2013年12月06日
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平成4年9月6日の新潟3R4歳未勝利ダート1700mより。
単勝1.3倍のオンタリオシチーが人気に応え快勝。道中の不利もあったが、力で捻じ伏せてみせた。他のメンバーはというと、一長一短といった感じで、全馬横並びの印象が強い。そんな中、7番人気のヒカルフレミングが3着に追い込んだ。題でも触れてはいるが、勝ったオンタリオシチーを含めて、2、3着馬は連闘でここに出走してきた。4着以下は皆中2週以上。夏場の暑さにも負けず1勝を目指し、4歳での最後の夏の新潟を駆け抜けたヒカルフレミングに迫る。
前出で、全馬横一戦と書いたが、オンタリオシチー以外は過去2走、掲示板に載った馬さえおらず、こうなればどの馬が来てもおかしくはない。ヒカルフレミングは前走シンガリ負けということで人気を落としていたが、ここで2着したサンリバシャープとは0秒2差。近走成績を見ても嫌いたくなる馬だが、それとてサンタリオシチーを除く他の7頭と同じなのだ。その点をふまえ、何が他馬より好走要因としてもっていたものがあるかといえば、まず連闘が挙げられるだろう。前走のレースを、西園騎手は目一杯のレースと話している。この目一杯のレースを、「目一杯でシンガリ負けではどうしようもない」と捉えるのか、「目一杯のレースを使われ更に新潟最終日で使える状態とその意欲を買う」と捉えるのか。ここでの答えは後者だったのではないかと思う。ヒカルフレミングはこのレースに出走する前、過去8週で5回ものレースを使われてきた。いかにこの時代の競馬をいえど、明らかに多く、中1週→連闘→中1週→中1週ときており、今回連闘である。この意欲こそが、実力伯仲となっているこのレースにおいて他馬に勝る好走要因だったのではないか。
連闘が好走要因ではないかということは触れたが、ヒカルフレミングの近走内容から好走を汲み取ることはできなかったのか。前走と、3走前を簡単に振り返ってみる。前走は前述したようにシンガリ負け。勝ち馬とは2秒7差の7着と、見所なく、狙えない馬と捉えがちだが、ダート1700mの走破タイムは1分51秒7、上がり3Fは40秒0だった。これは、シンガリ負けといえど、このメンバーを考えたら上々なのである。まず、1700m経験馬の走破タイムはサンタリオシチーが1分49秒台を出しており、これは別格。後はこのレース2着のサンリバシャープが1分51秒5、ミスティシャープ、ピアレスサンハートに至っては1分52秒台なのだ。決しては悪くない内容といえる。そして上がり40秒0も、きちんと脚を使えている証拠。今回は上がり39秒7で、上がり2位の脚で猛然と差してきた。前走の内容をシンガリ負けと安直に捉えるのではなく、しっかりと分析していれば、ヒカルフレミングの良さを捉えられたかもしれない。3走前は芝の未勝利戦で7着、0秒8差。後方から伸び、なかなか見所があったレースだった。その後はシンガリ追走から差してくる、という競馬が続いたが、これも好走要因の一つであったように思う。このレース、傑出した先行馬がおらず、スローペース必至。いずれにせよ後方からの競馬を強いられるヒカルフレミングにとっては良かったのではないか。ゆったりした流れの中で脚を溜められた。(今回の通過順も8-8-9-7)勝ち馬、2着馬は1分50秒台で決着したが、3着の同馬は1分51秒3。持ち時計だけ走り、この馬の競馬をすれば自ずと結果は出ていたのである。近走成績から狙うとすればこの2点だったであろう。
連闘の概念は今も昔も変わらない。プラスに働かせようと思い、陣営は出走させるが、マイナスに働いてしまうこともある。今回のケースでは、馬券に絡んだ馬が全て連闘で出走してきた馬だが、夏の最終日となると、移動のこともあり、未勝利戦では尚、連闘馬が大挙出走してくる感覚がある。体調が良いからこそできないことであり、こと夏の未勝利戦(新潟、小倉)の最終週に関しては連闘というのはプラスに働いてくるものではないだろうか。





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最終更新日  2013年12月29日 11時30分07秒
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