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毎年恒例になっている,職場の方々との山登り。
今回は,大雪山の展望台ともいわれるニセイカウシュッペ山です。
しかし,台風8号から変わった低気圧が北海道付近を移動中。
実施を迷いましたが,なぜか天気予報は「曇り」程度。
展望は望めそうにありませんが,登っても問題はなさそうなので実施と相成りました。
登山口の古川林道終点までは,ガスの中のくらい雰囲気でした。
しかし,登山口に着くなり晴れてきたのです。
何だか景色も見られそうな感じで,みんな明るくスタートしました。

道はぬかるんだところもなくて,緩斜面の快適な状態でした。
急ぐ必要もないので,休みながらゆっくり高度を上げていきます。明るい日差しも見られて,テンションが上がってきます。
いつしか汗ばんできて,Tシャツ1枚で登っていました。

雲海の向こう側に,大雪山が見えてきました。
展望を期待していなかったので,すごく得した気分です。
層雲峡から続く稜線には,小槍が見えます。

登山道自体は,それほど険しいところはないのですが,周りの景色は断崖絶壁が見えて険しいのです。
1742ピークのトラバース地点から高山植物が多くなってきました。
再びガスに覆われて肌寒くなってきたのですが,小さくて可憐な花が目を楽しませてくれます。

これまで,ニセイカには秋に登ることが多かったので,こんなに花が咲いているとは驚きでした。
花に励まされながら,さらに高度を上げ,大槍を巻いて行くと平山から続く稜線-通称アンギラス
が見えてきました。

奥には,昨年脚をひねってひどい目に遭った武利岳も見えています。
しかし,この後再びガスに巻かれて景色は全く見えなくなってしまいました。
その中を最後の登に向かって歩き出します。

風が少し強くて,それだけで体感温度が下がります。
Tシャツの私,元来寒さには強いほうですが,肌寒さが感じられるようになってきました。
しかし,山頂は目の前。
最後は,たいした登りではなかったはず。
そんなことを考えているうちに,あっけなく山頂に着きました。

みんなで記念写真を撮って,風の当たらないところで昼食を摂りました。
全く周りの山は見えなかったけれど,こういったことも山ではよくあること。
景色は,次回にとっておきましょう。
帰りはちょっとずつ休んで,全員元気に登山口にもどってきました。
単独行と違ってのんびりですが,その分会話が弾んで楽しい山行ができました。
みなさんお疲れ様でした。
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