とエネルギーが高いことは間違いありません。
100℃のお湯を肌につけることなど出来ませんが、ハマナスの生体水であれば、常温でありながらそれ以上のエネルギーのものを肌にまとうことが出来るというわけです。



↑画像左が水、右がハマナスの蒸留生体水。どちらも20℃。
同じ分量ですが、見た目にもこんなに表面張力が違うんです。

お花は全部低いのですが、ハマナスの他には北海道の山桜の生体水も、表面張力がすごく低いのです。
理由は分からないのですが、花というものは、その植物にとってやっぱり特別のものなのではないかと思います。
そして、その花の高いエネルギーを肌にまとうことは、女性にとってとても良いことだと感じています。



↑これがハマナスの花です。
ハマナスは北日本に咲くバラの原種で、6月になると香り高い見事な花を咲かせます。
実は梨のような味がしてそのまま食べられます。

花にも実にもビタミンCやポリフェノールがとても多く、ハマナスの小さな実たった1つにレモンの約17個分のビタミンCが含まれています。
古くからアイヌ民族は、ハマナスの花のお茶をビタミンC補給として常飲していたようです。

このハマナスの花を、今、北海道の製造所の畑でオーガニックで育てていて、6月に1つ1つ手作業で朝摘みして、生体水を取り出しています。



ハマナスの蒸留生体水には、このハマナスに含まれる固形物以外の成分と香りが取りこまれているので、うっとりするような良い香りがします。

ハマナスの花にはビタミンCやポリフェノールの一種であるタンニンが豊富に含まれているので、抗酸化作用のほか、コラーゲンの合成をうながし、ハリを高める働きや、トーンアップ効果、毛穴を引き締める作用などもあります。
また、ハマナスの香りに多いゲラニオールには、女性のホルモンバランスを整える作用があります。



↑これが山桜。
北海道に自生するエゾヤマザクラという桜で、アイヌ語で「カリンパ二」とも呼ばれ、花色の赤みが濃くて美しい花を咲かせます。
北海道に育つ野生の桜なので、寒さに打ち勝てる強さを持ちます。
桜の花から抽出したエキスには、肌で起こる糖化を防ぐ働きがあるとされ、これにより弾力のあるハリ肌を保つようです。
これも、すごく良い香りなんですよね。

ハマナスの生体水や山桜の生体水を使ったコスメを作りたくて、ずっと開発を続けていましたが、まもなく完成形に近づきそうです。


表面張力の低い、エネルギーの高い水。
お花の持つ力って、やっぱり特別!!





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Last updated  2014年11月20日 00時02分59秒
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