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故田中角栄

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2006年07月08日
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カテゴリ: カテゴリ未分類
元気かね? 角栄です。

とある青年が自分の進路に悩んでおる。それについて書く。

以前も書いた覚えがあるが、「若き日の落第や失敗は恐れるに足らず。もっとも警戒すべきは
それによって陥る気の弱さである」鈴木東民の言葉だ。

まさしく、その通りで、実は角栄もこの言葉の通りだと思う。

若者の弱点は今しか見えない事だ。これは仕方ない。まだ見ぬ将来への不安があって当然だ。
角栄だって新しい事を始める時は「これからどうなっちゃうのだろう?」とおセンチに考えた
りする。ただ、いわゆる仕事というのは学業もそうだろうが、今後の自分の人生に大きく
関わってくる自分の人生の一大イベントだから、不安も倍増する。


思えてしまう。逆にその会社に入ったら3ヶ月もすれば、「なーんだ、こんなものか」あんな
に一生懸命考え込まなくてもよかったなとも思う。

なが~い人生のスタートラインに立ったばかりの若者にはまだそれがなが~い人生のスタート
ラインである事は分からない。それが全てと思えてしまう。かつて、角栄もそうだった。

それが100メートル競争なら、フライング気味の人とスタートが遅れてしまった人では
かなりの差がつくだろう。

しかし、人生はよくマラソンに例えられる。マラソンでちょっと人より遅れても全然挽回
が可能だ。

故竹下登君はいつも若手にこう話していた。「1番手を走ってはいけない。必ず、こける。2番手、3番手も1番を狙って喧嘩して落ちる。4番手位を走っていた方がいい」

一番大事なのは、思い続けられるかどうかだよ。それ以外にない。

夢を叶えるというのは、ライバルがいなくなるという事だ。歳とともにライバルがいなくなる。


まず、30歳になる頃にはみんなから言われる。「まだそんな学生の頃の夢を言っているのか?」
35歳で変わり者か大物か意見が分かれる。40歳までやれば、もう現実味を帯びている。50歳で
その道のエキスパートと呼ばれ、60歳では巨匠だ。

~という会社に入れるか入れないか?という観点であれば、ちょっと角栄の話は違うだろう。
歳をとればとるほど会社には入りにくくなる。その先にあるもの。それについて話している。


河井継之助はどういう人生だったんだろうね。すべてが順風満帆だったのだろうか?最初から
思うような地位を得て、思うような場所に行ったのだろうか?思うような場所から始まって
なかったから、そうなった。

角栄は若い頃は特別バカだった。周りの秀才達に4歩も5歩も遅れていてね。人より5年は遅れていると感じていた。だったら人より5年長く働けばいいんじゃないか?30歳で五分の勝負して40歳では圧倒的に人よりなっておけばいいと考えた。

若い頃にこう考えた角栄は、偉かったんだがね。自分で言うのもなんだが。

少なくとも10年先を考えて見なさい。30歳としよう。30歳の時にどうなっているか、自分で想像すればいい。それだけだ。簡単なことだ。

そこにたどり着く道は一つではない。10年という単位で自分の人生を見れるようになったら、それは強いよ。しかも若いうちに。

若き巨匠、史上最年少で上場した社長、最短の道のりで~になった男。そんな称号が欲しいのかい?若き野心家はみんなそれが欲しい。でも、角栄はそういう道のりでなかったので、そういうやり方は教えれない、残念ながらね。そういう事ばっかり考えていたおかげで、結局回り道してしまったような所がある。

30歳になった時の準備を始めたまえ。その時、コレが武器になると思えるものをいい機会だから
始めればいいのではないかね?違う分野の会社に就職すればいいのではないかね?そのキャリア
が30歳になった時に役に立つのであればね。

歳をとったら「あ~あの時あきらめなかったらよかった」と100人中99人は思う。
ステータスとお金がある生活がしたいというのが君のゴールなのか?貧乏して、社会的にステータスは別にない組織に属していても夢をかなえたいというのが君のゴールなのか?

君はまだはじまってもおらん。今の時代25歳位までぷらぷらしておっても、全然間に合う時代だ。
ぷらぷらしろと言っておるのではないが、なにをやりたいのかわからないのなら、ぷらぷらしていると何かがみつかるかもしれん。そこに行く道は一つではない。斜めの道、裏の道、色んな道もあるんだよ。

長くなりました。漠然とした答えしか言えんが、自民党職員になることが君のゴールなら、残念だ。まだ民主党もあるし、来年もあるのでは?という答えになる。コネはないのかね?とかね。

角栄も若い頃は河井継乃介の峠を読んで、自らを鼓舞させていたよ。君と一緒だ。
必要なのは思い続ける力。それだけ。頑張りたまえ。また相談しにおいで。








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最終更新日  2006年07月08日 11時08分57秒
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