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2015年02月19日
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みなさん、こんにちは。

なんか気が付くともう2月半ばすぎたじゃないかですか。
はやっ(-_-;)
しかし早く春になってほしいです。
寒いのはもうあきた~(>_<)

まずはじめに、お知らせから。
昨年大好評だった旬の日本のオーガニックフルーツを一滴の水も使わずにわずか35℃で蒸留し、フルーツに含まれる生体水を取り出して作るフルーティーセラム。
林檎と、ラ・フランスとレモンの生体水を使った幻のセラムを、全国のコスメキッチンとビープルさんで、限定数で復活することになりました。



発売を記念してコスメキッチンのジューサリー(代官山本店/武蔵小杉グランツリー店/名古屋オーガニックマーケットキッチン)で、このセラムにも使用している三上さんの無農薬リンゴの搾りたてコールドプレストジュースが展開されることに!




セラムもジュースも18日水曜日からの展開なのでもう始まっていて、無くなり次第終了なので、気になる方はお早めにどうぞ!
私も飲みに行かなくちゃ♪

あいかわらず施術院をやりながら、ライフワーク的にいろいろな商品開発もしています。
最近進めているのはオリジナルの甘酒です。
このブログでは昔からおすすめしていた日本古来の栄養ドリンクですが、美容のために飲む方も増えていますよね。

鬼の甘酒ですから、ただの甘酒じゃないんです。
熊本県で農薬や化学肥料を使用せずに栽培された、あわ・きび・ひえ・押し麦・丸麦・はと麦・たかきび・緑米・赤米・もち玄米の十穀と、北米のネイティブアメリカンが収穫した野生のワイルドライス、合計11種類の雑穀で作りました!

雑穀は栄養価が高く、ビタミンやミネラル、食物繊維を豊富に含んでいて、白米や胚芽米をはるかに超えるだけでなく、玄米を超える栄養素も多いです。
更には30年農薬を使用していない熊本の坂田さんの田んぼの、無肥料無農薬の自然栽培玄米も一緒に発酵させました。



こんな外見です。
味も濃くてめっちゃおいしいんですよ。

甘酒は美白に嬉しい麹酸やアルブチンが含まれ、アスペラチンという麹菌が生み出す成分は、ナチュラルキラー細胞の働きをサポートすると言われます。

糖や脂質の代謝、皮膚や粘膜の健康に欠かせないビタミンB群、美しい肌に欠かせないビオチン、循環を良くするナイアシン、そして食物繊維や天然オリゴ糖など腸内細菌を整える成分も含まれるし、意外と低カロリーだし、ほんといいんですよね。
名前は美を養う栄養ドリンクということで、「美養甘酒」って名前にしました♪
3月の終わりごろには出せるかな~って感じです。

さて、前回は腸内細菌の働きと、免疫学校の胸腺について書きました。

あらゆるものが抗菌化され、除菌ソープや殺菌が推奨される現代では免疫を鍛えるチャンスはどんどん減っているようです。

これを実証する実験結果があります。
米メリーランド州ボルチモアにある、ジョン・ホプキンス児童センターが、「アレルギー臨床免疫学ジャーナル」に発表したようです。
米国では乳幼児のおよそ11人に1人が喘息に苦しんでいると言われています。
センターの研究員たちは、ボルチモア、ボストン、ニューヨーク、セントルイスの4都市において、喘息が発症するリスクの高い子供467人を対象に、生まれた時から3歳になるまで、定期的に牛乳や卵、ピーナッツ、ゴキブリ、チリダニ、犬、猫、ネズミのアレルギー検査などを行いました。
更に104世帯からチリを採取し、チリに含まれるバクテリアを分析。


その結果、1歳になる前から、より多くのバクテリア(細菌)やアレルゲンに晒された子供のほうが、3歳になった時に喘息になるリスクが低くなることが分かったそうです。


興味深いのが、猫、ダニ・ゴキブリの3つのアレルゲンと特定のバクテリアが混ざり合った状態の環境にさらされた時が一番アレルギー発生のリスクが抑えられたそうです。
なぜこの組み合わせなのかはわかっていないということ。

私はものすごいゴキブリ嫌いで、夫が読んでいるテラフォーマーズとかも直視するのが不可能なくらいなのですが、この結果を見てゴキブリが人間の生活圏にいることの意味合いがなんとなく分かったような気がします。
でも、出来たらやっぱり遭遇したくないけど(>_<)

