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今回、副題をつけてみたのだが、これはウインズ広島でKさんとお話している中で話題に上がったもの。質問を受けたのが高知はこの騎手とこの騎手とこの騎手を買えばいいんですよね、ということだった。2008年より高知に重点を置いて予想していたので「その傾向はありますね」と答えるに至ったが、2010年に入り、更にその傾向が顕著に表れてきた。復帰の実騎手も素晴らしい騎乗ぶりを見せているし、高知の上位騎手の牙城はどうやっても崩れない感じ。今回のレースもそのような感じであった。日曜高知1R。5頭立てのC3-4の一戦。しかし大きいクラス編成により、能力差が図りにくく、予想がしにくくなったのは私だけではないだろう。慎重に検討しなければならない。先程の騎手の話に戻そう。現在高知リーディングは連対率6割以上を誇る赤岡騎手。大きく離れて倉兼騎手、西川騎手、中西騎手と続く。まさにこの通りの結果となったのだが、私は倉兼騎手のクオリティブレンドはほとんど軽視していた。ザムーンから1秒4差離れているし、別府騎手と西川騎手の高知3歳戦で活躍した2頭が怖かったからである。この2頭はザムーンとも力量差はないと考えており、騎手の力量差で3連単予想は、1着ザムーン赤岡騎手2着メイショウカネツグ西川騎手3着コスモアゲハ別府騎手となった。JRA転入初戦のC3-10組で3,4着に敗れたヒロコミステリー、クオリティブレンドは出番はないと考えたのだ。レースは注文通りザムーンがハナ。終始自らのペースで進み全く危なげなく逃げ切った。赤岡騎手らしい、ソツのない安心感を漂わせるレースぶりだった。これが連対率6割以上を誇る所以だろう。いつ見ても感服するばかりである。出遅れ気味だったクオリティブレンド。スタート後盛んにムチを入れ倉兼騎手は前に取りついていった。3コーナーあたりでメイショウカネツグを交わすと一気にスパート。メイショウカネツグを4~5馬身後方に追いやった。これには驚いた。まさにクオリティブレンドのクオリティ(=特性)を全て引き出した感じだ。前走のレースぶりを微塵も感じさせない一変ぶり。倉兼騎手の凄さが恒間みれた。西川騎手の粘りも忘れてはならない。本来なら4コーナーの手ごたえと着差を考えればコスモアゲハはメイショウカネツグを交わせていた。ただ別府騎手の追い込みは決まらないし、西川騎手のあの独特の追いで3着に残した。これが3着と4着の騎手の明らかな差である。道中の別府騎手も追い上げが遅く、それが結果となって表れた。馬の能力に加え騎手が最大の予想ポイントになる高知(しかし明らかに馬の能力が離れすぎている場合は着差となって表れるが)。赤岡→倉兼→西川これで5頭立てならが26倍。騎手の狙い目はずっと変わらないのだろうか。それとも台等してくる者はいるのか。その者はまだいない。
2010年07月12日
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