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伊豆急行2100系電車「リゾート21」は,1985年にデビュー。海側と山側で窓の形状や塗装が異なるなど,非常に特徴あるデザインの車両となっています。また,東京駅への乗り入れや東急線での運行も話題となりました。Nゲージでは,カトーが1986年に製品化。当時最新の第2編成をモデル化しており,京急800形,阪急6300系,西武新101系・301系に次ぐ,4番目の私鉄製品となっています。箱には1986年ブルーリボン賞のエンブレムが印刷されるなど,力の入った製品でした。同じ1986年には,トミックスからもハイデッカー展望車の名鉄パノラマDXが製品化されており,華やかな時代を感じさせます。(1987年版カトーカタログより)(1986年版カトーカタログより。予告されていた東急5000系の製品化は実現しなかった)(カトーニュースNO.19(1985.9)より)また,機構面でも目を惹くのは,独自のドローバー機構による連結としたことで,ジャンパ栓などを再現したほか,連結間隔も実感的になっています。もっとも,このドローバーは扱いにくかったためか,リゾート21と211系のみの採用にとどまっています。同じ1986年には,トミックスも近鉄30000系ビスタカーでドローバーを導入したものの不評でアーノルドカプラーに切り替えており,興味深いところです。(1988年版カトーカタログより。カプラーは自連型カトーカプラーに切り換えられている)その後,1990年に4編成目の「リゾート21EX」が登場。前面は1枚窓になり,クロ157を思わせる4枚折戸の「ロイヤルボックス」が組み込まれ,8両編成となりました。既存の3編成にもロイヤルボックスが増結されましたが,カトーでは今日まで製品化されず,7両編成のままとなっています。また,1993年には5編成目の「アルファ・リゾート21」が登場。先頭部が全く異なる形状となりましたが,別形式とはされませんでした。Nゲージでは,長くカトー製品と,ロイヤルボックスはエッチングキット(あまぎモデリングイデア)のみという状況でしたが,2007年にマイクロエースからアルファ・リゾート21が製品化。2010年には,リゾート21EXと「黒船電車」が製品化されています。2013年にリゾート21EXとアルファ・リゾート21,2019年に「黒船電車」がそれぞれ再生産されました。また,マイクロエースでは,2023年にロイヤルボックス(サロ1801とサロ2184)を2両セットで発売。2026年にもサハ1801とサロ2183をそれぞれ単品での発売を予告しており,他社製品(サロ2184・2183はカトーのリゾート21,サロ・サハ1801は鉄コレの100系)への増結を前提とした発売方法がユニークです。2027年にはアルファ・リゾート21の再生産が予告されています。一方,カトー製品は,密連型カプラーへの変更やIZUKYUロゴを入れるなどして再生産されており,2026年にも再生産されました。また,2026年には,ホビーセンターカトーから第3編成を改装した「キンメ電車」(一部異なるためタイプ扱い)が,特別企画品として第5編成を改装した「THE ROYAL EXPRESS」の製品化が予告されています。特に「THE ROYAL EXPRESS」は,カトーとして初めての第5編成の製品化となるだけに,今後,カトーが「アルファ・リゾート21」も製品化するのか,マイクロエースも「THE ROYAL EXPRESS」を製品化するのか注目されます。他には,100系を模した第3編成の「リゾートドルフィン号」の製品化を期待したいところです。(イチコーのブリキ製リゾート21。ブルトレ金型の流用ながら中間車もあった)
2026.08.05
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RM MODELS2007年3月号114頁以下では,大田治彦氏の「紀元前N世紀」番外編として,東ドイツのPIKOのNゲージなどと並んで,フランスのRail-Routeというディスプレイモデルが紹介されています。特に,フランスの特急「ミストラル」のモデルは出色の出来栄えでした。Rail-Route社は,後にミニカーのマジョレットで知られる,フランスのエミール・ヴェロンにより1961年に設立された会社です(カバヤウェブサイト:https://www.kabaya.co.jp/catalog/majorette/)。Rail-Routeのディスプレイモデルはプラスチック製で,縮尺は1/143となっています。当時,鉄道ファン1964年11月号65頁にも写真が掲載されていました。(Rail-RouteのCタンク蒸気機関車。縮尺は1/143。後にマジョレットのラインナップに編入された模様(http://diecast.blog3.fc2.com/blog-entry-2288.html))2018年3月,インターネットオークションに,一台のCタンク蒸気機関車が出品されていました。オークション画像から判断すると,車体はRail-RouteのCタンクを用い,下回りはソニーマイクロトレーンのED75のモーターに3軸の動輪とロッドを組み合わせたカスタム品となっていました。なお,日本模型新聞506号(1965年3月5日)17面には,ソニーマイクロトレーンの業者向け説明会で「当日、『おさわり御免』の条件で、一回だけさっと、世界最小の蒸気機関車の模型といわれる黒い試走車(Bタン)を走らせて見せて貰った」との記述があります(残念ながら写真はなし)。記事にある「Bタン」とは軸数が合いませんが,その機関車こそが日本模型新聞のいう「黒い試走車」だったのではないかと考えています(日本模型新聞の記事は,ソニーED75のことを「ED92」と誤解しており,軸数を見誤った可能性もあります)。当時,出品に気づかなかったのがつくづく悔やまれてなりません(笑)
2026.07.08
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当ブログでは,これまで,タカラのダイアクロンや,ポピーのスタートレインといった玩具を取り上げてきました。鉄道をモチーフとしたアニメ,特撮は他にもありますが,代表的なものとしては,勇者特急マイトガイン(1993~1994),超特急ヒカリアン(1997~2000),電光超特急ヒカリアン(2002~2003),仮面ライダー電王(2007~2008),烈車戦隊トッキュウジャー(2014~2015),新幹線変形ロボ シンカリオン(2018~2019),新幹線変形ロボ シンカリオンZ(2021~2022),シンカリオン チェンジ ザ ワールド(2024~2025)といったあたりでしょうか。今回取り上げるのは,烈車戦隊トッキュウジャーに登場するトッキュウレッシャーの玩具です。通常のオープンパッケージの玩具のほか,食玩,ガシャポンなどがあり,メタリックバージョンや,スーパー戦隊レッシャーのシール違いまで含めると,シリーズは極めて多岐にわたっています。私が持っているのは,烈車合体シリーズEX デンオウレッシャー(仮面ライダー電王とのコラボレーション。写真に写っているのは1両だが,実際は2両セット),食玩第1弾のレッドレッシャー,同第6弾のスーパー戦隊レッシャー(ハリケンジャー)の3種です。いずれもプラ製で,Nゲージよりはやや大きなサイズとなっています。
2026.05.12
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連接車という特殊な形態は,模型としても非常に魅力的な題材です。今回は,わが国のNゲージにおける,主な連接車製品を振り返ってみたいと思います(なお,本稿では,連接台車を用いていないライトレール車両等も含め「連接車」と表記しています)。(Nゲージモデル・アーカイブスよりトミックスの小田急LSE車)<小田急ロマンスカー>トミーナインスケール時代に発売されたUACターボトレインを除くと,わが国初の連接車のNゲージ製品は,1981年にトミックスから発売された小田急ロマンスカーLSE7000形になります。既にトミックスの技法が確立された時代であり,十分現代に通用する水準の製品となっています。その後,トミックスでは,1988年にHiSE10000形,2005年にLSE7000形新塗装とVSE50000形を製品化しているほか,2006年にはLSE7000形のリニューアル製品も登場しています。(新・鉄道模型考古学Nより,トミックスの小田急LSE車の連接部)一方,カトーでは,1988年にHiSE10000形を製品化しています。カトーでは,既に1983年にTGVで連接車を製品化した実績がありました(近年では,DB ET425形近郊電車などもありますね)。(「N」2017年4月号よりカトーの小田急HiSE車)HiSEは室内灯標準装備,関水金属30周年記念として3次元CAD・CAMによるテストカットモデルが2000名にプレゼントされるなど,好景気の時代らしい意欲作となっていました。ところが,HiSEでは肝心の連接部に強度上の問題があったようで,今日中古市場に流通している製品では連接部が破損しているモデルが少なくないようです。その後,カトーでは,レジェンドコレクション第7弾として2014年にNSE3100形を製品化。こちらはもちろん何の問題もなく,2026年には「ゆめ70」の製品化も予告されています。LSE,HiSE以前のロマンスカーとしては,SE(クラフト・エスのレジン製品),SSE(ワールド工芸の金属製品),NSE(マスターピースのレジン製品)などの製品がありましたが,その後,SE・SSEはマイクロエース(2006年)から,NSEはマイクロエース(2005年。「ゆめ70」も製品化)と前述のカトーからプラ製完成品が発売されています。(成美堂ムック「鉄道模型Nゲージ」よりクラフト・エスの小田急SE車)<近鉄ビスタカー>近鉄特急のNゲージとしては,30000系ビスタカー3世や,21000系アーバンライナーといった車種の製品化が先行し,連接車である10100系ビスタ2世や,10000系初代ビスタカーは,八雲工芸やタケモリモデルの金属製品などに限られていました。(成美堂ムック「鉄道模型Nゲージ」よりタケモリモデルの近鉄10100系)その後,10100系はカトーからレジェンドコレクション第3弾として2007年に発売。10000系は同じく2007年にマイクロエースから新塗装・旧塗装の両方が製品化されています。<路面電車系>わが国では,路面電車や江ノ電で連接車が広く見られます。Nゲージでは,1987年にグリーンマックスの江ノ電1000形キットが発売されましたが,連接動力をあきらめ,トミックスのベルニナ動力を採用するという割り切りがなされていました。その後,1990年代に至るまで,路面電車自体の製品化が限られていましたが,2000年代になると,マスターピースが江ノ電300形・500形,玉電200形,札幌市電A830形,東武日光軌道線200形といった連接車を積極的に製品化しました。玉電や札幌,日光は曲線を多用した車体がホワイトメタルで表現されているのが特徴的です(マスターピースでは,前述のとおりレジン製の小田急NSEも製品化しています)。また,ウイストジャパンからも,2001年に玉電200形が完成品として発売され,小径車輪や,最大の特徴の1軸台車を精巧に再現した形状が印象的でした。(RM MODELS 2001年7月号より,マスターピースの玉電200形)(Nゲージ・ニューモデルス2002 Summerより,ウイストジャパンの玉電200形)(Nゲージ・ニューモデルス2002 Summerより,マスターピースの札幌市電A830形)プラ製完成品としては,モデモから,2002年に東急300系が発売されたことを皮切りに,江ノ電各種,広島電鉄グリーンムーバー,京阪びわこ号といった連接車が製品化されました。2010年には,路面電車シリーズの100作目として,玉電200形が製品化されています。また,欧州の鉄道模型の輸入に意欲的なトラムウェイからも,広島電鉄グリーンムーバーや長崎電軌3000形タイプが製品化されました。これらはオーストリアの路面電車モデルの技法を生かした製品となっています。そして,トミーテックの鉄道コレクションでは,2009年の富山ライトレール発売を皮切りに,各地のブレーメン形連接車や,アルナ車両のリトルダンサーシリーズ,福井鉄道200形・770形,西鉄福岡市内線の譲渡車(広島電鉄,筑豊電気鉄道,熊本市電)といった連接車が製品化されています。カトーからも,2009年に富山ライトレールが製品化されたほか,富山地鉄市内線,万葉線,広島電鉄の連接車が製品化されています。<その他>連接車には,国鉄の振子電車・591形やガスタービン動車・キハ391系,JR東日本のSTAR21やACトレイン,短命に終わったE331系といった魅力的な題材がまだまだありますね。北勢線200形は現役ですが,ナローということでむしろ猫屋線に期待したいところです。古典的な形態では,名鉄モ400形や福井鉄道モハ160形は実車が保存されており,ノス鉄向きの題材と思えますが,どうでしょうか。西鉄500形や福島交通デハ5000形はさすがにプラ製品は厳しいでしょうか。また,モデモの新製品が止まってしまった現状では,江ノ電700形や各地のリトルダンサーシリーズの充実などは鉄コレに期待したいところです。<参考文献>鉄道ピクトリアル2007年5月号・9月号
2026.02.11
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2021年,京阪5000系が営業運転を終了し,わが国から,5扉・6扉の通勤用車両が姿を消しました。1990年代以降,混雑緩和のため,多扉車・ワイドドア車が投入され,一時はJR東日本・東急の採用する多扉車が優位と思われましたが,ホームドアの導入もあり,ワイドドア車の方が残る結果となりました。今回は,そうした多扉車・ワイドドア車のNゲージ製品を振り返ってみたいと思います。<多扉車>京阪5000系1970年に登場した京阪5000系は,わが国初の5扉車であり,座席の昇降装置を備えるなど,画期的な新機軸が盛り込まれました。(鉄道模型考古学Nより,エンドウの京阪5000系)Nゲージ製品としては,1981年にエンドウから金属製完成品が発売され,第2・第4扉の銀色や,ひさし状に張り出した前面屋根など,特徴が捉えられた製品となっています。当時のエンドウの担当者は,なんとGM・103系をベースに試作品をスクラッチされたそうです(TMS1983年3月号に掲載)。その後,2011年にマイクロエースからも製品化され,新塗装・旧塗装が発売されています。営団(東京メトロ)03系営団03系のうち,1990年から製造された5扉車は,8両編成のうち編成両端の2両ずつが5扉という形態でした。03系は各地の地方私鉄に譲渡されていますが,5扉車は譲渡されませんでした。営団03系のNゲージは,かつては東京堂モデルカンパニーのレジンキットがありましたが,2007年にマイクロエースから発売。2019年に5扉車が加わっています。その他,トミーテックの鉄道コレクションでは各地の地方私鉄への譲渡車を製品化していますが,今のところ営団・東京メトロ仕様の発売はなく,5扉車の製品もありません。東武20000系日比谷線直通用の東武20000系も,1992年から8両編成のうち編成両端の2両ずつを5扉とした,20050型が製造されました。20050型を含む多くが宇都宮線用の20400型に改造されたほか,一部の中間車(3扉)はアルピコ交通に譲渡されています。Nゲージでは,マイクロエースが2015年に3扉の20000型を,2018年に5扉の20050型を製品化しています。また,20400型は2019年に鉄道コレクション,2020年にマイクロエースから製品化され,元5扉車を3扉に改造した形態が再現されています。鉄道コレクションでは,アルピコ交通への譲渡車も製品化していますが,今のところ20000系の製品はありません。京王6000系京王6000系のうち,1991年に製造されたのが5扉車で,6020系とも呼ばれます。後に一部が模型さながらの切り継ぎで4扉に改造されています。京王6000系のNゲージ製品としては,GMキット,マイクロエースの完成品がありますが,5扉車の製品としては,GMキットの前面を利用する林檎製作所のプラキット(ただし,4扉改造後),トレジャータウンのエッチングキット(5扉・4扉改造後の両方を製品化)くらいで,完成品は見当たりません。サハ204形JR東日本初の6扉車として,1990年に登場。山手線205系に組み込まれ,従来の10輌編成から11両編成となりました。ラッシュ時の座席収納,車内モニターの設置など新機軸が盛り込まれ,社会的にも大きな話題となりました。Nゲージでは,205系はカトーの完成品とグリーンマックスのキットがありましたが,カトーからサハ204形が製品化されるのは1994年で,それまではグリーンマックスのキットのパーツを利用するタヴァサホビーハウスのエッチングキットなどで自作する必要がありました。その後,埼京線・横浜線にも6扉車が登場したことに伴い,カトーではそれらも製品化しています。埼京線のサハ204形は,2005年に旧製品所有者救済用の2両セットも発売されています。マイクロエースでは,田の字窓の量産先行車,高速仕様の1000番台,相模線用の500番台など,カトーにはない少数車を製品化しており,2006年に発売された量産先行車のセットには,後に組み込まれたサハ204形も含まれています。205系の完成品は長らくカトーが中心でしたが,2020年にトミックスが6扉車を含む山手線を製品化。その後,埼京線も製品化していますが,横浜線はテックステーション限定品(山手線から転属した客用扉の窓が小さいタイプ。6扉車は横浜線用の100番台ではなく山手線用の0番台を組み込む)のみで,通常製品はまだありません。サハ208形JR東日本209系のうち,1995年以降,京浜東北線に6扉車が配備されました。(Nゲージ・ニューモデルス2002 Summerより,トミックスのサハ208形)Nゲージでは,1994年にトミックスが製品化していましたが,サハ208形の製品化は遅れ,2002年にリニューアル製品とあわせてようやく発売されました。セットのほか,旧製品所有者救済用の単品も発売されています。サハE230形JR東日本では,205系,209系に続く標準型通勤電車としてE231系を各線に投入。総武線・山手線に6扉車が配備されました。Nゲージでは,マイクロエースがいち早く2001年に総武線向けの通勤型・高崎線向けの近郊型を製品化。6扉車を含む製品としては,2001年の総武線0番台,2002年の山手線500番台,2003年の総武線900番台があり,2010年には総武線0番台の強化スカート版が製品化されています。トミックス,カトーも順次,各線向けを製品化しており,6扉車も製品化されました。変わったところでは,トミックスから2019年に限定発売された,EF64-1000と組み合わせた「配給列車セット」があります(余剰となった6扉車を長野総合車両センターに回送する編成を再現)。東急5000系東急の標準型電車として各線に投入された5000系のうち,田園都市線には2005年から2017年まで,JR東日本と同様の6扉車が配備されました。Nゲージでは,東急5000系はカトー,グリーンマックス(完成品),マイクロエースの競作となりましたが,カトーは6扉車を製品化しておらず,グリーンマックスは2009年に,マイクロエースは2011年にそれぞれ6扉車を含む完成品を発売しています。なお,グリーンマックスでは,旧製品所有者の救済用として6扉車2両セットを限定品として発売しています。3社競作となった東急5000系ですが,グリーンマックスでは2026年にマイクロエース製造・グリーンマックス発売の完成品(6扉車は含まない)を予告しており,今後の動きが注目されます。<ワイドドア車>ワイドドア車の場合,何をもってワイドドア車と呼ぶかという問題がありますが,ここでは小田急と営団・東京メトロに限って見ていきます。小田急1000形1000形の一部は,ドア幅2000ミリを採用した超ワイドドア車となっており,1500形・1700形とも呼ばれました。小田急1000形は,1994年にグリーンマックスからエコノミーキットとして発売されていました。ワイドドア車は,クロスポイントから側板を新規パーツとした板キットとして製品化された後,2012年にはグリーンマックスからも同様の形態で発売されました。その後,1000形は完成品も発売されていますが,ワイドドア車はキットのみとなっています。小田急2000形ドア幅1600ミリを採用した小田急2000形は,2001年にグリーンマックスからプラキットで発売されました。内容は,1000形キットの側板を新規パーツとしたもので,板キットとなっています。(Nゲージ・ニューモデルス2002 Summerより,グリーンマックスの小田急2000形キット)小田急3000形ドア幅1600ミリを採用した小田急3000形1次車は,2002年にクロスポイントViNAWALK海老名店の開店記念アイテムとして,プラキットで発売されました。(Nゲージ・ニューモデルス2002 Summerより,クロスポイントの小田急3000形(1次車)キット)これは,いわゆる簡易金型を使用した一体ボディキットで,クロスポイントの簡易金型製品第1号となりました。その後,グリーンマックスはあらためて完成品で3000形1次車を製品化しています(通常ドアの2次車以降も製品化)。営団・東京メトロ05系05系のうち,14-18編成はドア幅1800ミリを採用したワイドドア車となっています。05系はかつて,グリーンマックスからエコノミーキットで予告されたものの発売されず,その後,マイクロエースやグリーンマックスから完成品で製品化されていますが,意外にもワイドドア車は岩橋商会(錦林車庫)のエッチングキットくらいで,プラでは未だに発売されていません。東京メトロ15000系ドア幅1800ミリを採用した東京メトロ15000系は,2012年にグリーンマックスから完成品で発売されています。グリーンマックスでは,2009年に東京メトロ10000系を製品化するなど,完成品シリーズで東京メトロの車両を製品化しており,そうした流れで15000系も製品化されました。
2026.01.08
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2025年,突如としてヤフオク等に,真田プラスチック工業所の100系新幹線が大量に出品されました。どこかの倉庫のデッドストックが発掘されたのでしょうか?[追記]その後確認したところ,真田プラスチック工業所は2025年に解散していたことが判明しました。そうすると,2025年の大量出品は,同社そのものの在庫整理だった可能性があります。内容は,先頭車・平屋建て中間車・2階建て中間車2両の4両セットで,2階建て中間車は,グリーン車と食堂車がきちんと作り分けられています。
2025.12.23
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最近,くらじたかし「マルサン-ブルマァクの仕事 鐏三郎(いしづきさぶろう)おもちゃ道(みち)」(文春文庫,2001)という本を読んだところ,気になる記述がありました。[追記]本稿公表後に知ったのですが,くらじさんは今年の夏に亡くなられたとのことです。ご冥福をお祈りいたします。p164「石田幸太郎は,マルサン商店時代の試作担当,ゴジラ・プラモをマルサン商店に導いた渡辺保男の元を訪れている。パワーパック付きのNゲージの電車を開発するためだったが,残念ながら商品化には至らなかった。」[追記]軽便鉄模アンテナ管理人のうかいさんも,上記の記述について,2010年にツイッターで「『マルサン-ブルマァクの仕事 鐏三郎おもちゃ道』…によれば1970年代?にNゲージの製造を考えた事があるようですね。」と指摘されています)。この本の主人公,鐏三郎は,中学を卒業すると,マルサン商店(1947-1968。ブリキ自動車の最高傑作・キャデラックや,国産プラモ第1号を標榜した潜水艦ノーチラス号などで知られる)に入店。マルサンの倒産後は,石田幸太郎らとブルマァク(1969-1977。ウルトラマンなどのソフビ人形などで知られる)を設立しました。上記の幻のNゲージ開発が何年のことだったのか,明確な記載はありませんが,前後の流れからすると,ブルマァクが設立されて間もない,1969年か1970年代初頭のようです。そうすると,石田幸太郎はどこから,Nゲージ開発というアイデアを得たのでしょう? 候補としては,以下のルートが挙げられそうです。1.レベル社前記のように,マルサンでは,国産第1号を標榜した潜水艦ノーチラス号のプラモデルを発売していますが,これは実は米国・レベル社製品のコピー。その後,なんとマルサンはレベルと業務提携し,正式にレベル製品を取り扱うようになります。ところで,レベル社では,西ドイツ・ARNOLDのNゲージを自社ブランドで発売していました。そうすると,レベル社をヒントにNゲージ開発を構想した可能性があります。2.学研マルサンは,倒産前に工場設備を学研に売却。倒産時には従業員の再就職を受け入れてもらうなど,玩具業界への進出を図る学研とは浅からぬ関係がありました。その学研は,1968年から,西ドイツ・TRIXのNゲージを輸入販売していました(後の1975年には0系新幹線を製品化)。そうすると,学研の取り扱っていたTRIX製品がヒントになった可能性もあります。3.トミー「マルサン-ブルマァクの仕事」には,トミーは登場しませんが,大手メーカーであるトミーの動向は,ブルマァクも当然目にしていたはずです。トミーは,1969年頃から,米国・バックマンのNゲージをトミーNスケールとして発売。広告も積極的に展開していたので,これがブルマァクのヒントになった可能性はあります。4.童友社童友社では,1969年にC58のプラモデルを発売(童友社のC58が,多田製作所のロコメートを参考にしていると思われることは,当ブログで指摘しています)。1975年には米国・バックマンのNゲージを輸入販売しています。童友社がユニークなのは,乾電池式のコントロールボックスに車両・レールを収納できるようにしていたことで,「パワーパック付きのNゲージの電車」という文言からは,童友社製品を思わせる部分がないわけではありません。5.サクラブルマァクでは,マルサン時代よりブリキの国電・新幹線を発売していましたが,これは後にサクラ(現在のトレーンはサクラの流れを汲んでいる)に引き継がれています。そうすると,サクラから発売されたパーコンひかり号は,実はブルマァクで構想された製品だったのかもしれません。(サクラのカタログ(1970年代末か1980年代初頭)よりブリキ製新幹線・国電)(「マルサン-ブルマァクの仕事 鐏三郎おもちゃ道」p219よりブルマァクのショールームに展示されているブリキ製新幹線・国電)(神永英司「マルサン物語 玩具黄金時代伝説」(朝日新聞出版,2009)よりマルサンのブリキ製国電)以上のように,様々な物語が想像されますが,試作品の画像か設計図でもない限り,いずれも想像にとどまりそうです。果たして真相は・・・
2025.12.01
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2025年,「グリーンマックス50周年記念誌」が発売されました。8500円(税別)の豪華本です。内容は,グリーンマックスの前史というべきレストラン「ピノキオ」や模型店「マックス」の写真,グリーンマックス・ピットロードを作り上げた鈴木家の人びとの紹介に始まり,ストラクチャーや客車キット,初期のグリ完,カスタムキット,エコノミーキット,バリエーションキット,バスモデル,貨車,塗装済キット,完成品といった歴史を彩った製品が紹介されるとともに,小林信夫さんのイラストや構想ノートが多数掲載され,50周年にふさわしい,GMファン必見の書だと思います。なんと,コラムの参考資料として当ブログも取り上げられており(p18),汗顔の至りです。さて,今回は,エコノミーキット後期の製品となる,東武6050系を取り上げたいと思います。東武6050系は,グリーンマックスのエコノミーキットで製品化された後,同社の塗装済・一体ボディキット,完成品,トミーテックの鉄道コレクションも発売されました。また,派生製品として,東武634型スカイツリートレイン,野岩(やがん)鉄道6050系,会津鉄道6050系も発売されるなど,多岐にわたっています。そこで今回は,これらの製品たちを振り返ってみたいと思います。グリーンマックスのエコノミーキットとして東武6050系が発売されたのは1986年。エコノミーキットとしてはごく普通の4両編成板キットでした。(グリーンマックスカタログ vol.8より)1990年代以降,グリーンマックスの新製品が塗装済キット中心に移行すると,東武6050系も塗装済・一体ボディのトータルセットが発売されます。さらに,グリーンマックスが完成品を次々と発売する中,2013年には,東武6050系の完成品も製品化。旧6000系電車からの更新車と新造車(台車違い)の2種類が製品化されるなど,Nゲージの細密化・細分化がここにも及んでいます。その後もロゴマークの新旧や妻面塗装の有無といったバリエーションが展開されています。2014年には,遂に鉄道コレクションで東武6050系が製品化。グリーンマックス同様,更新車と新造車を区別して製品化しています。会津鉄道6050系も製品化されました。2017年には,グリーンマックスから,東武634型スカイツリートレインが製品化。やはりロゴマークの有無などのバリエーションが展開されています。また,同年には,グリーンマックスから,野岩鉄道6050系,会津鉄道6050系も製品化されました。2020年には,グリーンマックスから,リバイバルカラー(東武6000系と同じツートンカラー)が製品化されました。鉄道コレクションも同年,リバイバルカラーを製品化し,競作となりました。2022年には,鉄道コレクションで「さよなら3社直通列車 東武鉄道 6050系 会津田島発新栃木行 4両セット」が発売。トミックス本体に比べ,鉄道コレクションでのこうした「さよなら」製品は珍しいですね。2025年には,鉄道コレクションで「鉄道コレクション 野岩鉄道6050系 やがぴぃカー 2両セット」が発売。お座敷列車に改造された室内が再現されています。
2025.10.07
