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. 二人は、奥深くに小ぶりにそびえる尖がった山々を目指した。[空軍兵] 「[近衛軍長 補佐]殿、どちらから入られますか?」スウラン 「上からではなく、下の扉から入る。」[空軍兵] 「承知しました。」 空軍兵は高度を落とし、尖がった山々のふもとの洞窟前に着地した。 スタっスウラン 「大少林寺ではないから門兵はおらんか・・・」 スウランは扉の前に立ち、両手でそっと扉を押す。 ギィ~ 扉はゆっくりと開き、暗い洞窟内に太陽の光を浴びせ始める。 左右にたいまつが 焚かれており、その姿が徐々に視界に入ってくる。日の光をまぶしそうにしている ようだ。スウラン 「なんとも懐かしいある。」 そう口にすると、一歩ずつゆっくりと歩を進めた。~~~ ~~~ ~~~[神霊巫女]マーシャ(南 志津) 「利江ちゃん、もうすっかり一人前の神霊巫女になったわね。」 目を瞑り、[探神霊石]に両手をかざしながら、[神霊巫女]利江 「そんなことありません。まだまだ分らないことだらけで・・・」[神霊巫女]マーシャ(南 志津) 「[三獣神]の動向はどう?」[神霊巫女]利江 「はい、特段の大きな変化は無いですね。」[神霊巫女]マーシャ(南 志津) 「あの日以来、私は鼓動を感じることが出来ないわ。」[神霊巫女]利江 「えぇ、確かに大きな動きは無くなってます。 格段に低くという方が正しいかもしれないけど。」[神霊巫女]マーシャ(南 志津) 「あなたの方が察知能力が高いから・・・」[神霊巫女]利江 「青龍は全く、白虎のは、、、これタロちゃんのね (^ ^ まだまだだわ。 ただ・・・」[神霊巫女]マーシャ(南 志津) 「ただ・・・?」[神霊巫女]利江 「はい、朱雀の鼓動を感じるようになってきました。」[神霊巫女]マーシャ(南 志津) 「まだ朱雀の蘇りには早すぎるわ。 そんな微量なのに既に感じるなんて・・・」 かざしていた両手を膝の上に戻し、目を開けてマーシャを見る利江。[神霊巫女]利江 「まだ早いって・・・?」[神霊巫女]マーシャ(南 志津) 「朱雀はおよそ500年周期に目覚めるの。最後はスマトラ島 シナブン火山が噴火し た1600年ごろだから、まだ100年近く先ですもの。」[神霊巫女]利江 「朱雀は約500年周期かぁ。。。 覚えておきます♪ でもそうすると、今のタロちゃんと大きく差がない程・・・ってことは、タロちゃん が育つの早い? ってことかしら。」[神霊巫女]マーシャ(南 志津) 「白虎はおよそ10,000年周期、昨年目覚めたばかりですもの、まだ当分はないわ。」[神霊巫女]利江 「ん・・・、するとまだ10,000年先と100年先のが近いってことは・・・、朱雀はまだま だ先ってことかしら。それともあと100年近くで再び白虎が蘇るってこと・・・? どちらかみたい・・・。」[神霊巫女]マーシャ(南 志津) 「私たちは玄武、黄龍道と異なり何千年も生きられないから、いずれにしても生有る うちには蘇るところを見ることはできないことでしょ。」[神霊巫女]利江 「ですよね。。。」 そこへ、シュナイケル 「わるいね、レディーのお部屋にお邪魔するぜ~。」 扉入り口に振り返り、キリっとした顔で、[神霊巫女]マーシャ(南 志津) 「レディーの部屋ではありませぬ。ここは神聖なる神霊巫女の部屋。」シュナイケル 「神霊巫女はみなレディー、一緒ジャン。」[神霊巫女]利江 「それより何用ですか?」シュナイケル 「総元帥がお呼びだぜ。下界が騒がしくなっているらしいのよ。」[神霊巫女]マーシャ(南 志津) 「利江殿は只今取り込んで・・・」[神霊巫女]利江 「大丈夫、行ってくるわ。」(立ち上がって扉に向かって歩き出す。)シュナイケル 「ちょいと借りるぜ。。。」[神霊巫女]マーシャ(南 志津) 「 ・・・・ 」~ ~ ~[近衛軍副長]トンコウ 「[神霊巫女]利江殿がお見えになりました。」[竹林総元帥]チュウラン 「利江、丁度いい。 一緒に話聞く。」[神霊巫女]利江 「どうしたんですか、下界が騒がしいって・・・」[空軍兵] 「はい、過日[神霊巫女]殿が告知された後・・・異人率いる全拳武道団と名乗る集団と [近衛軍長]殿、[近衛軍長 補佐]殿がぶつかりましてございます。 その時、シュナイケルが連れ出した[水軍長]、[空軍長]、[土軍長]の存在が 知れ、その者達を指揮するお立場である事が敵に知れてしまいましたようで・・・。」[竹林総元帥]チュウラン 「うちの者を連れ出しただとっ シュナイケルっ、説明せよっ!」シュナイケル 「あはは、いやなに[近衛軍長殿]と[近衛軍長 補佐]のお手伝いをと思ってね。。。」チョウ・ギョッキ 「おぃ、話が違うぜ。」テイ・チョンミン 「あたい達を一緒に連れ出す時にはそんな話してない。」[水軍長](とう すいじゅ) 「うむ、確か我らを連れ出す時には、『暇そうだから遊び相手の所に連れて行く、気 晴らしになるだろう』と。」[土軍長]杜 土俊(と どしゅん) 「そうだそうだ。」[竹林総元帥]チュウラン 「我の指示無く、うちの者達をあやつらに接触させたのかっ!」シュナイケル 「まぁまぁ、そう怒りなさんなって・・・。 事実身体を持て余していた訳だし・・・スト レス発散にと思ってな。。。」[竹林総元帥]チュウラン 「バカ者っ !! なんと軽率な! 異人の中には我らの部隊の能力を知る者がおる。 我が指示を出 したのは[空軍]と[月光軍]のみっ! 利江殿とグルだと分っては、いずれこの地に利江殿を探しに来る事くらい分らぬの かっ!」 シュナイケルにチュウランの雷が落ちた! その時、[近衛軍長 補佐]スウラン 「そんな事だと思ったある。」[神霊巫女]利江 「スウランさんっ♪」 みな一斉に振り返り、目が入り口に立つスウランに注がれた。[水軍長]/[土軍長]/[近衛軍副長]/チョウ・ギョッキ/テイ・チョンミン 「[近衛軍長 補佐]殿っ!」[竹林総元帥]チュウラン 「スウラン。。。」 一同を見渡した後、一歩ずつ一番奥に座るチュウランに向かって歩き出すスウラン。 [水軍長]/[土軍長]/[近衛軍副長]/チョウ・ギョッキ/テイ・チョンミン達は、崩 していた姿勢を片ひざ姿勢に正し、頭を下げた。 スウランはチュウランに向かって歩き続け、石造りの椅子に座るチュウランの前で片ひ ざで座った。[近衛軍長 補佐]スウラン 「元帥、ごぶさたしておりました。」[竹林総元帥]チュウラン 「スウラン、堅い話は抜き、チュウランでよい。しばらくであった。元気そうだ。」[近衛軍長 補佐]スウラン 「うん、チュウランも。 利江、やはりここあるね。変わらずいい笑顔。」[神霊巫女]利江 「スウラン~♪」 (利江はスウランに駆け寄り抱きついた。)[近衛軍長 補佐]スウラン 「心配したある。。。」[神霊巫女]利江 「ごめんなさい・・・。」[近衛軍長 補佐]スウラン 「分ってる チュウランが悪い (^^ 」[竹林総元帥]チュウラン 「分っておったなら、早く教えろ・・・。」[近衛軍長 補佐]スウラン 「それ スウランの言うセリフある。 (抱きしめていた利江の両腕をつかんで引き離し、チュウランを見つめながら) チュウラン、俊のヘマ、あとシュナイケルと共に軍長行動 分った。 チーランもゆうすけも。 そしてたぶん・・・ 」[竹林総元帥]チュウラン 「全拳武道団、しいては異人の大将にまで・・・。」[近衛軍長 補佐]スウラン 「うん・・・。 もう隠す必要ないある。 ここ 警戒強めるよろし。 それとチュウラン、色々と聞きたいことある。」 -つづく-第4-461話 燕市での珍事 -08 へ (ニセモノでも曲者でもないんだよね) ※ このドラマはフィクションです。登場する内容は、実在する人物、団体等とは一切関係がありません。 また、無断で他への転載、使用等を堅く禁じます。
