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地元民第九、本番。
ダンナは夜勤明けで熟睡中、娘は一足先に塾へ。私はロングスカートを丸めて突っ込み、会場へ。集合時間の40分前には楽屋入りしてました。
ストレッチしていると、次々親しいお仲間が集合、「無駄にしゃべるな、しゃべるなら響きのある声で」との先生のお達しを守り、みなやけに通る声でおしゃべりしつつ発声練習へ。
ゲネプロ直前、どうしても気になる箇所をおさらい。どうしても走ってしまったり、逆に言葉が重くなって遅れたり、合唱指導の先生は今さら何言わすねん…的な表情と口調でありました(滝汗)。
あと、昨日、一部のアルトの間では有名人になってしまった『音程が明らかに違う女性』は、これからゲネにむかうべくロビーで待機し始めて、ようやく荷物を持って現れました。もう…遅刻です。その女性と隣近所になる並びの人たちは、すでに困惑と不安の色が浮かんでいました。この方、練習の時も、遅れてきたり、休憩時間に帰っちゃったり、結構勝手なことしてました。
舞台は…… 暑かった!!!
汗が背中をつーつー流れていきます。
大友先生の指揮、オケの各楽器の音程や拍を感じながら、それでいて合唱指導の先生の諸注意を思い出しながら、あああ何ていっぱいやることがあるんだ……客席では合唱指導の先生二人、指で頭上を指し『響き、上! 上!』とジェスチャーで力説してましたわ。
自分では、自分の発声がちゃんとオケを越えて上へ響いているのか、面前へ押し出しているだけなのか、はっきり分かりませんでした。自分の声ってどう聴こえてるのか、それが知りたいです。
ゲネ終えて昼食、その時、先ほどの『困ったさん』に音程のことをそれとなく注意したのか尋ねたら…たまりかねたアルトさん達、言葉を選んで言ったそうです。
「ちょっと音が不安定ですから、もう一度楽譜を見てみませんか?」
そしたら、何て言ったか。
「じゃあ私から離れて歌ってください」
なんじゃそりゃああああああああああああああああああああああああああああああああ?!
もう、団員だけでなく、先生も勘付いているのに、これです。
「放っておいて、先生の指揮とオケのピッチに合わせて歌うっきゃないわ」
とあきらめ顔のアルトさん。
せっかく、「同朋よ!」って歌うのに…。
本番前は、空いてる所へ行ってストレッチに次ぐストレッチ。
そしていよいよ、第2楽章が終わりました。…ここで合唱団入場、本番です。
客席がざわざわするなか、皆並び終えてソリストが入場してきて、カアッと一気にライトが眩さを増しました。
これを浴びると、目が覚めます。
いつも履かないパンプスの中の指がつりそうです。
踏ん張りたいけれど、いつもの重心がなかなか取れない。
そんな中で、静かに第3楽章は過ぎ、ティンパニがドカーーーーンと雄叫びを上げて第4楽章です。合唱団、こころもちみな重心を整えなおしたり、胸を張ったり、小さい咳払いをしたり。
情熱の中にも冷静な部分を残して、ご指導頂いたことを思い返しながら次、次と歌いました。
大友先生、 すっっっっっっっっっっっっっっっっっごく
、ためる指揮を振ります!
Vor Gott!! の箇所は、ややリタルダンドして、 これでもかあああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああっ!
てくらい、ためます! 途中でカンニングブレス入れました(爆)。
冷静に、ドラえもんの手(合唱指導の際に言われた秘策)を思い出し、響きは上へ上へ、のどで押さない、拍をよく見、感じながらたっぷりと謳い上げた二重フーガ、長かったです。次のRの箇所は、走らないように皆でけっこう用心してました。
最後のプレスティッシモでは、会場にいらしてるるな★さんとそのお友達、激励のメールやプレゼントをいただいたすずこママさんとshakeさんのお顔、そしてダンナと娘の顔を思い出しながら爆発しました。
ちゃんと響きは上に飛んでたかなあ…???
なにせ、これまた「芸術は爆発だ!!」的に指揮を振られるので、冷静さとテクニックをどうやって保っていこうか、必死でした。噛み付きそうなすんごい表情で歌ってたんではない?
とうとう、ここまできちゃったかあ。
またこれが終わったら、しばらく冬眠かあ…。
感慨も、ひとしお。
なので、最後のFreude,schoner Gotterfunkenn! の箇所、またもや大友先生、 コレでもかあああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ! と言うくらいのため方でしたが、キラキラを会場全体にふり掛けるイメージで謳い上げました。
終わったああ。
今年も、終わってしまったかああ。
マエストロ、コンマス、ソリスト様方、オケの皆様、ありがとうございました。
会場のお客様、本当にありがとうございました。
最後に、舞台に引っ張り出された合唱指導の先生。 本当に、ありがとうございます。
会場を出て、偶然家族と合流。そのまま「待ち合わせ」の場所へ。
そこには、るな★様とそのお友達が待っていて下さいました。
遠路はるばる、お越し頂きまして、誠にありがとうございました<(_ _)>
ぜひ、るな★さん、また歌いましょうヨ!(コチラへ引っ越してこな~い?)
お土産も、すんごく嬉しかったです。
でも、なにより、あらゆるお客様、友人と、この会場で「同朋」となることができたのが嬉しいです。抱えきれないほどの花束を頂いたような気分です。
楽屋はほぼ撤収されていて、大急ぎで着替えました。
三々五々、懇親会へ行ったり、別会場で打ち上げしたり、ご飯食べたりするため、散っていきます。
でも、「時の流れが厳しく切り離した」としても、「奇しきチカラ」によって再び結ばれることでしょう。
なんだかんだ言っても、とどのつまりは、みんな歌が好きなんで。
また来年、会いましょう。