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以前,業界紙「玩具商報」の辿った経緯について調べた内容を,記事として公開しました。ところが,最近,ある書籍を見たところ,上記経緯は40年前に既に公表されていたことが分かりました。その書籍とは,ノンフィクション作家・佐野眞一の著書「業界紙諸君!」(1987,中央公論社。2000,ちくま文庫)です(初出はダイヤモンド社の月刊「BOX」1985年8月号~1986年7月号連載。玩具業界は1986年4月号掲載の第9回)。佐野は1947年生まれですから,30代後半の雑誌連載,40歳のときの著書ということになります。(佐野眞一「業界紙諸君!」)同書は,玩具業界を含めた12の分野の業界紙を取り上げており,一癖も二癖もある業界紙ジャーナリストたちの人間模様が活写されています。これほど有名な著者の,かつ,文庫化され入手が容易な書籍を見落としていたのは,全く不勉強でお恥ずかしい限りですが,今回は「業界紙諸君!」を踏まえながら「玩具商報」の経緯をあらためてご紹介したいと思います(以下「佐野」と略記。ページ数はちくま文庫版による)。本稿では,存命・故人いずれも敬称は省略しております。ご海容のほどお願いいたします。なお,佐野本以外に主に参考とした文献・ウェブサイトは下記のとおりです。・東京玩具人形問屋協同組合百年史 上・下(1987-1988。以下「百年史」と略記)・愛知玩具人形組合百年のあゆみ(1979。以下「愛知百年史」と略記)・「模型探偵団」明石小五郎の昭和のプラモデル(https://ameblo.jp/akasikogorou/)(以下「明石ブログ」と略記)・ジョイント・モデル(https://pazulumo.blog.fc2.com/blog-entry-524.html)<東京玩具商報→トイジャーナル>(1903~)現在も刊行されている「トイジャーナル」は,1903年4月に東京玩物雛人形問屋組合から「東京雛玩具商報」として創刊。発行の中心となったのは,「顔がいのち」で有名な人形の吉徳の山田徳兵衛(9代目・10代目)です(佐野・p67)。1910年2月に「東京玩具商報」に改題。戦時色が濃くなった1943年3月に終刊し,翌4月から日本玩具統制協会を発行元とする「玩統会報」に変わります(百年史 上・p169)。「玩統会報」は1946年1月まで続き,翌2月から「玩具界」に変わります(百年史 上・p189)。そして,1950年10月に「東京玩具商報」が復活。1967年7月から「トイジャーナル」に改題。現在も東京玩具人形協同組合から発行されています。なお,1948年8月からは「玩具界」と並行して「玩具人形新聞」が発行され,1949年4月に「玩具の日本」に改題されています。「玩具界」と「玩具人形新聞」→「玩具の日本」との関係ですが,前者はメーカー中心,後者は問屋中心という違いがあったようです(百年史 上・p208)。国会図書館には,1948年~1950年の「玩具界」,1951年以降の「東京玩具商報」「トイジャーナル」が所蔵されているほか,占領期の「玩統会報」「玩具界」「玩具人形新聞」「玩具の日本」の一部はマイクロフィルムで閲覧できます。人形を冠した業界紙としては,1974年に「にんぎょう日本」が創刊され(佐野・p68),今日も日本人形協会から刊行中です。<大阪玩具新報>(1908~1943?)以前,拙稿で,戦前に「大阪玩具新報」という雑誌が刊行されていたことを述べました。「大阪玩具新報」については,東大経済学図書館にごく一部保存されているほか,下記のウェブサイトでもその存在が確認できます。札幌市平和バーチャル資料館(https://www.city.sapporo.jp/ncms/shimin/heiwa/tenji/kodomo_02/index.html)明石ブログ(https://ameblo.jp/akasikogorou/entry-12741774315.html)「大阪玩具新報」は1908年に中川良太郎により創刊され,息子の中川正男に引き継がれました(佐野・p72~73。なお,一部の文献では1911年創刊とありますが,これは第三種郵便物認可の年度と混同されているようです)。そして,佐野・p73には,「東京玩具商報」と「大阪玩具新報」が,山田徳兵衛と中川正男のトップ会談により「玩統会報」に統合されたとありますが,この点はやや疑問です。というのも,百年史 上・p168-169には,情報局から両誌の統合をすすめられたが,この問題は容易に進捗しなかったとの記述があり,統合されたとは明確に書かれていません。また,上記の明石ブログには,1943年10月発行の大阪玩具新報が掲載されており,この時点では「玩統会報」と「大阪玩具新報」が並立していたことは明らかで,両誌の関係は謎が残ります(さらに,以前,インターネットオークションには1943年10月~12月発行の大阪玩具新報も出品されていたようです)。(以前,インターネットオークションに出品されていた大阪玩具新報418号~420号(1943.10.30発行の1943年11月号~1943.12.30発行の1944年1月号?(いずれも未入手)))<玩具商報(大阪)→トイズマガジン VS キッズライフ>(1947~1994)「玩具商報」は,1947年に大阪で伊藤昇により創刊。伊藤は戦後,屑鉄拾いから手書きの街頭新聞発行に転じ,1946年に大阪商報社を設立しています。佐野・p70では「(トイジャーナルが)組合機関誌から出発しているのに対し,『トイジャーナル』に次ぐ歴史をもつ『キッズライフ』(旧『玩具商報』)は純然たる民間資本によって創刊されており…ジャーナリズムに対する東西の姿勢の違いが端的に示されていて興味ぶかい」と評されています。(伊藤昇(玩具商報1969年9月15日号より))(「玩具商報」創刊号。発行元は「大阪商報社」)ちなみに「大阪玩具新報」と「玩具商報」との関係は,佐野・p72~73によると,直接両者を結びつける証拠はないものの,伊藤が「大阪玩具新報」をヒントに「玩具商報」を創刊した可能性は大いにあるようです。百年史・下 p93には,「大阪玩具商報が”大阪”を取ってしまった現在では~」とありますが,これは明らかに,「大阪玩具新報」と「玩具商報」を混同したものと思われます。また,日本人形玩具辞典(1968)p504にも,「大阪玩具新報」が「日刊玩具商報」に改称したとする誤った記載が見られます。さて,商報社は,1958年に東京・大阪・名古屋の3本社体制となり,東京本社の社長に一木正夫が就任します(佐野・p77)。以後,商報社は,東京本社の一木主導のもと,1963年に「よいこの太陽」を創刊(佐野・p78では「よい子の太陽」とあるが,正しくは「よいこの太陽」)。1966年に「玩具商報」を「TOYS MAGAZINE 玩具商報」に改題しますが,これらの施策は,大阪・名古屋両本社を押さえていた「”伊藤一族”支配に対する一木なりの予防措置」(佐野・p78~79)であったようです。1974年に一木が死去すると,一木の後継の東京本社社長・橋本義和と伊藤家側の対立が遂に表面化。橋本は,1975年に「玩具商報」を「トイズマガジン」に改題しました。一方,伊藤家側でも新たに「玩具商報」を発行しています。(一木正夫(玩具商報1974年10月15日号より))(橋本義和(玩具商報1974年10月15日号より))佐野本には,以前,拙稿で述べた,第三種郵便物の認可年度等についても「『玩具商報』と『トイズマガジン』の確執の激しさを物語るのは,表紙に刷り込まれた巻数と,第三種郵便物の認可年度である。」(佐野・p80)と取り上げられています。その後,「トイズマガジン」は,1994年10月号をもって廃刊しています。一方,伊藤家側の「玩具商報」は,「TOYS READER 玩具商報」(~1978年頃),「玩具商報 TOY&DOLL JAPAN」(1980年頃~1981年頃),「ジョイライフ 玩具商報」(1982年頃~1986年頃)などを経て,1986年8月号より「キッズライフ」と改題し,1994年に廃刊したようです。国会図書館には「玩具商報」は,1966年~1975年の号が所蔵されているほか,占領期の号の一部がマイクロフィルムで保存されています。1975年の分裂後は「トイズマガジン」は全て所蔵されていますが,伊藤家側の「玩具商報」→「キッズライフ」は,1992年4月号~1994年1月号のみが所蔵されています。なお,2000年には,まんだらけから,アオヤギテツヤ監修により,1958年~1974年の「玩具商報」の広告頁(ブルマァクのソフビなどキャラクターものが中心)を集めた「トイズマガジン玩具商報復刻版」が刊行されています。限定100部でシリアルナンバー入り,全880頁・定価35000円の豪華本ですが,ジョイント・モデルによると,広告頁の出典が記載されておらず,コピーの質も頁によってばらつきがあるなど,価格に比してクオリティは高くないようです。(参考:ジョイント・モデル(https://pazulumo.blog.fc2.com/blog-entry-524.html)コメント欄)<よいこの太陽>(1963~1974?)消費者(子供・保護者)向けの雑誌であり,本稿の主題である業界誌とは異なりますが,ご紹介します。商報社によって設立されたTOY・PRセンターが発行元で,1963年に創刊。筆者は,1974年9月の130号を所有していますが,その後の動向は不明です。雛祭りや子供の日に合わせて増刊号(雛人形や兜の特集)も発行されていました。また,1960年代末から70年代にかけては,ケンちゃんでおなじみの宮脇康之がしばしば表紙に登場しました。国会図書館には,1967年から1972年の号が所蔵されていますが,欠号が少なくありません。(「よいこの太陽」創刊号)<トイズリーダー>(1970~1975?)「トイズリーダー」は,近畿玩具人形小売組合連合会から発行されていました。体裁・内容は「玩具商報」とよく似ており,「トイズリーダー出版局」の住所は,商報社大阪本社と同一でした。分裂後の「玩具商報」が,「TOYS READER 玩具商報」を名乗ったことからすると,両誌は統合されたのかもしれません。(参考:ジョイント・モデル(https://pazulumo.blog.fc2.com/blog-entry-524.html))(トイズリーダー 1972年9月20日発行)<玩具大阪,人形界>(1952~?)玩具商報の二代目編集長だった小川光男は,1951年に独立して大阪商工通信社を設立(佐野・p77)。「玩具大阪」(参考:明石ブログ(https://ameblo.jp/akasikogorou/entry-12509452446.html)(https://ameblo.jp/akasikogorou/entry-12509424939.html)),「人形界」といった雑誌を発行しています。「人形界」は,「業界紙諸君!」単行本p67 では「現在も刊行中」と明記されていますが,文庫本p77ではその記載は消えています。「玩具大阪」は東大経済学図書館に,「人形界」は京大人文科学研究所図書館や,埼玉県歴史と民俗の博物館にそれぞれ一部の号が所蔵されています。1952年の「玩具大阪」が下記HPに掲載されています。https://kogundou.exblog.jp/238812474/<名古屋玩具商報→玩具グラフ>(1951~1956)商報社・名古屋支社に在籍していた村上政雄は,1951年に独立して日本商業通信社を設立(佐野・p77)。「名古屋玩具商報」(1951年5月~1956年7月。1952年10月15日発行の18号より「玩具グラフ」に改題)という雑誌を発行した後,村上は商報社に復帰しています(愛知百年史・p312には「1956.7.1 名古屋の玩具グラフ,月刊玩具商報に合併」とあります)。「名古屋玩具商報」→「玩具グラフ」は東大経済学図書館にごく一部が所蔵されているほか,下記HPに1952年暑中号が掲載されています。https://kogundou.exblog.jp/244617755/<名古屋玩具新報→名古屋玩具商報>(?)戦前にも,以下のとおり,「名古屋玩具新報」→「名古屋玩具商報」という雑誌が発行されていました。なお,佐野・p77では村上の「玩具グラフ」を「愛知県玩具卸商業協同組合の機関誌」と記載しています。この通りだとすると,戦前,名古屋玩具卸商業組合の機関誌だった「名古屋玩具商報」を村上が復刊させた形となりますが,愛知百年史には該当する記載が見当たりません。・「名古屋玩具新報」(?)新聞総覧大正10年版(1921)p433には,「名古屋玩具新報」が「発行人・伊藤とよ 所在地・名古屋市中区丸田町」と掲載されています。広告年鑑大正14年版(1925)p171にも,「所在地・名古屋市中区丸田町」とあります。創刊時期については,三越2巻5号(1912)p21に名古屋玩具新報社から同誌を毎号寄贈されたとの記述があり,明治末と思われます。新聞総覧大正10年版p433には1916年創刊とありますが,同書p172には大阪玩具新報が1917年創刊との明らかに誤った記述もあり(前述のとおり正しくは1908年創刊),あまりあてになりません。佐野・p86には,「大正末に『名古屋玩具新報』が創刊された。」とありますが,上記のとおり明治末には発行されていたようです。[追記]2026年6月,インターネットオークションに1915年・名古屋玩具新報社発行の「御大典記念 全国玩具業者知名人士録」という写真帳が出品されていました(大正天皇の即位の礼は大正4年(1915年)に実施)。奥付を見ると「編集兼発行者 伊藤明次 名古屋市中区丸田町」となっており,新報社の所在地も同じ場所となっています。・「名古屋玩具商報」(1922?~1935)(中京名鑑(1928)より江藤清澄)中京名鑑(1928)p162には,名古屋市会議員,愛知県会議員などを歴任した江藤清澄(1878-1935)が,「名古屋玩具商報」の社長と紹介されています。名古屋商工案内第10版(1928)p93には,「名古屋玩具商報」が「所在地・名古屋市中区南武平町」と掲載されており,愛知商工177号(1931)p47にも,「名古屋玩具商組合」の事務所が名古屋市中区南武平町の江藤方にあり,江藤が同所で「名古屋玩具商報」を発行していると記載されています。 愛知百年史・p77~79,佐野・p86には,名古屋玩具卸商業組合(1933年に名古屋玩具商組合を改組)常務理事の江藤が個人で「名古屋玩具新報」を発行していたが,江藤の死去に伴い,個人経営から組合直営となり,「新報」から「商報」に変わったとあります(愛知百年史・p81にも「従来発行されていた『玩具新報』の発行権を1千円で買収し,組合の機関紙とした」との記載があります)。しかし,上記のとおり実際は江藤の生前から「商報」だったと思われます。[追記]愛知百年史・p78には,1935年4月28日発行の「名古屋玩具商報」120号が掲載されていますが,同号には「第14年第120号」との記載がありますので,これに依拠すれば,1922年創刊ということになります。・「名古屋玩具商報」(1935~?)(中京名鑑(1928)より岩田芳之助)愛知百年史・p77~79によれば,1935年の江藤の死去に伴い,「名古屋玩具商報」は,名古屋玩具卸商業組合直営となり,発行人は同組合理事長の岩田芳之助(1891-1961)となりました(同・p85には「当組合直接発行致して居ります名古屋玩具商報が有ります」との記載があります)。愛知県新聞総観昭和14年度版第2版(1938)p18には,「名古屋玩具商報」が「発行人・岩田芳之助 所在地・名古屋市東区布池町」と掲載されており,1937年創刊とありますが,愛知百年史の記述を見る限り,1935年が正しいようです。中京名鑑(1928)p22,中京現代人物評伝(1932)p8~,東京玩具商報1961年3月号p61によると,岩田は名古屋市西区御幸本町で岩田商店という玩具商を営んでおり,名古屋玩具卸商業組合理事長や名古屋商工会議所議員などを歴任しました。岩田商店の出していたカタログ「岩田商報」は,愛知百年史・p62や,下記HPで見ることができます。https://www.kosho.or.jp/products/detail.php?product_id=32701640<日本玩具通信>(1948)商工通信社という会社から発行されており,国会図書館にマイクロフィルムで保存されています。<玩具タイムズ>(1951~?)佐野・p87には,戦後「玩具タイムス」という雑誌が大阪で創刊されたが,短命に終わったとあります。大阪輸出玩具工業協同組合創立二十年史(1974)p116には,「玩具タイムス」「玩具タイムズ」の表記揺れがありますが,高田正三(ただし,「東京玩具商報」1954年7月号p39,1956年6月号p65によれば高田政三)という人物により発行されていたようです。[追記]下記HPに掲載されている1951年の「玩具タイムズ」は,雑誌というより新聞というべき体裁で,発行人は中井護となっています。https://www.kosho.or.jp/products/detail.php?product_id=375767606<ニューデザイン>(1958~1972?)日本輸出玩具登録協会により,意匠の保全登録の周知徹底を図るため創刊された雑誌で(東京玩具商報1959年3月号p130),当時の新製品の写真が多数掲載されています。国会図書館には,1972年2月号まで所蔵されています。<おもちゃ>(1962~1970?)キデイランドの創業者・橋立孝一郎が設立した日本トイズチェーン(NTC)から発行されていました。「よいこの太陽」同様,業界誌ではなく消費者向けの雑誌ですが,ここに紹介しておきます。筆者は1970年2月発行の92号を所有していますが,その後の動向は不明です。国会図書館には,1962年から1967年の号が所蔵されています(一部欠号)。<週刊玩具通信>(1965~2023)商報社出身で,戦時中は大陸で特務機関員,戦後は玩具商報の編集人やバンダイの取締役も務めた辰巳幸男により,1965年に創刊されました(佐野・p80)。(辰巳幸男と一木正夫(玩具商報1972年9月15日号より))発行元の日本トイズサービスは2023年に破産手続開始決定を受け,同年に第2825号をもって廃刊しています。残念ながら,国会図書館には,1993年以降の号しか所蔵されていません。[追記]コンプティーク編集長,KADOKAWA社長などを務めた佐藤辰男も玩具通信出身で,インタビューで当時を振り返っています。(参考:電撃オンライン(https://dengekionline.com/article/202409/10562))<B-Young Age>(1973?~2008)「玩具通信」出身の橋爪龍により創刊された業界新聞です(佐野・p81)。国会図書館には,1979年以降の号が所蔵されています。第三種郵便物認可は1973年8月22日となっています。また,同じビーヤングから刊行された「流通ガイド : 玩具・ホビー・ファンシー・人形」(1979)は,体裁・内容など「玩具商報」との共通点が多くみられます。「流通ガイド」は1981年版もあるようですが,未確認です。なお,某仏教系新興宗教出版社からよく似た名前の月刊誌が発行されていましたが,そちらとは全く関係なさそうです。<旬刊ファンシー→キャラ通>(1980~2003)「玩具通信」出身の岩下勝紀により創刊されました(佐野・p81~82)。「旬刊ファンシー」(1980~1994),「ファンシー&エンターテインメント」(1994~1996),「エンターテイン&ファンシー」(1996),「エンターテイン」(1996~1997),「キャラ通」(1997~2003)と目まぐるしく名称変更しています。国会図書館には,1982年以降の号が所蔵されています。<日本玩具新聞>(1958~?)朝日新聞社出身の野村嘉位により,1958年に創刊(佐野・p87)。大阪府立中央図書館国際児童文学館に1984年~1986年の号が所蔵されています。<日本教材新聞>(1949~1965?)静岡市の医師・山本篤により,1949年9月1日に創刊(佐野・p87~88では,1948年創刊とありますが,静岡模型全史(静岡模型教材協同組合,2011)p134~135では1949年創刊とあります)。当初は「日本」の付かない「教材新聞」だったようです。佐野本では1955年頃に廃刊とありますが,静岡模型全史によれば1965年頃まで続いたとのことで,1961年の号を明石ブログで確認できます(https://ameblo.jp/akasikogorou/entry-12857850332.html)。<日本模型新聞>(1950~)「文具情報」という業界紙の編集長だった田村禎造により,1950年10月15日に大阪で創刊(佐野・p87,日本プラモデル50年史(文藝春秋,2008)p182~183,静岡模型全史・p236~237)。(日本プラモデル50年史より,日本模型新聞創刊号)今日でも盛業しています(http://www.g-toppress.co.jp/)。国会図書館には,1950~1960年代の号は欠号が多いですが,1970年代以降は概ね揃っています。また,「日本模型新聞 ラジオコントロールモデル版」(1975?~1987),「日本模型新聞 鉄道模型版」(1978~1983)→「ホビーズ」(1984~1994)→「Gトッププレス ホビーズ」(1994~2003)といった姉妹紙もありました。<日本模型教材新聞>(1963~?)東京・西神田にあったようです(参考:明石ブログ(https://ameblo.jp/akasikogorou/entry-12676554726.html))。[追記1]以前,インターネットオークションに,1966年の「日本模型教材新聞」がまとめて出品されていました(未入手)。1966年1月11日発行の105号から同年11月11日発行の134号(抜けあり)で,旬刊だったようです。この号数から逆算すると,創刊は1963年と思われます。また,同社発行の「'66 みんなのプラモケイ」も出品されていました(未入手)。[追記2]その後,インターネットオークションに,1967年10月11日発行の「日本模型教材新聞」163号が出品されていました(未入手)。東京本社の住所は文京区大塚となっています。(以前,インターネットオークションに出品されていた日本模型教材新聞131号(1966年10月11日)・133号(同年11月1日)・134号(同年11月11日)(いずれも未入手))(以前,インターネットオークションに出品されていた日本模型教材新聞163号(1967年10月11日)(未入手))(以前,インターネットオークションに出品されていた日本模型教材新聞社発行の「'66 みんなのプラモケイ」(未入手)))
2025.08.17
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以前,別稿で「精機産業株式会社」から発売された謎のフラットカーを取り上げました。1969年12月号のTMSに広告が掲載されているので,トミーOOOゲージ,KATOのC50とオハ31,多田製作所のロコメートに次ぐ,わが国4番目のNゲージとなります(未発売のソニーマイクロトレーン除く)。(鉄道模型趣味1969年12月号(258号)より)(「ビンテージモデルメンテナンス」(イカロス出版,2022)より)最近,軽便鉄模アンテナ管理人のうかいさんが,X(旧Twitter)でその正体を解明されました。このブログでも度々取り上げている,日本模型新聞鉄道模型版に謎の答えがあったのです。以下,ご紹介します。「(昭和)40年代に入り,別会社の中村精機産業という会社で約2年間,試験的に車輛開発にも取り組みまして『これで,まあ行ける』という目途ができ,43年に中村精密に製造を移管して,フリーランスBタンク機関車,同Cタンク機関車の開発から始まったわけです。」「私ども過去において,アメリカ型の貨車,フラットカーというものを出して,これは尻つぼみになったような状態ですが,まあ,私としてもNゲージには興味はある。(略)これはどこのメーカーさんもNゲージというものを一応検討する時期に来たんじゃないか。唯,いまさらプラ車体の材質で出すというと,先発の大手メーカーがいるので,やっぱり金属でHOを縮小したような鉄道模型のNを出したいというように考えております。」(日本模型新聞鉄道模型版6号(1979.1)より中村精密・中村正三郎社長のインタビュー)「(昭和)40年代に入り(略)鉄道模型の製造に着手したわけです。最初の2,3年は(株)精機産業という,別会社でした。水野さんの4110の発表会の時は,その(株)精機産業として一応,展示小間をいただき参加させてもらった記憶があります。中村精密としては,昭和43,4年頃からスタートした。」(日本模型新聞鉄道模型版18号(1980.1)より中村精密・中村正三郎社長の座談会における発言)つまり,後の1980年代にNゲージで金属製蒸気機関車やプラ製旧型客車キットを展開する中村精密が,精機産業という別会社(※)でNゲージのフラットカーを製造した事実が明確に述べられているのです。私自身,日本模型新聞鉄道模型版の縮刷版は持っていましたが,うかいさんのご指摘まで全く気づきませんでした。(※上記日本模型新聞鉄道模型版では,中村精機産業あるいは(株)精機産業となっているが,パッケージの表記は精機産業(株))あらためて,TMS掲載のフラットカーの広告を見てみましょう。鉄道模型社の広告として掲載されていますが,上記座談会の記事からも,鉄道模型社と中村精密との関係の深さがうかがえます。「≪Nゲージ≫ フラットカー 新発売No.SF-697 (プラ車輪付)400円 (真鍮車輪付)440円模型界の新メーカー精機産業≪商標TECMO(テクモ)≫が放つ第1弾[Nゲージ]フラットカーが出来上り,当社より発売する事になりましたカラーは,ブラック,ブラウン,スカイグレー,ダークイエロー,オレンジイエローの5色セットぜひ一度お近くの店でごらん下さいなお第2第3弾として≪真鍮製≫ナイアガラ,サンタフェハドソン,ビッグボーイ,C62,D51等を順次発売の予定です。 御期待下さい!!」つまり,1980年代にミリオンシリーズを発売する中村精密は,既に1969年の時点で金属製Nゲージ蒸気機関車を構想していたことになります。C62,D51はKATOが製品化したため,C51をはじめとする,KATOと競合しない形式を選択したのでしょう。(完成品形態のフラットカー(未入手)。広告どおりブラック,ブラウン,スカイグレー,ダークイエロー,オレンジイエローの5色セット)(キット形態のフラットカー。品番は完成品と同じSF-697で,床板の色はブラウンのみ確認)中村精密の年表としては,以下のようになります。1947年 中村計器製作所設立。時計関係の部品を製造1950年 鉄道模型の車輪を製造メーカーに納める。カメラ関係の部品を製造1958年 有限会社中村精密設立。カーラジオやカーステレオの部品を製造1968年 鉄道模型製造メーカーに1969年 精機産業株式会社からNゲージフラットカーを発売1972年 HOゲージC10,プラ製2軸貨車キット発売1976年 HOゲージプラ製客車キット,HOゲージ用・Nゲージ用各室内灯セット発売1978年 HOゲージプラ製103系キット発売1980年 HOゲージC63,京成AE車,南海こうや号,NゲージC51(ミリオンシリーズ)発売1981年 HOゲージ東武DRC,Nゲージ旧型客車プラキット発売1982年 Nゲージ弁慶号,C12(コアレスモーター使用),C56(同)発売1983年 NゲージD62発売。有限会社中村精密から株式会社ナカセイに変更1986年 Nゲージ・ペンシルバニア鉄道GG1発売1992年 Nゲージ旧型客車を再生産1997年 Nゲージ旧型客車がMODEMOから再版<参考文献>(頁番号及び敬称略)鉄道模型趣味1969年12月号日本模型新聞鉄道模型版・縮刷ダイジェスト版(1982)松本吉之「愛蔵版 鉄道模型考古学N」(2014)山下貴久雄「新・鉄道模型考古学N」(RM MODELS 2010年6月号-8月号掲載分)ビンテージモデルメンテナンス(イカロス出版,2022)
2025.06.20
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多田製作所のNゲージ「ロコメート」については,本ブログで再三取り上げてきましたが,実は意外なところに登場していました。福島県を中心に20店舗を展開する「東北メガネセンター」提供の天気予報(BGMはサザンオールスターズの「希望の轍」)で,ロコメートのC58が,はっきりと映っているのです。メガネセンター関係者の方のコレクションなのか,CM制作会社が用意した小道具なのか分かりませんが,非常に綺麗な状態で残っています。よく見ると,ロコメート用レール,付属のロンスター製貨車,鉄コレの阿武隈急行8100系も映っていますね(阿武隈急行8100系は実車も登場)。
2025.04.27
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今回は,旧型国電の荷物・郵便電車を振り返って見たいと思います。なお,クモニ13(別稿),72系改造車(別稿)は,以前に取り上げていますので,割愛させていただきます。<クモハユニ44 800>(グリーンマックスカタログ Vol.9より)1983年にグリーンマックスから国電キットシリーズNo.182として登場。1985年には,エコノミーキットNo.419(のちNo.206)として,クモハユニ44 800を含む「身延線 低屋根国電4連 パートⅡ」が発売。同時期発売のNo.420とともに,オマケとして運搬用三輪車と積荷がセットされた楽しいセットとなっていました。2018年には,ぶどう色の着色済みキットも発売されています。2014年には,鉄道コレクションからも,身延線2両セットの一員として製品化されています。<クモハユニ64(旧モハユニ61→モハユニ44 100)>両運転台が特徴のクモハユニ64は,カトーから2016年に飯田線シリーズの一環として発売。翌2017年にはぶどう色バージョンも発売されています。<クハユニ56(旧クハニ67)>(グリーンマックスカタログ Vol.9より)クハニ67改造のクハユニ56は,1983年にグリーンマックスから国電キットシリーズNo.156として登場。1985年には,エコノミーキットNo.420(のちNo.207)として,クハユニ56とクモユニ83 100を含む「飯田線 旧国・荷電併結4連セット」が発売。2024年には,ぶどう色の着色済みキットも発売されています。完成品としては,鉄道コレクション(2013年・飯田線2両セット),カトー(2016年・飯田線3両セット)で製品化されています。<クハユニ56(旧モハユニ61)>モハユニ61改造のクハユニ56は,カトー(2014年・飯田線3両セット)で製品化されています。<クハニ67 900(旧クハ55)>クハ55改造のクハニ67 900は,マイクロエース(2007年・飯田線4両セット,2011年・飯田線5両セット,2017年・信越線3両セット),カトー(2016年・飯田線2両セット)で製品化されています。<クモユニ81(クモニ83 100)>(グリーンマックスカタログ Vol.9より)80系一族のクモユニ81は,1981年,グリーンマックスから,クモユニ81(板キット)が発売。前述のとおり,エコノミーキットNo.420には,クモニ83 100が含まれました(キット自体はクモユニ81と同じ)。2011年には,マイクロエースから,スカイブルーの大糸線5両セット,スカ色の飯田線5両セット(クモハ83 100。クハニ67 900を含む)が発売。2012年には,グリーンマックスから,湘南色とスカ色(クモニ83 100),スカイブルーの完成品が発売され,のちに完成品ベースの未塗装キット「ハイクオリティエコノミーキット」も展開されています。2015年には,カトーから,飯田線シリーズの一環として,クモニ83 100とクモニ13の飯田線荷物電車セットが発売。2024年には,マイクロエースから,湘南色とスカ色(クモニ83 100に改番される前の姿)が発売。同じく2024年には,グリーンマックスから,クモユニ81と51系を組み合わせた新たなアソートのエコノミーキットが発売されています。
2025.02.26
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以前,佐藤昌武氏のTTゲージをご紹介しました。(TMS1956年1月号より。佐藤昌武氏のTTゲージ)佐藤氏は,2011年5月に逝去されましたが(とれいん2011年7月号171頁参照),2000年にTMS(11月号・12月号)で「たのしかった模型趣味の70年 駆けめぐった夢,新たな希望」と題する回顧録を執筆されています。今回は,上記記事から,TTゲージに関する部分を特にご紹介したいと思います。佐藤氏は1919年生まれ。戦前,主にOゲージで車両を自作されていましたが,子供の科学1934年4月号に掲載された,河北一久氏の軌間9.5ミリの電気機関車に「大きな刺激」を受け,1936年に軌間11ミリ,1/100のED17を自作されました。戦後,TTゲージが海外から伝わると「特に私の場合,昭和11年に作ったED17形をこのゲージに変更できると考えて大きな親近感をもって迎えた。日本形に採用すべき縮尺は客貨車110分の1,機関車は0番における43分の1と同じ考え方から105分の1が適当と私自身で決めた。」として,TTゲージの製作に邁進されました。(TMS2000年11月号より。佐藤昌武氏のTTゲージ)(TMS2000年12月号より。佐藤昌武氏のTTゲージ)すなわち「この結果10年ほどの間にアメリカ形ハドソン(TMS36号(注:1951年9月号)発表),C59(同90号(注:1956年1月号)発表),EF58(同220号(注:1966年10月号)発表)と制作が進み,真鍮製で,マイネ40とサロン車に改めたマイネ41を含む切妻10輌編成各等急行列車を誕生させ,初心のつばめ号とは肌合いが多少異なるものの一応昭和5年以来の長編成列車の夢を果たした。その上で100分の1のED17も改造改軌した。」とあるとおり,C59やEF58に加え,多数の客車を製作され,編成として楽しまれたことが特筆されます。また,海外で,英独スイスのTTゲージも購入され,「現在これらのTT車輌は私が約30年前に建てた家の広間の一隅に,中尾 豊氏の『機関庫のある風景』を模範にして設けた駅構内風景レイアウトで往復運転を行ない,たのしんでいる。」とありますが,あいにくTMSにはレイアウトの写真は掲載されていません。最後に,佐藤氏の次のお考えは,今日非常に重要な意義をもっていると思われますので,引用させていただきます(太字は引用者)。「今迄TMSにのせて頂いた作品記事などによるのであろうか,それを読まれて私が細密工作の信条に燃えているように思って居られる向きもあるようであるが,私はその積りはない。…実物のメカニズムや寸法にこだわりすぎず,しかし実物から受ける印象を的確に表現しつつ実用的にまとめるという仕法が私には好ましく思われる。模型メーカーの発売品も近時細部に至るまで縮尺固守を貴しとする傾向があるが,上述の線に沿ってお願いしたい。その結果として買い易い価格でこの趣味の普及に寄与して頂きたい。」