2015年06月05日
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.~~~ ~~~ ~~~スウラン 「この館長 カズエの事書いてる・・・。 すっごーーい! 『 陳家太極拳 陣形奥義 五方三位一体 を受けるも、難なくこれを静め る 』 だって・・・ まだ10歳とある。 今のスウラン 立ち回れるか判らない・・・。」師範 秦 岱明(しん たいめい) 「懐かしいな。 総本山対極試合の一幕。 私がまだ案内役でお連れしていたころの話です。 五方三位一体、囲まれた15人が相手ですから・・・。 普通一人ではどうにも・・・。 今の私にすら対処できん・・・。 相手は選ばれし15人なのだから。」館長 「あのお方だから出来ることじゃて。。。 スウラン、そりゃまだ新しいから古いのを探しなさい。 それには間違いなく載っておらんわい。 書いとる本人が言うのじゃからな。」スウラン 「あはは 6^ ^;;; 」~~~ ~~~ ~~~ 燕市内のこの公園、かなり広く遊戯のスペースの他 芝生の広場もある。 またその隣にはスポ ーツ施設の体育館、その横にはテニスコートやゲートボールのコートまで備えている。 それら各スペースは植栽で区分けされており、市民の憩いの場となっているようだ。 この公園の外周を散歩しているこの二人、リツコ 「これで一周したけど、ざっと300体くらいは居た気がするわ・・・。」ナンちゃん 「もっといたよ。 52,000からは・・・。」リツコ 「そんなにっ!」ナンちゃん 「奥の方やグランドの中まで。 この時間だと市民が使ってないからね。」リツコ 「なぜここに集結しているのかしら・・・?」ナンちゃん 「さぁ~? ここに集まってきている・・・という考えをたとえば逆にして、 実はここが拠点で、彼らの居場所なのかもしれない。 昼間チーランが出くわした連中は 単独行動でフラフラしていて、ここに帰ってきているとか なんてどう?」リツコ 「なるほど・・・。 そう見ることも出来るわね。」 その時、チャリンコに乗ったお巡りさんが前方から来て、ゆっくりとリツコ達とすれ違った。ナンちゃん 「なんか、ここで悪さしようとしているように感じるところがないんだもの・・・。」リツコ 「いちを現状をゆうすけ君に連絡しておくわ。」 携帯を取り出し、メールを打ち始めた。~ ~ ~ゆうすけ 「・・・だそうだ。」チーラン 「52,000体以上・・・ 凄い数・・・」ゆうすけ 「ナンちゃんの推測はかなりいい線かもしれない。 そんな数がウジャウジャ居るなんて・・・。 なのに小さい事件しか耳に入ってこないし ね。 どこかにねぐらがないと、みな単独で悪さを始めるだろうに。 それなりに統率が 図れている証拠かもしれない。 つまり、チーランが出くわしたヤツは、そのグループがたまたま起こした気まぐれの事件 ・・・とも取れる。」 そこへ、 バサン、バサン、バサン・・・チーラン 「届け物、着いた。」[空軍兵]淘汰(とうた) 「お待たせしました。 お預かりして参りました。」 ( 窓から侵入してきた )チーラン 「ご苦労であった。」 部屋の片隅に引きずって持ち込む[空軍兵]淘汰(とうた)。ゆうすけ 「山下巡査、これを国の機関が引き取りに来るまで手錠をはめて、留置所で拘束願います。」警察官 山下 「わ、分りました・・・。 し、しかし・・・これと言われても全く、、、見えません・・・。」ゆうすけ 「報道関係には極秘で。 着色スプレー、これから調べる大切なサンプルですから、うかつ に手を加える訳にも・・・。」タロ 「Cooo~♪」チーラン 「タロが任せろと。」ゆうすけ 「念のため手錠をしてからだね。 スペック-1と同等だと無駄かもしれないけど、何もし ないよりはいい。 昼間のチーラン達と同じくバケツで水を掛けよう。 表面に水分が付着するだけでもその 容姿は今よりも分り易くなるし、タロの効果もより一層強くなる。」警察官 山下 「あのぉ・・・タロちゃんの効果・・・とは・・・?」チーラン 「冷凍保存だ。」警察官 山下 「冷凍保存・・・?」ゆうすけ 「こいつが息を吹き返す前に、早くバケツに水をっ!」警察官 山下 「は、はい!」 バシャ~~ン 山下巡査がお手洗いよりバケツに水を汲んできて、見えない生物が横たわっているであろうそ の辺りに、水を撒き散らした。 すると、皮膚の表面に水滴が付き、まるで空中に水滴が浮かんでいるようにも見える。 その 水滴がこの見えない生物の全体像をおぼろげに形取っていた。警察官 山下 「み、見えた・・・。 な、なんなのですか、この生き物はっ!」 驚く山下巡査を横目に、チーラン 「あっちで出くわしたやつ、そして昼間のヤツと同じ・・・。」ゆうすけ 「頭一つ、胴体一つ、腕二本、足二本・・・、だが、やはり爬虫類のトカゲのような顔付き 、そして肌の表面の凹凸・・・しっぽの無い二足歩行のまさにトカゲだ・・・。」チーラン 「手錠を。」警察官 山下 「あ、は、はい・・・。」 [空軍兵]淘汰(とうた)が見えない生物の手を掴み、そこに山下巡査が恐る恐る両手に手錠 をかけた。 ガシャ ガシャゆうすけ 「タロ、頼む。」 タロは一度ゆうすけの顔を見てから、目の前に横たわる生物に目線を移す。 そして、ΣΣ キーーーーーン ΣΣ警察官 山下 「うわっ!」 目の前で起きる一つ一つに驚く山下巡査・・・。警察官 山下 「れ、冷凍・・・保存・・・・、それも一瞬にして・・・。」ゆうすけ 「我らS.F.F(Special Fighting Forces )、だてに国家がお墨付きを出している訳では ないことが、お分かり頂けると思います。」警察官 山下 「は、はい・・・。」 ( す、凄い・・・ ) その時、警察署の入り口が騒がしくなっていたっ! ガッシャーーーン バリーン 『うわーっ!』 『何事だっ!』 ドスン バリーーーン 扉が突然壊れ、ガラスが散乱する。 近くにいた警察官が突然飛ばされて壁に激突! カウンターのテーブルも真っ二つに割れ、付近の警察官は何が起きているかは分らず、ただ呆 然としている。チーラン 「何か下が騒がしいが・・・・」 -つづく-第4-458話 燕市での珍事 -05 へ (うっ、気合が入るとつい) ※ このドラマはフィクションです。登場する内容は、実在する人物、団体等とは一切関係がありません。 また、無断で他への転載、使用等を堅く禁じます。
2014年10月09日
