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2006.11.18
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RENTの来日公演観てきました~!
えっと、以前から何度かRENTは話題にしてるんですが、
友人から「観た人しかわからないこと書いてる」と指摘を受けまして。
自分としては「だって観た人、知ってる人対象に書いてるもん」って感じなんですが、
一応どんなミュージカルかっていうのだけ、今回は書いてみることにしました。

RENTはプッチーニのオペラ「ラ・ボエーム」を下敷きにしたブロードウェイミュージカルです。
1996年にオフブロードウェイにて開幕しました。
実はその開幕当日の早朝、作者のジョナサン・ラーソンが30代の若さで急死してしまい、
その話題性と作品自体の音楽、脚本の良さも手伝って、

同年、ミュージカルでは例の少ないピューリッツアー賞のドラマ部門、
そしてミュージカル界のアカデミー賞であるトニー賞を作品賞、助演男優賞などで受賞してます。
このミュージカルに感銘を受けた著名人は数多くいますが、
その中の一人でもある、クリス・コロンバス監督と、ロバートデニーロによって今年映画化されました。

物語の舞台は1980年代のニューヨーク、イーストビレッジ。
貧困と犯罪の町である一方、芸術家やセクシャルマイノリティの町でもあり、
主人公やその仲間達の実に半分以上がHIVキャリアという設定です。
主人公の映画監督を目指す孤独なニューヨーカー、マーク。
そのルームメイトで元ミュージシャンのロジャー。
階下の住人でロジャーの恋人となるダンサーのミミ。
コンピューター哲学の教師で同性愛者のコリンズ。

マークの元恋人、バイセクシャルのパフォーマー、モーリーン。
モーリーンの現在の恋人、弁護士のジョアンヌ。
逆タマに乗った元住人の金持ちベニー。
この人物達を中心として「今を生きること、愛すること」を訴えたミュージカル。

と、うん、頑張った。後詳しく知りたい人は各自ググるように(偉そう)。




まず、どうしても言いたいのは音響~!!
あれはヒドイ!
マイクトラブル多すぎます!役者さんに失礼だ。
特にアンサンブル拾えてなさ過ぎて、フザケンナって思った。
私は肉声が聞こえるぐらいの位置だったから良かったけど・・・。

それから字幕。
これから観る人は予習するべし。
字幕はざっくり。相当ざっくり。しかも多分ハコが小さいからかもしれないけど、見難い。
前にフランスミュージカルの十戒を見たときはあんまり感じなかったんだけどな・・・。
で、字幕は私が聞き取れるだけでも、絶対それ以上の事を言ってるので、
「こんなテーマの会話なんだなぁ~」ぐらいの気持ちで見たほうがよいです。
私はだいたい流れも歌詞も頭に入っているので、ほとんど字幕放棄しました。

キャストは、うん、まぁアンダースタディだった人も居るみたいだし、
いわゆる「二軍」なんだろうけど、まぁ良かったかな。
ただ、一幕はちょっとなぁ~と。
若干レベルの低さが目立つような。
モーリーンのライブは客席にアピった方がよくないかい?
あと音響の関係?最初の「RENT」がちょっと声量薄く感じた。
でもさすがに二幕は押せ押せで来てくれたので普通に感動しました。
良かったです。
特にコリンズの人は良かった~!
二幕の「アイル・カヴァー・ユー」のリプライズはめっちゃ良かったっす。
泣いてましたよね?!エンジェルを守りたかったのに、守れなかった・・・。
その切なさと、愛する人を失った悲しみと。ガンガン伝わりました。
客席からブラボー飛んでました。(日本で、ミュージカルで、ブラボー飛ばすのどうよって思うけど)
この場面、映画ではさすがに感動しても拍手できなかったので、
ここで思いっきり拍手できたのはミュージカル好きとしては満足。
それからミミ役も良かった。
映画ではなくオリジナルキャストのミミを踏襲している感じで、私は好き。
ああいうハスキーヴォイスは大好き。

残念だったのはエンジェルかな。
まぁ、あれはオリジナルキャストで、映画でも演じているウィルソンが偉大すぎるんだろうけど。
(彼はエンジェルでトニー賞受賞しているしね)
存在感に欠ける。故に物語の軸がぶれそうになる感じ。
それと歌は上手いけどリズム感が無いので「Today 4U」が微妙だった。
エンジェルはそこに居るだけで周りが明るくなるような華やかさや、輝きがなければ、ね。
それでも「エンジェル・ドゥモット・シュナルド!!」って
コリンズに紹介されて登場するシーンはそれだけで拍手が沸き起こってました。
それだけ観客のエンジェルへの期待と愛が大きいってことだよね。
「Today 4U」以外はリズム感そんなに要求されないので、上手かったし、
コリンズとの雰囲気は良かったので、頑張って欲しい!!


でも映画ではカットの憂き目にあった「goodbye,my love」の場面があったのはやっぱり良い。
マークとロジャーの喧嘩がやっぱり。
「俺は生き残るからな」っていうマークの言葉がね。
HIVキャリアとそうじゃない人。二人の友情では語れない相容れない部分が浮き彫りになってる。
それからミミの「私が死ぬのを見たくないんでしょ?解るからこれだけは言わせて、愛してる」が
もう、たまんないですよ~(>_<)
最後につぶやく「ハロー、エイズ」とか。エンジェルに引き続きミミも発症しちゃったっていう切なさと。

あとはー、うーん、ちょっと残念だったのはラストかな?
実は映画版のもう一つのエンディングってオリジナル演出を踏襲しているらしいんだけど、
今回は演出変ってそれがナイ。
エンジェルの所だけ、誰も居ないのにスポットが当たってて、
後から出てくるっていう演出らしいんだけど、見たかった~。

音楽は、映画より断然良かった。
というのは、やはりつなぎが自然。
こうやってリンクするんだとか、こういう順番なんだーとか。
それが自然ですんなり受け入れられたので良かったなぁ。
ただボヘミアンとかは映画の早いテンポに慣れているので、ちょっと乗れなかった・・・。

でもまぁ、全体的にみれば満足かな。
すっかりレントヘッズと化した彼氏と共に「ブロードウェイ行きたいね!」と
言いながら帰ってきました。


そうそう。来年 日本で翻訳公演 やるらしいですね!
オールキャストオーディションだそーです。
まぁ、マークは某レントヘッズのあの役者さんで出来レースだろうけど(笑)。
っていうか、普通に私も彼で観たいし。
気になるのはエンジェル役だけど。
個人的には吉野圭吾さんで見たい。歌えるし、踊れるし。
でも、そうすると「コリンズが居ない」と友達に突っ込まれました・・・。
女装して綺麗で、歌えて踊れて、ある程度華があってぇって、いなくない?!

まぁ、でも来年の楽しみが出来ました。
翻訳公演、絶対通うぞー!!

一日一回押していただけると嬉しいです!
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Last updated  2006.11.19 05:45:25
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