もう1つあります。
アメリカの科学誌「Science」の電子版に発表されたハーバード大学のトーステン・オーザック博士らの研究。
通常の環境で育つと食物とともに細菌が体内に侵入し、腸内に細菌がすみつくようになりますが、博士らは、通常の環境で育った腸内細菌のいるマウスと、無菌状態で育った腸内細菌のいないマウスを用意し、アレルギー性疾患のなりやすさを調べました。
すると腸内細菌がいるマウスでは、アレルギー性の喘息とアレルギー性の腸炎になりにくいことが分かったそうです。

うーーむ。
不衛生がいいわけではないけど、あまり清潔すぎる環境というのも、免疫の点からはやっぱり良くなさそうですよね。
特に、この実験では腸内細菌の有無が大きく関わっているのも興味深いです。

ところが、日本人の腸内細菌が減ってきているというから、ゆゆしき事態じゃないですか。
先日のブログで、毎日トイレに出す便の成分についてちょっと書かせてもらいました。
80%は水分で、残りの20%は三分の一は食べカス、三分の一が3日に一度生まれ変わっている古い腸粘膜、残る三分の一が腸内細菌です。

食べカスは主に食物繊維ですから、食物繊維が少ないと便の量は減りますし、腸内細菌の数が少ないと、やっぱり便は少なめになります。
日本人1人が一日に出す便の量は、平均200g。
便秘の方は80gにまで落ちているそうです。


腸内細菌の研究で有名な藤田紘一郎さんによると、半世紀前の日本人は平均350gの便を出していたそうです。
これがどんどん減ってきているということ。
これに比例して、アレルギーになる方も、大腸がんにかかる方も増えていっています。



腸内細菌と心の関係も面白いです。
以前このブログでも「腸内細菌が人の性格を変える?」というタイトルで書きましたが、アメリカの脳神経生理学者のマイケル・D・ガーション医学博士の研究で、脳に存在している神経伝達物質「セロトニン」が腸にも存在する事を発見し、より研究を進めて行くと、何と体内のセロトニンの95%が腸で作られている事をつきとめたという話です。
ドーパミンの生成にもかなり腸内細菌が関わっていることも分かっています。

セロトニンやドーパミンは、人に幸福感を与えたり、歓喜ややる気を与える物質です。
うつ病の方の脳では、セロトニンの濃度が著しく低下しているというくらい、私たちの心に密接に関わっています。

カナダのマックマスター大での研究ですが、攻撃的なマウスと大人しいマウスの腸内細菌を交換すると、攻撃的だったマウスはおとなしくなり、おとなしかったマウスは噛み付くようになったという結果も興味深いです。
また、同大学では健康なマウスの腸内細菌を抗生物質によって減らす実験を行ったところ、腸内細菌を減らされたマウスは不安感が増加し、抗生物質の投与を止めると、マウスの行動は正常に戻ることも確認されたのです。


要するに性格なんか腸内細菌1つで変わるってことです。
あの人はこんな人だとか、あんな人だとか言われても、私は食生活でいくらでも変わると感じています。



美容の面で気になるのが、腸内細菌が腸でビタミンを合成することです。
ビタミンB1、B2、B6、B12、ビタミンK、パントテン酸、葉酸、ニコチン酸、ピオチンを作り出していることが分かっています。

特に注目はビオチンです。
ビオチンはビタミンB群に分類される水溶性のビタミンです。
ビオチンは必須脂肪酸のオメガ6脂肪酸を、体内でEPAやγリノレン酸に変換する時に欠かせないビタミンです。

γリノレン酸が不足すると炎症が起きやすくなります。
そのため皮膚にかゆみが出たり、アトピーが悪化しやすくなるのです。
PMSにも関わります。
また、EPAは角質層のセラミドの原料にもなりますので、不足すると乾燥肌を招きます。


ビオチンは表皮の基底細胞の下の毛細血管を太くする働きがあるそうで、ビオチンが不足なく存在していると、皮膚に栄養がいきわたって美しい肌になれるそうです。
また、ビオチンが不足すると、白髪が増えたり、髪が弱って抜けやすくなったりするそうです。



腸内で作らなくても、ビオチンなんか食品に含まれるだろうと思うじゃないですか。
ところが食品に含まれているビオチンは元々少なく、なおかつたんぱく質と結合している状態なので、これを酵素によって分離しないと吸収できません。
この時に腸内の善玉菌の働きが必要なのです。
悪玉菌が優勢だと、ビオチンの生成に支障が出てしまいます。


そう、外からいくら良い栄養素を摂ろうとも、腸内細菌のバランスが悪ければ、無駄になってしまうことが多いのです!!


さてさて、じゃあどうするのよ!ってことで、この話題を引っ張りすぎてすみませんが、長くなってしまったので、続きは次回書きますね。






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Last updated  2015年02月19日 08時26分11秒
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