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.ナンちゃん 「まだ遠いけど・・・。」 二人は、夕方の燕市内を、姉弟のような雰囲気で散策していた。 夜のネオン街・・・とはいかないが、ちらほらと夜の営業を始めるスナック系の看板の明かり が灯り始めている。 人通りは目立った多さではない。 出先から勤務先に戻る営業マンの姿 、大日本屈指の金物・刃物町、工場から帰路に着く職人さん達の姿、遊びから自宅に帰る子供 たちの姿が見てとれる。 目の前を自転車に乗ったお巡りさんが、ゆっくりと通り過ぎていく。リツコ 「この人達は、何も知らないのよね・・・。」ナンちゃん 「普段通り・・・かな。」リツコ 「地元のニュースでチーランが出くわした一件が流れれば、それで知るってこと。」ナンちゃん 「まぁ、流さないよね。」リツコ 「見えないんですもの・・・、変に不安だけをあおると、街中混乱・・・するからか。」ナンちゃん 「うん。 ただ、けが人が出たのだから通り魔事件としてなら取り上げるかもしれないね。」リツコ 「世の中って難しいのね・・・。 有りのまま・・・伝えて良い時と悪い時がある。 真実が正しく伝わらないなんて・・・。」ナンちゃん 「あっ。。。♪」リツコ 「どうしたの?」ナンちゃん 「あの市役所の裏側に、やつらがいる。一人で行動してるよ。 好都合♪」リツコ 「 (視線の先のカンバンを見て)『市役所駐車場 300m 先 右折』 か・・・。 約400m として、私にはまだ何も感じないわ・・・。」ナンちゃん 「手を繋いで~♪ おいらが誘導するから、リツコさんは[気]を拾うことだけに集中して てね。」リツコ 「分ったわ。」ナンちゃん 「基本はスペック-1と同じだから。。。」 リツコの左手を握り、反対車線に移動するナンちゃん。 建物側にリツコを車道側に自分が立つようにして、半歩ナンちゃんが前に出た状態でリード して歩く。ナンちゃん 「ん、曲がったな。 おいら達もここを曲がろう。 平行しているから距離は変わらない。 少し急いで先回りぎみに行くよ。」 手を繋いだまま、小走りに進む二人。 なんとリツコは目を閉じていた。 ナンちゃんの手の平、握るその向きなどで判断しているようだ。 [気]を拾うのに集中する リツコ。ナンちゃん 「ここを曲がるね。 これで少し先回りするようになったから、ヤツの方がこっちに徐々に 近づくようになる。」リツコ 「了解。」 そして普通に歩く速度に落とした後、交差点より少し手前で止まったナンちゃん。 握った手を離し、ナンちゃん 「この先の交差点を、左から差し掛かるように向かっている。」 リツコは電柱に寄りかかりながら再び目を瞑り、[気]を探るべく集中し始める。 ナンちゃんは、他の見えない連中がいないかチェックしていた。 辺りはもう薄暗い・・・。 空が赤く焼けたなごりを見せており、反対側のビルの窓ガラスに沈みかけた夕日が写っていた。 交差点を通過する車。 その夕闇の大空をこうもりが羽ばたいて舞っていた。 ほどなくして、リツコがやや首をかしげるようにして、リツコ 「これね・・・。 スペック-1に似ている・・・・ けど、なにか違う・・・ なんかこう・・・・もやっとしたというか、 尖った[気]ではなく・・・・」ナンちゃん 「早いね。 そう、ちょっと違うの・・・。」リツコ 「うん、一つね。 動いているのは。」ナンちゃん 「すれ違ってみようか。 一芝居打つから付き合ってね。。。」リツコ 「芝居って・・・」 ナンちゃんは再びリツコの手を握って引っ張るように進みだした。 交差点を左に曲がり、ナンちゃん 「姉ちゃ~ん、母ちゃんに内緒であれ買ってよぉーっ!」 ( リツコを見てウインクする )リツコ 「ダ、、、ダメでしょ! あれは試験に合格してからって・・・約束守らなきゃ!」ナンちゃん ( えぇっ… !? し、試験・・・) 「だって・・・早く欲しいんだよ・・・ 今買わなきゃ、売り切れちゃうってば・・・」(どだっ)リツコ ( う、売り切れるときたか・・・ ) 「でも約束したんでしょ? 男なら約束は守るっ!」 ( キッパリ )ナンちゃん ( 男ときたか・・・ ) 「じぁさぁ、姉ちゃんが今のうちに買っておいてよ・・・ 手にするのは合格してからで いいから。」リツコ 「ん~~~~。」 ( と考えるふりをするリツコ ) その時、見えない動くモノは、二人の脇の道路側をすれ違うところだった。 リツコは見えないふりをして違う方を見ながら考えている。 そしてその見えない動くモノが 通過した後、目でそれを追っていた。 振り返りながら、リツコ ( 本当にまったく見えないのね・・・。 ) 「仕方ないわね・・・。 売り切れてしまってからでは遅いから・・・。」ナンちゃん 「やったぁ~☆ ぢゃ、買いにいこう~~っ♪」 急に向きを変え、走り出したナンちゃんっ! そして ドンっナンちゃん 「いってぇーーーっ!」 ( 何かに当たって、転んでたりした )リツコ 「何やってるのっ!」 転んだナンちゃんに慌てて駆け寄るリツコ。 駆け寄ったその勢いのまま、 ドンっリツコ 「きゃっ!」 ( 実は体当たりだったりする ) すると、反対車線に停止していた車が、突然音を立てて凹んでしまったっ! >ボコっリツコ 「ちょっと・・・今の何・・・?」 ( 驚いた顔で手で口を押さえていた )ナンちゃん 「ねぇねぇ・・・、あの車・・・急にへこんだよ・・・?」 ( 転んだまま指差す )リツコ 「あらやだ、何が起きたのかしら・・・」 見えない動くモノは起き上がり、慌ててその場から駆け出したっ!ナンちゃん 「姉ちゃん、それより早く買いにいこうよーーーっ!」 サっと起き上がり、見えない動くモノが移動したのと同じ方向に走り出すナンちゃん。リツコ 「そうね、そうしましょっ♪」 リツコもナンちゃんを追うように走り出した。 が・・・・見えない動くモノ 『 !! 』 ナンちゃんがその見えない動くモノの斜め前を一緒に走っていた。 その後ろからっ!リツコ 「そんな走りじゃ、お店閉まっちゃうわよっ!」 もの凄い速度で迫るリツコっ! なんとナンちゃんを追い抜いていったっ! そして、急に立ち止まり、見えない動くモノ 『 っ !! 』 ===ズコーーーン★↓↓ 何故か、ラリアットのように腕を横に伸ばして逆戻りしてきたのであった。 後頭部から地面に突き刺さったと思われる穴が、突然道路に現れた。 ナンちゃんが手を上げると、空から[空軍兵]淘汰 が舞い降りてきた。ナンちゃん 「悪いね、こいつを運んで。」[空軍兵]淘汰(とうた) 「かしこまりました。 あの・・・ 空から見てて ちょっぴり気の毒に感じました・・・。」 掴みあげると、一言残して大空へと羽ばたいていった。 バサン、バサン・・・ナンちゃん 「どう?」リツコ 「[気]に関してはスペック-1よりもハッキリとしない分、遠いと判り辛いわね。 でも・・・、なんか皮膚は硬かった・・・。 裸の人間・・・ではない感触・・・。」 ナンちゃん 「容姿・・・、見えない方が良かったりしてね・・・。 このまま公園にいきましょう。 お巡りさんだけじゃかわいそうだし。」リツコ 「そうね。 気づかれていいのなら、気が楽だわ。 それに、ちょっぴり楽しかった♪」ナンちゃん 「リツコさんって、そっちの気があったりして・・・」 ★ズゴーーーン==== >ボコっ! 右の裏拳を打ち抜いた姿。 先程の車に突き刺さったナンちゃん・・・。 ナンちゃんだけに遠慮の無いリツコであった。~~ ~~ ~~//////////////////// 一方、寺院の地下では・・・・[透明生物]??? 「いいか、皆に集まってもらったのは他でもない。 