2025.02.02
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今回は,17m級旧型国電のNゲージ製品を振り返ってみたいと思います。晩年は南武支線や鶴見線,飯田線といった,レイアウト向きの路線で活躍した実車だけに,模型の世界でも人気の高い題材です。<GMカスタムキット>1982年,グリーンマックスから,品番300番台のカスタムキットシリーズ(17m・18m車のシリーズとして,客車・国電の100番台,NEW電車シリーズの200番台とは一線を画していた)として,No.306 クモハ11・クハ16キット,No.308 クモハ12・クモニ13キットが相次いで発売されました。(グリーンマックスカタログ Vol.9より)クモハ11・クハ16は,旧50系グループの400番台で,伊豆箱根鉄道への譲渡車前面パーツ,クモル24用の前面・荷台パーツが付属しています。クモハ12は,旧30系グループのクモハ12040で,カタログの作例は福塩線(青20号)となっています。クモニ13は,戦後に木造車を鋼体化した切妻車体で,カタログの作例は飯田線(スカ色)となっています。クモル24,前面2枚窓のクモル23050,交流試験電車・クモヤ790-1,コンテナ試験電車・クモヤ22001といったユニークな車両たちの前面パーツ,クモル23・クモル24用の荷台パーツが付属しています。80年代GMを象徴するような,盛りだくさんのキット内容で,モデラーの創作意欲を大いに刺激したことと思います。<RM MODELS 100号特別付録>2003年には,RM MODELS 100号特別付録として,グリーンマックス製の「17m旧国ボディキット」が登場。クモハ11・クモハ12・クハ16(いずれも旧31系グループで,従来のカスタムキットとはプロトタイプが異なる)の板キットで,車端部を選択式パーツとして,片運転台・両運転台に対応した構成がユニークです。後年,グリーンマックスから,エコノミーキットNo.310として発売されています。(RM MODELS 100号より)<鉄道コレクション第4弾>2007年には,トミーテックの鉄道コレクション第4弾で,17m級旧型国電が製品化。クモハ12000・クモニ13007(いずれも旧33系グループ)が国鉄仕様として製品化されたほか,譲渡車の富士急行モハ7032・クハ7062(元クモハ14009・クハ16467),弘南鉄道モハ1121・クハ1611(元クモハ11409・クハ16449),西武鉄道クモハ377・クハ1331(元クモハ11423・クモハ11493)として,旧50系グループのクモハ11・クハ16,旧32系グループのクモハ14が製品化されました。<カトー>2015年には,カトーから,飯田線シリーズの一環として,スカ色のクモニ13025(木造車を鋼体化した切妻車体。GMカスタムキットと同タイプ)が製品化。同年には,鶴見線のクモハ12052(旧31系グループ)と,クモニ13012(旧33系グループ。鉄コレ4弾と同タイプ)が製品化されました。なお,同社は,2017年にHOでもクモハ12052を製品化しています。翌2016年には,カトーから,南武支線のクモハ11248・クハ16007(いずれも旧31系グループ。RMMキットと同タイプ),鶴見線のクモハ11425・クハ16426,クモハ11423・クハ16482(いずれも旧50系グループ。GMカスタムキットと同タイプ)が製品化されています。<GMの新キット>2022年には,グリーンマックスから,No.311として,クモハ11形400番台・クハ16形400番台の板キットが登場。No.306とは全く別の新規設計で,ドアや車端部が選択式となるなど,新時代のエコノミーキットというべき内容となっています。<鉄道コレクション(オープンパッケージ・エキナカオリジナル)>2023年には,鉄道コレクションで,身延線32系セットC・Dとして,スカ色のクモハ14804・クモハ14803(いずれも旧32系グループ。低屋根の800番台)がそれぞれクハ47との2両セットで製品化。Cセットの804は前面窓が原形木枠,Dセットの803は前面窓がHゴム支持と作り分けられています。翌2024年には,鉄道コレクション エキナカオリジナル第3弾のシークレットとして,クハ16476(旧50系グループ)が製品化されています。カトーや鉄コレが進出する一方,GMも新しいエコノミーキット2種(No.310と311),従来からのキット1種(No.308)で工作の楽しさを伝え続けています。私もぜひ,1940年オリンピック試験塗装などに挑戦してみたいと思っています。
2025.01.15
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戦前の鉄道黄金期・流線形ブーム時代を象徴し,戦後は飯田線の花形として知られた52系流電は,Nゲージでも人気の高い製品です。<グリーンマックス>グリーンマックスでは,1983年版・1984年版カタログで,No.181としてクモハ52の発売を予告していましたが,1984年,エコノミーキットNo.415として,クモハ52と3扉のサハ75 100各2両の4両セットが製品化され,No.181にはサハ75 100がおさまりました。グリーンマックスのクモハ52は,広窓の2次車をモデル化しています。(グリーンマックス1985年版カタログより)(グリーンマックス1984年版カタログより)エコノミーキットNo.415が登場した1985年版カタログでは,119系と共に52系が表紙を飾り,冒頭の見開きページにも飯田線の写真が掲載されるなど,飯田線への力の入れようがうかがえます。末尾には,「'84GM旧国コンテスト優秀作品」として,牛久保孝一氏の1次車マルーン色などが掲載。「数多い流電出品」とあることからも,流電の人気ぶりが伝わってきます。(グリーンマックス1987年版カタログより)その後,旧国のエコノミーキットは品番200番台に移ることとなり,1988年,エコノミーキットスペシャルNo.204として,中間車のうち1両をサハ87に替えた4両セットが発売されています。1990年版カタログでは,「流電の昭和史」として,高速度試験時の濃緑色や京阪神間のアイスキャンデー色を含む多数の作例が掲載されています。(グリーンマックス1990年版カタログより)2022年には,No.215として,床下機器を新仕様に改めたセットが発売されています。<マイクロエース>マイクロエースは,2003年に1次車を製品化。EF55やC55,C53,満鉄あじあ号といった戦前の流線形車両を次々と製品化してきた同社らしく,戦前のツートンカラー4両セットを発売するとともに,人気の高い飯田線のスカ色4両セット(中間車は32系グループのサハ48が2両)ももちろん発売しています。2010年には,やはり1次車の登場時マルーン色4両セット,スカ色に変わる前の飯田線湘南色4両セット(中間車はサハ75 100と32系グループのサハ48各1両)が追加されました。2016年には,飯田線のスカ色4両セット(中間車はサハ75 100とサハ45(32系グループのサロ45格下げ)各1両)が加わっています。<鉄道コレクション>70系,42系などの旧国を製品化してきた鉄道コレクションでは,まず,2011年に,リニア・鉄道館ミュージアムショップ限定販売品として,同館展示車両のクモハ52(2次車・ツートンカラー)を製品化。2012年には,1次車の飯田線スカ色4両セット(中間車は32系グループのサハ48が2両),湘南色に変わる前の飯田線快速色4両セット(中間車は42系グループのクハ47が2両)が発売されました。2013年には,2次車の飯田線スカ色4両セット(中間車はサハ75 100が2両),飯田線湘南色4両セット(中間車はサハ75とクハ47各1両)が追加されています。<カトー>2013年から「飯田線シリーズ」を精力的に展開するカトーでは,まず,2015年に,2次車のクモハ52を含むスカ色4両セット(クモハ52・サハ48(流電のサロハ66格下げ)・サハ75 100・クモハ54 100各1両)を発売。2022年には「飯田線シリーズ最終章」と銘打って,1次車のスカ色4両セット(中間車は32系グループのサハ48が2両)が,翌2023年には2次車のスカ色4両(中間車はサハ75 100が2両)が発売されました。
2025.01.04
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以前,米国・Kマートで発売されていた,Nゲージのディスプレイモデルをご紹介しました。今回の「ダイキャスト マイクロパワー トレインセット」も,Kマートで発売されていた,Nゲージ近似(やや小さめ)の縮尺の玩具です。蒸気機関車の車体は金属製で,プルバック車輪が付いています。機関車が4種類,その他の車両はプラ製で,炭水車2種,貨車2種,客車1種となっています。機関車のうちの1つは,MINITRIXのT3のコピーと見られます。最近では,日本でもカルディで「クラシックトレインコレクション」としてチョコレートとのセットで発売されている,息の長いモデルです。このシリーズには駅舎もありました。列車に比べ,かなり大きなサイズとなっています。また,4種類すべてとホームや架線柱,人形などを含めた豪華セットもありました。この豪華セットには,上記4種類とは別種の,ディーゼル機関車と貨車・客車が計4両含まれています。こちらは,元々は電動モデルとして発売されていたようです。単3電池駆動で,蒸気機関車は客車・貨車に比べてかなり大きく,Nゲージより一回り大きめ。その他のディーゼル機関車や客車・貨車はNゲージより小さめとなっています。
2024.12.03
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後編では,72系改造車と新性能電車の牽引車・配給電車を取り上げます。クモヤ90形0番台(23両)(1980年版グリーンマックスカタログより,同社63系キット付属のクモヤ90前面を使った製作法紹介) RM MODELS194号(2011年)では,「旧性能事業用車の代表とも言うべき普通のクモヤ90がいまだになく,やはり欲しくなってしまいます。」とありましたが,2013年にカトーから製品化されました。2016年には,クモニ83とあわせて急行「アルプス」事業用車セットとして発売されています。クモヤ441(7両)(愛蔵版 鉄道模型考古学Nより,旧マイクロエースのクモヤ441) 旧マイクロエースから1981年に金属製完成品が発売。 同社の事業用車たちの中で最後の製品,そして同社の金属モデルとしても最後の製品となりました。 今日に至るまで,他社から完成品やプラキットのない車両であり,その意味でも記録に残る製品といえそうです。クモヤ90形100・200番台(6両)(愛蔵版 鉄道模型考古学Nより,しなのマイクロのクモヤ90) 旧性能電車ですが,車体はクモヤ143形とよく似ており,かつてのグリーンマックスのカタログでは,クモヤ143形の隣に,茶色に前面黄帯のクモヤ90形タイプの作例が掲載されていました。 しなのマイクロから1980年に金属製完成品が発売されました。品番がクモヤ143形の枝番となっていますが,車体はきちんと作り分けられていました。 グリーンマックスから2013年に完成品が発売され,国鉄・JR東海・JR西日本の各バリエーションが細かく展開されているほか,2023年には鉄道コレクション・エキナカオリジナル第2弾としてJR東海のクモヤ90 102が,2024年には同第3弾としてJR西日本のクモヤ90 103が製品化されています。クモヤ143(0番台・50番台 計23両)(愛蔵版 鉄道模型考古学Nより,しなのマイクロのクモヤ143)(グリーンマックスカタログvol.7より,クモヤ143形キット) しなのマイクロから1980年に金属製完成品が発売されました。しなのマイクロ→マイクロクス→旧マイクロエースと続く,事業用車シリーズというべき製品群の第1弾となります。 翌1981年には,グリーンマックスからプラキットが発売されました。一体ボディキットで,品番は国電キットシリーズの一員のNo.180となっています。1996年には塗装済みキットが発売されています(2000年に大幅リニューアル)。 また,マイクロエースからも,2008年に製品化されています(2023年に再生産)。なお,実車では,クモヤ143-4が湘南色となったことが文字通り異色であり,マイクロエースでは2008年に通常カラーや,クモニ143改造の50番台(外見は改造前とほとんど変わらず,非貫通・湘南色)と同時に発売しています。クモヤ143形50番台は,鉄道コレクションNewdays KIOSKオリジナル第1弾(2019年),同第3弾(2020年)でも製品化されていることは,前編で述べたとおりです。 山形線用の標準軌改造車・クモヤ743形(1両)は,今のところプラ製品がなく,製品化が待望されます。クモヤ145(0番台・100番台・200番台・600番台 計38両) クモヤ143形と同じく青色に前面黄帯の牽引車ですが,側面の窓・扉の配置が大きく異なっています。 グリーンマックス(完成品。2008年~),マイクロエース(2013年・100番台,2023年・1000番台),鉄道コレクション20弾(2014年・0番台),同エキナカオリジナル第1弾(2022年・0番台)から発売されています。 グリーンマックスでは,JR東日本・JR西日本のバリエーションが細かく展開されており,2020年にはクロスポイントブランドで,側面の太い黄帯が特徴の八王子訓練センター色も発売されています(グリーンマックスからも2025年に発売予定)。なお,完成品ベースのハイクオリティエコノミーキットと題したキットもありました。 また,パンタ部低屋根の600番台は製品がありませんが,改造車の123系600番台(2両)は,鉄道コレクションで製品化されています。クモル145・クル144(各16両) 車体の半分以上が荷台となっている独特の構造をした配給電車であり,RM MODELS194号(2011年)でも,「145系といえばクモルもぜひ欲しい…といったところでありますが,誰が見てもおわかりのように,動力が大きなネックであり,ついで的な軽いノリで務まるタマじゃありません。」とありましたが,鉄道コレクション20弾(2014年)で,専用動力を用意の上,製品化されました。2018年にオープンパッケージで通常カラーのセットと,ウグイス色に黄帯の大船工場入替車のセットが,2022年には「さよならクル・クモル」セットが発売されています。<主な参考文献>鉄道ファン1996年1月号,2005年3月号愛蔵版 鉄道模型考古学N新・鉄道模型考古学N2RM MODELS 192~194号
2024.11.01
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郵便電車や荷物電車,牽引車といった車両は,単行運転も可能で編成を組んでも変化が付くという模型向きの題材と言えるでしょう。本稿では,前編で郵便電車・荷物電車のうち,72系電車改造車と新性能電車のNゲージ製品を振り返り,後編で牽引車・配給電車を扱うこととします(クモヤのうち,検測車のNゲージ製品については別稿をご覧ください)。クモユニ74形(0番台・100番台・200番台 計31両)(科学教材社「Nゲージ」。クモユニ74のペーパーキットや,165系の型紙などが付属した)(愛蔵版 鉄道模型考古学Nより,奄美屋のクモユニ74。下のキット状態はクモニ83)(グリーンマックスカタログvol.7より,クモユニ74 100番台キット)(グリーンマックスカタログvol.7より,クモユニ74 0番台キット。作例は房総地区に転じスカ色化された姿) 1972年に科学教材社の「Nゲージ」でペーパー車体キットがありました。 1977年にグリーンマックスから0番台・100番台のプラキットが発売され,翌年には奄美屋の金属キットも発売されています。 プラ製完成品としては,マイクロエース(2006年・0番台・200番台湘南色,2010年・0番台湘南色。クモユ141とのセット,2015年・0番台スカ色)とカトー(2012年・0番台湘南色)から製品化されています。クモニ83形(0番台・800番台 計51両)(グリーンマックスカタログvol.7より,クモニ83 0番台キット)(新・鉄道模型考古学N2より,しなのマイクロのクモニ83 800番台スカ色と湘南色)(グリーンマックスカタログvol.9より,同社クモニ83キット改造のクモハ84) 1978年にグリーンマックスから0番台のプラキットが発売され,同年には奄美屋の金属キットも発売されています。 1981年,旧マイクロエースから800番台(湘南色・スカ色)が金属製完成品として発売されました。 プラ製完成品としては,マイクロエース(2006年・800番台スカ色。雨樋が高い初期車,2013年・0番台スカ色,2021年・0番台湘南色)とカトー(2013年・800番台スカ色。雨樋が高い初期車,2016年・800番台スカ色。急行「アルプス」事業用車セット,2017年・800番台湘南色。雨樋が高い初期車)が製品化されています。 なお,クモニ83形の改造車としては,鉄道総研の粘着試験車・クヤ497形(1両),JR時代に誕生した唯一の旧性能電車・クモハ84形(3両)といったユニークな電車がありますが,今のところプラ製品がないのが残念です。 また,クモニ83形100番台は,80系一族のクモユニ81形からの編入車であり,割愛します。クモユニ82形(0番台・50番台・800番台 計11両)(グリーンマックスカタログvol.7より,クモユニ82 800番台キット)(愛蔵版 鉄道模型考古学Nより,しなのマイクロのクモユニ82 800番台) 1978年にグリーンマックスから800番台のプラキットが発売されました(ただし,屋根パーツ共用のため,低屋根が再現されていません)。 1981年,旧マイクロエースから800番台(スカ色)が金属製完成品として発売されました。 プラ製完成品としては,マイクロエース(2006年・800番台スカ色,2013年・0番台スカ色,2015年・50番台湘南色)とカトー(2015年・800番台スカ色)から製品化されています。クモハユ74形(3両)(グリーンマックスカタログvol.9より,同社63系キット改造のクモハユ74) 72系の面影を強く残すクモハユ74形は,マイクロエースから2015年に製品化されています(クモユニ74形3両とあわせた4両セット)。クモユ141(10両)(愛蔵版 鉄道模型考古学Nより,しなのマイクロのクモユ141) 1980年にしなのマイクロ改めマイクロクスから金属製完成品が発売されました。 2010年にはマイクロエースからプラ製完成品がクモユニ74とのセットで発売されており,2021年には単品で発売されています。クモニ143(8両)(愛蔵版 鉄道模型考古学Nより,しなのマイクロのクモニ143)(RM MODELS194号より,カトーのクモニ143をクモヤ143・クモヤ90風に塗り替えた限定品) 1980年にしなのマイクロから金属製完成品が発売されました。 1982年にはカトーからNo.421でプラ製完成品が発売され,さらに,2014年にはトミーテックから鉄道コレクション20弾で製品化されています。もともと,カトーのNo.421としては,クモユニ74が予告されていましたが,クモニ143の製品化となりました。 特に,カトー製品は,1985年に,スカ色タイプ,身延線色タイプ(クモユニ143のイメージ),飯田線色タイプ(クモユニ147のイメージ),さらには事業用車タイプ(青・茶。ショールーム限定発売であり,それぞれクモヤ143・クモヤ90形100・200番台のイメージか)といったカラーバリエーションが発売されていたのがユニークです。 なお,改造車の123系0番台(6両)は,以前別稿で述べたとおりです。 また,123系に改造されなかった2両は,外観はほとんどそのままに,クモヤ143形50番台となっており,マイクロエース(2008年),鉄道コレクションNewdays KIOSKオリジナル第1弾(2019年),同第3弾(2020年)で製品化されています。クモニ143を発売していないのに,クモヤ143形50番台を発売するのは,いかにもマイクロエースらしいですね。クモユニ143(4両) 身延線色・湘南色・スカ色と実車が変遷している郵便荷物電車であり,模型でもカラーバリエーションが豊富に展開されています。 ウイン(2000年・3色),マイクロエース(2008年・スカ色,2011年・JAM限定セット3色),鉄道コレクション20弾(2014年・身延線色),同Newdays KIOSKオリジナル第1弾(2019年・スカ色),同第4弾(2021年・身延線色)から発売されています。クモユ143(3両) 鉄道郵便の廃止に伴い,短命に終わりました。 RM MODELS193号(2011年)では,「残るはクモユ143ですが,3輌がわずか4年この世に存在しただけの極めて短命,色も湘南色のみで化けないとあっては,なかなか難しいでしょうか。」とありましたが,鉄道コレクション20弾(2014年)のシークレットとして製品化されています。クモユニ147(5両) 119系と同じ飯田線カラーの郵便荷物電車です。なお,改造車の123系40番台(5両)は,以前別稿で述べたとおりです。 ウイン(2000年),マイクロエース(2008年),鉄道コレクション20弾(2014年),カトー(2018年)から発売されています。<主な参考文献>鉄道ファン1996年1月号,2005年3月号愛蔵版 鉄道模型考古学N新・鉄道模型考古学N2RM MODELS 192~194号
2024.10.22
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以前ご紹介した,Del Pradoや,CILのディスプレイモデルに似たNゲージ規格のディスプレイモデルが,Amercomという会社からも発売されていました。少なくとも下記の54種があるようで,ラインナップのほとんどは,Del Pradoと重なるようですが,一部はCILと重なっています。800系新幹線はオリジナルのようです。また,D51が,オリエント・エクスプレス'88仕様となっており,国籍はなぜか「フランス」となっています。(800系新幹線)(D51オリエント・エクスプレス'88)日本(4種):800系新幹線,80系,キハ81,C50アメリカ(6種):F40PHアムトラック,SD40サンタフェ,PA1ニューヨークセントラル,K4ペンシルベニア,GP20,FP7ユニオンパシフィックイギリス(8種):マラード,フライングスコッツマン,ダッチェス・オブ・ハミルトン,チェルトナム,クロード・ハミルトン,インターシティ125,クラス55,クラス373ドイツ(7種):VT11.5,BR96,V320,クラス01,V60,クラス218,クラス182フランス(5種):ブルボネ,D51,BB22200,CC7100,TGVデュープレックスイタリア(6種):E402B,ALn556,Gr.691,ヴィットーリオ・エマヌエーレ2世,ETR480,E428アイルランド(1種):クラスV蒸気機関車オーストリア(1種):1020形電気機関車オランダ(2種):1700形電気機関車,1100形電気機関車スイス(1種):クロコダイル形電気機関車スウェーデン(1種):クラスD電気機関車スペイン(2種):AVE,340形ディーゼル機関車チェコスロバキア(1種):T679.2ディーゼル機関車ハンガリー(1種):1047形電気機関車ポーランド(1種):Ty5蒸気機関車ポルトガル(1種):1200形ディーゼル機関車オーストラリア(1種):2100形ディーゼル機関車ペルー(1種):クラス280蒸気機関車アンゴラ(1種):クラス11蒸気機関車南アフリカ(1種):ブルートレイン用電気機関車中国(2種):韶山8電気機関車,東風4ディーゼル機関車
2024.08.31
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グリーンマックス(以下「GM」)の歴史については,別稿で簡単に記載しました。今回は,GMの製品群の中でも特に中核というべき,品番400番台のエコノミーキットについてご紹介したいと思います。なお,本稿は,下記の書籍,雑誌記事,ウェブサイトを参考にしています。山下貴久雄「新・鉄道模型考古学N」(2007,ネコ・パブリッシング)山下「新・鉄道模型考古学N2」(2009,ネコ・パブリッシング)山下「新・鉄道模型考古学」(RM MODELS 161号~223号)山下「SINCE 1965 Nゲージの辿った軌跡」(「鉄道模型で遊ぼう! NゲージQ&A新入門!」(2012,ネコ・パブリッシング)所収)NEO・Pの小屋(http://neonaop.web.fc2.com/)<エコノミーキット前史(~1982年)>初期のGM車両製品としては,1974年から発売された客車キットシリーズ(品番は当初No.21~。後にNo.121~に改番しNo.120以前にも拡張),1976年から1977年にかけて発売された完成品電車(いわゆるグリ完。品番はNo.101~112),1977年から発売された旧型国電キットシリーズ(No.150~),主に旧グリ完の流れを汲むペアキットシリーズ(No.170~ほか)といった製品がありました。そして,1979年から1980年にかけて発売されたのが,NEW電車シリーズ(No.201~218)です。NEW電車シリーズでは,最新の国鉄201系や私鉄・地下鉄などが積極的に製品化されました。また,1981年から1982年にかけては,エンドウから京成スカイライナー用に18m動力が供給されたことを機に,カスタムキットシリーズ(No.301~309)として17~18m車が製品化されました。<1982年>NEW電車シリーズなどを一部改良(床下機器をウエイト兼用のダイキャスト製からプラ製へ変更)し,4両キットとしたエコノミーキットシリーズがいよいよ展開されました。1982年は,No.401~405まで製品化されています。<No.401 東武8000系(1985年版カタログより)>NEW電車シリーズNo.217,218をエコノミーキット化したもの。おまけ前面としては,東武7800系(63系キット利用),西武2000系,京王6000系(201系キット利用)に加えて,東武9000系(コルゲート板も付属)が付属します。<No.402 国電201系(量産車)(1985年版,1987年版カタログより)>NEW電車シリーズNo.201,202(試作車)を量産車とし,エコノミーキット化したもの。「初心者用」「特に安価に提供」とされています。おまけ前面としては,相鉄アルミカーに加えて,国電301系,営団5000系が付属します。プレイモデルNo.11(機芸出版社)で組み立て方が解説されています。1997年に塗装済みキットが発売されています。<No.403 身延線低屋根41/43系(1985年版カタログより)>おまけ前面としては,クモハ11 200が付属します。<No.404 小田急2600形(1985年版,1987年版カタログより)>NEW電車シリーズNo.205,206の小田急9000形(5200形)キットをエコノミーキット化したものです。おまけ前面としては,小田急9000形が付属します。NEW電車シリーズと,製品名/おまけの関係が逆転しているのが面白いですね。後年,製品名は5000形(2600形)となっています。<No.405 西武101系(1985年版カタログより)>NEW電車シリーズNo.209,210をエコノミーキット化したものです。おまけ前面としては,西武101系(新・旧),西武401系が付属します。<1983年>No.406~408まで製品化されました。また,同年にはNo.601~のバリエーションキットシリーズも開始されます。<No.406 国電80(湘南型)(1985年版カタログより)>おまけ前面としては,クハ86(2枚窓・3枚窓),クハ85(切妻)が付属します。<No.407 阪急3扉通勤車(1985年版,1987年版カタログより)>エコノミーキット初の完全新規製品です。おまけ前面としては,阪急2000系・5300系・6000系,大阪市営地下鉄60系(東急7000系キット利用)が付属するほか,2800系用の2扉側板まで入っています。1992年には,8000系前面が追加されました。<No.408 京急(旧)600形(1985年版カタログより)>おまけ前面としては,京急400形が付属します。後に,琴電1070形キットが本製品をベースに発売されています(貫通型の前面パーツ追加)。<1984年>No.409,411~418まで製品化されました。また,同年にはNo.101~のP.C.トレインセットシリーズも開始されます。<No.409 京成3500形(1985年版カタログより)>おまけ前面としては,京成3150形更新車(京急1000形キット利用),都営5200形が付属します。<No.411 近鉄8810系(1985年版カタログより)>おまけ前面としては,3000系,8000系アルミ試作車が付属します。<No.412 阪神3901(3801)形(1985年版カタログより)>1983年版カタログでは,カスタムキットNo.310として予告されていました。おまけ前面としては,5001形,5201形,山陽電鉄3000系,京成3300形が付属します。1983年版カタログで予告されていた西鉄600形のおまけ前面は残念ながら実現しませんでした。<No.413 115系+クモニ83(1985年版カタログより)>115系の方はグリ完の流れを汲む一体ボディキットです。<No.414 国電103系(1985年版カタログより)>グリ完の流れを汲む一体ボディ・高運ATC車のキットで,6両入りという「Eシリーズ中でも特に経済的なセット」をアピールしていました。<No.415 流電(1985年版カタログより)>52系流電という,旧国の中でも難しい題材を製品化しています。<No.416 東武10000系(1986年版カタログより)>おまけ前面としては,東武9000系,名古屋市営地下鉄3000系が付属します。従来,東武9000系は,No.401の8000系キットのおまけとして扱われていましたが,本製品の登場により,8000系キットとは切り離されることになりました。また,後に都営地下鉄10-000形のおまけ前面も東武8000系キットからこちらに移っています。後年,本製品とは別に一体ボディ塗装済キット,完成品が発売されました。<No.417 京王6000系(1986年版カタログより)>おまけ前面としては,京王7000系,都営地下鉄6000形が付属します。従来,京王6000系は,No.401の8000系キット付属のおまけ前面とNo.402の201系を組み合わせることとされていましたが,本キットの登場により,6000系のおまけ前面は役割を終えました。6000系は後年,本製品をベースとする塗装済みキットが発売されたほか,本製品もNo.450として引き続き発売中です。<No.418 東急8500系(1986年版,1987年版カタログより)>カスタムキットの東急5000系キットに東急8500系のおまけ前面が含まれていましたが,新たに製品化されました。おまけ前面としては,東急8000系,京急2000形(阪急通勤車キットの阪急2800系側板を利用)が付属します。8500系は後年,本製品とは別に完成品や一体ボディ塗装済キットが発売されました。また,8000系は,本キットをベースとする塗装済みキットが製品化されています。<1985年>No.401の内容が一部変更されたほか,No.410,419~426まで製品化されました。<No.401 東武8000系(1986年版カタログより)>No.416東武10000系,No.417京王6000系の製品化に伴い,おまけ前面に東武2000系,都営10-000形が加わりました。<No.410 西武5000系(1986年版カタログより)>NEW電車シリーズNo.215,216をエコノミーキット化したものです。おまけ前面としては,西武クハ1411(国電クハ55キット利用)に加えて3000系が付属します。