70歳の青春

70歳の青春

PR

キーワードサーチ

▼キーワード検索

プロフィール

koukisinboy

koukisinboy

カレンダー

コメント新着

仙台っ子@ 悲しいお知らせ。 こちらのブログ主様は、2013年の12月に脳…
早川雄三@ skype友達探し大変 群馬県桐生市在住、78才 オカリナ製作と…
大塚理恵子@ Re:乳癌、前立腺癌の増加も牛乳が主犯だった!(10/16) はじめてブログ拝見しました。 あなたは創…
野母伊 志穂輔 @ Re:これが放射能の真実だ(09/28) >服部禎男氏と稲 恭宏氏の説が真実に近い…
にゃんた7151@ 動画、長過ぎ・・・ パチンコ業界の闇をあぶり出す動画だと思…

フリーページ

2006年11月20日
XML
カテゴリ: 過去の思い出
出社開始まで1週間しかない。この間に”経理のベテラン”に変身しなければ


一晩中いろんなことが頭の中を交錯し、考えがまとまらなかったが、朝の太陽の光を
見た瞬間、やるべきことが、整然と浮かんできた。

まず実務面では、そろばんの見取り算の練習、日常取引の仕訳、残高試算表作成、決算処理の方法をマスターすること。

理論面では、商法の会社法、企業会計原則、財務諸表規則の重点項目を頭に押し込むこと。

この方針で勉強するため、そろばんの見取り算の練習帖と商業簿記検定3級2級の問題集を
購入し、昼間はもっぱらこの2種類の練習。

夜は、大学で使った教科書並びに参考書を寝る間も惜しんで、必死に読んだ。


5~6冊を大学時代では考えられない真剣さで読み続けた。
自分の中に大きな変化がおきていることに気付いたのは、2日目の「商法ー会社法」を

読み出した時だった。
従来このような種類の本を読むときは、少し読んではまた戻って考えをまとめてから

また先へ進むのが通例だったが,この時は、読む側からどんどん理解でき、しかも
本の活字が行列を作って頭の中に吸い込まれるような感覚に襲われたのである。

そして1冊読み終わり、記憶を呼び起こすと詳細にわたって完全に記憶され理解されていたのだ。
過去の自分では考えられない奇跡だった。

その後読んだ本については、さらに読むスピードを上げているのに、同じように全てが
頭の脳味噌にしみこむ感じだった。

一週間の最後の日、今まで読んだ本の内容全ての復習をやったところ、6冊の内容が全て


追い詰められて、死に物狂いでやった結果、隠されていた能力が発揮されたのだ。
いわゆる火事場の馬鹿力的現象だったのだ。

そろばんの見取り算も一応恥ずかしくない程度にできるようになり、簿記に付いては
3日目で2級の問題が全て100%出来るまでになった。

これで明日は堂々と出社できると、その夜は早々にせんべい布団の上に大の字で熟睡した。


そして明日、想像もしなかった大きな幸運に遭遇することも、知る由もなかった。






お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2006年11月20日 23時06分17秒
コメント(2) | コメントを書く
[過去の思い出] カテゴリの最新記事


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

© Rakuten Group, Inc.
X

Design a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: