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前手塩との分岐からいよいよ登りがきつくなります。
左側に沢が見えてくると,そこにはエゾノリュウキンカが黄色い花を咲かせていました。
写真を撮るものの,呼吸が荒くてぶれ放題。
載せるのはあきらめました。
展望が少しずつ開けてきました
道はますます急になって,息が切れるようになってきました。
何とか新道との分岐まではがんばろうと,子供と励まし合いながら登ると程なく到着しました。

新道との分岐
ここで,休憩です。
約1時間ほどで着くことができました。
子供も,大して疲れた様子もなく元気にしているので一安心。
水を飲んで更に上を目指します。
ただ,天気がちょっと気がかりです。
山頂方向は,厚い雲がかかっていて今にも振り出ししょうな感じ。
心の底では雨が降ったら帰ろうか,なんて考えていました。
下の方が見えてきました
でも,今のところ順調なので登りはじめます。
もう一息で平らなところにつくよ,などと子供と話しながら登っていくのが,1人で登るより楽しくて心強いです。
途中途中,植物の写真を撮りながら登ります。
まだ桜が咲いていました
登るにつれて,雲の中に入ってしまったせいか,周りが白一色になってきました。
円山のあたりでは,小雨交じりの風も出てきてカッパを着ることにしました。それでもまだまだ2人とも元気だし,それほど荒れてもきていないので,
何とか避難小屋まではがんばろうということで,登り続けます。

キバナシャクナゲも咲いています
シャクナゲの群落
地図で大体の位置はわかるのですが,いちいち確認しながら歩くのも面倒なので,平らになった道をてくてく2人で歩いていると,突然ぼーっと避難小屋の影が浮かび上がりました。
天塩岳避難小屋に到着
早速,中で行動食を食べます。
子供は,疲れた様子も見せず,パンをほおばったり,紅茶を飲んだりしています。
これまでも何度か2人で登ったことはあるのですが,体力的にはあまり心配が要らないので大助かりです。
ここで,この後どうするか話し合いました。
当初は前手塩をまわって降りる予定でしたが,天候が回復しそうもないので天塩岳山頂から戻ってくることにしました。
一息入れて,山頂に向けて出発です。
つづく
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