他社の西武5000系製品では,トミックス製品が1997年に絶版,カトー製品が2014年に発売されましたが,GMからは特段動きがありません。<No.419 身延線低屋根国電パートⅡ(1986年版カタログより)>No.403に次ぐパートⅡとなりました。ホーム用の手押車・積荷といったアクセサリーが付属するのが非常にユニークです。<No.420 飯田線旧国 荷電併結(1986年版カタログより)>おまけ前面として,西武501系(クハ41キット利用)が付属するほか,やはりホーム用の手押車・積荷といったアクセサリーが付属します。<No.421 小田急9000(8000)形(1986年版カタログより)>No.404の2600系セットに,No.95-2 小田急用改造パーツ集の前面(8000形,2220形(京急1000形キット利用))を加えたものです。箱の写真は,走るギャラリー号塗装となっています。8000形は後年,本製品とは別に完成品や一体ボディ塗装済キットが発売されました。<No.422 京王3000系(1986年版カタログより)>エンドウから1982年に製品化されていましたが,プラでは初めての製品化となりました。NゲージマガジンNo.5で組み立て方が解説されています。後年,更新車の前面が追加されたほか,クロスポイントブランドで北陸鉄道8900系キット,塗装済板キット(同キットを組み立てたユザワヤ製品もある),1次車一体ボディキットといった製品が展開されています。<No.423 京急1000形(1987年版カタログより)>カスタムキットNo.301・302をエコノミーキット化したもの。後年,塗装済キット化されたほか,本製品とは別に一体ボディ塗装済キットが発売されています。また,北総,琴電といった譲渡車の製品化も盛んです。<No.424 東急7000系(1987年版カタログより)>カスタムキットNo.304・305をエコノミーキット化したもの。東急7200系,営団3000系,静鉄1000系のおまけ前面に加え,1993年にも前面パーツ(地方私鉄譲渡車用の切妻顔,東急9000系(205系キット利用))が追加されています。<No.425 東急8090系(1987年版カタログより)>カスタムキットの東急5000系キットに東急8090系のおまけ前面が含まれていましたが,新たに製品化されました。NゲージマガジンNo.14で組み立て方が解説されています。前面パーツが3種類(8090系2種,6000系)含まれていましたが,6000系については,全く車体が異なることから,かなりの腕が求められるところです。1993年に8590系の前面パーツが加わっています。近年,本製品とは別に,完成品(秩父,富山への譲渡車を含む)が発売されています。<No.426 近鉄12400系(1987年版カタログより)>NEW電車シリーズNo.207として近鉄12200系がありましたが,それとは別に新たに12400系キットが登場しました。おまけ前面として,12200系,12600系が付属しますが,側板切り継ぎなどが必要です。その後,12200系,12410系,12600系が完成品として発売されています。なお,12200系はトミックスからも予告されています。<1986年>No.427,428には,営団6000系と京阪2200系が予告されていましたが,いずれも飛ばして(営団6000系は後にNo.420として製品化。京阪2200系は結局実現せず),No.429~433まで製品化されました。<No.429 西武451系(1987年版カタログより)>GMとしては,101系,5000系レッドアローに続く3番目の西武製品となりました(旧型車除く)。おまけ前面として601系が含まれ,地方私鉄譲渡車も含めた豊富なステッカーが付属しました。塗装済キット化等もなく,大きな動きはありません。<No.430 東武6050系(1987年版カタログより)>東武に力を入れるGMとしては当然の製品化といえるでしょう。後年,本製品とは別に完成品や一体ボディ塗装済キットが発売され,鉄道コレクションと競合しています。<No.431 211系(1987年版カタログより)>カトー,トミックス,GMと3社揃い踏みの製品化となりました。GMならではの特徴として,「103系改造パーツ集」に含まれる,伊豆箱根鉄道3000系の前面と組み合わせることが可能であったことが特筆されます。現在は「1000番代」キットとして発売されています。<No.432 101系(1987年版カタログより)>プラとしては初めての製品化となりました。前面パーツが3種類(1灯,ブタ鼻,900番代)用意されています。後年,秩父鉄道1000系として,クロスポイントブランドで塗装済みキットが製品化されています。<No.433 205系(1987年版カタログより)>客用扉の窓が小さい,いわゆる初期型の製品化となっています。おまけ前面パーツとして207系900番代が含まれており,絶版後,探し求めるファンもいたようです。<1987年><No.434 国鉄155系(1987年版カタログより)>プラとしては初めての製品化となりました。後年,マイクロエースやカトーからも製品化されていますが,GMからは特段動きがありません。<No.435 103系(低運転台)(1987年版カタログより)>一体ボディキットで,GMとしては初めての103系低運転台の製品化となりました。古くからあるカトー製品と異なり,前照灯は2灯型となっています。103系は各社から多種多様な製品が発売されていますが,GMでは,本製品とは別に,西日本車を中心とする完成品や一体ボディ塗装済みキットのほか,全く新しく「エボリューションシリーズキット」「ハイクオリティエコノミーキット」などを発売しています。<1988年>この年の末から,旧国は,No.201~の「エコノミーキット(スペシャル)」として再編され,No.401~のエコノミーキットからは順次離脱していきます。<No.436 京急2000形(1987年版カタログより)>GMとしては,1000形,600形に続く3番目の京急製品となりました。後年,クロスポイントブランドで,3扉化用の側面パーツが加わったキットが製品化され,GMからもNo.441として,同様のキットが発売されています。<No.438 小田急1000形(1992年版カタログより)>GMとしては,5000(2600)形,9000(8000)形に続く3番目の小田急製品となりました(旧グリ完由来の1800形を除く)。NゲージマガジンNo.10で組み立て方が解説されています。後年,No.1002Tとして塗装済キット化されたほか,本製品をベースとするワイドドア車キットや2000形キット,完成品(本製品とは別もの)など多彩なバリエーションが展開されています。<1989年>この年には,元トミックスの香港製貨車が限定品としてGMから発売されました。(1990年版カタログより。新たにNo.401,403となった近鉄2610系と東武8000系)<No.403 東武8000系(1992年版カタログより)>旧No.401のキットにかわり,更新車の前面が加わった新キットとなりました。前面パーツは原型車・更新車の2種類のみとなり,東武7800系,東武2000系,西武旧2000系の前面パーツは引き継がれなかったため,中古市場ではプレミアがついたようです。後に塗装済みキット化されたほか,本製品とは別に完成品や一体ボディ塗装済みキットが次々と発売されています。マイクロエース,鉄道コレクション,カトー(更新車のみ)からも発売される人気車両となっています。<No.415 103系(高運転台・非ATC車)(1992年版カタログより)>グリ完以来の流れを汲む一体ボディキットですが,運転台後ろの戸袋窓が開口された非ATC車となりました。No.415は流電が空いた枠となります。6両中4両が一体ボディキット,中間車2両は101系キットを流用した板キットとなっています。<1990年><No.406 205系後期型(1992年版カタログより)>客用扉の窓が拡大された,205系後期型の製品化となっています。No.406は80系の枠です。京葉線のいわゆるメルヘン顔に加え,原型顔,1000番代と計3種類の前面パーツが用意されました。NゲージマガジンNo.13で組み立て方が解説されています。後年,本製品に新規製作前面を加えた塗装済板キットとして相模線の500番代が発売されたほか,本製品とは別に,武蔵野線の5000番代(完成品),クロスポイントブランドで南武線や八高線の中間車先頭化改造車が一体ボディキットで製品化されています。<No.401 近鉄2610系(1992年版カタログより)><No.427 近鉄2600(2430)系><No.428 近鉄2410(1810)系>NEW電車シリーズNo.208の近鉄2410(1810)系が絶版となって久しく,全く新たにNo.401として登場しました。その後,本製品とは別に完成品,一体ボディ塗装済みキットが発売されています。<1991年><No.413 111(115)系初期型><No.414 113(115)系量産冷房車>それまでの,グリ完の流れを汲んだ一体ボディキットから一新された,はめ込み窓を採用した板キットとなりました。トミックス,カトーともユニット窓車を製品化する中,No.413は貴重な初期型の製品化となりました。なお,No.413は115系・クモニ83,No.414は103系6両セットから引き継いだ品番となります。113,115系は各社から多数の製品が発売されていますが,GMは本製品とは別に,広島や京都といったJR西日本の地域色を完成品で発売しています。<No.420 営団6000系(1987年版カタログより。この時点ではNo.427とされていたが,結局,飯田線旧国の移動で空いたNo.420とされた。実際の製品版とはパッケージが若干異なる)>NEW電車シリーズNo.203・204とは全く別の金型で,いわゆる1段下降窓の後期車が製品化されました。NEW電車シリーズ同様,7000系,8000系のおまけ前面が含まれています。営団6000系は,後年,マイクロエース,カトー,鉄道コレクション(いわゆるハイフン車)で製品化されていますが,GMの方は,クロスポイントブランドで旧NEW電車シリーズの2段窓車が再生産された程度で,特段動きはありません。<1992年>1992年には,東武スペーシアがキット化。No.701の「スペシャルキット」としての製品化でした。白成型の板キットで,ステッカーまたはデカールにより,実車の複雑な塗装を容易に再現できるようになっていました。NゲージマガジンNo.17で組み立て方が解説されています。(1992年版カタログよりNo.701)<No.437 国鉄157系(RMM190号より)>NEW電車シリーズNo.211~213,No.166貴賓電車セットをベースに,新規製作の前面パーツなどを加えてエコノミーキット化したものです。後年,マイクロエースやカトーからも製品化されていますが,GMからは特段動きがありません。<No.439 西武新2000系(1992年版カタログより)>GMとしては,101系,5000系レッドアロー,451系に続く,4番目の西武製品となりました。No.1007Tとして早々と塗装済キット化されたほか,本製品とは別に完成品や一体ボディ塗装済みキットが発売されています。なお,GMからは,2000系初期車の完成品や一体ボディ塗装済みキットも発売されています。<1993年>エコノミーキットNo.441として製品化が予告されていた東武10030系が,塗装済キットのNo.1001Tとして製品化。以後,GMの新製品は,「トータルセット」と呼ばれる動力なども含んだ塗装済キットが中心となります。(未発売のNo.441。1992年版カタログより)<1994年>No.184をベースとする119系5000番代キットが「限定品」No.491として,No.415をベースとする103系3000番代キットが「限定品」No.492としてそれぞれ発売されました。なお,No.1002Tの小田急1000形は,東武10030系同様,板キットに着色したものでしたが,No.1003Tの東武スペーシアは,一体ボディに改められています。(未発売のNo.419。1992年版カタログより)<No.419 211系5000番代>身延線低屋根国電パートⅡが空いたNo.419として,営団05系(おまけ前面は営団9000系)が予告されていましたが,未発売に終わり,No.419は211系5000番代に充てられました。No.431の211系キットをベースに,新規製作の前面パーツなどが加わっています。塗装済みキット化はされませんでしたが,GMでは完成品として多彩なバリエーションを展開。近年カトーから発売されるまで,5000番代はGMの独壇場となっていました。<1995年>旧グリ完の流れを汲む小田急1800形が,「限定品」No.493として発売されました。また,エコノミーキットNo.440として製品化が予告されていた京急1500形が,塗装済・一体ボディキットのNo.1004Tとして製品化。動力も,ウエイトが黒くなった新しいものとなりました。(未発売のNo.440。1992年版カタログより)<No.433 伊豆急100系(RMM185号より)>NEW電車シリーズNo.214を大幅にリニューアルした製品で,No.433の品番は,205系(初期型)から受け継いでいます。箱の裏はスコールカーのペーパーキットとなっています。伊豆急100系は,その後,マイクロエースや鉄道コレクションで製品化されていますが,GMからは特段動きがありません。<まとめ>前述のとおり,1990年代からの塗装済みキット登場,さらに2002年にはグリ完や貨車以来の完成品となるキハ200の発売により,GMは新たな時代を迎えたといえるでしょう。また,1996年のマイクロエースD51,1998年のモデモ路面電車シリーズといった動きを見ると,Nゲージ界全体が1990年代後半に時代の転機があったといえそうです。こうして振り返ってみると,「エコノミーキットの時代」は1982年から1995年までで,特に1986年までがピークということになります。この間,ブルトレブームによりNゲージプラモデルを発売した各社や,旧マイクロエース,エンドウ,学研,ナカセイといったメーカーがフェードアウト。わが国のNゲージはカトー,トミックス,GMの3社が中心となりました。その中で,GMは,大手2社とは一線を画した,私鉄通勤車や旧国のエコノミーキットを軸に第三極を形成したとみることができます(なお,カトーは1981年の京急800形,1982年の阪急6300系でキット形式を採用しましたが,長続きせず,1985年の西武新101系は当初から完成品で発売しています)。エコノミーキットの品番はこの後も続きますが,塗装済キットの未塗装化や,既存キットのリニューアルが中心となっています。その中でも,特色ある板キット製品を3つだけ挙げておきます。<No.446 地方私鉄タイプ電車>1980年代から予告されていた「日車標準型」が,運輸省規格型と併せてようやくクロスポイントブランドで製品化されました。なお,日車標準型は鉄道コレクション第6弾で,運輸省規格型は鉄道コレクション第14弾でも製品化されています。<No.448 小田急2200(2220)形>2200形・2220形の前面パーツは,京急1000形・小田急8000系キットに含まれていましたが,改めてクロスポイントブランドで製品化されました。客用扉の形状を作り分けられるようになっているなど,新世代の板キットというべき内容です。なお,小田急2200形は,鉄道コレクション第3弾でも製品化されています。<No.955 営団300/400/500形>もともとRM MODELS 2005年10月号の付録としてつくられたキットです。なお,他社の丸ノ内線旧型車としては,カトーから完成品が発売されています。
2024.07.24
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以前,リニアモーターカーのディスプレイモデルを取り上げましたが,最近もう一つ入手したので,ご紹介したいと思います。こちらのMLX01-1は,縮尺およそ1/151。中古で入手したので詳細不明ですが,JR東海が製作した記念品(山梨リニア実験線の見学者向け?)と思われます。(縮尺およそ1/151のMLX01-1とパッケージ)実はこちらのMLX01-1はペンケース。上下に開く構造となっており,中にボールペンが入っています。(中にはJR東海と記されたボールペンが入っている)縮尺およそ1/151ですので,縮尺1/160のトレーンやスタートレインより一回り大きいですが,この種の記念品にありがちなショーティ化等のデフォルメもなく,スケールモデルといってよい実感的な模型となっています。残念ながら,パッケージには,製造年や製造者といった情報は何もありません。なお,超電導磁石はシール表現ですが,その他は印刷となっています。(JR東海のペンケース(左)とトレーンのディスプレイモデル(右))
2024.07.03
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これまで,Nスケールのディスプレイモデルを取り上げてきましたが,今回はZゲージ規格(1/220)のディスプレイモデルをご紹介します。フランスのEDITIONS ATLASから発売されていたシリーズで,全29種と思われます。ラインナップは下記のとおりです。なお,EDITIONS ATLASでは,他にも,世界の蒸気機関車(1/100),世界の電気機関車(1/87。以下同じ),世界の路面電車,フランスのミシュラン製レールカー,フランスの近郊電車といったディスプレイモデルを製品化しているようです。(全29種のうち唯一の日本型「Tokaido Shinkansen」。エフトイズの0系とほぼ同縮尺)Bayerische Ludwigsbahn(ドイツ・バイエルン=ルートヴィヒ鉄道アドラー号)Canadian Pacific(カナダ・カナダ太平洋鉄道カナディアン号)Cornish Riviera(イギリス・グレートウェスタン鉄道コーニッシュ・リヴィエラ・エクスプレス)Dovregubben(ノルウェー・ドブレグッベン号)Flying Scotsman(イギリス・ロンドンアンドノースイースタン鉄道フライングスコッツマン号)Glacier Express(スイス・レーティッシュ鉄道氷河急行)Golden Arrow(イギリス・サザン鉄道ゴールデンアロー号)Henschel-Wegmann-Zug(ドイツ・ヘンシェルヴェーグマン号)Kiruna-Narvik Railway(スウェーデン・キルナ=ナルヴィク鉄道)Mallard(イギリス・ロンドンアンドノースイースタン鉄道マラード号)Mikado 141 Renfe(スペイン・141形蒸気機関車)Mistral(フランス・ミストラル号)Orient Express(オリエント急行)RAm TEE Edelweiss(オランダ・TEEエーデルワイス号)Rhiengold(ドイツ・ラインゴルト号)Rio Grande Scenic Railroad(アメリカ・リオグランデ観光鉄道)Santa Fe Super Chief(アメリカ・サンタフェ鉄道スーパーチーフ号)Settebello(イタリア・セッテベロ号)Sud-Express(フランス・南急行)SVT877 Fliegender Hamburger(ドイツ・フリーゲンダーハンブルガー号)TEE Parsifal(ドイツ・TEEパルジファル号)The Ghan(オーストラリア・ザ=ガン号)Tokaido Shinkansen(日本・東海道新幹線)Train Bleu(フランス・青列車)Transalpin(オーストリア・トランザルピン号)Trans-Siberian Express(ロシア・シベリア特急)TranzAlpine New Zealand(ニュージーランド・トランツアルパイン号)Vindobona(ドイツ・ヴィンドボナ号)Zackenbahn(ポーランド・イゼラ鉄道)
2024.05.06
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Nゲージ規格のディスプレイモデルには様々なものがありますが,今回ご紹介するのは,スペインのCIL社やドイツのWeltbild社から発売された,プラスチック製車体のディスプレイモデルです。海外ウェブサイトを見ると,同じくNゲージ規格のディスプレイモデルである,デルプラド製品とよく比較されているようです。車輪が金属製のデルプラドと異なり,こちらは車輪がプラ製で,絶縁の心配はありません。下記のとおり,少なくとも50種がありますが,未確認の2種があるので,52種かもしれません(デルプラドと競合するものは※)。また,BR01の色違いや台座の表記違いなど,他にもバリエーションがあるようです。オーストリア:3種1018電気機関車(ドイツE18電気機関車塗替え)1020電気機関車(ドイツE194電気機関車塗替え ※)1016/1116電気機関車(ユーロスプリンター②)ベルギー:1種54ディーゼル機関車(ハンガリーM61ディーゼル機関車塗替え)デンマーク:1種1100ディーゼル機関車(ハンガリーM61ディーゼル機関車塗替え)フランス:3or4種8100電気機関車22200電気機関車(※)68000ディーゼル機関車(注:未発売かもしれません)63000/64000ディーゼル機関車ドイツ:13or14種バイエルン王国Gt2x4/4蒸気機関車バイエルン王国S3/6蒸気機関車BR01蒸気機関車BR05蒸気機関車E91電気機関車E18電気機関車(注:デルプラドとは色違い ※)E194電気機関車181.2電気機関車ユーロスプリンター①V200ディーゼル機関車(東ドイツ)(ハンガリーM62ディーゼル機関車塗替え)130/131/132/142ディーゼル機関車(注:未発売かもしれません)V200ディーゼル機関車(西ドイツ)V320ディーゼル機関車290ディーゼル機関車ギリシャ:1種H561電気機関車(ユーロスプリンター①)イタリア:2種880蒸気機関車E636電気機関車オランダ:2種1100電気機関車(フランス8100電気機関車塗替え ※)1600電気機関車(フランス22200電気機関車塗替え)(注:デルプラドでは1700電気機関車を製品化)ルクセンブルク:1種1600ディーゼル機関車(ハンガリーM61ディーゼル機関車塗替え)ポーランド:1種ST-44ディーゼル機関車(ハンガリーM62ディーゼル機関車塗替え)ポルトガル:3種1200ディーゼル機関車(フランス63000/64000ディーゼル機関車塗替え ※)2600電気機関車(フランス22200電気機関車塗替え)5600電気機関車(ユーロスプリンター①)イギリス:4種LNER A1蒸気機関車 フライングスコッツマン(※)LNER A4蒸気機関車 マラード(※)LNER A4蒸気機関車 ユニオン・オブ・サウスアフリカEW&S 37ディーゼル機関車スペイン:6種4021-4024蒸気機関車269電気機関車252電気機関車(ユーロスプリンター①)307ディーゼル機関車(フランス63000/64000ディーゼル機関車塗替え)4000ディーゼル機関車(西ドイツV200ディーゼル機関車塗替え ※)L21/34ディーゼル機関車(イギリス37ディーゼル機関車塗替え)ハンガリー:3種1047電気機関車(ユーロスプリンター② ※)M61ディーゼル機関車M62ディーゼル機関車スイス:1種Ae6/6電気機関車アメリカ:3種PRR L1蒸気機関車NYC アルコPA-1ディーゼル機関車SantaFe SD45ディーゼル機関車モロッコ:2種E700電気機関車(フランス8100電気機関車塗替え)E1300電気機関車(フランス22200電気機関車塗替え)
2024.04.06
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「鉄道模型考古学」の著者,松本吉之さんの訃報に接しました。心より哀悼の意を表します。今回取り上げるのは,以前ご紹介した,デルプラド「世界の鉄道」のディスプレイモデルです。日本版は48号で打ち切られてしまいましたが,海外版では100号まで刊行されました。ラインナップは以下のとおりです(番号は日本版。「未」は日本版未発売)。また,ロシアやドイツでは,100種以外に製作されたモデルがあるので,あわせてご紹介します。<世界の鉄道:全100種>(国産鉄道コレクション(左)と世界の鉄道(右))日本:6種1.700系新幹線/4.80系電車/8.C50蒸気機関車/10.キハ81気動車/14.D51蒸気機関車/19.EF210電気機関車オーストリア:1種未.クラス1020電気機関車オランダ:2種36.1700電気機関車/39.1100電気機関車スイス:3種22.Ge6/6電気機関車クロコダイル/37.Re4/4電気機関車/未.Re6/6電気機関車ドイツ:12種03.BR218ディーゼル機関車/16.BR182電気機関車(※ユーロスプリンター)/27.VT11.5気動車 TEE/28.01.10蒸気機関車/31.BR103.1電気機関車/38.アドラー号蒸気機関車/40.ICE3/43.V60ディーゼル機関車/46.E18電気機関車/48.VT172気動車(レールバス)/未.BR52蒸気機関車/未.P8蒸気機関車フランス:11種05.TGV/32.パリリヨン地中海鉄道ブルボネ蒸気機関車/34.フBB9300電気機関車ミストラル/42.BB22200電気機関車/未.141P蒸気機関車/未.242A1蒸気機関車/未.CC7100電気機関車/未.CC6500電気機関車/未.CC72000ディーゼル機関車/未.TGVデュープレックス29000/未.X3800気動車ピカソベルギー:1種未.クラス12蒸気機関車イタリア:11種24.イタリア上部鉄道1181蒸気機関車「ヴィットーリオ=エマヌエーレ2世」/25.ETR480電車「ペンドリーノ」/29.E402B電気機関車/33.E424電気機関車/47.D345ディーゼル機関車/未.Gr691蒸気機関車/未.E428電気機関車/未.E550電気機関車/未.ETR300電車「セッテベロ」/未.ETR500電車/未.ALn556気動車「リットリナ」スペイン:6種09.319ディーゼル機関車/15.340ディーゼル機関車/23.AVE100電車/26.ETR490電車/未.242蒸気機関車/未.352ディーゼル機関車タルゴポルトガル:1種45.CP1200ディーゼル機関車ポーランド:1種未.Pt47蒸気機関車ハンガリー:1種44.1047電気機関車(ユーロスプリンター)アイルランド:1種未.グレートノーザン鉄道クラスV蒸気機関車英国:13種06.LNER クラスA1蒸気機関車フライングスコッツマン/11.HST125気動車インターシティ/18.GNERクラス373電車/20.スタンダードクラス4MT蒸気機関車/30.LNER クラスA4マラード号蒸気機関車/未.クロードハミルトン蒸気機関車/未.ダッチェスクラス蒸気機関車/未.ハイランド鉄道デューククラス蒸気機関車/未.ミッドランド鉄道211スピナー号蒸気機関車/未.サザン鉄道スクールズクラス蒸気機関車/未.232Tリメンブランクラス蒸気機関車/未.クラス55ディーゼル機関車/未.ブライトン・ベル・プルマン電車スウェーデン:2種未.Rc4電気機関車/未.クラスD電気機関車デンマーク:1種未.クラスP蒸気機関車ロシア:2種未.Su1-3-1蒸気機関車/未.VL80電気機関車アンゴラ:1種未.クラス11蒸気機関車南アフリカ:2種未.4E電気機関車/未.6E電気機関車ブルートレイン米国:11種02.アムトラックFP-45ディーゼル機関車/07.ユニオンパシフィックFP-7ディーゼル機関車/12.ジェネラル号蒸気機関車/13.サスケハナGP-20ディーゼル機関車/17.サンタフェF45ディーゼル機関車/41.アムトラックP42ディーゼル機関車/未.ペンシルバニアK4蒸気機関車/未.サザンPs-4蒸気機関車/未.ペンシルバニアGG1電気機関車/未.ミルウォーキーEP-2電気機関車/未.リオグランデ クラウスマッファイ ディーゼル機関車カナダ:2種未.ロイヤルハドソン蒸気機関車/未.LRCディーゼル機関車アルゼンチン:1種未.1-E-1蒸気機関車ペルー:1種未.クラス2-8-0蒸気機関車オーストラリア:2種未.C38蒸気機関車/未.クラス2130ディーゼル機関車ニュージーランド:1種未.クラスQ蒸気機関車中国:3種21.東風4型ディーゼル機関車/35.韶山8型電気機関車/未.中国・人民型蒸気機関車インド:1種未.YP4-6-2蒸気機関車<ロシア向け製品>ロシアでは,下記の5種類が発売されているようで,5種いずれも,上記100種とは別に新たに製作されたモデルです。(ハンガリー・M61ディーゼル機関車)1.ハンガリー・M61ディーゼル機関車2.ドイツ・オーバーヴァイスバッハ登山鉄道・VT641気動車3.ロシア・P-36蒸気機関車4.アメリカ・アラスカ鉄道EMD SD70MACディーゼル機関車5.スイス・マッターホルンゴッタルド鉄道・HGe4/4 Ⅱ電気機関車<ドイツ向け製品>ドイツ郵政(Deutsche Post)の「DEUTSCHE LOK-LEGENDEN VON ADLER BIS ZUM ICE」,すなわち「ドイツの伝説の機関車たち アドラーからICEまで」というディスプレイモデルのシリーズで,日本でいえば「陸蒸気からひかりまで」といったところでしょうか。下記の10種があり,※の2種は上記100種とは別に新たに製作されたモデルです。(BR E18(1935))1.TEE VT11.5(1957)2.BR E18(1935)3.アドラー(1835)4.BR 103(1970)5.BR V60(1956)6.BR 01/10(1939)7.ICE 3(2000)8.BR 61(1936)ヘンシェルヴェーグマンツーク(※)9.BR 218(1971)10.SVT 877(1932)フリーゲンダーハンブルガー(※)
2024.03.27