我らイルミナルディー[秘密結社]の 出撃の時を迎えたからに他ならない。 永きの刻、我らの先祖が [[ 悪鬼破壊の剣 ]] を手にすべく、情報を張り巡らせてあった が、ある集団が、この[剣]の入手のために動き出したと報告があった。 我らも遅れを取る事無く、その集団が手にする前に、我らの手中に収めなくてはならん。 幸いにも、我らはこの透明な身体を手に入れることが出来た。 この上無い最強の身体を 手に入れた・・・と思っていた。 だが先の戦いで、透明且つ更なるパワーアップのこの 身体でも、敵わぬ相手がいることも知った。 なれば、我らの利点を存分に生かして戦う ことが必至。 良いか、我らの願望、全宇宙の支配者になるべく、 [[ 悪鬼破壊の剣 ]] をなんとしても 他の者に渡してはならん。 今こそ力を集結させ、我らの目的達成のため、戦わんことをっ! 皆の者っ! 栄光を、我らイルミナルディー[秘密結社]にっ!」////////////////////~~~ ~~~ ~~~ -つづく-第4-457話 燕市での珍事 -04 へ (それには間違いなく載っておらんわい) ※ このドラマはフィクションです。登場する内容は、実在する人物、団体等とは一切関係がありません。 また、無断で他への転載、使用等を堅く禁じます。
2014年09月29日
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.スウラン 「石碑・・・!? 石碑に刻んだとあったっ! スウラン、石碑を探すっ! 大竹林寺に向かうっ!」館長 「あ、これこれ・・・」 スウランは勢い良く館長室を飛び出すと、近くの修行道場の広場に入る。そして手を上げて [空軍兵]を呼びつけ、空の彼方へと飛び去って行ったのだった。館長 「熱い者よのぉ・・・。」師範 秦 岱明(しん たいめい) 「それだけ真剣に取り組んでいるという証拠。」館長 「次の世代を担う者、頼もしい限りじゃ。 さて、わしらは読書を続けるとしようかの。 他にも何か見つかるかもしれん。」師範 秦 岱明(しん たいめい) 「はい、館長様。」 ろうそくの炎がふらっと揺れる中、二人は再び読書を再会したのであった。~ ~ ~ゆうすけ 「 [ 悪鬼破壊の剣 ] (黒青の炎)がこの地に無いか探せと命を出す。全宇宙の支配者、 【全能の神々】の忘れ物。かぁ・・・。」リツコ 「スウラン、情報早いわね。」ゆうすけ 「でもお願いした核心部分ではありません。 情報にある剣と炎・・・こいつをどう結びつけ れば・・・。」チーラン 「スウラン、大竹林寺に向かった。 石碑探しにいった。 情報待つ。」リツコ 「そうね、そこにはもっとヒントになる事柄が石碑刻んであることでしょうし。」ゆうすけ 「その類、ヒントどころか答えを見れるかもしれない・・・。」[空軍兵]淘汰(とうた) 「しかし、私はそのような石碑も噂すら見たことも聞いた事もありません・・・。」チーラン 「このチーランもだ。親父が一人心に納めていたからかもしれん。 だが・・・」ゆうすけ 「どした?」チーラン 「うむ、大竹林寺には古(いにしえ)よりの[開かずの間]があると聞いたことがある。」リツコ 「開かずの間・・・。」[空軍兵]淘汰(とうた) 「もしかしたらそこに!?」ゆうすけ 「チーランすら知らないのであればそこが一番怪しいかもな。」 そこへ、[空軍兵]淘汰(とうた) 「んっ! [近衛軍長]殿、[月光軍長]殿に遣わせた者が戻って参りました。」 バサン、バサン、バサン 窓ガラスに飛来して、翼を閉じながら進入してきた。[空軍兵] 「報告です!」 (チーランの前で片ひざで座り、頭を垂れた。)[近衛軍長]チーラン 「何事だ。」[空軍兵] 「は、先程、[月光軍長]殿監視下にあった見えぬ生き物に動きがございました。」[近衛軍長]チーラン 「申せ。」[空軍兵] 「穴倉より大群を率いて出てまいり、群勢は西に向かったとのことです。」 リツコがテーブルに大きな地図を広げた。 (バサ)[近衛軍長]チーラン 「うむ、ご苦労。 ゆうすけ、後を付けさせるがそれでよいか?」ゆうすけ 「見つからないようにね。」[近衛軍長]チーラン 「月光軍だ、ぬかりはない。(空軍兵を見て、)ウルフに向かう先を付きとめよと伝えよ。」[空軍兵] 「はっ」 伝令の空軍兵は一礼をした後立ち上がり、入ってきた窓に飛び込むように身を投げ出し落下し ていった。そして羽根を広げ、空中に舞い上がる後姿を見せて、みるみると視界から遠ざかっ て行ったのだった。ゆうすけ 「西・・・」 (地図を指差しながらつぶやく。)チーラン 「なんだ、ここを抜けたらもう目の前が海ではないか・・・。」リツコ 「その途中に? それとも本当に海を目指す?」 その時、壁にもたれて座っていたナンちゃんが立ち上がった。ナンちゃん、 「おいら散歩に行ってくる。」ゆうすけ 「あぁ、頼む。」チーラン 「ならオレもっ!」ゆうすけ 「だめだ。ここにいろ。」チーラン 「くっ、もぅなんでっ!」ゆうすけ 「ナンちゃんは 52,000 超の動向を探りに行くのさ。」チーラン 「分ってるっ!」リツコ 「空軍だけならまだしも、あなたが乗ってたら目立つでしょ・・・」チーラン 「くっ・・・」リツコ 「動向を探るのはナンちゃんに任せましょう。 ゆうすけ君、タロちゃんはどうするの?」ナンちゃん、 「おいら一人でいい。」ゆうすけ 「だそうだ。 それだけの大群、こちらが複数で動いてはいずれ見つかってしまうからね。」 その時、 ピポ パポ ピポ ピポ~♪ (ゆうすけの携帯が鳴った) 窓から飛び降りかけたナンちゃんの動きが止まった。ゆうすけ 『はい、ゆうすけ。 姉さん、、、 はい、 ・・・はい ・・・分りました、 引き続き尾行をお願いします。』 (ピッ)リツコ 「姉さん、なんと?」ゆうすけ 「全拳武道団の精鋭たち、飛行場に向かったらしい。」チーラン 「飛行場・・・?」ゆうすけ 「向かう先は近くでは・・・ ない・・・ということか・・・」リツコ 「それって国外の可能性が・・・」ナンちゃん 「確率が高い・・・か。 行ってくるね。」 窓枠に手を添えて止めていた動きを再開。 そのまま3Fから飛び降り、ビルや建物の屋上を 次々と渡り、すぐに姿が見えなくなっていった。 それを見守るゆうすけ、振り返りながら、ゆうすけ 「チーラン、姉さんのところにも空軍兵を一人付けてもらえないかな。」チーラン 「分った。」~~~ ~~~ ~~~ バサン、バサン、バサン 青龍湖のほとりに着地したスウランと[空軍兵]は、湖の木の覆い茂るほとりにある神社の 小さい社屋に足を踏み入れた。 ここは広大な自然が広がり大竹林寺のある大地。 この不思議な異空間には、とがった山にも見える岩で出来た階段が1つ空に向かって伸びてい た。その岩の階段のはるか上空の頂上付近から、下界に向かって飛び降りたスウラン、そして 後を追うように飛び降りた後、翼を広げて滑降し、旋回した後にスウランを背中に乗せる[空 軍兵]の姿が。 二人は、奥深くに小ぶりにそびえる尖がった山々を目指した。 -つづく-第4-460話 燕市での珍事 -07 へ (ちょいと借りるぜ) ※ このドラマはフィクションです。登場する内容は、実在する人物、団体等とは一切関係がありません。 また、無断で他への転載、使用等を堅く禁じます。
2014年10月31日