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わが国のNゲージ界において,KATO,TOMIXと並んで「大手3社」とも称されるマイクロエース(例:東洋経済オンライン https://toyokeizai.net/articles/-/175027)。今回は,そのマイクロエースの歴史を探ってみたいと思います。マイクロエースの歴史は,主に「しなのマイクロ」の歴史と「有井製作所」の歴史の2つの流れからなっています。まず,「しなのマイクロ」の歴史を見てみましょう。<しなのマイクロ>日本模型新聞鉄道模型版5号(1978.11)における若林丈人・しなのマイクロ社長の発言によれば,同社は1960年代末~1970年代初頭にかけて,HOゲージのパーツから鉄道模型界に参入し,「最近になって」HOゲージの完成品を発売するようになったということです。しなのマイクロのHOゲージには,キハ391ガスタービン車や,下津井電鉄などのナロー(「ぷろじぇくと はちまる」と称する1/80・9mmナロー)といったユニークな製品がありました。1978年に,ED17形電気機関車でNゲージに参入。エッチング製でディテールは簡素なモデルでした。若林社長は「16番の場合,非常に部品点数が多く,あるいは関連協力業者が当社あたりでも三〇~四〇要する。プレスエッチングから印刷,説明書等々非常に総合的なものが要求される…当社で金属性車体のNゲージを企画した最初の発端は,そのような製造上の問題からです」(日本模型新聞鉄道模型版5号より)と述べており,凹凸の少ない箱型の古典電機が選ばれたのには,この辺の理由もありそうです。その後,ED42形電気機関車などの古典電機,碓氷峠のめがね橋や給水塔,機関庫といった金属製ストラクチャーを発売します。また,プラ製のDF50形ディーゼル機関車も予告されましたが,未発売に終わりました。(プレイモデル1(1978)より)(プレイモデル2(1979)より)1979年には,一転して東急8500系(みどりやブランド),営団5000系,相鉄7000系,103系1000・1200番台,営団6000・7000系といった私鉄,地下鉄を製品化します。また,これらの車両用の20メートル動力は,GMキット用に分売されました。(プレイモデル3(1979)より)(プレイモデル4(1980)より)1980年の阪急6300系からは,「Mycrox」(マイクロクス)のブランドを発足させます(日本模型新聞鉄道模型版22号参照)。117系,157系,クモヤ143といった国鉄電車も製品化しますが,117系では先頭部と本体の寸法がズレるという拙さを露呈してしまいます。そして,同年7月,有限会社しなのマイクロは倒産しました。有井製作所が手を差し伸べ,株式会社マイクロエース(初代)が発足します(日本模型新聞鉄道模型版26号参照)。(プレイモデル5(1980)より)1981年,マイクロエースでは,旧しなのマイクロから引き継いだエッチング製の183系に加えて,プラ製の10系客車,EF64 1000,185系などを製品化(日本模型新聞鉄道模型版33号参照)。翌1982年にかけて,ED78,EF71,Cタイプ機関車,「趣味のカラー」(プラ製電気機関車や10系客車,185系をTGVやアムトラックなど各国のカラーに塗り替えたもの)シリーズなどが発売されましたが,結局,長続きせず,株式会社マイクロエースは解散してしまいます。末期には,在庫処分のためか「東北上越新幹線開通記念セール」と銘打った2両セットもありました。次に,「有井製作所」の歴史を見てみましょう。<有井製作所>有井製作所は,1963年,東京都板橋区で有井利行氏(以下「有井社長」)と兄の孝行氏により創業。当初はオリエンタルモデル(HOゲージの鉄道プラモデルで有名),クラウンモデル,中村産業,オオタキ,LSといった各社の下請けを行っていました。有井社長によると,オリエンタルモデルの社長から勧められたことにより,メーカーとして独立することを決意したということで,1966年に株式会社有井製作所となります。初期の製品として,有井社長により折に触れて語られるのが100円の潜水艇のプラモデルで,1966年の台風26号では同社の工場が浸水し「工場の中では潜水艦がぷかぷか浮いてました。潜水艦は沈むもんだなんて笑われたけど,こちらは死活問題。必死でしたよ」(おとなの工作読本No.2(2003)より)ということです。有井製作所は,1970年代に入ってから,HOゲージの鉄道プラモデルを発売します。1971年にショーティのED100,ED66,ED58と,スケールモデルのED70を発売。これらはカツミの入門用モデルの影響がうかがわれる製品でした。1974年にはショーティのD51,D52,C59,C62を発売。これらは電機以上にショーティ色の強い製品ですが,近年でも入手が容易なロングセラーとなっています。1974年から1975年にかけては,スケールモデルのEF10,EF53,EF65 500,EF60が加わりました。さらに,1978年から1979年にかけては,ブルトレブームに乗り,EF65 1000,24系25形客車,485系特急電車,103系通勤電車も製品化。これらの製品は,乾電池走行版に加えて,鉄道模型と同様にパワーパックで走らせるバージョンも製品化され,双方のバージョンで車両4両と各種部品,レールを含んだトータルセットが発売されました。この他,HOゲージでは,永大→オオタキに引き継がれた新旧EF58も有井に加わっています。また,103系は中村精密からも発売されていたのは非常に有名です。(プレイモデル3(1979)より)さらに,後年,ブルトレ牽引機となったEF66や,485系のバリエーションとして「スーパー雷鳥」「白山」「かがやき」「スーパー白鳥」として,白ボディの先頭車も発売されています。日本模型新聞1035号(1978年3月1日)では,以下のような記事があります。「(株)有井製作所では,今春から新しい商品分野の開発で製造販売に積極的に取組むことになった。(略)その第一弾が,三月末から四月にかけて発売スタートする“ブルートレイン・シリーズ”のEF65形の電気機関車である。(略)去る二月十九日には,有井社長自ずから,毎日曜の午前中,チビッコ・カメラマンが電車の到着を待ちかまえて群がっている-という情報で,東京駅へ出かけ,電車の模型を持参して,チビッコ・ファンに『ブルートレインのどこに魅きつける強い関心があるのか』製品化に備えてナマの声と意見を何度も聞いたりして,人気振りを確認する密着取材を行なったという。『まア,何というか身の危険も忘れて,カメラを持ったチビッコたちが数十人も早朝から群がっていているんです。前日に九州・博多を出発し翌日の午前十一時二十分に東京駅へ電車が着くんですが早朝(六時二十分現在)でも四〇人ぐらい群がっており,電車の到着時には四倍の数に増えるんですからビックリです。なかには線路に降りて,撮影する子もいた。このため,鉄道公安職員らが。ホームにロープを張って,その整理に大わらわという光景もあった。安全対策から熱狂的なチビッコの特別リストまで当局で作成し,警備しているんです。名簿を見たら三六〇人もリストアップされていたんですよ』とブルートレインの人気のものすごさを熱ぽく強調する。このほか交通博物館へも出かけたり,製品発売にも『スーパーカーの次は,ブルートレインだ』の意気込みで生産に取り組んでいる。」また,有井製作所では,中村産業やオオタキ,LSといった,廃業した他社の金型を引き継いでいることが有名ですが,鉄道関連では,LSのC10,C11(元は東宝模型の製品。1/50)や,オオタキの1/50蒸気機関車シリーズを引き継いでいます。近年では,河合商会の田舎の駅(1/150)や山の温泉宿(1/150)を引き継いでいますね。そして,1980年に「しなのマイクロ」を引き継いで(旧)マイクロエースを立ち上げたものの,3年ほどで撤退したことは,前述したとおりです。有井利行氏は後年,「鉄道模型を基本とした先輩メーカーの中で,プラモデルから入ったうちは技術的に弱かった。その結果が商品にも現われ,自信をなくしてしまった」(おとなの工作読本No.2(2003)より)と振り返っています。1980年代の有井製作所はむしろ,テレビアニメ「超時空要塞マクロス」のプラモデルが大ヒットしたことでよく知られています。一方で,1987年頃には10系客車を再生産するなど,鉄道模型を完全にやめてしまったわけではありませんでした。さらに,1992年に10系客車をみたび発売。この時に,現在も使われているものに近い,アルファベットの「A」を強調したロゴが登場します。そして,1995年頃から,米国ライフライク社のNゲージ(中国製)を新生マイクロエースブランドで発売します。1996年末には,オリジナル製品のD51・D61を発売。中国の工場から怒涛のように多数のバリエーションを展開する,現在に続くマイクロエースの路線がスタートします。(RM MODELS1997年1月号より)(RM MODELS1999年8月号より)SLシリーズに加え,185系,10系客車,EF64 1000,ED78,EF71,Cタイプ機関車といった旧マイクロエース製品も復活。2000年には,新マイクロエース初の電車となる401系・421系を発売。妙な平面顔の形状など,今日の同社では考えられないような迷作となってしまいましたが,トミックス,カトーの隙間を埋める製品展開が注目されました。2001年には,銀河鉄道999や満鉄あじあ号といったユニークな製品を発売。2002年には,独自の「ジオラマレール」を発売しますが,結局,レールではトミックス,カトーに敵わず,車両専門となります。2004年には,株式会社マイクロエース(2代目)が発足し,プラモデルもマイクロエースブランドに移行します。2006年には「Project80」と銘打って,プラ製のキハ183でHOゲージに再参入。旧しなのマイクロとの繋がりが感じられる名称で,キハ40,183系電車,キハ52,ED60などが製品化されています。同じく2006年には,マイクロエース10周年記念として,特別塗装の貨車が製品化されています。また,やはり2006年には,雑誌「鉄道おもちゃ」13号で,前述した乾電池版HOゲージプラモデル(ブルートレインやクモハ103)の特集が組まれ,再注目を浴びました。その後も,「月刊マイクロエース」の異名をとる積極的な商品展開で,「大手3社」とも称されるに至ったことは周知のとおりです。<主な参考文献>日本模型新聞,同鉄道模型版日本プラモデル50年史RM MODELS1996年2月号,3月号新・鉄道模型考古学N,同N2マイクロエース ポスター一覧(http://www.microace-arii.co.jp/poster/index.html)マイクロエース総合カタログ創刊号Vol.1 2003年版モデル・カーズ2022年9月号アキバ総研「ふるさと納税でプラモデルが手に入る? マイクロエース(有井製作所)が、新橋駅前の蒸気機関車をプラモ化する理由【ホビー業界インサイド第69回】」https://akiba-souken.com/article/49797/
2024.02.24
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バスのミニカーは古今東西,非常に奥の深い世界ですね。当ブログではこれまで,ダイカスケールやトレーンのバスモデルを取り上げてきました。今回取り上げるのは,アパマーケティングという会社のバスモデルです。同社は,全国の鉄道・バス会社のグッズなどを企画製造しています。特に,この1/130程度のミニカーは,ボディカラーの表現をシールに頼っているため,保存には気を遣いますが,全国の観光バス会社の車両がモデル化されており,非常に集め甲斐のありそうな製品です。バス2台セットや,バス1台と携帯電話用ストラップ1個のセットなどがあります。(アパマーケティングの新潟交通グループ ミニチュアバス2台セット)(アパマーケティングのはとバス各種)
2024.01.21
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以前,トレーン製品に酷似した中国製の玩具をご紹介しました。今回も中国からの製品です。中国の奥華玩具實業有限公司(AOHUA TOYS INDUSTRY CO.,LIMITED)という会社から発売されている「スーパービークル」という全12種のプラ製玩具です。プルバック機能がついており,同じ「スーパービークル」シリーズでミニカーも何種かあるようです。以下,元ネタのトレーン製品とあわせてご紹介します。元ネタそのままの塗色の製品もある一方,サイケデリックな色彩の製品もいくつかありますね。No.1 0系新幹線No.35 500系新幹線No.32 923形ドクターイエローNo.44 E2系あさまNo.61 E4系マックスNo.47 883系ソニックNo.52 特急ハウステンボスNo.70 フジサン特急No.57 東武スペーシアNo.17 ロマンスカーVSENo.50 ロマンスカーRSENo.86 ロマンスカーMSE
2023.12.16
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以前ご紹介した「旧車両再生プロジェクト Re Model」(隔月刊誌「N」連載中)と並んで,私が現在,鉄道模型考古学的な点からとても楽しみにしている雑誌連載が,月刊誌「とれいん」に連載中の「E.NUKINAのB級コレクター道」です。著者の貫名英一氏が自ら所蔵・製作されている鉄道模型について縦横にご健筆を振るっておられます(それにしても,原鉄道模型博物館の原信太郎氏といい,コクヨは不思議と鉄道模型と縁があるようですね)。各回のタイトルは下記のとおりです。HOゲージが中心で,Oゲージなどもしばしば取り上げられますが,Nゲージも何度か登場します。2013年8月号の「第25回:鉄道のプラモデル(その1)」では,当ブログでもご紹介した,童友社のTOゲージやC58のセットが取り上げられています。2014年4月号の「第33回:CABとHOWA」では,CABの真鍮製10系客車が取り上げられています。2017年4月号の「第69回:Nゲージ生誕50周年」では,関水金属の初期の対米輸出モデルであるPA-1ディーゼル機関車やNYCハドソン蒸気機関車が取り上げられています。なお,「とれいん」誌では他にも,林信之氏の「林発掘再生工場」が考古学的製品を取り上げておられ,こちらはもっぱらHOゲージの旧製品が対象です。(とれいん2013年8月号「第25回:鉄道のプラモデル(その1)」より)(とれいん2017年4月号「第69回:Nゲージ生誕50周年」より)<2011>2011.08 第1回:模型鉄道開業の頃/2011.09 第2回:コレクションの面白さ/2011.10 第3回:夢の超特急/2011.11 第4回:B級コレクション/2011.12 第5回:あじあ号<2012>2012.01 第6回:東北・常磐線の車輛by鉄道模型社/2012.02 第7回:カツミの16番初期の製品(その1)/2012.03 第8回:カツミの16番初期の製品(その2)/2012.04 第9回:トロリーモデル(その1)/2012.05 第10回:トロリーモデル(その2)/2012.06 第11回:同一形式を集める(その1)/2012.07 第12回:同一形式を集める(その2)/2012.08 第13回:ロシアの鉄道模型(その1)/2012.09 第14回:ロシアの鉄道模型(その2)/2012.10 第15回:模型を買う夢/2012.11 第16回:1号機関車あれこれ/2012.12 第17回:天賞堂の欧州型製品(その1)<2013>2013.01 第18回:天賞堂の欧州型製品(その2)/2013.02 第19回:山を登る鉄道(その1)/2013.03 第20回:山を登る鉄道(その2)/2013.04 第21回:山を登る鉄道(その3)/2013.05 第22回:ブルートレイン(その1)/2013.06 第23回:ブルートレイン(その2)/2013.07 第24回:コレクションの保管/2013.08 第25回:鉄道のプラモデル(その1)(※童友社)/2013.09 第26回:鉄道のプラモデル(その2)(※オリエンタル,三共,エアフィックスほか)/2013.10 第27回:ターンテーブル/2013.11 第28回:天賞堂のストラクチャー/2013.12 第29回:たから号<2014>2014.01 第30回:プリメックス(その1)/2014.02 第31回:プリメックス(その2)/2014.03 第32回:近所の模型店/2014.04 第33回:CABとHOWA/2014.05 第34回:城山模型/2014.06 第35回:天賞堂の電車(その1)/2014.07 第36回:天賞堂の電車(その2)/2014.08 第37回:天賞堂の電車(その3)/2014.09 第38回:原信太郎氏と特注模型/2014.10 第39回:幻と消えたメーカー(その1)/2014.11 第40回:幻と消えたメーカー(その2)/2014.12 第41回:祝50周年(※新幹線)<2015>2015.01 第42回:阪急電車(その1)/2015.02 第43回:阪急電車(その2)/2015.03 第44回:TABの製品(その1)/2015.04 第45回:TABの製品(その2)/2015.05 第46回:TABの製品(その3)/2015.06 第47回:旧型国電(その1)/2015.07 第48回:旧型国電(その2)/2015.08 第49回:旧型国電(その3)/2015.09 第50回:天賞堂の流線型ディーゼルと客車(その1)/2015.10 第51回:天賞堂の流線型ディーゼルと客車(その2)/2015.11 第52回:天賞堂の流線型ディーゼルと客車(その3)/2015.12 第53回:国道電車<2016>2016.01 第54回:鉄道模型セット(その1)/2016.02 第55回:鉄道模型セット(その2)/2016.03 第56回:つぼみ堂のB形機たち(その1)/2016.04 第55回:つぼみ堂のB形機たち(その2)/2016.05 第58回:つぼみ堂のB形機たち(その3)/2016.06 第59回:社長専用車/2016.07 第60回:ペーパー車体集/2016.08 第61回:インスペクションカー(その1)/2016.09 第62回:インスペクションカー(その2)/2016.10 第63回:インスペクションカー(その3)/2016.11 第64回:TTゲージ/2016.12 第65回:カツミのキハ82<2017>2017.01 第66回:模型屋巡り(その1)/2017.02 第67回:模型屋巡り(その2)/2017.03 第68回:レールサウンド/2017.04 第69回:Nゲージ生誕50周年/2017.05 第70回:TEE(その1)/2017.06 第71回:TEE(その2)/2017.07 第72回:TEE(その3)/2017.08 第73回:PEミーティング/2017.09 第74回:Oゲージ運転会/2017.10 第75回:ヨーロッパ製のアメリカ型/2017.11 第76回:鉄道玩具(その1)(※野村トーイ)/2017.12 第77回:鉄道玩具(その2)(※サカイ)<2018>2018.01 第78回:鉄道玩具(その3)(※MARX)/2018.02 第79回:鉄道玩具(その4)(※ヨネザワ)/2018.03 第80回:蒸気動車(その1)/2018.04 第81回:蒸気動車(その2)/2018.05 第82回:蒸気動車(その3)/2018.06 第83回:蒸気動車(その4)/2018.07 第84回:サクラメント・ノーザン(その1)/2018.08 第85回:サクラメント・ノーザン(その2)/2018.09 第86回:サクラメント・ノーザン(その3)/2018.10 第87回:カツミ式完成線路(その1)/2018.11 第88回:カツミ式完成線路(その2)/2018.12 第89回:カツミ式完成線路(その3)<2019>2019.01 第90回:WH-BWのガスタービン機関車(その1)/2019.02 第91回:WH-BWのガスタービン機関車(その2)/2019.03 第92回:旭川電軌モハ1001/2019.04 第93回:台湾の鉄道(その1)/2019.05 第94回:台湾の鉄道(その2)/2019.06 第95回:サクラメント・ノーザン(その4)/2019.07 第96回:天賞堂初期のプラ製品(その1)/2019.08 第97回:天賞堂初期のプラ製品(その2)/2019.09 第98回:天賞堂初期のプラ製品(その3)/2019.10 第99回:天賞堂初期のプラ製品(その4)/2019.11 第100回:昭和堂模型店/2019.12 第101回:鉄道模型社のシェイ<2020>2020.01 第102回:近鉄特急(その1)/2020.02 第103回:近鉄特急(その2)/2020.03 第104回:近鉄特急(その3)/2020.04 第105回:近鉄特急(その4)/2020.05 第106回:メルクリンの日本型/2020.06 第107回:カワイの電気機関車(その1)/2020.07 第108回:カワイの電気機関車(その2)/2020.08 第109回:カワイの電気機関車(その3)/2020.09 第110回:カワイの電気機関車(その4)/2020.10 第111回:カワイの電気機関車(その5)/2020.11 第112回:カワイの電気機関車(その6)/2020.12 第113回:カワイの電気機関車(その7)<2021>2021.01 第114回:箱根登山鉄道モハ1(その1)/2021.02 第115回:箱根登山鉄道モハ1(その2)/2021.03 第116回:グローブのF7ディーセル/2021.04 第117回:ラ・ベルの木造電車(その1)/2021.05 第118回:ラ・ベルの木造電車(その2)/2021.06 第119回:小田急ロマンスカー/2021.07 第120回:小田急デハ1600/2021.08 第121回:レベルの鉄道模型/2021.09 第122回:ヴァーニイのエアロトレイン/2021.10 第123回:ヴァーニイのドックサイド/2021.11 第124回:アサーンの貨車/2021.12 第125回:グローブの貨車<2022>2022.01 第126回:ラウンドハウスの貨車(その1)/2022.02 第127回:ラウンドハウスの貨車(その2)/2022.03 第128回:ラ・ベルの木製キット(その1)/2022.04 第129回:ラ・ベルの木製キット(その2)/2022.05 第130回:おもちゃを走らせる(※カルディのトラム)/2022.06 第131回:カイザーのOゲージ/2022.07 第132回:BUCOのOゲージ(その1)/2022.08 第133回:BUCOのOゲージ(その2)/2022.09 第134回:ユングフラウと模型店/2022.10 第135回:サウスショアーの凸電/2022.11 第136回:インターアーバン・ワールド(その1)/2022.12 第137回:インターアーバン・ワールド(その2)<2023>2023.01 第138回:ドイツ模型事情(その1)/2023.02 第139回:ドイツ模型事情(その2)/2023.03 第140回:おもちゃを走らせる(その2)(※セリアコンテナ)/2023.04 第141回:鉄道模型とあそぼう/2023.05 第142回:架線集電レイアウト/2023.06 第143回:北斗鉄道の小型電機/2023.07 第144回:Oゲージの組立式レイアウト/2023.08 第145回:アメリカの模型店/2023.09 第146回:アトラスのOゲージ/2023.10 第147回:インターアーバン・ワールド2023(その1)/2023.11 第148回:インターアーバン・ワールド2023(その2)/2023.12 第149回:インターアーバン・ワールド2023(その3)<2024>2024.01 第150回:祝日本一(※阪神)/2024.02 第151回:祝日本一(続き)/2024.03 第152回:鉄道模型社の4-6-6T/2024.04 第153回:3条ウォーム(その1)/2024.05 第154回:3条ウォーム(その2)/2024.06 第155回:3条ウォーム(その3)/2024.07 第156回:ショーティ(その1)/2024.08 第157回:ショーティ(その2)/2024.09 第158回:東京電鉄のOゲージ(その1)/2024.10 第159回:東京電鉄のOゲージ(その2)/2024.11 第160回:JAM2024(その1)/2024.12 第161回:JAM2024(その2)<2025>2025.01 第162回:JAM2024(その3)/2025.02 第163回:マン島1987(その1)/2025.03 第164回:マン島1987(その2)/2025.04 第165回:マン島1987(その3)/2025.05 第166回:マン島1987(その4)/2025.06 第167回:マン島1987(その5)/2025.07 第168回:マン島1987(その6)/2025.08 第169回:マン島1987(その7)/2025.09 第170回:マン島1987(その8)/2025.10 第171回:JAM2025 (その1) /2025.11 第172回:JAM2025 (その2)/2025.12 第173回:JAM2025 (その3)<2026>2026.01 第174回:ミキ20/2026.02 第175回:明治の機関車(その1)/2026.03 第176回:明治の機関車(その2)/2026.04 第177回:明治の機関車(その3)/2026.05 第178回:明治の機関車(その4)/2026.06 第179回:明治の機関車(その5)/2026.07 第180回:明治の機関車(その6)/2026.08 第181回:明治の機関車(その7)/2026.08 第182回:明治の機関車(その8)
2023.11.20
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今回は,プラレールをはじめとする鉄道玩具を取り上げてみたいと思います。(1995年版セガ・ヨネザワ製品カタログよりソニックスナインの予定品)<プラレール>鉄道玩具の王様ともいうべきトミー(タカラトミー)の「プラレール」については,今さら説明するまでもありませんね。<アットレール,レールタウン,GOGOトレイン,エクスプレスライナー>ウィンの「アットレール」,マルカの「レールタウン」,スルッとKANSAI各社の「GOGOトレイン」,明治の食玩「エクスプレスライナー」(※)は,いずれも同じ規格で,軌間はプラレールと同一。架線柱やトンネルなど,プラレールにそっくりな情景部品もあります。エクスプレスライナーはプルバック式で,連結器もありませんが,他はいずれも電動(単3電池1本)となっています。なお,辰巳屋からは,同じ車体を有線リモコンで操縦する「人気のトレインシリーズ」も発売されています(駆動車輪の軌間がプラレールより狭くなっており,プラレールの線路は走行不可)。また,「人気のトレインシリーズ」には,エクスプレスライナーと同様のプルバック版もあり,現在は「人気のトレイン 関西シリーズ」として,阪急8000系,阪神9300系,京阪8000系の3種が発売されています。(※)最近のエクスプレスライナーは,スルッとKANSAI各社の「光る!DXトレイン」(単4電池1本),マルカの「ミニミニレールタウン」(同),ザッカビーエイピーの「ハイパーダッシュトレイン」(同),明治の食玩「走れ!エクスプレス」(プルバック式),「つないでエクスプレス」(無動力)と同様,プラレールより一回り小さなサイズとなっています。プラレールより一回り小さいということで,ダイソーの「プチ電車」シリーズのレールに載せてみましたが,トレーラーはプチ電車のレールに載りましたが,動力車輪の幅がプチ電車のレールよりわずかに狭く,プチ電車のレールで走らせることはできませんでした。(マルカ・レールタウンの700系レールスター)(商品名は同じ「エクスプレスライナー」だが,大きさは全く違う)(エクスプレスライナーの京阪1900系と「人気のトレイン 関西シリーズ」の京阪8000系。京阪8000系はプルバック駆動の動力車輪の幅が若干狭く,エクスプレスライナーの線路に載らない)<ドゥータウン>セガ・ヨネザワから1996年末に発売された「ドゥータウン」は,レールが線路と道路のリバーシブルとなっているユニークな玩具でした。軌間はプラレールと同一ですが,車体はプラレールより一回り大きくなっています(単3電池2本)。また,ドゥータウンの先頭車は,「メガ・ライナー」の名前でも発売されていました。ラインナップは以下のとおりです。ドゥータウン…1 新幹線のぞみ/2 新幹線MAX/3 新幹線つばさ/4 500系新幹線/5 特急スーパー北斗/6 特急レッドエクスプレス/7 特急つばめ/8 成田エクスプレス/9 北陸新幹線あさま/10 秋田新幹線こまち/11? 貨物列車(※EF81+貨車)メガ・ライナー…1 新幹線MAX(※E1系)/2 新幹線つばさ(※400系)/3 成田エクスプレス/4 ソニック883/5 近郊電車(※211系)/6 EF-81電気機関車/7 USAサンタフェ鉄道 ウォーボンネット/8 フランス新幹線TGV/9 新幹線のぞみ/10 新幹線ひかり/11 つばめ/12 スーパー北斗/13 かもめレッドエクスプレス(ドゥータウンの特急スーパー北斗)(レイルマガジン2003年5月号より。ドゥータウンは,後年,海外でドゥーシティの名前で発売されたという)<プラレール互換のプルバック玩具>ムラオカの「走れ!新幹線」,ツヤマの「かっこいいぞ!電車シリーズ」は,プルバック式で,プラレールの線路を走行可能です。ラインナップは以下のとおりです。なお,ムラオカからは最近,「走れ!パンダくろしお「Smileアドベンチャートレイン」」として287系も発売されました。・走れ!新幹線…0系/500系/500系ハローキティ/E5系はやぶさ/E6系こまち/E7系かがやき/N700A/923形ドクターイエロー・かっこいいぞ!電車シリーズ…E235系山手線/E233系中央線/E233系東海道線/E233系京浜東北線<メタルポケット>トミーから1993年に発売されたダイキャスト製玩具「メタルポケット」は,プラレールの線路に載せられるものの,無動力で,いまひとつ位置づけのよくわからない玩具でした。ドラえもんはかつてのダイヤペットのマスコミもののような,在庫処分かもしれないと想像してしまいます。ラインナップは以下のとおりです。1 のぞみ号(300系)/2 つばさ号(400系)/3 成田エクスプレス(253系)/4 ひかり号(100系)/5 東北上越新幹線(200系2000番台)/6 マックス(E1系)/7 D-51/8 ゆふいんの森/EF-200(及びソ80。未発売)/DR-01 ドラえもん キャラポッポ しんかんせんのぞみ号(300系)/DR-02 ドラえもん キャラポッポ しんかんせんひかり号(100系)/DR-03 ドラえもん キャラポッポ しんかんせんマックス/DR-04 ドラえもん キャラポッポ きかんしゃD51<プチ電車>100円ショップ「ダイソー」から発売されている「プチ電車」シリーズは,プラレールとよく似た単3電池1本駆動の電動玩具ですが,車体は一回り小さく,軌間もプラレールより狭いため,互換性はありません。米国でも,ニューヨーク地下鉄など各種米国型車両が製品化されています。前述のとおり,明治の「走れ!エクスプレス」などがプチ電車のレールを走行できないか試してみましたが,不可能でした。<しんかんせんレールセット>株式会社ドウシシャから発売されていた「しんかんせんレールセット」は,プラレールによく似た単2電池1本駆動の電動玩具です。ユニーの値札が2枚ついており,「¥1980」から「¥500」に値下げされたようです。<スーパーレール>トミーから1972年に,プラレールの上級版として登場した乾電池駆動の鉄道玩具が「スーパーレール」でしたが,プラレールとトミックスとの間で中途半端な存在となってしまったようで,90年代前半で絶版となってしまいました。200系新幹線は,わが国鉄道玩具史上不朽の名作と言ってよいでしょう。(玩具商報407号(1972年12月15日号)より)<オートレール>台湾の「Dah Yang toy」から発売されていた「オートレール」は,スーパーレールによく似た乾電池駆動の玩具ですが,残念ながら軌間が少し違い,互換性はありません。<ポケトレイン>2001年にタカラから発売されたのが,単4電池2本で駆動する鉄道玩具「ポケトレイン」でした。プラレールより二回りほど小さく,軌間は16.5ミリとなっていました。<デジQトレイン・Qトレイン>2002年にコナミから発売されたのが,赤外線操縦により走行する鉄道玩具「デジQトレイン」でした。車体はNゲージより一回り大きく,アーノルトカプラーで連結していました。なお,2008年には,タカラトミーから,1/150・軌間9ミリのNゲージ規格で,車体を1台車分までショーティ化した3両編成の「Qトレイン」が発売されました。やはり赤外線操縦で走行するようになっていました。<マンセーのレールセット>HAJI(土師)のマークの万盛玩具(マンセー)からも,乾電池電動の鉄道玩具が発売されていました。なお,同じ玩具がタカトクからも発売されていました。(玩具商報354号(1970年12月15日号)より)・メトロライナー…バッド社のメトロライナーで,ペン・セントラル鉄道カラーです。車体・軌間は新幹線やターボトレインより一回り大きくなっています。・新幹線…0系ではなく951形を製品化しているのが目を引きます。・ターボトレイン…ユナイテッド・エアクラフト社のターボトレインで,こちらもペン・セントラル鉄道カラーとなっています。なお,新幹線とターボトレインの軌間は,ダイソーの「プチ電車」とほぼ同一です。(マンセーの各種カタログ)<ミニミニレール>バンダイは単5電池で動くミニミニカーという自動車玩具を発売しており,その鉄道版として,1974年に登場したのが「ミニミニレール」でした。当初は単5電池2本でしたが,後に単3電池1本に替わっています。車体はNゲージより少し大きく(軌間は約11ミリ),豊富なラインナップと精巧な出来を誇っていました。(玩具商報445号(1974年5月1日号)より)<がんばる!SL>以前取り上げた,軌間12ミリの電動玩具です。派生製品がきわめて多種多様で,後日別稿でご紹介する予定です。<マイレール>バンダイのミニミニレールの翌年,1975年に登場したのが,ヨネザワの「マイレール」でした。単3電池1本で駆動し,大きさはミニミニレールより一回り大きくなっています(軌間は約13ミリ)。(トイズマガジン1975年8月号より)<エクストレイン>ジパングの「エクストレイン」は,単3電池1本駆動で,ヨネザワのマイレールと軌間が偶然にも同一となっています。マルカからは「ノスタルジックトレイン」,日本オート玩具からは「サウンドトレイン」「ロマンティックジャーニー」といった名称でも発売されていました。<ソニックスナイン>1995年にセガ・ヨネザワから発売された「ソニックスナイン」は,Nゲージ規格を謳っており,軌間は9ミリ。単3電池1本で駆動するシリーズでした。(ソニックスナインの海外版・HST125形のセット)