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.チーラン 「何か下が騒がしいが・・・・」[空軍兵]淘汰(とうた) 「もしかすると、この生物を運び込むところをヤツラの仲間に見られていたのかもしれませ ん。」ゆうすけ 「くそっ・・・ チーラン、その廊下からの進入を防いでっ! タロ、反対側の通路を見張っててっ! ( 指を指しながら )」 チーランが慌てて廊下に飛び出し通路を塞いで身構える。 タロも後を追い距離を置いてチー ランと背中合わせに立ち止まり、反対からの進入に備えた! 山下巡査は、何をしてよいのやら分らず、ただオドオドしているだけだった。ゆうすけ 「山下巡査はこの凍らせた生物を見張ってて下さい!」警察官 山下 「は、はい、分りました・・・。」 廊下に居たチーランが動いたっ!チーラン 「来るっ!」 山下巡査とその横に居るゆうすけに緊張が走る! 『ハーーイ! ハイハイ、 ハイハイハイっ!』 チーランが蹴り! 回転しての肘打ち! 手の甲で受けて膝を曲げて受けてと、一人で舞い 宴武を踊っている姿に写る。 時折、 ガスっ 『うっ!』 打ち込まれてもいる様子。 続いてタロが、ΣΣ キーーーーーン ΣΣ 反対側の廊下を凍らせたっ! 見ると、三体の生物が向かってきた姿のまま凍らされていたっ! 一体は空中をジャンプしており、凍りついたまま落下していた。 ゴスン彡チーラン 「か、数が多いっ!」 ゴスっ 「くっ・・・」 「うぐっ!」ゆうすけ 「く、くそう・・・・」 タロがチーラン側を振り向き、倒れたチーランを超えるようにジャンプっ! そして、前足を ひっかく動作に続き、ΣΣ キーーーーーン ΣΣ 通路に四体、階段下から五体の生物が凍りついた。 だが、タロが守っていた通路から、氷を踏みつけて向かってくるらしく、チーランが今度はそ ちら側に走りこむっ!ゆうすけ 「タロはセーブしながら凍らせているか。」[空軍兵]淘汰(とうた) 「それっ」 淘汰(とうた)がチーランの前方にバケツで水を撒いた! バシャーンチーラン 「ハイハイ、 ハイ、ハーーーイっ!」 バシっバシっ ズゴ ゴスーン やや見えるようになり、チーランも懸命な守備っぷりを見せる。 だが、数が違い過ぎる上、 廊下の壁を蹴っての空中も使って進撃を試みる見えない生物達に、さすがに手が回らない・・・。 『きゃーーーっ』 ドン彡 ( 壁に飛ばされて激突したっ! )ゆうすけ 「この数では・・・、くそ・・・」 と、その時っ! ズゴーーーン ズボっ バリーン 下から先程よりも激しい音が聞こえてきたっ! ガスっ ボーーン ズボっズボっ ドスン そして階段、廊下と激しく何かが壁にぶつかる音が近づいてきたっ! そして、チーランの視 界には、血まみれの透明な生物が次々と階段の踊り場横の壁にぶち当たり、穴を開けていく様 子が目に飛び込んできたっ!チーラン 「リツコっ!」 そして、部屋の中の山下巡査の直ぐ脇でも、 ガスっ ズボーーン バリーン 何かに殴られて飛ばされた透明な生物が横の壁に突き刺さり、血みどろになってその一部の姿 を露呈していたっ!ナンちゃん (こりゃ、こういちだ・・・) 「待たせたな。。。」 驚く顔のまま止まって動かない山下巡査のその横から、ゆうすけ 「別に、待っちゃいねーよ。」 『ハイっ!』 ズボーン バリーンリツコ 「大丈夫~?」 (チーランの片腕を掴んで立たせながら、)チーラン 「このくらい、大したことない。」 タロ、よく我をサポートして戦ってくれた。 礼を申すぞ。」タロ 『 Cooon♪』ゆうすけ 「チーラン、口調が・・・」チーラン 「うっ、気合が入るとつい・・・」[空軍兵]淘汰(とうた) 「すいません、私が運び込む姿を見られていたようで・・・。」ナンちゃん 「相手は見えないんだから仕方ないよ。 注意のしようがない。」ゆうすけ 「にしても、警察署を襲うのかよ・・・。 国家公安を舐めているとしか言いようがないな。 山下巡査、下の様子見てきて下さい。 県警には私から連絡入れておきます。」 未だ、驚く顔のまま止まって動かない山下巡査。ゆうすけ 「山下さん♪」警察官 山下 「あ、はい・・・」 ( ようやく我に返る )ゆうすけ 「お願いしますよ。」警察官 山下 「は、はい・・・」 戦場の光景にオドオドしながら、階段を下りてゆく山下巡査。 うわぁ~ゆうすけ 「さてっと、サンプルが増えちゃったな・・・。」ナンちゃん 「一箇所に集めようか・・・?」ゆうすけ 「そうだな、片付けにも貢献できるからそうしよう。」 リツコ、チーラン、ナンちゃん達は、血みどろになった生物達を壁から引っこ抜いたり廊下を 引きづりながら、一階の隅に運ぶのであった。~~~ ~~~ ~~~ 館長室内、ゆれるろうそくの炎の柔らかい明かりの中、黙々と三人が読書をしている。 ページをめくる音だけがその部屋のトピックスになっているかのような静けさ・・・。 そんな中、突然、師範が声を荒げた!師範 秦 岱明(しん たいめい) 「んっ! こ、これはっ!」スウラン 「あったかっ!」師範 秦 岱明(しん たいめい) 「この文面はどうだろう。 『-大竹林寺の者の会話にて- 元帥殿が [ 悪鬼破壊の剣 ] (黒青の炎)がこの地に無いか探せと命を出す。 全宇宙の支配者、【全能の神々】の忘れ物。 その言い伝え 石碑に刻まれたモノなり。 と口にされたし。 当時の館長様は、『何を意味するか不明なり。 ただ念のため書き記す。』 とある。」スウラン 「黒青の炎・・・ それだっ! 西艶殿の話に、黒青の炎を燃やさせてはならぬとあ った。」館長 「するとそれは[剣]と捕らえることが出来る。 じゃが光物に該当するのかは不明じゃの・・・」師範 秦 岱明(しん たいめい) 「たしかに。 [炎]とあり、ここでは[剣]だ。 館長様のおっしゃるように、これが光 物と結びつく内容ではないが・・・。」スウラン 「石碑・・・!? 石碑に刻んだとあったっ! スウラン、石碑を探すっ! 大竹林寺に向かうっ!」館長 「あ、これこれ・・・」 スウランは勢い良く館長室を飛び出すと、近くの修行道場の広場に入る。そして手を上げて [空軍兵]を呼びつけ、空の彼方へと飛び去って行ったのだった。 -つづく-第4-459話 燕市での珍事 -06 へ (熱い者よのぉ・・・。) ※ このドラマはフィクションです。登場する内容は、実在する人物、団体等とは一切関係がありません。 また、無断で他への転載、使用等を堅く禁じます。
2014年10月27日
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.[近衛軍長 補佐]スウラン 「うん・・・。 もう隠す必要ないある。 ここ 警戒強めるよろし。 それとチュウラン、色々と聞きたいことある。」 というと立ち上がって振り返り、 [近衛軍長 補佐]スウラン 「シャーク、俊、怪我無く無事 よかったある。ギョッキとチョンミン、一緒 とは心強い。」[水軍長]/[土軍長]/[近衛軍副長]/チョウ・ギョッキ/テイ・チョンミン 「はっ、有り難きお言葉。」[近衛軍長 補佐]スウラン 「そしてシュナイケル、あんた何者あるか?」シュナイケル 「ニセモノでも曲者でもないんだよね、当然、瀬戸物でもないんだな♪ ボク ちゃん、ドイシュ生(まれ)・・・」[近衛軍長 補佐]スウラン 「そんなこと 聞いてないあるっ! なぜチュウランと一緒にいるあるか? 利江を引きずり回し、挙句の果てに はうちの部隊までチュウランに内緒で引っ張り出して。」シュナイケル 「おぉおぉ怖いねぇ。。。 そう怒りなさんなって。親切でやってることだ、カ リカリするなよ。」[竹林総元帥]チュウラン 「スウラン、責任は我にある。」[近衛軍長 補佐]スウラン 「チュウラン・・・ 」[竹林総元帥]チュウラン 「我は、先代のオヤジ殿からは何も引き継ぎを受けておらん。トンコウから聞 いた話、それに自分で教えられていた事以外は何も分り申さん。 そこへシュナイケルが現れ、オヤジ殿の代からの付き合いを聞かされた。 そして今回の事も。 それでシュナイケルをメインに動いてもらったのだ。」[近衛軍長 補佐]スウラン 「オヤジ殿の代からの付き合い? スウランは初めて聞いたし猪苗代湖畔で初 めて見たある・・・。」シュナイケル 「お嬢様たちは大少林寺に行っていたからね。」[近衛軍長 補佐]スウラン 「 ・・・・ なら、なぜオヤジ殿の[改新大戦]、[三獣神]の一件の時な どに顔を出さなかったあるか?」シュナイケル 「突然だったろに・・・。 こっちにはなんの連絡も無かったんだぜ、そりゃ無 理だ。」 垂れ下がる赤いマフラーを横に弾き、下げた両手の手の平をひっくり返し、両肩 を上下させて、『分りませ~ん』のポーズ。[近衛軍長 補佐]スウラン 「 ・・・・ 」[竹林総元帥]チュウラン 「して、スウラン。今何故この地に舞い戻ったのじゃ?」[近衛軍長 補佐]スウラン 「あ、そうだ。 チュウラン、石碑・・・石碑を探しにきたある。利江が話して いたあの内容を刻んであるというその石碑を。」[竹林総元帥]チュウラン 「巨大な[力]がぶつかったあの日、ここ大竹林寺の代々伝わる[開かずの間] を覆う一部の岩壁が崩れて、幾つかに割れてしまっていたあの岩の板のこと か?」[近衛軍長 補佐]スウラン 「[開かずの間]! それそれ。。。♪」[竹林総元帥]チュウラン 「一部の者にそれを継ぎはぎで修復させたが・・・一部の岩がそっくり姿を消して いて・・・。 一部読み取ることが出来なかったが。」[近衛軍長 補佐]スウラン 「ゆうすけが、調べて来いと。」[竹林総元帥]チュウラン 「ゆうすけが?? 何故あの岩の板の事を知る?」[近衛軍長 補佐]スウラン 「あ、いや石碑の事は大少林寺に行ってスウランが調べたある。 『-大竹林寺の者の会話にて- 元帥殿が [ 悪鬼破壊の剣 ] (黒青の炎)がこの地に無いか探せと命を 出す。 全宇宙の支配者、【全能の神々】の忘れ物。 その言い伝えを 石碑に刻む。 と口にしていた。』 当時の館長様は、『何を意味するか不明なり。 ただ念のため書き記す。』 と館長録 書いてあった。 それで。」[竹林総元帥]チュウラン 「スウラン、良く調べた。 代々の館長様も、そんな些細なことをよく書き残し たものだ。 書く方も、調べた方も偉い、感心する。」[近衛軍長 補佐]スウラン 「感心している場合じゃないある、早く案内!」[竹林総元帥]チュウラン 「そう慌てるな。 この情報はゆうすけの手元にあった方がいいだろう。分っ た、一緒に参ろう。」[近衛軍長 補佐]スウラン 「うん。」~~~ ~~~ ~~~ 警察署の一室。 部屋の片隅にはタロがうつ伏せに身体を丸め、前足の上に頭を乗せて目を瞑っている。 中央に置かれたテーブルの周りに椅子がぐるっと配置されているその一つを逆向きに し、背もたれに抱きつくように座って足をブラブラとさせていたゆうすけ、ゆうすけ 「スウランの携帯が通じなくなった・・・。 大竹林寺に入ったということだな。」リツコ 「あそこには電波届かないのね・・・。」チーラン 「我らはいつでも行き来出来るが、地上の者は満月の日のみ入り口を通過できる空 間。なめるな。」ゆうすけ 「大したセキュリティーだよな。次元を捻じ曲げているのかなぁ・・・。アインシュタ インの時間の波長を飛び越える原理? でも過去に行くでも、未来に行く訳でも ないし。」チーラン 「難しく考えるな。行ける時と行けない時があるってことでよいではないか。」ゆうすけ 「まぁ今はそれを紐解く時ではないけど、スウランとの連絡がさ。 あっちからは地上に出て連絡取ればいいけど、こちらからはリアルタイムに連絡 取れないって事。」リツコ 「そうね、一方通行ってこと。」[空軍兵]淘汰(とうた) 「我ら空軍兵に地上界との連絡待機をさせては如何でしょうか。」チーラン 「うむ、それは名案だ。」ゆうすけ 「・・・うん、だけどそれを今どうやってスウランの所に知らせる?」チーラン 「うっ・・・」ゆうすけ 「こちらからは連絡出来ない。 伝令させる空軍兵も皆配置済みで・・・。 次の連絡来るまで待つか・・・。」リツコ 「今すぐ伝えたいことでもあるの?」ゆうすけ 「あぁ、ちょっとね。 チーラン、あのシュナイケルってやつ、チュウラン公認なんだよね? 大竹林寺と どういう関係?」 腰のケースから[雹]を取り出して先端の矢じりの手入れをしながら、チーラン 「知らん。過去に逢った事も名前を聞いたこともない。この間の湖でが初めてだ。」ゆうすけ 「ふぅ~ん、そうなんだ。 リツコさん、シュナイケルとチュウランの関係をちょっと知りたくてさ。 ただ、 その異空間には瞬間移動の持ち主は、簡単に行き来できているから・・・。」リツコ 「そう言われればそうね・・・。」ゆうすけ 「それに、告知の場所がなぜあそこなんだろう・・・細かいところになんか引っかかっ てさ。」チーラン 「ゆうすけ、考えすぎ。」ゆうすけ 「それならいいのだけど・・・。」 そこへ血相を変えた山下巡査が飛び込んで来た。警察官 山下 「た、大変ですっ!」リツコ 「どうしたんですか?」警察官 山下 「町の・・・町の各所から突如110番、119番通報が掛かってきていて、我々署員だけ では手が回らない状態にっ!」ゆうすけ 「突然っ !? 」チーラン 「なんだ、その110バン119バンってのは・・・?」リツコ 「警察への通報、あと救急車や消防車のお願いの電話のこと。 もしかして・・・」チーラン 「ってことは、あいつらが暴れだしたのかっ!」ゆうすけ 「山下さん、通報の場所を教えて下さいっ!」 バサン リツコが地図を広げた。警察官 山下 「は、はい、えっとこの地区とこの地区、そしてこの地区に集中してました。」リツコ 「ゆうすけ君!」ゆうすけ 「うん、リツコさんはここ、チーランはここを頼む。おれとタロはここに向かう。 ヘッドレシーバーの電源入れるのを忘れずにっ!」チーラン 「よしっ!」リツコ 「ラジャー!」タロ 『GARUUU。。。』 突如窓から飛び降りるチーラン! 窓から落下して一瞬姿を消すが次の瞬間、空軍兵 淘汰に跨り大空へと突き進んでいた。続いてリツコも窓から飛び降りるっ!警察官 山下 「す、すごいですね・・・ (*o*;;; 」 (空いた口が塞がらないまま驚く山下。)ゆうすけ 「タロ、我らも向かおう。」 タロが窓に向かって走り出そうとした時、ゆうすけ 「タロっ! おれは無理 (^^;;; 階段から。。。 」タロ 『Coooo・・・;;; 』 二人ドアから駆け出していった。 -つづく-第4-462話 燕市での珍事 -09 へ (おれは無理 (^^;;; 階段から) ※ このドラマはフィクションです。登場する内容は、実在する人物、団体等とは一切関係がありません。 また、無断で他への転載、使用等を堅く禁じます。
2015年06月17日
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.ゆうすけ 「えぇっ!」チーラン 「ここ・・・なのかっ!」 ナンちゃんが部屋に入った後、タロが窓から飛び込んできた。警察官 山下 「うわ~っ! ト、ト、ト、トラが・・・・」ゆうすけ 「よく見て下さい。 首に国家保安局の紋章ぶら下げているでしょ?」警察官 山下 「あ・・・、そっか、このトラが例の・・・」タロ 『Cooo~♪』 (ナンちゃんの横に、ちゃんとお座りしたまま優しく返答していた。)ゆうすけ 「で、ここなのかよ・・・。」ナンちゃん 「うん、途中の公園に集結していたよ。」チーラン 「なら話は早いっ! 一網打尽にするチャンスだっ!」 ( イスから勢い良く立ち上がる )リツコ 「ちょっと・・・、まだなにもやってないのに・・・?」チーラン 「だけど・・・」ゆうすけ 「国家としたら、今は手出しが出来ないのさ。 検挙する理由がないとね・・・。 だが、監視するにしても、ナンちゃんじゃないと無理だ・・・。 くそ、あっちもこっちも人数束ねていやがるとは・・・。」チーラン 「二つの勢力がぶつかるのか?」ゆうすけ 「ならいいけど、どうもそうとは思えない・・・。 我々の知る限り、やつらの接点は昨夜 のあの一件だけ。 あれだけで人数揃えてぶつかるとは到底・・・。」チーラン 「団長もおとなしく引き上げてた・・・。」リツコ 「のようだし・・・」ゆうすけ 「[土軍兵]は誰も残ってないんだよね?」チーラン 「あぁ、返した。」ゆうすけ 「山下巡査、数ある公園の周りを普通に巡回警備することは可能ですか?」警察官 山下 「夜間に差し掛かっているので限られた人数になるが。」ゆうすけ 「いいです。 まず、やつらが集まっているところに二人、そして他の公園は姿を見せるだ けなので自転車で一人が複数箇所巡回する方法でも。」警察官 山下 「それなら交番勤務の者にも応援を要請できる。」ゆうすけ 「すぐに始めて下さい。 問題の公園付近にはこのナンちゃんに付いてもらいます。」警察官 山下 「はぁ、しかしこの少年を配置する意味とは・・・」ゆうすけ 「以前、空港で複数の武闘家が襲われた事件、覚えてますか?」警察官 山下 「あぁ、それなら全国各地の武闘家が襲われて、海外脱出する時に集団に襲われてとい う・・・。 覚えているが・・・」ゆうすけ 「その騒ぎを収めたのが彼なんです。」警察官 山下 「ええぇぇぇっ!」ゆうすけ 「そしてこのレディーお二人も、我がS.F.F(Special Fighting Forces )の中心的戦闘 員です。」警察官 山下 「じょ、女性の方も・・・・」 (会釈するリツコ)チーラン 「任せておけ。」ゆうすけ 「では早速、巡回の手配をお願いします。 やつらには、普通の巡回という姿を見せるだけでいいんで。 自分達は見えないと思って いるので、やる事はやってくるかもしれませんが、その時は我らも黙っていませんから。」警察官 山下 「わ、わかりました。」 ( 慌てて部屋を飛び出していった山下巡査 )ゆうすけ 「やつらは何をやらかそうとしているんだろう・・・。 もし、その多人数でここやウルフの居る所などの複数個所で同時に暴れられたら・・・」リツコ 「さすがに手が回らない・・・。」チーラン 「やるなら、今だっ!」 ( またまた急にイスから立ち上がるっ! )ゆうすけ 「だからぁ・・・」リツコ 「ねぇ、タロちゃんが居るのよね。。。」ゆうすけ 「あぁ。。。」タロ 『 Cooo。。。 』ゆうすけ 「確かに一瞬でやつらの動きを止められるが・・・ その判断は誰が行う? 我々に見えるのは一般の市民に手を加えたり、暴動を起こした時だけだ。 その時にタロ が凍らせも、市民まで凍り付いてしまう・・・。 それは避けたい・・・。 タロが見えてて、やつらだけ・・・といけば別だが・・・。」タロ 「 Cooo・・・ 」ナンちゃん 「無理みたい・・・。」リツコ 「見えないってのは始末に悪いわね・・・。」 片方の手をアゴと頬に添えるように考え込むリツコ。 ・・・・・ ・・・・・ しばらく沈黙が続いて、ゆうすけ 「やつら・・・ やつら仲間同士は見えてるのかな・・・」チーラン 「急にどうした?」ゆうすけ 「一般に物質が消える、見えなくなるというのは光の屈折を起こすことで可能になる。 その場合、ある立ち位置からは見えないが、角度を変えると見えることもある。 今回の透明生物、立ち位置を変えても見えないのだから、透明なビニールのように、地肌 そのものを透明? 透ける? などの方法で変えている可能性が高いと思われる。 もし、もしも仲間同士が見えているのなら、我々にも何か見えるようになる手段があると 考えられるのさ。」チーラン 「なんかむずかしい・・・」リツコ 「つまり、何か見える手段を手にすれば、楽な対処が出来るようになるってことよね。」ゆうすけ 「そういうこと。 何かサンプルでもあれば・・・」チーラン 「さっき倒したやつ拾ってくるか?」[空軍兵]淘汰(とうた) 「[近衛軍長]殿、あのモノは、既に車に引かれたか 意識が戻り引き上げたかかと・・・。」チーラン 「くそ。」ナンちゃん 「捕まえてくっか?」ゆうすけ 「それだと助かるけど・・・ 一匹だけ・・・とはいかんだろ。 他のやつらに見つかると 、暴れだされるのもどうかと・・・。」ナンちゃん 「うまくやればいいんでしょ? それに、リツコさんにもあの[気]だけの雰囲気に実際に 触れておいてもらわないとね。」リツコ 「そう、私はまだそいつらと接触してないから・・・」ゆうすけ 「わかった。」ナンちゃん 「じゃ、リツコさん、散歩にいこう~♪」チーラン 「チーランも行くっ!」ナンちゃん 「ゆうすけを一人には出来ないよ。 タロとチーランはここでお留守番。。。」チーラン 「くっ・・・、わ、わかった・・・。 ナンちゃんの指示なら・・・。」~ ~ ~ こちらはずっと目が上から下に、そして横にズレて再び上から下にを繰り返す三人。スウラン 「もう、 この館長録にもない。」 パタン 読み終えた一冊を閉じて、遠くを見るようにしていたスウラン。スウラン 「視界 ボケる~~~。」師範 秦 岱明(しん たいめい) 「時折遠くを見つめてからまた読んでと、目を休めるインターバルを取るといい。」館長 「まだ若いからのぉ。 わしは、一日何時間も読み続けておる。 一気に読もうとするから 疲れるのじゃ。 様子を浮かべて、味わいながら目を通すことで、自然と心で読むことが 出来るようになるものじゃ。 慌てず、急がずじゃ。」スウラン 「は、はい・・・、そう心がけます・・・。」 しばらく遠くを見つめていたスウラン、新手のくすんだ色の館長録を手にし、表紙をめくり 始めたのであった・・・。~ ~ ~リツコ 「こんなに・・・堂々としていていいの? 隠れなくても・・・・」ナンちゃん 「見える相手だとコソコソとしちゃうでしょ。 でも今は彼らに見つかっても、おいら達は 只の通行人だもの。 自分達を探してる、監視していると思ってないからね。 一般の人にまぎれ込む考えが優先・・・みたいな。。。」リツコ 「そう言われればそうね。 コソコソとしなくてもいいんですものね。」ナンちゃん 「そう言うこと~♪ なんか結構な数がちらほらとまばらに動いてて、さっきの公園に向 かっているよ。」リツコ 「うそ、もう[気]を感じるの?」ナンちゃん 「まだ遠いけど・・・。」 二人は、夕方の燕市内を、姉弟のような雰囲気で散策していた。 -つづく-第4-456話 燕市での珍事 -03 へ (今買わなきゃ、売り切れちゃうってば) ※ このドラマはフィクションです。登場する内容は、実在する人物、団体等とは一切関係がありません。 また、無断で他への転載、使用等を堅く禁じます。