2023.10.18
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以前,別稿で取り上げた,北京地下鉄の模型の正体が判明しました。中国の車仔王(CHE ZI WANG)というブランド?から発売された,ALLOY TRAIN 合金列車模型という鉄道玩具で,北京地下鉄を含め全12種のようです。驚くことに,12種のうち5種はトレーン製品のコピーとなっており,EF81に至っては,「緑皮火車」として中国型扱いされています。一方,和諧号や北京地下鉄は,さすがに精巧な出来です。また,ヨーロッパ型の機関車が4種ありますが,なぜかいずれも片運転台となっています。箱は2種類あります。1つ目は,透明部分の下に「ALLOY TRAIN 合金列車模型」などの文字が銀色で大きく記載されたタイプ。箱は赤,緑,紫,青の4種類があり,商品名の記された小さな立て札が入っている,なかなか魅力的なデザインです。2つ目は,透明部分の下に「合金模型車」「仿真 1:48」などの文字が記載されたタイプ。箱は茶色1種類のみとなっており,商品名の表示もありません。その他,アメリカでは,DODOELEPHANT GEYIIEというブランドから,和諧号高鉄・緑皮火車・蒸汽火車・双屋火車の4種とレールをセットにした形態で販売されているようです。かつて,マルサンが英国ディンキーのコピーミニカーを作っていたことは有名ですが(中島登「日本のミニカー」参照),歴史は繰り返すのでしょうか。モデルそのものの出来は良いので,オリジナル製品の拡充を期待したいところです。それでは,全12種をご覧ください。中国(CHINA):和諧号高鉄(RAILWAY HIGH-SPEED)中国高速鉄道CRH5形電車(和諧号)です。側面には「Shenzhen」(深圳)との標記があります。中国(CHINA):北京地鉄(BEIJING SUBWAY)北京地下鉄の首都機場線です。中国(CHINA):緑皮火車(GREEN TRAIN)中国の電気機関車ということですが,元ネタはトレーンのNo.4 トワイライトEXPです。側面には「Shijiazhuang」(石家荘)との表記があります。復古(RETRO):蒸汽火車(STEAM TRAIN)国名は特に示されずに,レトロな蒸気機関車とされていますが,元ネタはトレーンのNo.26 C-57蒸気機関車です。動輪がずいぶん前にあり,テンダーは他の製品と共通のボギー台車1つという,アンバランスな軸配置になっているのが面白いところです。日本(JAPAN):新幹線(SHINKANSEN)日本の新幹線ということですが,元ネタはトレーンのNo.29 スーパー特急あずさです。なぜ,スーパーあずさが新幹線になってしまったのか…?なお,通販サイトの見本写真では先頭に「あずさ」の平仮名が入っていますが,私の入手した製品には入っていません。日本(JAPAN):高鉄列車(HIGH-SPEED TRAIN)元ネタはトレーンのNo.28 空港特急はるかです。日本(JAPAN):日本地鉄(JAPANESE SUBWAY)日本の地下鉄ということですが,元ネタはトレーンのNo.62 ニュー通勤型(グリーン)です。前面の帯は入っていません。瑞土(SWITZERLAND):双屋火車(DOUBLE-DECKER TRAIN)ドイツ・メトロノーム鉄道の2階建て客車を元にしているようですが,なぜかスイスの列車ということにされています。欧州(EUROPEAN):欧州火車(EUROPEAN TRAIN)西ドイツ国鉄218形ディーゼル機関車を元にしているようです。英国(UK):英国火車(BRITISH TRAIN)西ドイツ国鉄110形電気機関車を元にしているようですが,なぜかイギリスの列車ということにされています。法国(FRANCE):法国火車(FRENCH TRAIN)スイス連邦鉄道の貨物用電気機関車(シーメンス社・ベクトロン)を元にしているようですが,なぜかフランスの列車ということにされています。徳国(GERMANY):徳国火車(GERMAN TRAIN)ドイツ鉄道245形ディーゼル機関車を元にしているようです。
2023.09.22
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ケロッグのおまけについては,以前別稿で取り上げましたが,あらためて振り返っておきます。本稿は,昭和子供文化研究会編「ケロッグのおまけ」(2015),ワールドフォトプレス「フィギュア王 No.61」(2003),のりピー様のフォト蔵(ttp://photozou.jp/photo/list/2527479/6401787)を主に参考としております。<プラスチックのきしゃ シリーズ>(「ケロッグのおまけ」より)鉄道ファン1963年11月号66頁でも紹介されているシリーズです。車体は左右2分割で,下回りは2軸にデフォルメされているようです。<鉄道シリーズ>(「ケロッグのおまけ」より)レイルマガジン1993年3月号140頁でも紹介されているシリーズです。Nゲージより一回り小さく,縮尺は1/170~1/180くらいです。機関車はロッド付き,客車や貨車の下回りはボギー台車となるなど,精密さが格段に向上しています。<高速鉄道シリーズ(仮)>レイルマガジン1993年2月号51頁でも紹介されているシリーズです。「ケロッグのおまけ」には掲載されていないので,「高速鉄道シリーズ」と仮称しておきます。Zゲージより一回り小さく,縮尺は1/250~1/280くらいです。200系新幹線(日本),ターボライナー(アメリカ),ER200形電車(ソビエト),403形電車(西ドイツ),TGV(フランス),クラス370電車(イギリス),ETR401電車(イタリア),LRC(カナダ)の8種が確認されています。このラインナップからすると,発売は1980年代前半ではないかと推測します。<その他>その他,鉄道関連のものとしては,以下の2シリーズがあります。「歴史上有名な乗りもの」シリーズは,サンフランシスコのケーブルカーと蒸気機関車「北極星号」があります。(レイルマガジン1993年3月号140頁より)なお,同シリーズの蒸気トラクターは一見,蒸気機関車のように見えますが鉄道とは無関係です。(「ケロッグのおまけ」より)「むかしむかしの乗りもの」シリーズは,蒸気機関車(米国版では「グラント将軍号」)と蒸気機関車「ロケット号」があります。(「ケロッグのおまけ」より)
2023.08.24
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これまで,当ブログでは,玩具の色合いが濃いNゲージとして,トミーOOOゲージ,ロコメート,パーコンひかり号などを紹介してきました。そもそも,玩具と模型の違いはどこにあるのかという点は,ティンプレートの3線式Oゲージのように,古い製品ほど自明でないように思われます。以前,別稿でも書きましたが,鉄道玩具・模型の動力方式としては,無動力,蒸気(ライブスチーム),ゼンマイやフリクション,電動モーターなどがあり,電動の方式としては,主に1 車体に電池を搭載し,車載のスイッチで制御するもの(プラレールなど)2 車体に電池を搭載し,外部から電波や赤外線で制御するもの(デジQトレインなど)3 レールから電気をとり,レールに流す電圧を操作することで制御するもの(鉄道模型など)があります。古いブリキのレール玩具セットは,1か3の方式で,1の場合,レールはプラまたは金属製,3の場合は当然レールは金属製となります。「HO」と称している玩具には1と3がありますが,3であれば一般のHOゲージの線路・パワーパックが一応そのまま使えることになります(ただし,古い玩具ではフランジが極端に高いものが多く,模型用の線路で走らせる際には注意が必要)。今回は,玩具と模型の区別にはあまりこだわらず,3の方式の「玩具として発売されたが,HOゲージの線路を一応走行可能なモデル」を中心に紹介したいと思います(特記ない場合,車体はブリキ製です)。<國際貿易・夢の超特急>以前,別稿でもご紹介した國際貿易の1000形B編成です。車体はプラ製です。<酒井製作所・こだま号>(未入手)スケール志向でつくられており,玩具というより模型に分類すべき製品と思われます。車体はプラ製のようです。(レイルマガジン1992年6月号より)(とれいん2017年10月号より)<野村トーイ・こだま号>車体はショーティ化されており,先頭車側面のライトが特徴的です。下回りが大きく,腰高な感じがあります。<野村トーイ・サンタフェトレインセット>こだま号と同様に,機関車側面と屋根上のライトが光ります。<野村トーイ・サンタフェトレインセット>上記の製品とは異なり,機関車にライトは付いていません。後述するトレインセットと同様に米国ではROSKO TOYから発売されたようで,西ドイツ・DISTLERの製品に酷似しています。<野村トーイ・トレインセット>とれいん2017年11月号などでも取り上げられた製品で,重量感のある機関車が魅力的です。貨車も含め,ブリキではなくプラスチックのため,シャープな車体となっています。私の持っているバージョンは貨車2両(赤いNYC無蓋車と青い有蓋車)と小判型エンドレスが組めるレールが含まれていますが,貨車1両とカブース1両(赤いNYC無蓋車とオレンジのB&Oカブース)のバージョンや,橋桁により立体交差のある8の字エンドレスが組めるレールが含まれているバージョンもあります。<野村トーイ・ウエスタントレインセット>こちらも車体はプラスチック製です。客車の車体が同一で下回りがボギー車となったバージョンもあるようです。<バンダイ・こだま号>(未入手)車体はショーティ化されており,動力車のみが他と共通のボギー車,他は2軸車となっています。(「ビーシーHOトレーンセットのしおり」より,こだま号の走行テスト)<バンダイ・テキサストレインセット>米国型ディーゼル機関車と貨車のセットで,米国では,赤と黒のサンタフェ?塗装で「CRAGSTAN H.O. GAUGE FREIGHT TRAIN SET」として販売されたモデルもあります。輸出メインと思われますが,「テキサストレインセット」の名称で国内販売もありました。<バンダイ・ビーシーHOトレーンセット(流線形ディーゼル)>米国型ディーゼル機関車と客車のセットで,JTB「鉄道玩具大全」でも取り上げられています。<バンダイ・ビーシーHOトレーンセット(蒸気機関車)>蒸気機関車と貨車のセットで,機関車の従台車に他製品と共通の動力が組み込まれています。<バンダイ・レーシングトレーン>1966年にバンダイから発売された「レーシングトレーン」は,新幹線とスロットカーを競争させる玩具です(以前,別稿でも紹介しました)。軌間は16.5mmで,走行はスロットカー同様,線路に集電ブラシを押し当てるようになっています。車体はプラ製です。<浅草玩具・夢の超特急>レールは金属製ですが,車載の乾電池で走行するため,スピードコントロールはできません。構想段階のカラーとなっている点が非常にユニークです。<ヨネザワ・ダイヤモンドプラスチックレールシリーズ>こちらも,車載の乾電池でプラスチック製のレールを走行するため,スピードコントロールはできません。写真の新幹線試作電車や165系の他に,103系もあるようです。なお,ヨネザワからはスピコンレール(スピードコントロールの意)という,線路から集電するHOゲージ同様のシリーズもありました(未入手)。(ヨネザワのダイヤモンドプラスチックレールシリーズ。輸出用のサンタフェカラーもあった)(RM MODELS1996年12月号よりヨネザワのスピコンひかり号。他に103系や165系もあった)<Distler・TEE>西ドイツ製で,ショーティ化されています。わが国でいう,こだま号のような花形特急列車として,製品化は当然だったのでしょう。
2023.07.11
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Nゲージをそのままプラ車輪化したようなディスプレイモデルを入手したので,ご紹介します。米国のKIDCOというブランドから「LIVING LEGEND」シリーズとして発売されていたものです。パッケージの記載によると,1978年に発売された製品のようで,香港製となっています。機関車と貨車の2両セットで,ディスプレイ用線路が付属します。ラインナップは4種類があったようです。インターネットでもあまり情報が見当たらない製品で,皆様の情報提供をお待ちしております。[追記1]国内でも株式会社アリアという会社から「LIVING LEGEND機関車シリーズ」の名称で輸入販売されていたようです。[追記2]「CHAMP OF THE ROAD」というシリーズ名で,同内容の製品が発売されていたことが判明しました。やはり香港製で「UNIVERSAL PRODUCT」というブランドから,米国の流通大手「Kマート」向けの製品として製品化されたようです。こちらの方が,1977年発売と,KIDCOより1年早いです。なお,価格は1ドル96セントと印刷されています。
2023.06.23
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今回ご紹介する「EXPRESS TRAIN SET」は,国内では朝日通商(のち朝日コーポレーション)から「超特急新幹線セット」の名称で発売されていました。単3電池2本駆動となっています。海外版には「1:160 SCALE」と表記されていますが(国内版には縮尺表記はないようです),実際には1/100程度の大きさであり,軌間も9ミリよりはるかに大きく,一体なぜ1/160を標榜しているのか,理解に苦しむ製品です。シリーズとして,TGV,ICEもあったようです。
2023.06.06
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以前,当ブログでは,東武鉄道が1979年に日光線開業50周年記念として製作した,貴賓車トク500(1/130)のアンチモニー製模型をご紹介しました(T型フォードバス(1/100)とのセットでした)。(トク500とT型フォードの模型)東武鉄道では,1720系DRCのアンチモニー製模型もありました。松本吉之氏の「鉄道模型考古学N」では下記のとおり紹介されています。「グリーンマックスのカタログの東武のコーナーに,得体の知れないDRCが並んでいてコレクターを悩ませているので,正体を解明しておきます。これは東武ホテル・ロマンスカービュッフェが開業25周年を記念して製作,DRCの車内で販売したものです。アンチモニー製の鋳物で,窓は抜いておらず,台車やパンタも一体の純然たる置物です。しかし,床板は外れるようになっているので,バッチリ塗ってしまえばNゲージとして通用してしまうまじめなシルエットとプロポーションを持っています。先頭と中間の2形式があり,紙箱入りでやはりアンチ製のレールが別に付属しています。」こちらの模型は,トク500より一回り小さく,Nゲージと並べても違和感のない大きさです。先頭車・中間車の単品の他,4両単品を大きな箱に入れたセットもあったようです。DRCビュッフェ25周年ということで,1985年頃の製品と考えられます。(DRCの模型。中間車もあった)(グリーンマックスカタログVol.9(1990)より。アンチモニー製DRCが鈍い輝きを放っている)(同じくグリーンマックスカタログVol.9(1990)より。こちらのDRCはキットかフルスクラッチだろうか? 右隣に1800系りょうもう号,左隣にトク500形が見られる)(グリーンマックスカタログ'80より。サロ157からDRCを,サロ111から京阪テレビカーを作るアイデアが紹介されている)(グリーンマックスカタログVol.5(1984。表紙はVol.4となっているが誤り)より。小林信夫氏によるDRCの作例。側板はサロ157を用いている)
2023.05.01
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これまで,当ブログでは,Nゲージ規格に近似した鉄道玩具をたびたび取り上げてきました。2022年に玩具メーカー・トイコーから発売された「ペントレイン」は,N700S系新幹線を模したボールペンですが,何と,車載の単4電池で,Nゲージの線路を走行することが出来ます。(先頭部がボールペンのキャップとなっている)そのため,本体は真ん中で2つに分かれ,先頭車同士の2両編成となります。車体は1/160より一回り小さく,Nゲージと一緒に並べるにはやや難がありますが,プロポーションは中々魅力的です。走行も安定しており,続編が期待される製品です。<参考>ttps://rail.hobidas.com/feature/432672/
2023.04.27
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前回に引き続き,過去記事のまとめです。<Nスケール>アオシマhttps://plaza.rakuten.co.jp/koshinongauge/diary/201605140000/https://plaza.rakuten.co.jp/koshinongauge/diary/201808260000/フジミ(SL,ブルトレ,L特急)クラウンモデル(SL)バンダイ(ブルトレ,L特急)オオタキ(近鉄ビスタカー)ジーマーク(ケーブルカー,ロープウェイ)https://plaza.rakuten.co.jp/koshinongauge/diary/201808260000/東京シャープhttps://plaza.rakuten.co.jp/koshinongauge/diary/201910090000/https://plaza.rakuten.co.jp/koshinongauge/diary/201808260000/イケギ玩具製作所(C57)https://plaza.rakuten.co.jp/koshinongauge/diary/201905200000/大船プラスチック工業(モノレール)https://plaza.rakuten.co.jp/koshinongauge/diary/201802040000/<HOスケール>三共https://plaza.rakuten.co.jp/koshinongauge/diary/202008020000/ヨネザワ,オリエンタルhttps://plaza.rakuten.co.jp/koshinongauge/diary/202102010000/シズキョーhttps://plaza.rakuten.co.jp/koshinongauge/diary/202209130000/https://plaza.rakuten.co.jp/koshinongauge/diary/201804230000/永大https://plaza.rakuten.co.jp/koshinongauge/diary/202209010000/松尾,LShttps://plaza.rakuten.co.jp/koshinongauge/diary/202101050000/https://plaza.rakuten.co.jp/koshinongauge/diary/201805240000/緑商会https://plaza.rakuten.co.jp/koshinongauge/diary/201905200000/セントラル模型(未発売?)https://plaza.rakuten.co.jp/koshinongauge/diary/201805240000/バンダイ(999号ほか)https://plaza.rakuten.co.jp/koshinongauge/diary/201904020000/MODEMOhttps://plaza.rakuten.co.jp/koshinongauge/diary/202208010000/レベルhttps://plaza.rakuten.co.jp/koshinongauge/diary/201806040000/<その他>鉄道連絡船https://plaza.rakuten.co.jp/koshinongauge/diary/202011140000/ミリタリー系https://plaza.rakuten.co.jp/koshinongauge/diary/201805240000/タミヤ・夢の超特急https://plaza.rakuten.co.jp/koshinongauge/diary/202012160000/カバヤhttps://plaza.rakuten.co.jp/koshinongauge/diary/201712060000/サッポロボーイ・おもしろカップhttps://plaza.rakuten.co.jp/koshinongauge/diary/202209130000/ナガサキヤhttps://plaza.rakuten.co.jp/koshinongauge/diary/202205070000/ケロッグhttps://plaza.rakuten.co.jp/koshinongauge/diary/201804120000/アオシマ・マイクロプラモデルhttps://plaza.rakuten.co.jp/koshinongauge/diary/201804120000/
2023.03.19
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過去記事が雑多になったので,主要な記事の一覧を掲記します。<パワーパック駆動のもの>トミーOOOゲージhttps://plaza.rakuten.co.jp/koshinongauge/diary/201511090000/https://plaza.rakuten.co.jp/koshinongauge/diary/201709190000/https://plaza.rakuten.co.jp/koshinongauge/diary/201804220000/多田製作所「ロコメート」https://plaza.rakuten.co.jp/koshinongauge/diary/201804250000/https://plaza.rakuten.co.jp/koshinongauge/diary/201808240000/https://plaza.rakuten.co.jp/koshinongauge/diary/201708260000/https://plaza.rakuten.co.jp/koshinongauge/diary/201908220000/サクラ「パーコンひかり号」https://plaza.rakuten.co.jp/koshinongauge/diary/201808250000/https://plaza.rakuten.co.jp/koshinongauge/diary/202006300000/<Nスケール玩具(プラ製)>シズキョーのプラモデルhttps://plaza.rakuten.co.jp/koshinongauge/diary/202209130000/https://plaza.rakuten.co.jp/koshinongauge/diary/201804230000/童友社のプラモデルhttps://plaza.rakuten.co.jp/koshinongauge/diary/201804260000/https://plaza.rakuten.co.jp/koshinongauge/diary/201804230000/アオシマのプラモデルhttps://plaza.rakuten.co.jp/koshinongauge/diary/201605140000/https://plaza.rakuten.co.jp/koshinongauge/diary/201808260000/フジミ,バンダイ,クラウンモデル,オオタキ,ジーマークのプラモデルhttps://plaza.rakuten.co.jp/koshinongauge/diary/201808260000/東京シャープのプラモデルhttps://plaza.rakuten.co.jp/koshinongauge/diary/201910090000/https://plaza.rakuten.co.jp/koshinongauge/diary/201808260000/真田プラスチック工業所,高橋商店,ニシノ,ヒーローなどhttps://plaza.rakuten.co.jp/koshinongauge/diary/ctgylist/?ctgy=16https://plaza.rakuten.co.jp/koshinongauge/diary/201808260000/エーダイ「グリップミニトレーン」https://plaza.rakuten.co.jp/koshinongauge/diary/202209010000/https://plaza.rakuten.co.jp/koshinongauge/diary/201808260000/バンダイ「スタートレイン」https://plaza.rakuten.co.jp/koshinongauge/diary/201801210000/バンダイ「スーパーステーショナリー」https://plaza.rakuten.co.jp/koshinongauge/diary/201810080000/リニアのディスプレイモデルhttps://plaza.rakuten.co.jp/koshinongauge/diary/202212200000/タカラ「ポケデン」「ダイアクロン」https://plaza.rakuten.co.jp/koshinongauge/diary/201811260000/セガ・ヨネザワ「SONIX9」https://plaza.rakuten.co.jp/koshinongauge/diary/201708090000/バンダイ「ミニミニレール」,ヨネザワ「マイレール」,ジパング「エクストレイン」https://plaza.rakuten.co.jp/koshinongauge/diary/201805140000/https://plaza.rakuten.co.jp/koshinongauge/diary/201910270000/神崎レンタルサービス「トレイン」https://plaza.rakuten.co.jp/koshinongauge/diary/ctgylist/?ctgy=21カバヤ「ビッグワンガム」https://plaza.rakuten.co.jp/koshinongauge/diary/201712060000/ナガサキヤ「グレート100」「グレート150」「ライトトレイン」https://plaza.rakuten.co.jp/koshinongauge/diary/202205070000/https://plaza.rakuten.co.jp/koshinongauge/diary/201911250000/國際貿易「プルプラ」https://plaza.rakuten.co.jp/koshinongauge/diary/202109300000/トイコー「ペントレイン」https://plaza.rakuten.co.jp/koshinongauge/diary/202304270000/超特急新幹線セット(※実際はTTスケール程度)https://plaza.rakuten.co.jp/koshinongauge/diary/202306060000/KIDCOのディスプレイモデルhttps://plaza.rakuten.co.jp/koshinongauge/diary/202306230000/スーパービークルhttps://plaza.rakuten.co.jp/koshinongauge/diary/202312160000/<Nスケール玩具(金属製)>ロンスター「OOOゲージ」https://plaza.rakuten.co.jp/koshinongauge/diary/201511240000/https://plaza.rakuten.co.jp/koshinongauge/diary/201808270000/小茂田商店「SLシリーズ」https://plaza.rakuten.co.jp/koshinongauge/diary/201808270000/https://plaza.rakuten.co.jp/koshinongauge/diary/201710130000/サクラ/トレーン「サクラカー」「サクラペット」「Nゲージ」https://plaza.rakuten.co.jp/koshinongauge/diary/ctgylist/?ctgy=19https://plaza.rakuten.co.jp/koshinongauge/diary/201808270000/ウッド/ニシキ「ダイカスケール」https://plaza.rakuten.co.jp/koshinongauge/diary/ctgylist/?ctgy=18https://plaza.rakuten.co.jp/koshinongauge/diary/201808270000/ヨネザワ「ダイヤペット」https://plaza.rakuten.co.jp/koshinongauge/diary/ctgylist/?ctgy=20https://plaza.rakuten.co.jp/koshinongauge/diary/201808270000/トミカの鉄道モデルhttps://plaza.rakuten.co.jp/koshinongauge/diary/201606060000/イワヤ「スーパーダイキャストトレイン」https://plaza.rakuten.co.jp/koshinongauge/diary/201912010000/https://plaza.rakuten.co.jp/koshinongauge/diary/202202210000/JR九州商事のダイキャストモデルhttps://plaza.rakuten.co.jp/koshinongauge/diary/202002040000/デルプラド「世界の鉄道」,アシェット「国産鉄道コレクション」https://plaza.rakuten.co.jp/koshinongauge/diary/201905130000/ツヤマ「ダイキャストSLシリーズ」,ニッコー「世界のSLシリーズ」https://plaza.rakuten.co.jp/koshinongauge/diary/201710100000/サンライク「ミニ合金 ブルートレイン」https://plaza.rakuten.co.jp/koshinongauge/diary/201808270000/東武鉄道「トク500」「DRC」https://plaza.rakuten.co.jp/koshinongauge/diary/201604060000/https://plaza.rakuten.co.jp/koshinongauge/diary/202305010000/中国・香港の地下鉄,ALLOY TRAIN 合金列車模型https://plaza.rakuten.co.jp/koshinongauge/diary/202211010000/https://plaza.rakuten.co.jp/koshinongauge/diary/202309220000/NEWRAY「RAILROAD N」シリーズhttps://plaza.rakuten.co.jp/koshinongauge/diary/201904140000/京商「リビングトレイン」https://plaza.rakuten.co.jp/koshinongauge/diary/202109300000/
2023.02.19
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※この項は,以前「日本Nゲージ史外伝・番外編 ロコメートに関する補足」において記載していた内容を独立記事としたものです(元記事の方も記載は残しております)。「玩具商報」は1947年,大阪商報社(のち商報社)により創刊された月刊誌で(注),1966年10月からは「TOYS MAGAZINE 玩具商報」と改題。翌1967年2月から月2回刊行となっていました。(「玩具商報」創刊号。発行元は「大阪商報社」)(注)したがって,「玩具商報」は,「トイジャーナル」(東京玩具人形協同組合発行)の前身である「東京玩具商報」とは,まったく別の雑誌です。なお,1978年に行われた,トイジャーナル800号記念座談会では,「大阪玩具商報」が「玩具商報」に改称したとする出席者の発言がありますが,商報社の「玩具商報」は,1947年の創刊時以来「玩具商報」であり,「大阪」は付いていません。恐らく,戦前に長年発行されていた,「大阪玩具新報」と混同されているのではないかと思われます。商報社は,「玩具商報」の他に「鞄袋物商報」(1986年「Bag-ware」に改題)や「糖菓商報」(詳細不明),「貿易商報」(同)などの専門誌を発行していました。また,商報社の系列会社として設立されたTOY・PRセンターから発刊された「よいこの太陽」(1963年11月創刊)は,玩具店などで販売,頒布された玩具PR誌です。[追記]佐野眞一「業界紙諸君!」によれば,「糖菓商報」は後に「食品マガジン」と改題されたとのことです。1959年の「糖菓商報」が下記HPに掲載されています。https://kogundou.exblog.jp/242274895/(「よいこの太陽」創刊号)1974年,商報社東京本社・橋本社長と,商報社大阪本社・伊藤社長らとの間に対立が発生したようで,橋本社長側は,1975年1月号から「玩具商報」を「トイズマガジン」に改題すると発表。1976年には,商報社東京本社をトイズマガジン社とあらためています(発行は月刊に戻る)。この間の事情につき,トイズマガジン463号(1975年1月号)に掲載された「『玩具商報』改題に際して業界諸賢に訴える」には,「一木前社長の死去後、『玩具商報』の商標登録者である故伊藤昇氏未亡人より東京本社に対して、『玩具商報発行人』の名儀(原文ママ)を返還してほしい旨の申し出があり、大阪、名古屋両本社社長よりも同様の意向が伝えられました。・・・『玩具商報』の題号使用権をめぐり、係争によって黒白を決することもその一つの道には違いありませんが・・・やむなく、『玩具商報』の題号を変更し・・・『トイズ・マガジン』(TOYS・MAGAZINE)・・・を新しいタイトルとして昭和五十年新年号より使用することに決定したような次第でございます。」とあります。(トイズマガジン1975年12月号。のちにB5からA4に変更される)一方,伊藤社長側も「玩具商報」を発行しました(こちらも月刊に戻る)。伊藤社長側の「玩具商報」は「TOYS READER 玩具商報」(~1978年頃),「玩具商報 TOY&DOLL JAPAN」(1980年頃~1981年頃),「ジョイライフ 玩具商報」(1982年頃~1986年頃)などを経て,1986年に「キッズライフ」に改題(表紙に小さく「玩具商報」と併記)しています。(玩具商報~キッズライフに至る変遷。こちらはB5のまま)「トイズマガジン」側は,「玩具商報」時代と同様に「昭和33年8月10日 第三種郵便物認可」と記載されていて,巻号も1975年1月号が第29巻1号・通号463号と,旧「玩具商報」時代から完全に連続しています。(分裂前の「玩具商報」臨時増刊号「小物・食玩特集」より。1947年を第1巻,1968年を第22巻として数えている。)(前掲トイズマガジン1975年12月号より。第三種郵便物認可は旧「玩具商報」を引き継いでおり,巻号も旧「玩具商報」から連続している)(「TOYS READER 玩具商報」1976年11月号より。第三種郵便物認可は1975年に取り直したことがわかる。この時点では巻号とも旧「玩具商報」から連続している)(「ジョイライフ 玩具商報」1986年12月号より。巻次は1975年を第1巻と数え直し,1986年を第12巻としている)一方,「TOYS READER」側は,「昭和50年6月9日 第三種郵便物認可」と記載されているので,認可をあらためて取ったと思われます。巻号も,当初は旧「玩具商報」時代から連続して数えていたものの,途中から,通号は継続するものの,巻次は1975年を1巻として数え直しています。このように,双方が「玩具商報」の後継誌を名乗った結果,1977年には「トイズマガジン」が「創刊500号記念特集」を掲載する一方,翌1978年には「TOYS READER 玩具商報」が「創刊30周年記念特別号」を発行しています。そして「トイズマガジン」は1994年に,「キッズライフ」も同じ頃に刊行を終えたようです。なお,「トイズマガジン」は,国会図書館や都立多摩図書館に「玩具商報」の継続後誌として収蔵されていますので閲覧は容易ですが,「TOYS READER」の方は,30周年記念号が大阪府立図書館と神奈川県立図書館にあるくらいで,ほとんど図書館に見当たらないので,探すのに苦労しています(「キッズライフ」時代の最後の数年分は国会図書館に収蔵されています)。
2023.01.03
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リニアモーターカーのディスプレイモデルをご紹介します。左から順に,下記のとおりです。<上海トランスラピッド> 2004年に開業した上海トランスラピッドの模型です。ダイキャスト製でずっしりしたつくりです。<MLU00X1> JR東海が1988年に制作したリニアモーターカーのモックアップモデル・MLU00X1のプラ製Nスケールモデルが1990年頃に宮沢模型から発売されました。<スタートレイン> 2005年の愛・地球博限定モデルとしてMLX01-1/MLX01-901のプラ製組み立てモデルがバンダイから発売されました。<トレーン> リニア・鉄道館限定で発売されている,トレーン製のMLX01-1/L0系ダイキャストモデルです。縮尺は1/160で,他のトレーン製品とは一線を画した(失礼!)スケール志向の精密モデルです。<ノエル> 愛知県のノエルコーポレーションから発売された,Nゲージリニア・L0系のディスプレイモデルです。車体はややショーティのようです。ノエルでは,走行できるNゲージリニア・L0系や,フローティングモデルという磁石で浮上する縮尺1/155のディスプレイモデル(MLX01-1/L0系)も製品化しています。(プラレールアドバンスのL0系にNゲージ用動力を組み込んだ。なお,タカラトミーではトミカでもL0系(1/187)を製品化していた)
2022.12.20
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鉄道車両を模した消しゴムをご紹介したいと思います。・SLシリーズ(三菱鉛筆) 発売年代は不明です。米・ビッグボーイ,米・6000号「アメリカ」,英・マラード,英・ゴールデンアロー,仏・232R,日・D51の存在を確認しています。・銀河鉄道999(丸越) 銀河鉄道999(1978年TVアニメ開始)の消しゴムは大小いくつかのシリーズがあり,バンダイ・ポピー系列の丸越から発売されていました。111,222,333,444,555,666,777,888,999の各車両が製品化されています。「愛蔵版 鉄道模型考古学N」では,「ポケットミニ」と称する小スケールのシリーズが紹介されています。・SLミニコレクション(シバタトーイ) C62,D51(標準形),C51,C57,7100形弁慶号,7100形義経号の6種があり,テンダーに形式が刻印されています。C57のイラストはSLやまぐち号(1979年運行開始)が描かれているので,発売はそれ以降ということになります。・日本の鉄道消ゴム(メーカー不明) 新幹線「ひかり」,特急電車「白鳥」485系,寝台特急「あさかぜ」20系,C62形SL機関車の4種を確認しています。ただし「あさかぜ」は製品名は20系,実際の製品はEF58,パッケージ写真はEF65 500番台というチグハグな状態となっています。485系も,583系の上・中段寝台用小窓のような妙なモールド表現があります。「愛蔵版 鉄道模型考古学N」でも紹介されています。・ブルートレインジャンボ当(山勝) ブルートレインのカードと消しゴム(EF65 1000番台2両)が入っています。車体は他社より大きめです。・ブルートレイン(丸越) 「精密スケール」の名に恥じないシリーズで,EF65,EF58,EF81,ED75,ED76,DD51,24系客車(カニ24,オシ24,オハネフ25(※),オハネ25),485系(先頭車),583系(先頭車)という当時の花形が勢ぞろいしています。 鉄道ホビダスでも取り上げられています(ttps://rail.hobidas.com/feature/375322/)。※カタログにはオハネフと記載されていますが,実際にはオロネ25が製品化されているようです。・おまけ消しゴムと言えば鉛筆ということで…交通博物館や地下鉄博物館,ロンドンで販売されていた鉛筆です。
2022.12.02
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Twitterで軽便鉄模アンテナ管理人のうかいさんが,グリーンマックスの歴史について述べておられます。そこで,今回は,グリーンマックスの歴史を探ってみたいと思います。別稿と重複する点も多いですが,ご容赦ください。1956 第1次須津谷急行発表(TMS1956年6月号の表紙を飾る,第一次須津谷急行。右側の青年が鈴木氏)1956年,鉄道模型趣味(TMS)誌上で,3線式Oゲージの庭園レイアウト「須津谷急行」が発表されました。1933年生まれの鈴木氏は当時,早稲田大学に在学中。東武東上線大山駅近くで鈴木氏の父が営む洋品店「スズヤ」の裏庭に建設されました。当時のスズヤを含む大山商店街の動画がYouTubeにアップされています(3分48秒頃~4分10秒頃)。https://www.youtube.com/watch?v=AM0PTkT5Jzo1957年頃,鈴木氏は早稲田大学英文科を卒業。兄と共にスズヤを引き継ぎます。1966 第2次須津谷急行発表1966年,TMSでHOゲージの室内レイアウト「第2次 須津谷急行」が発表されました。「昭和38年より赤字路線として家中を騒がした須津谷急行も,その後,政治的に強引に問題が解決され,土地買収,測量を終りました。しかし何分にも資金ぐりに苦しみ,工事も牛歩的でしかも気まぐれに行われ…しかし,39年度ともなりますと沿線に工場や団地等が開発され,40年初頭からは…急行電鉄の名に恥じない線に昇格いたしました。」(TMS1966年8月号520頁)とあります。1968年6月には,後にグリーンマックス大山店が入るスズヤビルが竣工し,鈴木氏は同ビル2階でレストラン「ピノキオ」を開業します(※商業界1978年4月号ではレストランの開業は1967年となっています)。1971 第3次須津谷急行発表1971年,TMSでHOゲージの室内レイアウト「第3次 須津谷急行」が発表されました。「第2次須津谷急行は218号に紹介され…その折,すでにこの第3次須津谷急行の構想がたてられていたが,自宅新築と共にその一室がレイアウトルームとして確保されここに三たび誌上に登場することとなった。」(TMS1971年2月号105頁)とあります。1972年9月15日,スズヤビル1階に模型店「マックス」が開店します(開店日は日本模型新聞991号による)。当初は8坪(日本模型新聞991号による。商業界1978年4月号では6坪)の小さな店でした。(TMS1973年3月号より)(グリーンマックス Nゲージ総合カタログVol.17より。円筒形階段室と,東武電車を模した1階部分の位置関係がよくわかる)1974年,「マックス」は,Nゲージの勾配道床や旧型客車のプラキットを発売しました。広告にはHO用クーラーも記載されています。後年,鉄道模型店「電車くん」を開業する大内裕司氏は当時,鈴木氏から「大内君、今度ね、ウチは9mm専門になるよ。だから16番の商品は処分しちゃうんだ。それからこれがウチで出す9mmの新製品だ」とカーブ勾配道床を見せられたということです(RM MODELS2005年10月号39頁)。(TMS1974年5月号より)(TMS1974年12月号より)1975年,店名を「グリーンマックス」と改めます。「グリーンマックス」ブランドで初の日本型Nゲージストラクチャーである,信号所/詰所キットを発売するとともに,スズヤビル2階のレストランを模型店に変更し,25坪に拡大します。(TMS1975年6月号より)(TMS1975年9月号より)1976年には,Nゲージの完成品車両(通称グリ完)111系,103系高運車を発売します。当時は,関水の103系の動力を流用することを前提とした製品でしたが,翌77年には111系動力車が発売されています。他にグリ完としては72系全金車と,そのバリエーションとしての小田急1800系がありました。1976~77年には「国鉄列車編成ガイドブック」を発売。緑色の「客車編1 LINE UP 80」(「カタログ付き改定版」もある),青色の「客車編2 BLUE TRAIN」,赤色の「電車・キハ82系 LINE UP 173」があり,背表紙には「1976年3月国鉄から全てのSLが姿を消しました。」と記されていました。(国鉄列車編成ガイドブック)(いずれも日本模型新聞991号より。1976年当時の大山銀座商店街の略図,商店街に面した「男子専科ファッション店・ブティック」スズヤの外観,グリーンマックス大山店内の略図。同号には,「当面の課題は売場の再拡張と大改装であり,この夏休み時期には実施したい,としている。レストラン時代の調理場などを現在,そのまま倉庫にしているが,それを売場に改装すれば面積は今の倍になる。」との記述がある)(日本模型新聞991号より。大山店のレイアウト)(前掲TMS1971年2月号より第3次須津谷急行。日間名市駅の駅ビルは上記大山店内レイアウトのビルに引き継がれたようだ)(グリーンマックス Nゲージ総合カタログVol.7(1986)より初期のグリーンマックスの製品)1978年には,1/700艦船キット「スカイウェーブシリーズ」を発売。先行するウォーターラインシリーズを補完するように,小艦艇や建物などを精力的に製品化しました。「スカイウェーブシリーズ」は現在,ピットロードに引き継がれています。また,同年,初のチェーン店として巣鴨店が開店しました(※)。(※グリーンマックスまたはグリーンマックス・ザ・ストアーとしては,大山店(1972-2005),巣鴨店(1977-1984),下北沢店(1979-2019),鶴見店(1980?-2011),大井町店(1981),田端店(1984-2005),海老名店(のち横浜店。2002-2012),秋葉原店(2003-),大阪あべの店(現・大阪日本橋店。2006-),ナゴヤ大須店(2005-)がありましたが,2005年に大山店が閉店するなど再編が進み,現在は秋葉原,大阪日本橋,ナゴヤ大須の3店舗となっています。)(日本模型新聞1044号より)(「模型とラジオ」1979年10月号より第1回鉄道模型ショウで自社製品をPRする鈴木氏)1979年からは総合カタログを刊行。工作のヒントや実車の知識,レイアウトづくりの視点など,情報満載の読み応えあるカタログとなっていました。(RM MODELS2005年10月号より。歴代のGMカタログ)1979年頃には,しなのマイクロが金属製でNゲージ私鉄電車を製品化し,GMキット向けに分売も行われます。(プレイモデル79年夏号の,しなのマイクロ広告より)(GMカタログ79年版と80年版より,動力ユニットに関する記載の変遷。79年版では「しなのマイクロ製動力ユニットを御使用下さい。」とあるが,80年版では「G.M製、又はエンドウ製動力ユニットを御使用下さい。」とある。この時点では20メートル用動力のみ)1981年には「カスタムキット」として,初の18メートル車キットとなる,京急1000系キットが発売されます。これは,エンドウからの動力供給により実現したもので,それまでのしなのマイクロ製動力に替わり,エンドウ製動力がGMの標準となっていきます。(グリーンマックス Nゲージ総合カタログVol.4(1983)より大山店の内外。1階の東武電車を模した部分は無くなっており,円筒形の階段室が露出している。壁面には1981年に登場した185系踊り子号を模した斜めの緑帯が入れられている)1982年 第4次須津谷急行発表(TMS増刊 PLAY MODEL 9より)1982年,Nゲージの室内レイアウト「第4次 須津谷急行」が発表されました(グリーンマックス Nゲージ総合カタログ'82にも掲載)。車両・ストラクチャーともグリーンマックスのキットがふんだんに用いられています。グリーンマックスは,科学技術館での鉄道模型ショウに出展していましたが,1982年から1986年にかけては,銀座・松屋百貨店に隣接する文具店・伊東屋において,下記のような独自の鉄道模型展を開催しています。1982 鉄道模型レイアウト展 7/25-7/311983 創るNゲージ鉄道模型ショー 7/23-7/301984 創る鉄道模型展 8/2-8/81985 鉄道模型レイアウト展 7/29-8/81986 GM鉄道模型ショウ 7/31-8/51983年には,箱根登山鉄道モハ1・2キットが「バリエーションキット」として発売されました。また,「NEW電車シリーズ」「カスタムキット」といった各キットは「エコノミーキット」に改められていきました。1989年には,旧トミックスの香港製貨車(タキ1900セメントターミナル,タキ1900三菱鉱業,ホキ5700,セキ3000,セム8000,ワラ1)が限定品として発売されました。また,1993年にはオリジナル製品として,ホキ2500・9500のキットが発売されています。その他にも貨車数種が予告されていましたが,これは未発売に終わってしまいました。1992年には,グリーンマックス20周年と銘打って「スペシャルキット」東武スペーシアを発売。同キットは,ステッカーまたはデカールにより複雑な塗装を容易としていました。さらに,翌1993年には初の塗装済みキットとして,東武10030系が発売されます。その後,1997年に,グリーンマックス・ザ・ストアーのオリジナルブランド「クロスポイント」が発足。第1弾は,あべの店オリジナルのエッチングキット・南海22000系角ズームカーでした。その後,京王3000系キットにエッチングパーツ等を追加した「北陸鉄道8900系」,仙石線103系や西武6000系(これらはホワイトメタル製前面が特徴),京急2000系3扉車,営団6000系2段窓車(これは旧NEW電車シリーズの再販)といったGM製品のバリエーション的展開に加え,富士急行5000系レジンキットや,あべの店オリジナルのエッチングキット(1997-2002。前記の南海22000系角ズームカーのほか,南海21000系ズームカー,近鉄11400系新エースカー,近鉄20100系あおぞら号,近鉄680系)といったプラ以外の製品も登場しました。(GMカタログ96年版より。上二つは,ウエイトが黒色に変更された動力ユニットで,2016年にコアレスモーター動力ユニットが単品販売されるまで,GMキットの標準指定品だった。上から三つ目の小型動力ユニットは,もともと箱根登山鉄道モハ1・2や,キハ04といったバリエーションキット用に発売されたが,なかなか性能が安定せず,1998年に刷新された(これも現在は絶版)。上から四つ目の新性能小型動力ユニットは,トミックスのベルニナ用で,箱根登山鉄道モハ1・2,京阪京津線600形,江ノ電1000形タイプに使用することができた)2002年のキハ200を皮切りに,グリーンマックス製品も完成品の比重が大きくなり,マイクロエースや鉄道コレクションのように,同一形式であっても細かい差異が作り分けられるようになるなど,新しい時代を迎えているようです。一方で,ストラクチャーキットも塗装済みが登場するなど,従来の製品も引き続き発売されているのは嬉しいことです。<参考文献>日本模型新聞991号(1976年5月1日)32面以下日本模型新聞1044号(1978年7月15日)41面商業界1978年4月号164頁以下RM MODELS2005年10月号39頁グリーンマックス Nゲージ総合カタログVol.17(2017)
2022.11.21
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中国や香港の地下鉄を製品化した,トレーンのダイキャストモデルのようなディスプレイモデルを入手したのでご紹介します。いずれも中古で入手したものなので,製造年代など詳しいことは不明です。(広州の地下鉄のディスプレイモデル。Nスケールより少し小さい。車体は金属製で台車が一応首を振る)(北京地下鉄首都機場線のディスプレイモデル。ほぼNスケールと思われる。車体はプラ製)(香港の地下鉄のディスプレイモデル。軌間は9ミリで,縮尺はNスケールよりやや大きい。いずれも車体は金属製でずっしりしたつくり。台車が首を振る)
2022.11.01
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以前,ビッグワンガムの稿で,サッポロボーイ おもしろカップに触れたことがあります。「サッポロ一番」でおなじみのサンヨー食品から1980年代後半に発売されていた「サッポロボーイ おもしろカップ」は,おまけ玩具付きのカップ麺というユニークな商品でした(今日では,後継の「ケンちゃんラーメン」の方が有名ですね)。「おもしろカップ」については,モデル・カーズ24号に掲載された平野克己氏の「愛しの食玩・玩具と模型と菓子の相関関係」第4回(24号)でその全貌が概ね明らかにされていますので,ここでは鉄道関連のモデルを中心に紹介したいと思います。1985年3月発売「パート1」男の子向け全10種,女の子向け全10種「男の子向け」に「東海道新幹線ひかり号」「リニアモーターカー」が含まれています。「女の子向け」には「コーヒーカップ」や「電子レンジ」などがあります。(モデル・カーズ24号より。おもしろカップの「東海道新幹線ひかり号」に塗装をした作例)(1987年の「大特集」CMより「東海道新幹線ひかり号」。銀色成形に青帯が塗られていた模様)(1987年の「大特集」CMより「リニアモーターカー」。銀色成形に赤・青の帯と窓が塗装されている)(「リニアモーターカー」として日航のHSST-03が製品化された。実車は現在,愛知県岡崎市の公園で保存されている)1985年9月発売「パート2」男の子向け全16種(女の子向けはアクセサリーに変更。以下同じ)「男の子向け」に「小田急ロマンスカー」が含まれています。(パート2のCMより。「小田急ロマンスカー」としてLSE車が製品化された)1985年12月発売「パート3」男の子向け全16種(一部は既存モデルの再登場?)「男の子向け」に「箱根ロープウェイ」が含まれています。(パート3のCMより。どこにでもありそうな搬器だが「箱根」と明記されているのが面白い)1986年4月発売「スペシャル」男の子向け全50種(大半は既存モデルの再登場?)新規モデルとしては「零戦」「コンコルド」などがあります。1986年9月発売「スペシャル2」男の子向け全48種(恐竜・怪獣プラモデル12種×4色=48種)1987年4月発売「大特集」男の子向け全56種(大半は既存モデルの再登場?)新規モデルとしては「戦艦大和」などがあります。1988年7月発売「大特集2」男の子向け全34種(コンバットシリーズとして戦車・戦闘機等)「おもしろカップ」や,他の鉄道関連食玩についての情報があれば,ぜひお寄せください。
2022.10.02
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静岡教材社(シズキョー/シズキョウ)のプラモデルひかり号については,これまでも当ブログで取り上げてきました。日本Nゲージ史外伝・第2回 シズキョーのOOOゲージ(1964),童友社のTOゲージ(1965)TMSに見るNゲージの歴史 Nゲージの縮尺と名称シズキョーのひかり号は,1963年にHOゲージ版,1964年2月にTTゲージ版,1964年11月にOOOゲージ版が発売されました(参考「日本プラモデル50年史」(日本プラモデル工業協同組合編))。[追記]光文社「少年」1962年10月号の懸賞商品としてHOゲージ版が掲載されているので,HOゲージ版の発売は1962年の可能性もあります。ラインナップは,下記のとおりです。HOゲージ版が最もポピュラーで,「鉄道模型考古学N 愛蔵版」でも紹介されています。[追記]「日本プラモデル50年史」のリストには,アトムというメーカーの新幹線ひかり号(1967年6月発売。250円,ゼンマイ付)というプラモデルが記載されています。これは,シズキョーのHOゲージ版を電動からゼンマイ動力に改修したものと判明しました。アトムというメーカーは,他にもシズキョーの1/32スロットカーをゼンマイ動力に改修して発売していたようで,シズキョー倒産後の後継メーカーであったようです。HOゲージ版 夢の超特急(先頭車)300円HOゲージ版 夢の超特急附随車 300円HOゲージ版 デラックス夢の超特急(先頭車,附随車)580円TTゲージ版(先頭車,附随車,レール付)500円OOOゲージ版(先頭車,附随車,レール付)500円(レイルマガジン1995年7月号より。HOゲージ版 夢の超特急(先頭車))(光文社「少年」1964年11月号より。HOゲージ版 夢の超特急(先頭車)。1000形ではなく0系が使われている)(レイルマガジン1995年9月号より。HOゲージ版 夢の超特急附随車)(光文社「少年」1963年6月号より。一番左の1000形B編成の絵が描かれた箱がHOゲージ版 デラックス夢の超特急(先頭車,附随車))ところで,シズキョーのHOゲージ版には1/90と明記されていますが,TTとOOOにはスケール表記がないようです。通常,TTゲージは1/120,軌間12mm,OOOゲージは1/152~1/160,軌間8~9.5mmを指します(OOOゲージの名称・縮尺については,大田治彦氏がRM MODELSに連載されていた「紀元前N世紀」に詳しい)。ここで,気になるのは,シズキョー製品カタログの記載です。1964年版カタログでは,HOとTTが掲載されており,TT版の仕様は「全長170mm,モーターTKK No.13,単三電池2本」と記載されています。一方,1965年版カタログでは,HOとOOOが掲載されており,TTは掲載されていません。そして,OOO版の仕様として「全長170mm,モーターTKK No.13,単三電池2本」と記載されています。すなわち,TTとOOOの仕様が全く同一なのです。そして,OOOゲージ版を組み立ててみたところ,ある推測が成り立つのではないか・・・そう考えました。(1964年版シズキョー製品カタログより)(1965年版シズキョー製品カタログより)(シズキョーのOOOゲージひかり号。先頭車・中間車の2両セットで,先頭車にモーターを,中間車に単3電池2本を搭載して,先頭車後ろ側の1軸台車を回転させる構造。この他に軌間約8mmの線路が含まれている)(シズキョーのOOOゲージひかり号。試作車1000形特有の2連パンタが再現されている)(シズキョーのOOOゲージひかり号。内股という印象)OOOゲージ版を見ると,カタログのとおり全長170mmで,車体は明らかに1/160より大きくなっています(長さは約1/147)。そして,軌間約8mmの台車は車体に比べて随分小さく,いわゆる内股という印象を強く感じます。TTゲージ版を入手できていないので,推測になりますが,TTゲージ版とOOOゲージ版は,台車が異なるのみで,車体は同一なのではないでしょうか?この推測が正しいとすれば・・・シズキョーでは,HOと並行して当時小スケールの代表と考えられていたTTゲージ版も発売したものの,英国・ロンスター社の「Treble-O-Trains」や,1964年春発売のトミーOOOゲージに影響を受け,同年11月にTTゲージ版をOOOゲージ版に改修して再発売した・・・そんな推測も成り立つかもしれません。[追記]東京玩具商報1963年6月号48頁の「第一回プラモデルショウを見る」の記事に,以下の記述がありました。「東海道新幹線夢の超特急は玩具界ではすべて売行好調,レール物では夢超ブームだが,プラスチックモデルでもHOサイズが好評なのにつづいて,レール幅八ミリのT・Tゲージ物が出てくる(静岡教材)プラスチックモデルでは電関,電車類はあまりパッとしないが,夢超だけは別のようだ。」仮にこの記述が正しいとすると,シズキョーのTTゲージは当初から軌間8mmだったことになります。本来,新幹線であればTTゲージは軌間12mmとなるはずですが・・・あるいは,シズキョーではTTゲージを軌間8mmと誤解していて,後にOOOゲージと呼称を正しく改めたのでしょうか?? 謎は深まるばかりです。(光文社「少年」1964年11月号より。TTゲージ版が「最も小さい走るスケールモデル」とアピールされている)(シズキョーのOOOゲージひかり号(左)。学研のNゲージ0系(右)より明らかに大きい)
2022.09.13
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わが国のNゲージの歴史の中で,永大が展開したNゲージ「エーダイナイン」の先進性には特筆すべきものがありました。すなわち,1979年という比較的後発のメーカーであったにもかかわらずハイディテールの車両はもとより,TOMIXのようにNゲージをトータルシステムとして展開。1980年の倒産により,あまりにも早い幕切れとなりましたが,製品のほとんどは学研に引き継がれました(エーダイナインについては,山下貴久雄「エーダイナイン誕生から30年」(RM MODELS 173号(2010年1月号)所収)に詳しく取り上げられています)。今回は,その永大が,エーダイナイン以前に,鉄道とどのように関わっていたのかを簡単に振り返ってみたいと思います。過去のブログと重複する点が多いですが,ご容赦ください。<プラモデル>永大では,1971年から,HOスケールの鉄道プラモデルを展開しました。ラインナップとしては,旧EF58,新EF58,EF15,D51,EF65 1000,貨車6種があり,当時としては高い水準を誇っていました。永大倒産後は,新旧EF58とEF65 1000が大滝に引き継がれています。なお,貨車は,もともとは鉄道模型社/中村精密から発売されていたものです。(鉄道模型考古学N愛蔵版より。永大のHOスケールプラモデル)<グリップミニトレイン>鉄道100年に当たる1972年には,「グリップミニトレイン」として,1/130のプラ製ゼンマイ式D51を製品化しました。ゼンマイねじは動輪型となっており,標準型となめくじ型がありました。また,「グリップマイティ」として,レール・炭水車を省いたバージョンもありました。(グリップミニトレイン。下の黒い箱にレール,リレーラー,ゼンマイねじが入っている)(グリップマイティの半流型。右側の大きな車輪がゼンマイねじ)(グリップミニトレインの説明書)(玩具商報396号(1972年7月15日)よりグリップミニトレイン)<グリップゼッケン>ミニカー「グリップゼッケン」シリーズのNo.30 D51蒸気機関車(標準型)(1975年,1/130)と,No.32 D51蒸気機関車(半流線型)(1975年,1/130)は,「グリップミニトレイン」から動力を撤去した製品のようです。「グリップゼッケン」シリーズには,他にNo.35 新幹線ひかり号21型(1976年,1/170)がありました。いずれも実車の特徴をよく捉えた製品となっており,また,「21型」と明記したことからも,永大の鉄道モデルにかけた情熱がうかがわれます。(グリップゼッケンNo.32 D51蒸気機関車(半流線型))(グリップゼッケンNo.35 新幹線ひかり号21型)<ミニックトレーン>1976年に永大から発売されたのが,「世界最小モデル」を謳った縮尺およそ1/300のダイキャスト製鉄道車両「ミニックトレーン」シリーズでした。ポピニカや超合金といったダイキャスト製玩具の隆盛を意識してか,重量感あるつくりとなっています。基本ラインナップは下記のとおりで,いずれも4両編成。パッケージに「21型 25型 26型 22型」(No.1 新幹線ひかり号の例)などと形式が明記された点は,他のダイキャスト製鉄道玩具にはない特徴です。他に,8両編成のセットや,レール・情景部品も入ったセットもありました。なお,永大倒産後は,バンダイ系列のマミートに引き継がれています。(トイジャーナル1976年9月臨時増刊号よりミニックトレーン)1 新幹線ひかり号,2 C62 SL特急列車,3 EF58特急貨物列車,4 583系寝台特急電車,5 167系修学旅行電車,6 DD51ディーゼル特急貨物,7 167系急行電車,8 EF58特急列車,9 C62 SL貨物列車,10 DD51ディーゼル特急列車,11 485系特急電車,12 103系国電,13 101系国電,14 地下鉄6000系丸の内線,15 EF81特急列車,16 地下鉄6000系千代田線,17 EF81特急貨物列車
2022.09.01
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イカロス出版の隔月刊誌「N」に連載されている「旧車両再生プロジェクト Re Model」は,Nゲージの旧製品を中心に,構造・分解方法やメンテナンス方法が解説されており,ユーザーにとって非常に有益な記事と言えます。製品の年代や背景なども詳細に記されており,鉄道模型考古学的な意義も大きいと言えるでしょう。連載は現在も継続しており,今後が非常に楽しみです。[追記]2025年春号をもって,「Re Model」「Nゲージ探検隊」の連載は終了しました。各号と掲載内容は下記のとおりです。2022年には,第1回~第26回にC50(カトー)を加えて「Nゲージ再生プロジェクト ビンテージモデルメンテナンス」として単行本化されています。なお,同誌の別連載「Nゲージ探検隊」でも,リマのパノラマセット(2021年4月号),ライフライクの入門セット(同年12月号),リマ・学研・フジミの485系(2023年10月号),ソニーマイクロトレーンのED75(2024年2月号),学研・トミーの583系(同年6月号)など考古学的モデルがしばしば取り上げられています。(「ビンテージモデルメンテナンス」の単行本。単行本の章立ては雑誌掲載順とは一致しない。)2017年 8月号 第1回 103系(カトー)2017年10月号 第2回 キハ02(トミックス)2017年12月号 第3回 国鉄事業用車(しなのマイクロ)2018年 2月号 -2018年 4月号 第4回 蒸気機関車(中村精密)2018年 6月号 第5回 113系(トミックス)2018年 8月号 第6回 201系(カトー)2018年10月号 第7回 EF60(学研)2018年12月号 第8回 EF58(エンドウ)2019年 2月号 第9回 111系(グリ完)2019年 4月号 第10回 EF71(マイクロエース)2019年 6月号 第11回 新幹線(学研)2019年 8月号 第12回 京急800形(カトー)2019年10月号 第13回 DD51(トミックス)2019年12月号 第14回 583系(学研)2020年 2月号 第15回 東急5000系(トミックス)2020年 4月号 第16回 キ620(モア)2020年 6月号 第17回 EF70(カトー)2020年 8月号 第18回 キハ55(学研)2020年10月号 第19回 153系(カトー)2020年12月号 第20回 EF75(永大)2021年 2月号 第21回 DD13(カトー)2021年 4月号 第22回 C57(トミックス)2021年 6月号 第23回 185系(マイクロエース)2021年 8月号 第24回 457系(カトー)2021年10月号 第25回 西武5000系(トミックス)2021年12月号 第26回 チビ凸(カトー)2022年 2月号 第27回 京王3000系(エンドウ)2022年 4月号 第28回 EF81(トミックス)2022年 6月号 第29回 165系なのはな(宮沢)2022年 8月号 第30回 EF57(学研)2022年10月号 第31回 月光型(トミックス)2022年12月号 第32回 EF65 1000(カトー)2023年 2月号 第33回 0系新幹線(エンドウ)2023年 4月号 第34回 初代Cタイプ機関車(マイクロエース)2023年 6月号 第35回 DF50(トミックス)2023年 8月号 第36回 211系3000番台(ホビーセンターカトー)2023年10月号 第37回 近鉄通勤車(エンドウ)2023年12月号 第38回 EF64 1000(マイクロエース)2024年 2月号 第39回 TOMIX国鉄特急型電車初期製品(485系1000番代・381系)2024年 4月号 第40回 キハ58(永大)2024年 6月号 第41回 EF66(カトー)2024年 8月号 第42回 相鉄7000系(しなのマイクロ)2024年 秋号 第43回 鹿島臨海1000タイプ(カトー)2025年 冬号 第44回 381系パノラマしなの(宮沢)2025年 春号 第45回 DD51(エンドウ)
2022.08.26
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「プラモデル以外の鉄道模型のMODEMOも堅調だ。MODEMO製品については,勝人は特別な思いがある。それは,祖父・剣持銈太郎との思い出につながる。母・槇の父である剣持銈太郎は叩き上げの鉄道員だったが,新宿駅長で国鉄を退職すると,箱根の温泉旅館を開いた。しかし,元新宿駅長の"DNA"は強く残った。『父も言っていたようですが,私は性格や体つきも含め,剣持家寄りと言われてきました。だからMODEMOをもっともっと大きなブランドに育てていきたいのです』静岡模型界唯一の鉄道模型ブランドの背景にはこんな遺伝子があるのだ。とはいえ現実は,過剰投資を控えながら,しかし新商品の展開も必要という悩ましい経営だが,先頭で旗ふりをするうちに,社員たちも勝人が言う前に行動が先に出ていたり,また”勝人の利用法”についてものみこんでいるらしい。」(「ハセガワコンプリートワークス キットで辿る75年」(大日本絵画,2017)46頁より)長谷川製作所(現・ハセガワ)は,飛行機のハセガワとして知られるプラモデルメーカーであり,鉄道模型ファンにとってはMODEMO(モデモ)ブランドでおなじみとなっています。今回は,MODEMOブランドの鉄道模型・プラモデルを振り返ってみたいと思います。余談ですが,ハセガワは1975年に1/72スケールで,ドイツ軍の列車砲「レオポルド」のプラモデルを,翌1976年にはやはり1/72スケールで,ドイツ軍の自走臼砲「カール」及び運搬貨車のプラモデルを発売しており,ハセガワの鉄道車両ということでは,こちらの方が先になります。<HOスケールプラモデル>ハセガワが鉄道模型に進出するきっかけは,1995年,ゲームメーカー・ハドソン(社名がC62形蒸気機関車の米国式の呼称に由来することは有名)の販促品として,同社が広告を掲出していた土佐電気鉄道(現・とさでん交通)600形の1/80プラモデルを製作したことです。三ツ星商店から専用動力が発売されるなど(製造は乗工社),鉄道模型ファンの間でも大いに話題となり,以後,MODEMOブランドで次々とシリーズを展開しました。桃太郎電鉄号(限定非売品)/OE2 桃太郎電鉄号/EC1 土佐電鉄 600形 明治製菓号(※標準塗装デカール入り)/EC2 江ノ島電鉄100形/EC3 東京都電7000形/EC4 桃太郎電鉄 デラックス/EC5 函館市電 1000形/EC101 土佐電鉄 600形 NOVA号/EC102 函館市電 1000形 海鮮市場/EC103 東京都電 7000形 第1次車/EC104 桃太郎電鉄 ハッピー号(レイルマガジン1995年8月号より。乗工社からは,土佐電600形用の動力・パンタグラフが発売された)(RM MODELS 1996年11月号より)<HOスケール鉄道模型キット>MODEMOは,鉄道模型メーカー・エンドウと提携し,プラ製車体はMODEMO,金属製車輪・動力はエンドウという協力関係を築きます。板キットとなっていた路面電車のプラモデルを半完成状態とした車体と,エンドウ製の動力をセットにしたキットや,エンドウのコキ104形コンテナ車に対応した1/80コンテナのキットも発売されました。また,旧中村精密のプラ製客車キットの再販もありました。EC51 江ノ島電鉄 100形/EC52 東京都電 7000形/EC53 JR V18C コンテナ 3個入り/EC54 西濃運輸 U30Bコンテナ 2個入り/EC55 桃太郎電鉄号 デラックス号SP164 スハ 44/SP165 スハフ 43/SP166 スロ 53/SP167 マシ 35/SP170 スハニ 35/SP171 オユ 12/SP174 スハフ 42(「はじめての鉄道模型」(成美堂出版)より。MODEMOのEC52キット)<HOスケール鉄道模型>MODEMOは,完成品車両も発売しています。HT1 東京都電 旧6000形/HT2 箱根登山鉄道 モハ2形 (2輛セット)/HT3 江ノ島電鉄 100形”108号車”/HT4 江ノ島電鉄 100形”107号車"(トロリーポール仕様)/HT101 東京都電 6000形 (金太郎塗装) /HT102 箱根登山鉄道 モハ2形 創立70周年 記念塗装車/HO1 JR東海 373系特急電車 (3輌基本セット) (RM MODELS 1997年1月号掲載の広告)<その他>MODEMOでは,前述のとおり1/80のコンテナを発売したほか,鉄道模型関連製品を発売しました(特記ない場合は1/80です)。EP1 ハセガワカプラー 密着連結器/EP2 旧形客車用集電部品(3輌分,Nゲージ)/EP3 都電用テールライト/EP4 旧形客車用集電部品 (6輌分,Nゲージ)/EP5 三角スケールER1 レールセット/ER2 直線レール/ER3 曲線レールEX1 タンク/EX2 タンクコンテナ UT5A (2個入り)/EX3 V18C コンテナ コカコーラ (3個入り)/EX4 U30B 大型コンテナ 西濃運輸 (2個入り)/EX5 U30B 大型コンテナ 日本通運(2個入り)/EX6 U30B 大型コンテナ フットワーク (2個入り) /EX7 V18C JRF コンテナ/EX101 U30B 大型コンテナ (無塗装バージョン)/EX102 UT5A タンクコンテナ (無塗装バージョン)EZ1 ストラクチャ駅 (半完成品) (「はじめての鉄道模型」(成美堂出版)より。MODEMOのEZ1に塗装した例)<Oスケールプラモデル>旧ジーマーク→グンゼのプラモデルを再販したもので,3種がありました。ジーマークでは,京都市電(N電)を発売していましたが,モデモブランドでは発売されなかったようです。EO1 東京市電 I型/EO2 大阪市電 321形/EO3 大阪市電 二階建て電車(RM MODELS 1996年11月号より)<Nゲージ・旧型客車シリーズ>1997年,MODEMO初のNゲージとして,旧中村精密のキットを完成品とした旧型客車シリーズが発売されました。旧客ファンにとっては非常に嬉しい復活であったといえるでしょう。NS101 国鉄 20m級 旧型客車普通列車基本車輌セット(6両)/NS102 国鉄 20m級 旧型客車急行列車基本車輌セット(6両)/NS103 国鉄 20m級 旧型客車急行・普通列車増結車輌セット(6両)/NS104 国鉄 20m級 旧型客車荷物車増結車輌セット(6両)/NS105 国鉄 20m級 旧型客車臨客・準急基本車輌セット(6両)/NS106 国鉄 20m級 旧型客車戦前仕様・普通列車基本車輌セット(6両)/NS107 国鉄 20m級 旧型客車 三等車セット(6両)/NS108 国鉄 20m級 旧形客車 二等車セット(6両)/NS109 国鉄 20m級 旧形客車 郵便/荷物車セット(6両)/NS110 国鉄 20m級 旧型客車 普通列車10輛セット (ぶどう色1号) (10両)NS1 スハ32W (ダブルルーフ)/NS2 スハフ32W (ダブルルーフ)/NS3 スハ32 (丸屋根)/NS4 スハフ 32 (丸屋根)/NS5 スハ33W (ダブルルーフ) <Nゲージ・路面電車シリーズ>1998年,都電6000形と土佐電600型を製品化。それまで,カトーの広島電鉄200形くらいしか本格的な製品のなかったNゲージ路面電車というジャンルを開拓した,画期的なモデルでありました。最近は,トミーテックの鉄道コレクション(鉄コレ)で積極的に路面電車を展開しており,都電7000/7700形のように競合する製品も見られますが,そのラインナップの豊富さは,依然として業界随一です。NT1 東京都電 6000形/NT2 桃太郎電鉄 7(※土佐電600型)/NT3 東京都電 6000形 (金太郎塗装)/NT4 土佐電鉄 600型/NT5 土佐電鉄 600型 "JAS レインボーセブン号"/NT6 江ノ島電鉄 100形/NT7 東京都電 7000形/NT8 名鉄 モ510形 (M車)/NT9 名鉄 モ510形 (増結用T車)/NT10 函館市電 1000形/NT11 江ノ島電鉄 100形/NT12 名鉄 モ510形 スカーレット色 (M車)/NT13 名鉄 モ510形 スカーレット色 (増結用T車)/NT14 東急 デハ80形「2灯型」(2輌セット)/NT15 東急 デハ80形「1灯型」(2輌セット)/NT16 東急 300系 (301F グリーン)/NT17 東急 300系 (306F イエロー)/NT18 江ノ島電鉄 600形 (2輌セット)/NT19 東京都電 7000形 "金太郎塗装"/NT20 名鉄 モ520形 "赤白塗装" (M車)/NT21 名鉄 モ520形 "赤白塗装" (T車)/NT22 東急 300系 309F オレンジ "せたまる"/NT23 江ノ島電鉄 600形 "赤電塗装" (2輌セット)/NT24 江ノ島電鉄 1000形 "標準塗装" (M車)/NT25 江ノ島電鉄 1000形 "標準塗装" (増結用T車)/NT26 江ノ島電鉄 1200形 "明治製菓号" (M車)/NT27 名鉄 モ520形 "スカーレット色" (M車)/NT28 名鉄 モ520形 "スカーレット色" (T車)/NT29 江ノ島電鉄 1500形 "サンライン号" (M車)/NT30 江ノ島電鉄 1500形 "サンライン号" (増結用T車)/NT31 東急 たまでん デハ80形「片運転台型」(2輌セット)/NT32 江ノ島電鉄 500形「2灯型」(M車)/NT33 江ノ島電鉄 500形「2灯型」(増結用T車)/NT34 東京都電 7000形「更新車」"旧塗装"/NT35 江ノ島電鉄 1500形 "SEA BREEZE号" (M車)/NT36 東急 300系 (302F ブルー)/NT37 東急 たまでん デハ80形「両運転台型」/NT38 江ノ島電鉄 1500形 "標準塗装" (M車)/NT39 江ノ島電鉄 1500形 "標準塗装" (増結用T車)/NT40 江ノ島電鉄 300形 "チョコ電塗装"/NT41 江ノ島電鉄 500形「角型1灯型」/NT42 江ノ島電鉄 300形「305F」"標準塗装"(M車)/NT43 江ノ島電鉄 300形「304F」"標準塗装"(増結用T車)/NT44 箱根登山鉄道 モハ2形 (2輌セット)/NT45 東京都電 7000形「更新車」"標準塗装"/NT46 名鉄 モ510形 "赤白塗装" (2輌セット)/NT47 江ノ島電鉄 1500形 "明治製菓号2004" (M車)/NT48 江ノ島電鉄 2000形 "デビュー時仕様" (M車)/NT49 江ノ島電鉄 2000形 "デビュー時仕様"(増結用T車)/NT50 箱根登山鉄道 モハ2形 "青塗装" (2輌セット)/NT51 江ノ島電鉄 1100形 義経号 (M車)/NT52 江ノ島電鉄 300形 「305F 1灯型」(M車)/NT53 箱根登山鉄道 モハ2形 "元塗装" (2輌セット)/NT54 東急 300系 (307F ラベンダー)/NT55 江ノ島電鉄 1000形 "20形塗装" (M車)/NT56 箱根登山鉄道 モハ2形 "緑塗装" (2輌セット)/NT57 江ノ島電鉄 300形 「304F 1灯型」(M車)/NT58 名鉄 モ750形 "スカーレット色" (M車)/NT59 名鉄 モ750形 "スカーレット色" (増結用T車)/NT60 東急 300系 (301F 玉電カラー)/NT61 箱根登山鉄道 モハ1形 "標準塗装"(2輌セット)/NT62 名鉄 モ510/520形 "簡易急行塗装"(2輌セット)/NT63 江ノ島電鉄 2000形 "標準塗装" (M車)/NT64 江ノ島電鉄 2000形 "標準塗装" (増結用T車)/NT65 名鉄 モ750形 "緑塗装" (M車)/NT66 名鉄 モ750形 "緑塗装" (増結用T車)/NT67 江ノ島電鉄 1000形 "S・K・I・P号" (M車)/NT68 江ノ島電鉄 600形 「2灯型」"標準塗装"(2輌セット)/NT69 京福電鉄 モボ101形 "標準塗装" (M車)/NT70 京福電鉄 モボ101形 "標準塗装" (増結用T車)/NT71 江ノ島電鉄 300形 「305F 2灯型」"青電塗装"(M車)/NT72 東京都電6000形 "6157金太郎塗装"/NT73 箱根登山鉄道モハ1形 "とことこっとトレイン"(2輌セット)/NT74 江ノ島電鉄 新500形 (M車)/NT75 名鉄 モ600形 (M車)/NT76 名鉄 モ600形 (増結用T車)/NT77 豊橋鉄道市内線 モ3502 "ヤマサちくわ号"/NT78 名鉄モ750形 "スノープロウ仕様" (M車)/NT79 江ノ島電鉄 1500形 "S・K・I・P号II" (M車)/NT80 東急 300系 (304F アップルグリーン)(M車)/NT81 江ノ島電鉄 300形「304F」"標準塗装2005"(M車)/NT82 江ノ島電鉄 300形「305F」"標準塗装"(増結用T車)/NT83 江ノ島電鉄 1000形 "デビュー時仕様"(M車)/NT84 東急たまでん デハ80形 "旧塗装"(M車)/NT85 東急 300系 (303F クラシックブルー)/NT86 江ノ島電鉄2000形 "明治製菓号2007"(M車)/NT87 京福電鉄モボ101形 "夕子号" (M車)/NT88 京福電鉄モボ101形 "夕子号" (増結用T車)/NT89 江ノ島電鉄20形 (M車)/NT90 江ノ島電鉄20形 (増結用T車)/NT91 東京都電7000形「更新車」“旧塗装2005”/NT92 名鉄 モ600形“急行塗装” (M車)/NT93 名鉄 モ600形“急行塗装” (T車)/NT94 京福電鉄 モボ621形(M車)/NT95 京福電鉄 モボ621形(T車)/NT96 東急 300系 (305F チェリーレッド)/NT97 江ノ島電鉄600形「2灯型」“赤電塗装”(2輌セット)/NT98 箱根登山鉄道モハ1形“ステンレスドア仕様”/NT99 豊橋鉄道市内線 モ3501“サーラ号”/NT100 東急 たまでん デハ200形/NT101 土佐電鉄600型“標準塗装”(M車)/NT102 土佐電鉄600型“標準塗装”(増結用T車)/NT103 名鉄 モ510形“赤白塗装”(三重連セット)/NT104 江ノ島電鉄1500形“500形塗装”(M車)/NT105 江ノ島電鉄 新500形 (増結用T車)/NT106 東京都電7000形「更新車」“標準塗装2009”/NT107 東急 たまでん デハ80形“初期/赤電塗装”(M車2輌セット)/NT108 江ノ島電鉄1100形 "S・K・I・P号III"(M車)/NT109 江ノ島電鉄1500形“サンライン号2009”(M車)/NT110 箱根登山鉄道モハ2形“金太郎塗装2008”(M車)/NT111 名鉄 モ780形 (M車)/NT112 名鉄 モ780形 (T車)/NT113 東急 300系(310F ターコイズグリーン)/NT114 土佐電鉄600型“後期型クーラー仕様”(M車)/NT115 江ノ島電鉄2000形“チョコ電2009”(M車)/NT116 江ノ島電鉄 10形/NT117 京福電鉄モボ631形“江ノ電号”(M車)/NT118 江ノ島電鉄1500形“嵐電号”(M車)/NT119 名鉄モ510/520形“スカーレット色”(2輌セット)/NT120 江ノ島電鉄 100形“108号車”/NT121 箱根登山鉄道モハ2形“青塗装 108号車”/NT122 豊橋鉄道市内線 モ783“ADVAN号”/NT123 広島電鉄 5000形“グリーンムーバー”/NT124 京福電鉄 モボ621形“京紫塗装”(M車)/NT125 京福電鉄 モボ621形“京紫塗装”(T車)/NT126 江ノ島電鉄20形“リバイバルカラー”/NT127 東京都電9000形“9001 赤塗装”(M車)/NT128 豊橋鉄道市内線 モ784“日本通運号”/NT129 京福電鉄 モボ101形“嵐電パトトレイン”/NT130 名鉄モ750形“スカーレット色”(M車)/NT131 名鉄モ750形“スカーレット色”(増結用T車)/NT132 京阪電鉄60形「びわこ号」“昭和初期塗装”/NT133 江ノ島電鉄 1100形“スキップえのんくん号”(M車)/NT134 箱根登山鉄道2000形“グレッシャー・エクスプレス塗装”(3両セット)/NT135 江ノ島電鉄300形「305F」“標準塗装”(M車)/NT136 江ノ島電鉄300形「304F」“標準塗装”(増結用T車)/NT137 江ノ島電鉄100形“107号車”(トロリーポール仕様)/NT138 東京都電 9000形“9002 青塗装”(M車)/NT139 東急たまでん デハ200形“連結2人のり 後期型”/NT140 京阪電鉄 60型「びわこ号」晩年塗装/NT141 京福電鉄モボ101形京紫塗装104号車(M車)/NT142 京福電鉄モボ101形京紫塗装101号車(増結用T車)/NT143 東京都電 8800形”イエロー”/NT144 江ノ島電鉄 300形「304F」”チョコ電塗装”/NT145 箱根登山鉄道 2000形”レーティッシュ塗装”(2両セット)/NT146 東急たまでん デハ150形”連結2人のり”(2両セット)/NT147 東急 デハ150形”連結2人のり”(2両セット)(※緑一色)/NT148 阪神71形”国道線 晩年仕様”/NT149 東京都電 8800形”ローズレッド”/NT150 東急たまでん デハ150形”単行電車”/NT151 東京都電 8800形”オレンジ”/NT152 東京都電 8800形”バイオレット”/NT153 阪神71形”国道線 デビュー時仕様”/NT154 阪神 71形”武庫川・海岸線 晩年仕様”/NT155 京福電鉄 モボ631形”新江ノ電号”/NT156 京福電鉄 モボ631形”夕子号 632号車”(M車)/NT157 京福電鉄 モボ631形”夕子号 633号車”(増結用T車)/NT158 江ノ島電鉄 1500形「1501号」”標準塗装2013”/NT159 江ノ島電鉄 1000形「1002号」”京紫塗装”/NT160 江ノ島電鉄 1000形「1001号」”旧標準塗装”/NT161 箱根登山鉄道 2000形”グレッシャー・エクスプレス塗装 2017”(3両セット)/NT162 箱根登山鉄道 2000形”デビュー時塗装”(3両セット)/NT163 箱根登山鉄道 2000形”レーティッシュ塗装”(初期仕様)(3両セット)/NT164 江ノ島電鉄 10形/NT165 江ノ島電鉄 20形「21F」/NT166 江ノ島電鉄 20形「22F」/NT167 東京都電7700形”7701 みどり”/NT168 東京都電7700形”7706 えんじ”/NT169 東京都電7700形”7703 あお”/NT170 東京都電7000形「更新車」”7001 赤おび”/NT171 東京都電 7000形「更新車」”7022 青おび”/NT172 東京都電7000形「更新車」”7002 標準塗装”/NT173 東京都電 7000形「更新車」"7010 花電車" /NT174 東京都電7700形”7707 城北信用金庫号”(RM MODELS 1998年10月号より)<Nゲージ・気動車シリーズ>1998年から,キハ30系を製品化。プラ製品としては初の製品化であり,カラーバリエーションも積極的に展開するなど,KATO,TOMIX製品のある今日でもその意義は失われていません。NK501 キハ30 首都圏色 4輌セット/NK502 キハ30 相模線色 4輌セット/NK503 キハ30 一般色「補強板無」2輌セット/NK504 キハ35+キハ36 首都圏色「補強板無」2輌セット/NK505 キハ35+キハ36 一般色「補強板無」2輌セット/NK506 キハ30 旧久留里線色「補強板無」2輌セット/NK507 関東鉄道キハ300形 2輌セット/NK508 キハ30 首都圏色「補強板付」2輌セット/NK509 キハ30 新久留里線色 2輌セット/NK510 キハ30 相模線色「補強板付」2輌セット/NK511 キハ30 加古川線色 2輌セットNK1 キハ30 一般色「補強板無」増結用単品/NK2 キハ35 首都圏色「補強板無」増結用単品/NK3 キハ35 一般色「補強板無」増結用単品/<Nゲージ・JR東海313系シリーズ>2001年から,地元・静岡などを走行するJR東海313系を製品化。当初からKATOと競合した製品で,近年ではTOMIXからも製品化されています。NU501 JR東海 313系 3000番代 2輌セット/NU502 JR東海 313系 0番代 4輌セット/NU503 JR東海 313系 300番代 2輌増結セット/NU504 JR東海 313系 セントラルライナー 基本3輌セット/NU505 JR東海 313系 セントラルライナー 増結3輌セット/NU506 JR東海 313系 300番代 基本2輌セット<Nゲージ・私鉄シリーズ>2006年,小田急ロマンスカー20000形(RSE)を製品化。今日でも競合製品がありません。NP501 小田急 ロマンスカー 20000形 RSE “あさぎり” (7輌セット)/NP501 小田急 ロマンスカー 20000形 RSE “あさぎり” (7輌セット) 「さよなら小田急20000形 2012.3.16 THE LAST RUNNING」<番外編 ペーパークラフト>2000年代後半から,模型ショウなどで,次期製品化予定車両のペーパークラフトが配布されました。ラインナップは下記のとおりですが,1,2が不明です。vol.3 江ノ島電鉄20形/vol.4 東急デハ200形/vol.5 江ノ島電鉄10形/vol.6 東京都電9000形/vol.7 箱根登山鉄道2000形/vol.8 東京都電8800形
2022.08.01
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No.68 サンライズエクスプレスNo.69 京成線→京成スカイライナーNo.69 京成線は,私鉄汎用型の塗り替えで,3700形をイメージしたと思われます。No.69 京成スカイライナーは,新AE形の登場に伴い,製品名が「京成シティライナー」にかわりました。No.70 東武線→フジサン特急No.70 東武線は,私鉄汎用型の塗り替えで,30000系をイメージしたと思われます。No.71 E3系つばさ→E3系つばさ(リニューアルカラー)No.72 寝台特急カシオペア(※スロネフE26)本製品2両とEF81をセットにした「カシオペアドリームセット」もありました。No.73 ひかりレールスター/No.73B レールスター中間車No.74 貨物車(コンテナ)EF81貨物色と貨物車(コンテナ),貨物車(石油タンク)を同梱した「貨物車ドリームセット」もあり,貨車はいずれもレギュラー品とは異なるカラーとなっていました。No.75 貨物車(石油タンク)No.76 南海こうや号→253系日光・きぬがわかつてNo.32で製品化されていた南海こうや号が復活。「NANKAI」ロゴが追加されました。No.77 オーシャンアローNo.78 787系特急つばめ→京成スカイライナーAE形(※2代目)No.79 イースト・アイNo.80 255系わかしお・さざなみNo.81 西武ニューレッドアローNo.82 特急はくたか(スノーラビット)No.83 スーパー宗谷→阪急9300系(9400号車)No.84 江ノ電サクラ・トレーン通じて唯一の連接車です。車番は305・355となっていますが,窓の配置は304・354に近似しています。限定品としてチョコ電カラーがあり,実車通り車番は304・354となっています。No.85 E257系あずさ・かいじ2021年には,E257系2000番台「踊り子」2両セットが発売されており,貫通型先頭車も製品化されています。No.86 小田急ロマンスカーNSE→小田急ロマンスカーMSEかつてNo.35で製品化されていた小田急NSEが復活。帯の塗装はより精緻になりました。No.87 N700系新幹線No.87 N700系は,JR東海エージェンシーのオフィシャルモデルとして,量産先行試作車Z0編成のモデルもありました。<その他限定品等>トレーンでは,事業者限定品なども積極的に製品化しています。中でも塗り替え品ではない,新金型の製品として,キハ183系ニセコエクスプレス,MLX01-1,L0系,小田急SE車,小田急SSE車などがあることが特筆されます。(ニセコエクスプレス 北海道日本ハムファイターズ車両)また,以下のような製品が予告されていましたが,実現しませんでした。
2022.07.01
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No.48 パノラマエクスプレス→C-62蒸気機関車No.48 C62蒸気機関車の塗り替え限定品として,銀河鉄道999号も製品化されています。No.49 神戸市営地下鉄→E257系わかしお・さざなみNo.49 神戸市営地下鉄は,当初は103系塗り替え,後に私鉄汎用型の塗り替えにかわっています。いずれも,1000形のイメージでしょう。103系塗り替え品は当初,側面の細帯の向きが前後逆になっており,前面の細帯とつながっていないというミスがありましたが,後に修正されました。No.49 E257系わかしお・さざなみのバリエーションとして,E257系2000番台「踊り子」2両セットがあり,貫通型・非貫通型が各1両となっています。No.50 小田急ロマンスカーHiSE→ロマンスカーRSE→E235系山手線E235系は,山手線のほか,横須賀・総武快速線(1000番台)も製品化されており,113系・E217系と3両セットの「横須賀線・総武快速線・3世代大集合セット」が発売されています。No.51 近鉄アーバンライナーNo.52 スーパー特急あずさ→特急ハウステンボスNo.53 スーパーひたち→E653系いなほ(瑠璃色)(ハマナス色)No.54 京阪電車→E233系中央線No.54 京阪電車は,おそらく1990年開催の花博に合わせて型が起こされたと思われます。ラッピング電車「花の万博号」(赤,青,緑の3色。なお,実車で6000系だったのは青のみ),「くずはタワーシティー号」,「10000系タイプ」といったカラーバリエーションがあります。また,これらとは別に,限定品「京阪特急」として,8000系も製品化されており,6000系,10000系タイプ,8000系の3両セットもありました。(1990年に開催された「花の万博」に合わせて製品化された「京阪電車花の万博号」)No.55 スーパー特急きらめき→名鉄パノラマスーパー→名鉄1200系パノラマスーパーNo.56 スーパービュー踊り子No.57 東武スペーシアNo.57 東武スペーシアは,窓回りの黒帯が追加されてリアルになりました。東武博物館で販売されるなど力の入った製品で,実車同様に雅,粋,サニーコーラル,DRC,日光詣の各色が製品化されています。No.58 成田エクスプレス→H5系北海道新幹線No.59 特急ライラック→885系白いかもめNo.60 フレッシュひたちNo.61 E4系マックス→E4系マックスときNo.62 通勤型グリーンNo.62~64は,209系をベースにしたモデルで,103系との区別のため当初「ニュー」通勤型を名乗っていました。前面以外は私鉄汎用型と同様です。製造時期によって?(前後不明),カプラーが前面スカートから突き出しているもの(本記事のグリーン,ブルー)と,前面スカートと一体のダミーになっているもの(本記事のイエロー)があります。2022年には,このモデルをベースに,No.44 伊豆急行3000系アロハ電車(実車は209系ベース)が発売されました。No.63 通勤型ブルー→東急5050系No.63 東急5050系は,限定品として,5000系,5050系Shibuya Hikarie号,5080系,横浜高速鉄道Y500系といったカラーバリエーションがあります。No.64 通勤型イエローNo.65 700系新幹線/No.65B 700系中間車No.65 700系新幹線は,限定品として,AMBITIOUS JAPANバージョン,東海道新幹線LAST RUNバージョンも製品化されています。No.66 電関EF81No.66 電関EF81には,限定品として,北斗星カラーもありました。No.67 EF81カシオペア
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