2014年09月26日
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. ここ 二十八房 では、棒術を会得するいわば道場となっている。 隅の方では棒術の基本の型 を教えている。 その隣では、小さなサンドバックのような袋を高さを変えていくつも吊るし てあり、それに向かって順次打ち込む姿も。 別の隅では、重りに見立てた20~30cm角に切られた石を、水が流れる水路に置き、それを棒先 を使い端から端まで引きずる筋トレらしきことをやっている。 手前の広場では、修行僧が対 じしてお互いに打ち込んでは防御してを繰り返していた。二十八房長 「まだまだぁっ 打ち込みが足りないっ! もっと素早くっ!」 いつもの房長の激が飛ぶ。 『うーーりゃ!』 カンカンカンカン びゅー二十八房長 「違うっ、相手がこう避けたら、次の攻めはこうだっ」 『とりゃーー!』 カンカンカンカン ビュン、ビュン カンカンカン バシっ★二十八房長 「こうやるんだっ!」 その時、修業僧達が中央に注目している後ろにて、壁に立てかけてあった棒をそっと掴んだ 手が。 続いて隙を見て突然、奇声を上げて乱入し、二十八房長めがけてジャンプ一番っ! 打ち込みに行ったっ!スウラン 「ハィーーーーっ!」二十八房長 「うむっ!」 カーーン カンカンカンスウラン 「ハイっ ハイっ ハイっ」 カンカンカンカン二十八房長 「そりゃっ」 カンカンカンカン カーーーン二十八房長 「なんと、お主はスウラン師範代っ!、よくぞ戻ってまいられましたな。」 棒を腰横に納め、スウラン 「御無沙汰しておりました。 スウラン、只今戻りました。」 さっ・・・ とここで腰を落とし、頭上で棒を横にして支える動きをした二十八房長。 ・・・・二十八房長 「 ん・・・!? 今日は師範代、お一人か・・・?」スウラン 「(クス。。。) はい、スウラン 独り。」二十八房長 「そ、そうか・・・、いつもはここで不意打ちを喰らっておったのでな・・・・。」スウラン 「房長様~、型で受けてはいけない。 [気配]を感じて防御するよろし。。。」二十八房長 「うむ、まぁそうとも言うがの・・・。 しかしスウラン、ちょいとばかり腕を上げたようじゃの。 修業怠り無く、誠に結構。」スウラン 「はい。」二十八房長 「丁度よい、わしに代わってこの修業僧達をもんでやってくれぬか。」スウラン 「喜んで。 いくあるよー」 『ハイっ ハイっ ハイっ』 カンカンカンカン~~~ ~~~ ~~~ 夕食の後・・・館長室では、館長 「うむ、創世の覇者、白い光に黄色の炎。 燃やし、輝かせよ・・・とな。」スウラン 「はい、それに四つの冠する者と。」館長 「今一度 [歴代館長録] を読み返してみる必要があるの・・・。 わしの記憶にはそれに 触れた記述に見覚えはない・・・。 しかし、太陽系ごと滅亡するとは穏やかではないのぉ・・・。 過日の戦いですらまだ記 憶に新しい。 あれですらこの世の終わりを感じたばかり。 陳南家 南流伝承者殿、大変な時代になり申した。 お一人でそれを背負うと申しておい でなのかの?」スウラン 「こういちはまだ何も・・・。 ゆうすけ 作戦練る準備の資料欲しい。」 ゆうすけ 一番知りたい事、[光物の正体]・・・。」館長 「さて、うまくいくかの・・・。 これ、師範をここに呼びなさい。」 館長室、入り口外で待機していた者に、師範を呼びつけた館長、 ほどなくして師範が入ってきた。~ ~ ~館長 「さてこの膨大な量の[歴代館長録]、三人で取り掛かっても・・・何日かかるやら・・・」師範 秦 岱明(しん たいめい) 「なんとか見つけましょう。 たった一行の中の数文字でも。」館長 「うむ、砂漠の中の落し物を探すとするかの・・・」スウラン 「スウラン、ここの山からいく。」 三人が、一冊ずつ丁寧に広げ、一ページずつ見開いて文書を読んでいく・・・・。 目線が上から下へ。 下にたどり着くと再び上に戻って一つ横へ・・・。 長い読書の時間が始まった・・・・。~~~ ~~~ ~~~チーラン 「なにっ! 透明生物が大集結だとっ!」[空軍兵]伝令 「はい、[月光軍長]殿よりの伝言でございます。」ゆうすけ 「ねぇ、その場所は?」[空軍兵]伝令 「はい、地図はございますか・・・?」リツコ 「これでどうかしら。」 おもむろに バサバサ と地図を広げる。[空軍兵]伝令 「えっと・・・、ここです。」ゆうすけ 「真正雲寺院・・・、お寺さんか・・・。」[空軍兵]伝令 「それともう一つ[月光軍長]殿より伝言を預かっております。」チーラン 「申せ。」[空軍兵]伝令 「はい、こういち殿の話では、他にもこの生物達が集結している所がある。 おいらはそこ に移動する。 と申しておりましたと。」リツコ 「他にもっ !? 」[空軍兵]淘汰(とうた) 「何分にも相手が相手ですので、我らにも皆目検討もつきません・・・。」ゆうすけ 「こう・・・あ、ナンちゃんと呼ぶようにしてね。 ナンちゃんじゃなきゃ掴めない情報だ 。 助かるよ、ありがとう。」[空軍兵]伝令 「では、私は再び[月光軍長]殿の元へ。」チーラン 「ご苦労であった。」 一礼すると、窓の近くへと足を運び、そのまま飛び降り一瞬姿が消えるも上空へと飛び立っ ていった。警察官 山下 「な、なにか凄い連絡網をお持ちなんですね・・・。」チーラン 「まだ居たのか・・・。」警察官 山下 「まだって、ここは警察署ですから・・・。」リツコ 「チーラン、我々のために一部屋お借りしたのよ? 有り難く思わなきゃ。」チーラン 「口が過ぎた・・・。 悪かった・・・。」ゆうすけ 「もう一つの集結場所・・・、そこが分るといいのだけど・・・。 ナンちゃん、何かの手段で教えてくれ・・・。」リツコ 「そんなこと、ここでつぶやいても・・・・」チーラン 「ナンちゃんには通じるのさ。 ゆうすけの心の中、ナンちゃんには聴こえる・・・」ナンちゃん 「うん、ここだよ~♪」ゆうすけ / リツコ / チーラン 『 ナンちゃんっ! 』 突然、空軍兵が飛び立った開いている窓に片方の膝立、片手を上部の窓枠に添えた姿で ナンちゃんが現れたっ!ナンちゃん 「やつらの[気]を追いかけてきたら、この地に着いちゃった。。。」リツコ 「ちょっと・・・」ゆうすけ 「えぇっ!」チーラン 「ここ・・・なのかっ!」 -つづく-第4-455話 燕市での珍事 -02 へ (視界 ボケる~~~) ※ このドラマはフィクションです。登場する内容は、実在する人物、団体等とは一切関係がありません。 また、無断で他への転載、使用等を堅く禁じます。
2014年09月22日
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